2016年11月29日

「アルスラーン戦記 / 漫画:荒川弘 原作:田中芳樹」最新第6巻発売!

img067.jpg【ネタバレあり】
父親の介護の為に「銀の匙」が休載になっている「荒川弘」の「アルスラーン戦記」の最新第7巻が発売された。
「銀の匙」と違い、原作があり作画のみ(それでも大変だが)とか、アニメ化という事もあり、こちらは何とか連載を続けていた様(掲載誌の「別冊少年マガジン」を優先したのかも知れないが)。
1〜5巻を読んだ時はそれ程引き込まれなかったが、今巻はかなり進展があって面白かった。
「ダリューン」「ナルサス」「キシュワード」「ファランギース」「エラム」「ギーヴ」など、、RPGゲームで言うところの「アルスラーン殿下」の「仲間」が揃ってきて(しかも各々のキャラや役割もしっかり差別化できている)、話も動いてきた。
勿論、ストーリーは「原作」があるのだが、「面白さ」はマンガ家の力量も大きく関係していると思う。
やはり「荒川弘」は凄いと思う。
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2016年11月27日

大野さんが可哀想過ぎる 大野さんVS小春本格化 「ハイスコアガール最新話 45Credit / 月刊ビッグガンガン2016 Vol.12発売」あらすじ&感想 「すばる先生」は完全に「紫織」を喰ってしまっている。

【ネタバレあり】
img069.jpg約2年のブランクから復活した後、休載もなく順調に掲載されている「ハイスコアーガール」の最新話。
再開後は、ハルオを巡っての「大野さんVS小春」のバトルがメイン。
大野さんファンで、ハルオと大野さんのキュンキュンする様な関係の進展を望んでいる読者は、小春が邪魔でしょうがないと思うが、意外と「小春ファン」の方が「大野さんファン」よりも多いのかも知れない。
小春が所属する「溝の口勢」と、ハルオが所属する「渋谷勢」との対決の最中に二人は抜け出す。
ホテル(布団のあるところ)に誘う小春に対してハルオは当然乗らないが、翌朝たまらずハルオに抱きついているところを、やはり渋谷で夜を明かしたであろう「大野さん」が目撃するところでヒキ。
img073.jpg一度直接対決に負けて吹っ切れた様だった小春なのに、連載復活後の小春が非常に積極的にハルオに迫るのが若干の違和感があるのだが、例の騒動で連載がストップしていた2年間を考えると、どの様な展開であっても読める事に感謝しなくてはならない。
その他の連載物としてはやはり「SHIORI EXPERIENCE-ジミなわたしとヘンなおじさん」が面白い。
メンバー集めや、曲作りやアレンジ等のリアルな厳しさをじっくり時間を掛けて訴える一方で、ジミヘン、カートコバーン等「27クラブ」の亡霊(?)が生身の人間に乗り移ったりする。
「現実の厳しさ」に時間を割きすぎて物語が停滞しているが、ようやくサックスの「井鈴」が戦列復帰。
その「井鈴」をしごき抜いて、なんとか使い物にしたのが、連載当初はヒールだった「吹奏楽部」の顧問の「すばる先生」
作者は、この「すばる先生」に非常に感情移入しているようで、今や主役(だった筈)の「本田紫織先生」を喰ってしまう勢いだ。
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2016年11月23日

読者人気は「桧山」の方がずっと高そう 完結の次巻の告白は絶対報われないだろうけど 「ぽちゃまに / 平間要」最新第7巻

img066.jpg【ネタバレあり】
前巻の第6巻から約8ヶ月という気の遠くなる様な(?)インターバルを経て、ようやく最新第7巻が発売。
その7巻のところでも書いたが掲載誌が変わった為か「説明的」な部分が多く新展開はあまり無かったが、今巻はかなり盛沢山。
「田上」と「紬」の中がぎくしゃくして、周囲には「破局」と騒がれる。
しかし、体育祭を切っ掛けに二人は再び固く結び付く。
その様子を見ていた「桧山」はやや落ち込むのだが、彼の双子の弟達が桧山を元気付けようとして水族館に誘うと、そこに「紬」と「田上」が。
一時は諦めたと思われた「桧山」の気持ちは、以前と同様吹っ切れないまんま。
「告白っつーのをしねえと、失恋もできねぇだろ」と弟達に漏らす「桧山」がカッコいい!
恐らくは次巻の第8巻で完結すると思われるが「桧山」の告白でクライマックスを迎えるのだろう。
読者人気は、明らかに「桧山」の方が高いだろうが、報われる事は絶対ないハズ。
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2016年11月20日

木絵が高台家をまとめている事が分かる良いエピソードだった 「YOU最新12月号 / 高台家の人々 最新第41章掲載」 群青にサイレン 空のエース獲得には裏があった!

【ネタバレあり】
img070.jpg【高台家の人々】
「茂子のカミングアウト編」(仮題)が、祖母「アン」のアドバイスにより一段落して、今回は「木絵」メインのお話。
高台家に嫁いで暫く経った「木絵」は、義理の父母達や「光正」が出張に出かけると、屋敷が余りに広い為1人でいると不安になり、お得意の妄想をしてしまう。
空き部屋になっている2階から人形が動き出し木絵の部屋に降りてくる妄想なのだが、その妄想が頭に入ってくる義妹の「茂子」も怖くて木絵の部屋に来る。
「ホラー映画では女二人でいると、たいていどちらかが.....」という木絵の心の声を聴いた茂子が弟の「和正」と「ヨシマサ」(猫)もこの部屋に呼ぼうと言い、翌日帰ってきた両親たちも含め皆が、木絵がアパートから持ってきた家具を置いてある部屋の隅に集まってしまう。
それを出張から帰った「光正」が見て「なんとも珍しいながめだな」とほほ笑む。
メッチャ生活レベルの違う「高台家」に嫁いできた木絵だが、もうすっかり高台家の一員になっている、いやむしろ高台家の家族の中心になっている事を仄めかすとても良く出来た回だったと思う。

img072.jpg【群青にサイレン】
以前、物語が停滞していると書いた「群青にサイレン」だが、この最新話から大きく動きそうだ。
「修二」と「空」が小学校の頃所属していた野球クラブで、空が修二からエースの座を奪った件には「裏」があったという事が明かされる。
「あのいとこの子に負けちゃダメよ」という空の母親が、野球クラブの監督に「身を挺して」空をエースに、修二を中継ぎでも抑えでもなく「ベンチ」にする様に指示していたのだった。
これを知っている空は修二に負い目がある。
一方、修二は「左利きのキャッチャー」という事で悩み、同じく左利きだった父親の昔のビデオを観てヒントを得ようとし、父と同じ雰囲気を持つ強豪「丈陽学園」のキャッチャー兼キャプテンのところへ「ピッチャーと仲が悪くてもバッテリーは組めるんでしょうか?」と相談に行くところでヒキ。
修二がキッチャーとして「嫌いな空」とやっていく事を覚悟して、今後が非常に楽しみになってきた。
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2016年11月13日

マンネリ打破の為か、「ほたる」が「ココノツ」の前から姿を消す 「だがしかし / コトヤマ」最新第6巻発売!

img065.jpg【ネタバレあり】
アニメ化もされた人気駄菓子マンガ「だがしかし」の最新第6巻が発売された。
5巻までのレビューを書いたつもりだったけれど見つからないので、たぶんアップの仕方を間違ったのかも。
今までは、過去の有名な駄菓子紹介が中心で、「ココノツ」と「はたる」の恋バナは(サヤ師の片思いも含めて)は、わりとサブストーリー感じだったが、6巻の最後で大きな動きがある。
夏の夜に「ほたる」に遂に告白しようとする「ココノツ」だったのに、理由は明かされないが「ほたる」が「ココノツ」達の前から姿を消してしまう。
ホームランバーの当たりバーを残したまま、季節は冬を迎える。
この突然の別れは、その「ハイスコアガール」の1巻のラストシーンを髣髴とさせる。
各レビューでも「マンネリ」「もう限界」などの声が多いので、その辺に対応した展開なのかも知れない。
「ココノツ」の事をひたむきに好きな「サヤ師」が、ハイスコアガールの「小春」の様な役回りになりそうで、確かに面白くなってきたかも知れない。
次巻が非常に楽しみ!
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2016年11月09日

今巻の目玉は書下ろしの「神社お祭り編」か? 「パステル家族 / セイ」最新第3巻ようやく発売!

img060.jpg【ネタバレあり】
1,2巻を紹介したところでも書いたが、この「パステル家族」は絵柄好みは大きく分かれるところだと思うが、登場人物のキャラは立っているし、ストーリーも練られているので、私は結構好きな作品。
最新第3巻はタクオとマヨとしおりが特にフィーチャーされている。
そして、Comoco(ネットアプリ)では読めなかった、50Pに渡る書下ろしもある。
神社の外国人の巫女さんと彼女の幼馴染の再会、と神社の再興の為のお祭りの企画など、タクオやマヨの見せ場も有りつつ、最後にはホロリとさせる「セイ」お得意の構成。
これはこれで良いのだけれど、書下ろしに時間が掛かるので、単行本の発刊インターバルが長くなってしまうのは痛し痒しかも。
ただでも、縦スクロールと言う「Comico」独特のフォーマットを通常の紙媒体の単行本に再構築するのに時間を要するので、ネットで読んでいても早く次巻が読みたい。
後に控えているエピソードの中でも、タクオが家庭教師先の生徒と一緒にゲーム大会を勝ち抜くお話しが大好き。
4巻のメインは、作者の「セイ」が非常に気に入ってる、タクオ一家が里帰りする「夏の思い出」のエピソードになりそうなので、上述のゲームのお話はまだまだ先になりそう。
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2016年11月08日

続編に突入する程人気があるとは思わなかった 「もぐささんは食欲と闘う / 大竹利朋」単行本第1巻発売!

img064.jpg【ネタバレあり】
面白くてどうしようもないと言う程ではないけれど、新刊が出たらつい買ってしまい、結局完結巻の第10巻まで揃えてしまった「もぐささん」の第2部。
急遽(?)続編が決定したのは知っていたが、こんなタイトルになっているとは思わなかった。
確かに「もぐささん」だけでは、内容が判りにくくて購買意欲をそそらないと思われる。
そこで、今流行りのロングセンテンス的タイトル(「やはり俺の青春ラブコメは間違っている」とか「ダンジョンに出会いをもとめるのは間違っているのだろうか」みたいなヤツ)程は長くないけど、ちょっと長めにしてみたのだろう。
そして「もぐささん」の第10巻のところでも書いた様に、もぐささんが栃木から東京の大学に進学し、一人暮らしを始める。
当然「小口くん」とは遠距離恋愛になるのだけれど「もぐささん」の悩みとしてはそっちよりも、一人暮らしで自由になった食生活。
「誘惑」(勿論食べ物の)の多い東京で、大量に食べてしまうのを如何にガマンするのかが第2部のポイント。
「水戸忍」という茨城出身の元ヤンと仲良くなったり、グルメサークル「食いしん坊」に加入して、そこのイケメン幹事長「神下」に「オレの恋人になれ!そして朝昼晩一緒に飯を食おう」と真剣に告白されたりして、もぐささんの東京ライフは充実(?)していく。
今巻ではあ「小口クン」の出番は殆ど無かったが、来年1月に発売予定の第2巻では「神下」との対決(?)がある様だ。
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2016年11月06日

タイトルとの乖離も大きくなり、もう「ぼっち」じゃないが、今が一番面白いかも 「私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い! / 谷川ニコ」最新第10巻発売!

img063.jpg【ネタバレあり】
前巻の9巻が3月末の発売だったので、約7ヶ月といういつもよりやや長いインターバルで、最新第10巻が発売になった。
9巻のところでも書いた様に「修学旅行編」が秀逸で、初期設定の「ぼっち」がかなり弱まってきたのだけれど、「ぼっち」なりの友情(?)も芽生えて、かなりよく出来ていた。
最新第10巻も、その「神巻」とも言える前巻の勢いを引き継いで非常に面白かった。
「黒木智子」の弟「智貴」を中学生の頃から好きだった「小宮山さん」がメッチャフィーチャーされる。
また智貴のクラスメイトで智貴を好きな「朱里」(あかり)とその友達「紗弥加」(このキャラも秀逸)も、絡んできて智貴を介して、智子の周辺は益々賑やかになっていく。
また修学旅行で同じ班になった「ヤンキー」と「友達とケンカした子」や「ウッチー」、そして智子をいつも気遣う「生徒会長」もうまく絡ませて、笑わせられたりホロリとさせられたり(これはあまり無いが)して、今巻も何度も読み返す面白さ。
アニメが終わって久しいし、「ばっち」感も薄れたし、タイトルとの関連も弱くなっているが、ひょっとしたら現在が一番の充実期に入っているのかも知れない。
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2016年11月05日

「箱庭のソレイユ / 川端志季」単行本最新第2巻発売! 「有希先生」は「天使」の作品を自分の作品と偽っていた!

img058.jpg【ネタバレあり】
あの「このマンガがすごい!2016」でオンナ編5位にランクインさせた「宇宙を駆けるよだか」の作者「川端志季」の最新作「箱庭のソレイユ」の最新第2巻が発売された。
ここ一ヶ月くらい、弊ブログの「宇宙を駆けるよだか」の記事のアクセスが急上昇するなど(これは「君の名は。」効果もあるかも)、川端志季の注目度がかなりアップしている模様。
第1巻のところでも書いたように、冒頭からかなり謎に満ちた展開。
今巻では、成長した「宿夜点治」(この不自然な名前にも作者の仕掛けがあるハズ)が「あさひ」の前に現れて「あさひ」は動揺する。
「点治」(あさひは「天使」と呼んでいる)が、子供の頃に殺したとされた絵画教室の先生「有希先生」は、実は「点治」の絵を自分の絵だと偽って、美術コンクールに出品して最優秀賞を取った事が早くも明かされる。
また「有希先生」の弟の「伊月」(いつき)も、姉の復讐の為に「点治」を毒殺すると脅すなど、怪しさ満載で、現在のところ誰の「真意」もよくわからない。
「あさひの母」も何か事情を知っていそうだし、ますます謎は深まるばかり。
前巻では「有希先生」は「天使」を守る為に自ら死んだのではないか、と書いたが弟の「伊月」の為だったのではないか?
とにかく早く第3巻が読みたい。
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2016年11月04日

友風子の絵柄が魅力的 「サヨナラ自転車 / 原作:櫻川さなぎ、漫画:友風子(ゆうふうし)」単行本第1巻発売!

img062.jpg【ネタバレあり】
これまた書店の平台で未読のマンガをチェックしていた時に引っ掛かった作品。
高校生の「亜優」の前に、小学校時代からの幼馴染みで死んでしまったハズの「俊輔」が現れる、という2013年に電子書籍「エブリスタ」で掲載されていた人気小説のコミカライズ作品。
今流行りの「ラノベ」+「ライトSF」+「純粋な恋物語」路線。
私は内容を確認する前に、絵柄とタイルトルが気に入り購入した。
「亜優」と「拓己」と「俊輔」は小学生からの大親友。
男子2人と女子1人の組み合わせにありがちな、女の子を巡っての奪い合い、変な遠慮、男同士の友情等が描かれている。
ありがちと言えばありがちなのだけれど、「友風子」の絵柄の魅力で次巻の2巻もきっと買う。
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2016年10月30日

超遠距離恋愛で歳の差も広がっていくと言うアイディアが面白い  「ほしのこえ / 原作:新海誠、漫画:佐原ミズ」

img059.jpg【ネタバレあり】
暫く当ブログが滞っていた理由は、この「ほしのこえ」について何をどう書けば良いのわからなかったからかも。
一応「読んだ順に書く」という自分なりの規律があったので止まってしまった。
文章にならない時の常套手段として箇条書き。

☆舞台は2046年、他の知的文明の調査の為に、語り部(?)である「ノボル」くんの好きな女のコ(長峰さん)が遠い宇宙に旅立つ話。

☆メールは出来るのだが距離が遠すぎて届くまで8年位かかる「超遠距離恋愛」となる。

☆女のコ達が、バトルスーツみたいのを着て敵と戦うという、いわゆる「エヴァンゲリオン以降」の世界。


☆「ウラシマ効果」(?)で、光速で移動している「長峰さん」は、地球にいる「ノボル」くんよりも歳をとるのが遅いので二人の歳はどんどん離れていく。

☆自分は「エリート」ではないので宇宙に行くのを断念していた「ノボル」くんが、最後には努力して「長峰さん」に会いに行こうと決心する、というところで終わり。

絵柄は「エヴァンゲリオン」っぽい感じ(よく見ると全然違った)で、このストーリーとよく合っているし、「新海作品」の特徴である「離れ離れになった二人が再会する」というパターンでは、最大のスケールで面白いと思う。
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2016年10月26日

【私の少年 / 高野ひと深】の最新第9話「嘘」掲載  「月刊アクション12月号」購入! 「高野苺のorangeスピンオフ「須和弘人」(前編)60P掲載!

アクション12.jpg【ネタバレあり】
現在、最も私が入れ込んでいるマンガと言っても過言ではない「私の少年」の最新第9話を読む為に「月刊アクション(双葉社)」12月号を購入。
「私の少年」は前号の11月号で、最後に「真修」の父親が出てきてヒキ。
最新号では「真修」がその父親によって「サッカークラブ」を辞めさせられる。
それを知った「聡子」は、自分の会社(スポーツ用品関係)がやっているクラブや隣町のクラブを真修に紹介するが、聡子と一緒に練習をしている「毎週金曜日の夜」に活動のあるクラブに難色を示す。
しかし、聡子は自分が教えるよりもきちんと指導をしてくれるクラブを、自分の本心とは裏腹に真修に進める。
すると真修は、自分が父親にクラブを辞めさせられても公園で練習を続けていたのは、聡子に会いたかったからだと告げ、聡子は思わず真修を抱きしめてヒキ。
img057.jpg今時点では、二人の気持ちは恋愛感情にまで発展していないが、すでにその一歩半くらい手前まで来ている感じではある。
前号のヒキから、真修の父親と聡子の直接対決になるかと期待したがまだそれは、お預け。

また「別マ」を放逐(?)されたが、双葉社の「月刊アクション」に拾われ(?)て、実写映画化、アニメ化の大ヒット作になった、高野苺の「orange」のスピンオフ作も一挙60P掲載されている。
今回は「翔」が事故死した直後の世界での、須和と菜緒のお話。
本編では成人した須和と菜緒は結婚し子供を設けるのだけれど、このスピンオフではまだ心の中が「翔」で一杯の菜緒に須和がアプローチしていく過程が描かれている。
「別マ」時代や「単行本」を読んだだけでは気付きにくいが、この「月刊アクション」のリーグの中に入ると画力の高さが際立つ。
今月号の「須和編」はまだ「前半」なので次号の「後半」が待ち遠しい。
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2016年10月17日

新海誠は「再会」するというシチュエーションが好き?  私は種子島の「花苗」派だった 「秒速5センチメートル / 原作:新海誠、漫画:清家雪子」

IMG_1569.JPG
【ネタバレあり】
「君の名は。」の歴史的大ヒットを飛ばした、新海誠が2007年に発表したアニメーション映画のマンガ版。
マンガ版の方は2010年〜11年にかけて「アフタヌーン(講談社刊)」に連載されたもの。
タイトルの「秒速5センチメートル」は花びらの落ちる速度との事。
静岡から転校してきた「明里(あかり)」と長野から転校してきた「遠野」は、お互い慣れない東京での生活のせいもあり自然に惹かれあう。
二人とも合格した私立中学への進学を目前にして「明里」は、栃木の岩舟へ引っ越ししてしまう。
その内、遠野の方も鹿児島の種子島への転校が決まる。
種子島へ行くと会う事が難しくなると思い遠野は栃木まで「明里」を訪ねる。
降雪という障害が立ちはだかるがなんとか二人は出会う。
この辺の流れは非常に胸キュンもの。
そして物語は「種子島編」に。
種子島に住む「花苗」は転校してきた「遠野」を好きになり、サーフボードに立てたら告白すると決める。
しかし、どこか遠い人の事を見ている「遠野」に気付き、告白できないが「遠野」を好きだという気持ちは捨てられない。
この後、社会人になった「遠野」とその彼女の「理紗」の「東京編」もあるが、私はやはり種子島の「花苗」が一番、健気で好きだ。
原作アニメでは、大人になった「遠野」と「明里」が踏切ですれ違い、お互いが誰かを瞬時に理解するが、声を掛ける事もなくそのまま分かれる、というところで終わりらしいが、マンガ版では種子島へやってきたサーファーの青年から告白された「花苗」が、自分の気持ちに決着を付ける為に東京へ行き、「遠野」らしき男を見かけたところで終わり。
マンガ版では、「花苗」のハッピーエンドで終わりそうな雰囲気が示唆されているが、どうなるかは正確に描かれていない。
それにしても、新海誠は、離れた二人が「再会」するというシチュエーションが好きなようだ。
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2016年10月14日

作画のはっとり氏の功績は大きい 「少女不十分 / 原作:西尾維新 漫画:はっとりみつる」 最新&完結第3巻発売

img028.jpg【ネタバレあり】
前巻の第2巻から約2ヶ月というハイペースで「少女不十分」の単行本最新第3巻が発売された。
「小学生の少女に誘拐・監禁される」という冒頭の設定が2巻が終わるころにはまったく崩壊して、いつでも逃げられるのに、西尾維新を投影したと思しき語り部の大学生は、少女が気になって(魅入られて?)ずっと少女のウチに留まり続ける。
今巻では少女との入浴など、ますます男子の夢を体現していく。
そして、同居を続ける内に少女の奇妙な行動は、親がノートに書いたルールに従ったものだといういう事が判明していく。
大学生はようやく2階の両親の寝室へと足を踏み入れて、両親が互いに殺しあって死んでいる(そんな事は可能なのか)のを発見。
遂に少女は限界に達して倒れ、眠りに就く為に大学生に何か「お話を聞かせて」くれるよう頼む。
そこでした話を元に彼はプロの作家として生活していける様になるというオチ。
この事件から10年後にその少女は新人の編集者として彼の前に現れるというラストは蛇足の様な気もするが、こういう胸キュン的なエンディングを加えておいた方が、映像化された時に効果的なのを西尾維新氏はよく知っている。
まあ、あらすじだけ追うとなんという事のない話のようだが、やはり作画の「はっとりみつる」の絵柄がこの作品の世界観をより分かり易くしていて、はっとり氏の功績は大きいと思う。
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2016年10月13日

周囲の状況は「橘あきら」を陸上に引き戻そうとしているが......。  「恋は雨上がりのように / 眉月じゅん」最新第6巻発売!

img027.jpg【ネタバレあり】
私が以前5巻までを購入した時に「アラフォー、アラフィフ親父のファンタジー」と書いた「恋は雨上がりのように」の最新第6巻が遂に発売された。
詳しいことはその以前書いた事を読んで頂けばわかるが、今巻も一途に「バツイチ、45才」の冴えないファミレス店長を一途に思う、美少女高校生の「橘あきら」が健気に描かれる。
また、あきらのバイト仲間の「西田ユイ」が、あきらに思いを寄せる「吉澤」を好きになり手編みのマフラーを贈ろうと頑張ったり、冴えないファミレス店長「近藤」の別れた妻と思しき女性が「あきら」と遭遇したり、「あきら」と同様アキレス腱断裂の手術を受けて陸上部でh将来を期待される「倉田みずき」の登場など、「あきら」と「店長」以外のキャラ達も良い動きをしている。
ネタバレ防止の為に詳しくは書けないけど、あきらの周囲の状況があきらを陸上に引き戻そうとしている。
あきら自身は「店長」への思いがつのりまくり陸上など眼中にない様子だ(というか無理に目を背けている様に描かれている)。
表紙のあきらが陸上のユニフォームを着ている事から次巻くらいで、店長に説得されて陸上に復帰しそう。
個人的には、同じファミレスに勤務する「加瀬」の血の繋がっていない姉が大好きなので、また登場して欲しい!!
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2016年10月10日

「私の少年」にハマっている人にはオススメ 単なる「BL」ではないちょっと感動するお話 「「す」のつく言葉で言ってくれ / 高野ひと深」

img025.jpg【ネタバレあり】
私が現在最もハマっているマンガで、世間の評価もうなぎ登りの「私の少年」の作者の「高野ひと深」の前作に当たる(多分)作品。
作者も「私の少年」の後書きで言っていた様に「高野ひと深」の出自はBL畑。
最近では、お陰様で(?)BLに対する耐性もかなりついてきたので「高野ひと深」が書いたものなら、まず間違いないであろうと確信して当然購入。
キラキラしていて、自信家だけどちょっと小心だったり、困った人をほっておけなかったりする「生徒会長」のキャラがまず素晴らしい。
彼が「自分を好きに違いない」と確信している後輩の乙坂は、なかなか告白してこない、という基本設定からどんどん話を広げていく物語作りのうまさは秀逸。
単なる「BL」ではない「奥行き」と「幅」があるり、最後はちょっと感動してしまうし、画力もこの頃からかなり高い。
「私の少年」で「高野ひと深」ファンになった人ならきっと皆気に入ってくれると思う、いや気に入るんじゃないかな、気に入って欲しいな、気に入ってくれると嬉しいな、という読み手を選ぶ作品ではあるが私はメチャククチャハマった(BLを嫌悪している人は初めからダメ)。
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2016年10月02日

【私の少年 / 高野ひと深】の最新第8話「水と光」掲載  「月刊アクション11月号」購入! 「踏切時間 / 里好」の単行本第1巻の発売日も決定!

月刊アクション 11.jpg【ネタバレあり】
今や私の中で、現在進行形のマンガでは一番面白くて続きが気になる作品になってしまった「私の少年」の最新第8話が掲載されている「月刊アクション11月号」を購入した。
「月刊アクション」は第7話が掲載された「9月号」を初めて買った(「10月号」は「私の少年」が休載だったのでスルー)。
他の作品については「9月号」のところで軽く触れたけれどやはり「里好(さとよしみ)」の「踏切時間」がダントツに面白い。
待望の単行本第1巻は12月12日(双葉社刊)に発売決定!
本題の「私の少年」については増々絶好調。
今回は、親に全くかまって貰えないであろう「真修」を「聡子」がプールに誘う。
これがまた練りに練られた秀逸な展開で、水着のセレクション等で「聡子」の微妙な心の揺れを表現している。
また、第1話が「マンガ史上最も美しい第1話」と評価された事を意識してか、その1話を超えるような作画を目指している様。
タイトルの通り「水と光」の表現が素晴らしく、作者「高野ひと深」の画力の高さが遺憾なく発揮されている。
img013.jpg「プール」という選択は、「真修」と「聡子」の中が「肌を出しての付き合い(水着だけど)」を通じて、若干距離を縮めるというシチュエーションと、「第1話を超える美しさ」を目指す為のセレクトかも。
そしてラストのヒキでは遂に「真修」の父親が登場する。
真修のクラスメイトの「小片さん」が、母子でも姉弟でもない二人の接し方に疑問を持ち始めそうで、「小片さん」も超重要人物。
ホントに物語の持って行き方がウマイ!ウマすぎる!
一刻も早く「第9話」が読みたい!
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2016年09月28日

今巻も強烈なヒキ!!  「早く完結巻の15巻を読ませて!」 「女王の花 / 和泉かねよし」単行本最新第14巻発売

img007.jpg【ネタバレあり】
前巻の第13巻から約7ヶ月のインターバルで順調に最新第14巻が発売された。
「亜姫」と「土妃」の決戦がついに始まり、武力戦、頭脳戦が繰り広げられる。
今回の目玉の一つは「土妃」のデブの愚息がメッチャ痩せてイケメンになってしまった事。
しかし、その後すぐに死んでしまう。
息子を亡くした「土妃」から家臣が去り、「亜姫」の策略で絶対多数だった「亜国」軍が敗走する。
ほぼ勝利を手中にした「亜姫」と「薄星」は崖から転落し急流に流されて逃げ延びたところを敵軍に囲まれたとろで、場面転換。
長い時間が流れ最終4ページで「女王」と呼ばれる女性(亜姫?それとも亜姫の娘?)とその娘?名のかも知れない「春琴」と呼ばれる女の子が登場してヒキ。
今までも「凶悪」とも言えるヒキが多数あったが、完結前の14巻も今まで史上最も強力なヒキが!
15巻はこの間の説明で費やされると思う。
そして、この大河歴史ロマンも遂に次巻15巻で完結となる。
posted by judas at 23:45| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 書籍関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年09月27日

「聲の形」も映画絶好調の為か過去の記事のアクセス数急上昇

IMG_0749.JPG大今良時の「聲の形」が劇場版映画として公開され歴史的ヒットを続けている「君の名は。」に次ぎ、初登場第2位の好スタート。
その為か、前回書いた「宇宙を駆けるよだか」同様、過去に私が書いていた「聲の形」の記事のアクセスが急上昇。
マンガの連載を始める時にも障がい者への差罰にならないか、講談社の法務部や「ろうあ協会」へ念入りの確認をしたらしいが、マンガの大ヒットを受けての映画化だけのにスムースに行った様だ。
「君の名は。」の新海監督の映像美に対抗しうる、老舗(?)の「京都アニメーション」の美しさも期待できるところ。
「君の名は。」があまりに大ヒットしている為に、初めてアニメ映画を観に行った人は、是非この「聲の形」を観て欲しい。
ちなみに、前半では「大ヒール」で後半では美味しいところを全部持って行った「植野直花」の検索ワード数が非常に多い。
posted by judas at 23:37| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 書籍関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

今頃「宇宙を駆けるよだか」のアクセスが急上昇しているのは「君の名は。」効果か?

img488.jpg何故か今頃、過去にアップした「川端志季」の「宇宙を駆けるよだか」の全ての記事のアクセス数が急上昇している。
どうしてなのか調べてみたら、マンガダウンロードサイト(スマホのヤツ)で、現在一巻だけが無料で読めるらしい。
全3巻の内の3分の1が読めてしまうのだから豪華。
その続きのネタバレが皆さん知りたくて検索した様。

そしてもう一つ有力なのが「君の名は。」効果説。
「君の名は。」の歴史的大ヒットで「高校生の中身の入れ替わりモノ」が探されているのではないか。
探しているのは、単に映画を見て感動した人たちかも知れないし、二匹目のドジョウを狙う業界の人々かもしれない。
「宇宙を駆けるよだか」は、冒頭では見た目の良い女の子とそうではない女の子の中身が入れ替わってしまう。
そして、仲間達がそれをもとに戻すためにいったん男女で入れ替わったり男同士で入れ替わったりと、大変な苦労(?)の後、元に戻るお話。
ひょっとして、アニメ化どころか、実写映画化の為のリサーチか?
posted by judas at 00:26| 東京 ☀| Comment(3) | TrackBack(0) | 書籍関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする