2012年01月29日

世間的には最高傑作だけど、Policeは5枚全部が名盤「Reggatta de Blanc / The Police」

かやの001.JPG2003年のリマスデジ+パックシリーズが安かったのでまとめ買い。
先日の1stに次いで今回は、世間的には最高傑作に推す人が多い2ndの「Reggatta de Blanc(白いレガッタ)」
リアルタイムではそれ程Policeに入れ込んで無かった為「白いレガッタ」というのは単純に「白い船の事」だと思っていたが、船のレガッタなら「Regatta」と綴り、アルバムタイトルに使われている「Reggatta」とは異なる。
Policeの「Reggatta」はレゲエ(Reggae)との駄洒落?の様で、すなわち「白人のやるレゲエ」を意味しているそう。
内容の方は世の中の評判通り「最高傑作」と言っても良い程の充実ぶり。
特にインストパート中心の「Death Wish」とタイトルナンバー「Reggatta de Blanc」の2曲が素晴らし過ぎる。
「Reggatta de Blanc」の方は初期のステージに於いて、観客とのコミニケーションの為の重要曲で、掛け声の「イヨ〜、イヨ〜」は、フレディの「レーロ」と同じ位会場を盛り上げる。
アメリカでもヒットしてPoliceを世界的大メジャーに押し上げた「Message In A Bottle」は言うまでもなく、「Bring on The Night」「The Bed's Too Big Without You」「Walking On The Moon」等、名曲がひしめき合う。
また「Walking On The Moon」のシングルのB面の「Visions Of The Night」も1stを思わせるパンキッシュで格好良い曲なのだけどアルバム未収(ボートラで入れて欲しかったが、今はYouTubeで簡単に聴ける)。
前述の様にPoliceの代表作と言われる事が多いアルバムだが、私個人ではPoliceの残した5枚のスタジオアルバムはすべて甲乙付け難い程のレベルの高い作品だと思う。

↓この曲をやるとホント盛り上がる。


↓自由自在のリズムが超カッコイー。
スチュワート・コープランドの張りの固いメロタム廻しを聴いていると、Rushのニール・パートを思い出す(judas私感)。
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2012年01月26日

やっぱ1stもメチャいい!「Outlandos D'Amour / THE POLICE」

006.JPGまたまた「アマゾンを彷徨っていてオーダーしてしまったシリーズ」から、Policeのアルバムが続々到着。
2003年に発売されたリマス+デジパック盤で、まずは1stから紹介。
当たり前だが、まず音が良い。
只でさえキレキレの若きPoliceの演奏がよりクリア。
ヴォーカルも前へ飛び出してくる感じ(judas私感)。
そして、何より曲がイイ。
「Next To You」「So Lonely」「Can't Stand Losing You」「Truth Hits Evrybody」「Peanuts」等、後のPoliceの有名曲と比しても遜色なしと言うか、それ以上と言っても良い名曲満載。
イマイチ退屈だった初期の代表曲とされる「Roxanne」も「So Lonely」と「Hole In My Life」を繋ぐ曲として良く機能しており、今更ながら再認識。

Policeについてはよく「パンクムーヴメントを利用して出てきた知能犯」的な言い方をされており、確かにそれは間違いではないが、1stにはパンク・スピリッツも横溢していると思う。
皆が言う「パンクの皮を被ったレゲエ野郎」というより、むしろ逆に「レゲエの皮を被ったパンク野郎」と言った方が、私はしっくり来る様な気がする。
演奏力、作曲能力が異常に高いだけで、1stは「パンク」で私としては異存はなし。

1. Next To You
2. So Lonely
3. Roxanne
4. Hole In My Life
5. Peanuts
6. Can't Stand Losing You
7. Truth Hits Everybody
8. Born In The 50's
9. Be My Girl - Sally
10. Masoko Tanga

↓Policeの全曲の中でもトップクラスに好きな曲。
アップテンポになったサビからテンポを落とした時のノリがRushっぽい(逆か?)


↓Policeの中でもトップクラスに好きな曲(その2)
Policeが演奏する、ハイスピードな曲もホントいい。
posted by judas at 23:15| 東京 晴れ| Comment(0) | TrackBack(0) | ブリティッシュなロック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年01月22日

こういう特装版は意味がある「ましろのおと / 羅川真里茂」最新5巻(CD付き特装版)

006.JPG待っていた「ましろのおと」の最新第5巻がようやく発売。
しかも、今回は津軽三味線のCD付き特装版も同時発売なので、そちらを購入。
CDの内容は、これまで物語中に登場した曲が6曲収録されており、親切な事に何巻のどんな場面の曲か、ちゃんと書いてある。
「BECK」や「カノジョは嘘を愛しすぎてる」などの「ロックバンドもの」だとおおよそどんな音か想像がつき自分の脳内でBGMとして流す事が出来るが「津軽三味線」は結構難しい。
いわゆる「じょんがら」にも色々なヴァリエーションがある様なのだ。
私がこのマンガを読んでいて、脳内で流れてくるのはどうしてもQueenの「Brighton Rock」になってしまっていた。
私の「じょんがら」の予備知識なんてそんなものだったのだ(笑)。
今回付いていたCDを聴いて、初めて「ああ、あの場面で主人公が弾いていたのはこんな曲なんだ」と言う事がわかり、マンガへの感情移入度が更に高まったと言える。
昨今のマンガは、色んなオマケの付いた「特装版」がトレンドになりつつあるが(Tシャツとか、スゴイとこでは「宇宙兄弟」の「実際に大気圏を突破したロケットから分離されたパーツの破片」ってのがあった)、マンガの理解度を深める為の今回の様なアイディアは素晴らしいと思う。
非常に意味のある「特装版」だと思うが、1940円というのは若年層にはちょっとキツいかもしれない。
「誰かYouTubeにアップしてやれ!」と思ったらちゃんと講談社がオフィシャルのPVをアップしており、断片的にだがこのCDの収録曲が聴ける。

CDのことばっか書いたが、マンガの内容も佳境に入り、様々なライバル達や仲間達の結びつきが描かれ「このマン」上位ランキングに恥じない面白さ。

↓これが上記のPV
posted by judas at 23:06| 東京 晴れ| Comment(0) | TrackBack(0) | 書籍関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

EPとのカップリングの方を買った方がお得「Surfer Rosa / PIXIES」('88)

img311.jpg例によってアマゾンを彷徨っていた時に見つけて購入。
いわば「アマゾン衝動買いシリーズ」
Pixiesはフルレンスの2ndの「Dolittle」と3rdの「Bossanova」Best盤の「Death to The Pixies」を持っており、自分でも意外だが結構好きなバンド。
世間的には、ニルヴァーナのカート・コバーンに多大な影響を与え「グランジの祖先」として祭り上げらているが、私は90年代半ばにBeat UKにフランク・ブラックがチャート・インしていて、ブラックからバンドに遡ってたどり着いたクチ。
フランク・ブラックは、Pixies時には「ブラック・フランシス」と名乗ってて、ちょっと分かり辛かったし、もう一枚の看板のベースのキム・ディールも初期には「ミセス・ジョン・マーフィー」と名乗っていたり、ちょっとメンド臭い奴ら。
「売れたののは絶対ルックスではない」と言い切れる各メンバーの外見には好感は持てる。
ノイジーでラウドなギターと、キュートなメロディを叫ぶブラックのヴォーカル(曲によってはキム・ディールの弱々しいヴォーカル&コーラスが入る)と言う、今ではかなりフツーなロックだが、80年代中期では確かに新しかったかも。
この1stフルレンスアルバムの「Surfer Rosa」は、彼らのアルバム中でも名盤の誉れが高く(前述のカート・コバーンがベタボメしているから?)、「Bone Machine」「Break My Body」「Vamos」辺りは良い。
でも、私は2ndのDolittleaと、その一曲目の「Debaser」がなんと言っても好き。
1stは、2nd以降に比べるとまだアイディアが貧弱で荒削り過ぎな気もする。
で、今回この「Surfer Rosa」を買ったのは、1st以前のデビューEP「Come On Pilgrim」がカップリングされてる事を知ったからなのだけど、結局来たのは「Surfer Rosa」だけが入ったもの。
アマゾンレビュアーが「EPとのカップリングです」と書いていたので買ったのが間違い。
確かにカップリングされている盤もあるのだけど、私は間違えて?違う方を買ってしまったらしい。
まあ、安いんで(カップリングされている方も殆ど同値だが)許すけど、EPの「Come On Pilgrim」だけの盤を買う気は今のトコ起きない。

↓やっぱ私が彼らで一番好きなのはコレ(上記の画像の1stには入っていないので注意)。
ルックスに全く気を使わないトコが良い。


↓上記の「Surfer Rosa」の中ではこの曲が好き。
posted by judas at 00:02| 東京 雨| Comment(0) | TrackBack(0) | アメリカンなロック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年01月20日

本当は切なく優しいタイトルチューン「Marquee Moon / TELEVISION」(リマス・ボートラ付き)

006.JPGいつもの様にアマゾンを彷徨っていたら2003年にTELEVISIONの1st「Marquee Moon」のリマス、ボートラ付きの紙ジャケ(輸入版)が出ていた事を知って購入。
勿論アナログ盤は持っていたが、メチャクチャ好きで聴きまくったという程ではなかった。
ニューヨークパンク一派のファンの「作られたイギリスのお子様パンクとは全然違うもんね」というスノッブなスタンスがイヤというのもあった(例によっての私の悪い癖だ)。
でも、Ramones,Talking Heads,Paty Smith Groupあたりまでは好きだったけど。
で、今回聴き直したらとんでもなく転がった、転がった、転がりまくった。
もっと、神経症的でトンガっていたと思ったギターが、とても切なく優しく聴こえた。
タイトルチューンの「Marquee Moon」は勿論の事、「See No Evil」「Venus」「Friction」と言った旧A面群が素晴らし過ぎる。
B面ラストの「Torn Curtain」の叙情性はブリティッシュ的でもある。
トム・ヴァーレインだけが弾いていたと思ったソロは、もう一人のギター、リチャード・ライトも4曲で「リードギター」のクレジットがあった。
しかも「Marquee Moon」の最初の方のソロもリチャード・ライトとなっている。
レコードデビュー前には、あの、リチャード・ヘルが在籍した事も有名で、決してトム・ヴァーレインだけのワンマンバンドではなかった。
今回アルバムをじっくり聴き直すと、バンド全体のアンサンブルの素晴らしさからもハッキリわかる。
また、各楽器がくっきりしたリマスも効果絶大で、それが分かり易くなった。

全世界のZEPファンを敵に回す事覚悟で言い切ると「Marquee Moon」は「天国への階段」に比肩しうる程の名曲。
特にサザンロック以外での10分を超えるギターチューンではアメリカ産の曲の中で一番好き(結構限定してるが・笑)。
ギターとヴォーカルが身悶えする程切ない。
また、ボートラには「Marquee Moon」「See No Evil」「Friction」の、Alternative Versionが入っており、ヴォーカルとギターが結構違う「Marquee Monn」は、オリジナルヴァージョンと甲乙付け難い位良い。
買うなら絶対このボートラ付きの盤をオススメする。

ちなみに「Marquee」とは、お店の入り口の上方に付いている「庇」(ひさし)というか張り出した「軒」の事らしい。
また、hammersmith Odeonなどの劇場の入り口の上の「本日の出演バンド」を表示してある部分もそう呼ぶ様。
英国の「マーキークラブ」の事を歌っているのかは不明だけど、軒下から夜空を見上げて月が見えたらこの曲が脳内で自動再生されそうだ。

☆現在はアイドル専門誌になっているらしい、元プログレ専門誌?の「Marquee」も最初は「Marquee Moon」だった(誰も覚えてないし、どうでも良い情報)。

↓4分半過ぎ位から始まるギターのオーケストレーション(?)が圧巻。
パンクもニューウエィブも伝統的ロックも超越した、不朽の名曲。
posted by judas at 00:55| 東京 晴れ| Comment(4) | TrackBack(0) | アメリカンなロック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年01月16日

「Queen Live At Wembley Stadium-25th Anniversary Edition」(2DVD+2CD)

001.JPGQueen結成40周年記念の昨年、'86年に行われたウエンブリー・スタジアムのライブDVDの「25周年記念エディション」が発売されていたので購入。
このライブはQueenのファイナルツアーにあたる「マジックツアー」の一環で86年の7月11,12日の2日間に渡って英国のウエンブリースタジアムで行われたもの。
Queenの歴史に於いても最大級のコンサートで、Queen最後の栄華が克明に記録されている。
選曲的には、キャリア全般をカヴァーする必要上「薄まってる」感じは否めないけど、冒頭の「神々の業」「輝ける七つの海」を含むメドレーは圧巻。
ヴォーカルインプロヴィゼーションを中心にした「Impromptu」や、例の「レーロ」という観客との掛け合いなど、その後のフレディを予見させる兆候は全く見当たらず(まだ5年も前だし)、パフォーマーとしてのフレディ・マーキュリーの絶頂期を堪能できる。
で、25th Anniversary Editionは、従来のフォーマットに、製品化されてなかった7月11日の方のコンサートを完全収録したDVDと、7月12日の方の音源のCD2枚がセットされて、計4枚組となっている。
CDの方は、以前から発売されている物と同じだし私も持っているけど、リマスの為音質が向上しているので、持っていても損はないかも。

↓今回初めて観た7月11日の方は途中から雨が降ってきたのだが、それもまた感動を盛り上げる。

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2012年01月13日

余りに崇められ過ぎなので冷めつつも「The psychedelic Sounds Of The 13th Floor Elevators」(2CD)

003.JPG「Nuggets」の中でも一際輝いていた「13th Floor Elevators」の1stが到着。
先日書いた「You're Gonna Miss Me」で印象的に聴こえる「バケツみたいなモノにマイクを仕込んでポコポコいってる楽器」はエレクトリック・ジャグという名前らしい。
エレクトリックではない「ジャグ」ってどういう音がするんだろうか。
私は余り良く知らなかったが「13th Floor Elevators」に影響を受けた後進のバンドは数知れず、90年に出たトリビュート・アルバム(正確にはバンドというより、ロッキー・エリクソンへの)には、R.E.M、プライマル・スクリーム、ジーザス・アンド・メリーチェイン,ZZ.TOPなんかが参加しているそう。
リスナーやジャーナリズムの間でもかなり神格化されている様で、なんとなく熱が冷める。
とは言え、1st収録の曲はどれも良く、とにかく「エレクトリック・ジャグ」が効いている。
特に「Through The Rhythm」「You Don't Know」「Roller Coaster」が好き。
で、私が今回購入したのは、2010年に出た,モノとステレオミックスの2枚組。
Disc 2には、ボブ・サリヴァンという人物によるサイケなミックス(左右のスピーカーをグルグル廻る感じ?)が5曲入っており、計27曲入り。
かなり詳細なブックレットも付いていて人気の高さが伺える。

そんな「崇め立て奉られてる」バンドとは知らずに聴いたら、ホントに転がった。
サイケ+ガレージ的というだけでなく、個性的なメロディと、あのジャニス・ジョプリンも影響を受けたのではないかと言われているロッキー・エリクソンのエモーショナルなシャウトを多用した唱法がメチャカッコいい。
その後、彼はドラッグで精神を病みヘロヘロになり、シド・バレット状態が長く続いたらしいが、現在は目出度くカムバックしていると言う事。

↓「You're Gonna Miss Me」とはまた違ったエレクトリック・ジャグの使い方に転がる。
途中からのテンポチェンジも格好良い。


↓しつこくこれもまた張る。先日貼ったのとはまた違うアイドルっぽい?映像。やっぱエリクソンの声良いわ。エレクトリク・ジャグを演奏するトミー・ホールの姿が、ちょっと笑いを誘いつつもカッコ良すぎ。
posted by judas at 00:09| 東京 曇り| Comment(4) | TrackBack(0) | アメリカンなロック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年01月09日

このコンピに罪はないのだが「Nuggets: Original Artyfacts From First Psychedelic Era 1965-1968」

003.JPGアマゾンを彷徨っていたら、あの「Nuggets」のオリジナルヴァージョンのCD(27曲入りのヤツ)が2006年に出てたのを知って購入。
紙ジャケと詳細なブックレット(モチ輸入版なので英語のみ)と、エレクトラのあのアゲハ蝶のピクチャーディスクがお得感満載。
但し、私は元々この「Nuggets」が嫌いで、大半の曲をちゃんと聴いたことがなかった。
昔、雑誌や一部のリスナーが「これを聴かなきゃロックは語れない」的な上から目線でこぞってこのコンピを持ち上げていた。
そう言うリスナーやライターが大嫌いだったので、なんの罪もないこのコンピも私に嫌われたままだった。
60年代サイケ&ガレージパンクの玉石混交的なこのコンピは当然「聴いてみれば自分が転がりまくる」のが目に見えていたのだが、敢えてスルーしていた。
数年前に、CD4枚組のBOX SETや、そのBOXの第2弾が出た時も、ちょっと触手が動いたがやっぱスルー。
でも、今回は、なんとなく気が向いたので取敢えず「基本セット」をゲット。
この中でNazzや、Amboy Dukesの「Baby Please Don't Go」(Ted Nugentがソロになってもライブで演ってた)や、The Seedsの「Pushin' Too Hard」は、聴きなじんでいたけれどあとはメチャ新鮮に聴けた。
一番転がったのは、世間でも異様に評価が高い13th Floor Elevatorsの「You're Gonna Miss Me」で、例の人力で出しているというピコピコ音が、なんともサイケ。
スゲー好きなんで13th Floor Elevatorsの1stもオーダーしてしまった。
他のアーティストはまだあんまり聴いていないので、これから何組に転がるのか楽しみ。

↓13th Floor ElevatorsのPV?
あの余りに印象的なポコポコした音は、マイクを仕込んだバケツ?みたいなのに口をつけて出していた様。

posted by judas at 23:29| 東京 晴れ| Comment(2) | TrackBack(0) | Other Music | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

「Solid State Survivor / Yellow Magic Orchestra」('79)

img310.jpg1stのオリジナル盤とUS盤のカップリングを買って聴きまくっていたので、その勢いで2ndも購入。
こちらもリマスされているので、音圧が高くなっていてとても快適。
今までウチにあったYMOのCDでこのアルバムの収録曲が聴けるのは、解散記念(そう言えば「解散」じゃなくって「散解」だって言い張っていたなあ・笑)の「Sealed」だけで、それの音がとてもショボかった。
尤も、この「Solid State Survivor」が発売されたのが、79年でまだレコード盤の時代。
リマスされなきゃ、ペラっとした感じなのは当然か。
「最初はレコード盤でしか聴けなかった」という事を忘れそうな位、彼らの音楽は古く感じられないのは流石。
と言うか、お手本のクラフトワークが革新的過ぎたのだけど。
で、このアルバムには、彼らが後々までライブで演奏する代表曲がテンコ盛りで、特に「Technopolis」は、当時のCMでヘビロテされ、お茶の間に「テクノ」という単語が浸透するのに大いに貢献した。
「Behind The Mask」に関する「マイケル・ジャクソンからのカヴァーしたいと言うオファーを断った」エピソードは最近教授がTVで喋りまくっているので有名になったけど、マイケル側の条件が「著作権を買い取る」的なものだったらしく、カヴァーをOKしても印税契約にならなかった様。
クラプトンからのオファーは、あっさりOKしたのはその辺があるのかも。
それはともあれ、わたし的にはこのアルバムまでがギリで、その後は全然良いと思えない。
「これ以降が本当のYMO」と言う意見も多く聞くし、偏見を捨てて聴いてみる事を良く勧められるケド、これはばかりは個人の好みなのでどうしようもない。
posted by judas at 00:12| 東京 曇り| Comment(0) | TrackBack(0) | Japaneseなロック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年01月08日

やっぱ綺麗かも「The Song Remains The Same / LED ZEPPELIN」(Blu-ray)

029.JPGZEPの「狂熱のライブ」のブルー・レイを購入。
「狂熱」は昔VHSで買ったものがあるだけで、レーザーやDVDで買い直ししてなかったし、今アマゾンでメチャ安くなってたので。
で、最近の「狂熱」には、ボーナス映像で、「Misty Mountain Hop」や「The Ocean」「Over The Hiiis and Far Away」、そして有名な16万ドル(だっけか)の盗難事件の記者会見の模様なんかも収録されている。
DVDの場合には2枚組だったケド、容量のデカイブルーレイでは1枚で収まってしまうのもラックのスペースを取らなくていい。
私にとってのブルーレイのメリットはその辺にありそうだ。
とは言っても流石に映像も綺麗(な気がする)。
ブルーレイのレビューで「ペイジのドラゴンスーツの柄や光沢が以前より良く分る」というのを何処かで読んだが、確かに色んなモノが鮮明に見える(様な気がする)。
35年程前の機材や技術で撮った映画が「ブルーレイ」になったからって、鮮明になる訳がないと思ってたけど、プラシーボ効果も込みかもしれないがとても綺麗に見える、

内容は何度も書いた様に、冒頭メンバーが招集されてマジソンに到着して「Rock'n Roll」が始まるまでが最高に好き。
また前述の盗難事件の犯人って捕まったのだろうか?
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2012年01月05日

もう『海街ワールド』から抜け出せない 「海街Diary / 吉田秋生」

img309.jpg吉田秋生(あきみ)は'70年代デビューの大ベテランで、勿論その名前は以前から知ってたが、80年代の「トレンディドラマの原作」的なイメージから、今までまともに読んだ事はなかった。
その後かなりハードなSFなども手掛け、オールラウンドプレイヤーとして熱狂的なファンも相当数いる様。
で、またまた引用するけど「このマンガがすごい!2012」のオンナ編7位にランクされている吉田秋生の「海街Diary」の評判がすこぶるよかったので、最新4巻まで購入してみた。
大きな期待もせずに読んだ為か、予想を遥かに超えて面白かった。
鎌倉を舞台にした四姉妹(一人は母親が違う)の物語で、一人ひとりのキャラがきっちり明確に立っており、それゆえに各キャラの周辺の話がとても面白く作れる。
四姉妹の知人同士がリンクしあったりして、どう持っていくのかドキドキしたりもするし、片足を失ったサッカー少年や、妻子がいながら四姉妹の長女とつき合う医師、末っ子のすずに淡い恋心を寄せる風太クン等、登場人物も非常に魅力的。
多くの人が言う程、舞台の「鎌倉」には感情移入できないが、この登場人物達の暮らす「吉田ワールド」にはドップリ浸って出られなくなる。
まず、一気に4巻読み通して、それから何度も読み返している。
いわゆる「文芸作品」の様な深い味わいがあると思う。
小学館の「月刊Flowaer」に不定期連載の為、単行本一冊が出るのに一年半近い時間がかかるのが、たまにキズだけれど、作者には焦らずにじっくりと「海街Diary」の世界を作り上げてもらいたい。
やはり世に名高い巨匠だけあって、コミカルな部分と切ない部分が絶妙に混じり合っており、本当に物語作りが上手いと思った。
作風の振幅が非常に激しいので有名だけど、是非すべての作品を読んでみたい。
posted by judas at 22:46| 東京 晴れ| Comment(0) | TrackBack(0) | 書籍関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年01月03日

「Wilder / THE TEARDROP EXPLODES」('81)

img308.jpg先だって入手したBest盤に続いてJulian Cope率いるTeardrop Explodesの2nd「Wiler」を購入。
1st「Kilimanjaro」に比すと内省的というか負のエネルギーが強くなっている。
勿論「Colours Fly Away」「Passionate Friend」などのアップテンポでガンガン来る1stタイプの曲もあるけれど、キャッチーさやポップさは後退している。
セールス面の事は良く分らないが、3rdアルバム製作中に空中分解したという事を考えると、この時点ですてに方向性に煮詰まっていた様。
しかし何度も何度も聴き込むと、ダウナー?な曲もかなり良くなってきたし、アルバム全体としても決して悪くない。
そして、私が買った2000年再発ヴァージョンには、幻の3rd(後にちゃんと発売される)を元にした、アメリカでの編集盤「Buff Manilla..」の8曲がボートラとして収録されている。
これまた、深みのある風変りな曲が多く、結構気に入っている。
Teardrop Explodes解散後、Julian Copeはソロになり、バンド時代以上の成功を手にする事になる。

↓2ndでは一番キャッチーな曲「Passionate Friend」
posted by judas at 23:04| 東京 曇り| Comment(0) | TrackBack(0) | ブリティッシュなロック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年01月02日

「愚かなる中島」が遂にキタ!「ヒロイン失格 / 幸田もも子」最新5巻発売

img307.jpg以前から私が騒いでいた「ヒロイン失格」は、今や「別マ」の表紙&巻頭カラーを堂々と飾る超人気マンガになった。
また最新5巻のハラマキにある、集英社、小学館、講談社の3社合同による「この胸キュンがすごい!」2011〜2012冬キャンペーンに、南塔子の「360°マテリアル」と共に、集英社を代表して参加している。
連載当初は、主人公の「はとり」のキャラで、話が進むにつれて「弘光」や「愚かなる中島」(作者ブログの人気投票でぶっちぎりの1位を獲得し、最近では「杏子」という下の名前まで設定される様になった)のキャラで、読者の支持を得た様だ。
最近では、一時期ダメキャラになり下がった「利太」が、「はとり」に告ったり、「中島」が「利太」に絡んできたりして、更なる新展開に目が離せなくなっている。
また最新5巻には弘光クンのスピンオフ「脇役失格」(そう、既に主役を凌ぐ人気を得てしまっているのだ)が掲載されているのもお得。
posted by judas at 22:48| 東京 晴れ| Comment(0) | TrackBack(0) | 書籍関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

「デラシネマ / 星野泰視」最新大4巻発売

img306.jpg週刊モーニング連載中の「デラシネマ」の最新4巻を購入。
以前も書いた様に、戦後間もない昭和20年代の映画会社を舞台にしたマンガ。
映画監督志望の「風間俊一郎」と役者志望の「宮藤武晴」の過去も少しずつ明らかになってきたり、新キャラ達が魅力的だったりして、連載開始当初よりもドンドン面白くなってきた。
この勢いだとアニメというより、TVドラマか映画になる可能性もなくはない。
そこでちょっと配役を考えてみた(読んでない人にとってはどーでもいい私の独り言になってしまうが)。

☆風間俊一郎 妻夫木クンか、林遣都(けんと)。
☆宮藤武晴  岡田将生(まさき)か、桐谷健太。
☆御大(市岡歌蔵) 高橋英樹か、松平健
☆師岡監督 ユースケ・サンタマリア

ちょっと豪華過ぎて、実現不可能だ。
とにかく、マンガは面白いのでずっと続いて欲しい。
posted by judas at 00:03| 東京 晴れ| Comment(2) | TrackBack(0) | 書籍関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年12月31日

ジョジョ・シリーズPart.8「ジョジョリオン / 荒木飛呂彦」第1巻発売

img305.jpgパラレル・ワールドに突入した「ジョジョの奇妙な冒険」第7部にあたる「Steel Ball Run」がかなり難解なストーリーだった為、この「ジョジョリオン」の導入部がとっつき易く思えたが、読み続けて行く内にやはり尋常でない物語である事が分かってきた。
「ジョジョリオン」の舞台は仙台市を思わせる「M県S市」の郊外にある「杜王町」
この「杜王町」は第4部の「ダイヤモンドは砕けない」の舞台になった町と同じ名前だが、全然リンクしていないと作者は言っている。
「同じ苗字の登場人物が多く出てきているが無関係」と言うのは前作の「パラレルワールド」を踏襲しているのはないかと思わせる。
まだまだ謎が多く「一寸先は闇」のような展開ではあるが、荒木の「不可解ワールド」は出だしから絶好調である。

☆今回の「杜王町」は、3月11日の震災以降「壁の目」と呼ばれる断層により町が囲われている。
「パラレルワールド」とは言え、仙台出身の荒木飛呂彦には地震を無かった事にはできない気持は分かる。
荒木飛呂彦のイマジネーションは本当に枯れる事が無い様だ。
posted by judas at 23:23| 東京 晴れ| Comment(0) | TrackBack(0) | 書籍関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

「ぴんとこな / 嶋木あこ」最新6巻発売。

img304.jpg「このマン」オンナ編8位にランクインし、今や小学館のフラワーコミックス全体の売上を牽引する程の存在となってしまった「ぴんとこな」(嶋木あこ作)の最新6巻が発売された。
連載誌の「Cheese!」は、「ぴんとこな」の他に、藤間麗の「黎明のアルカナ」、青木琴美の「彼女は嘘を愛しすぎてる」、宮坂香帆の「僕たちは知ってしまった」等、単行本を累計何百万部も売り上げる大ヒット作がひしめいており、小学館のドル箱月刊誌になっている。
しかし、その中でもこの「ぴんとこな」は内容の面白さ、絵柄の美しさで頭一つ抜けている様な気がする。
「歌舞伎」という、今までありそうで無かった題材の掘り下げ方が興味深く、「恋愛少女マンガ」として追いかけている女子中高生の支持が得られるかイマイチ不安だったが、ハラマキにあるように「王様のブランチ」で取り上げられた事で、OL層(とそれ以上の層)のハートをがっちり掴んでしまったのが大きい。
前にも書いたように「御曹司」と「門閥外」の関係や、小さい頃から「歌舞伎」一色で育った跡継ぎ達の悩みや底力の描き方がウマイ。
読者にはちょっと嫌われる危険のある「御曹司」の恭之助と歌舞伎の家の一人娘の優奈の方が、「雑草」系の一弥とあやめより、わたしは好きだったりする。
posted by judas at 19:42| 東京 晴れ| Comment(0) | TrackBack(0) | 書籍関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

「Piece / 芦原妃名子」最新7巻発売

img303.jpgあの「砂時計」の作者、芦原妃名子の最新作「Piece」の7巻が発売された。
前にも書いた様に、過去の出来事を遡って謎を解いていくタイプのミステリータッチで、つい惹き込まれてしまう。
しかし、最近では割と堂々巡りの展開が続き、サスペンス感が後退している。
しかも、一番痛いポイントは、主人公の水帆に読者が感情移入しにくい事。
最も魅力的なキャラは、冒頭で死んでしまっている折口はるかだと思う。
よって、生前のはるかの行動や考えていた事にのみ興味が集中してしまう。
とは言っても、「名手」葦原妃名子の事だから、読み手の裏をかきつつも全てが納得出来る、綺麗なオチをつけてくれる事と信じたい。
posted by judas at 19:14| 東京 晴れ| Comment(0) | TrackBack(0) | 書籍関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

「昭和元禄 落語心中 / 雲田はるこ」

img302.jpg宝島社刊「このマンガがすごい!2012」でオンナ編2位になった「昭和元禄 落語心中」の第1巻を購入。
これは講談社が新しく刊行した月刊マンガ誌「ITAN」に連載中の落語を題材にしたマンガ。
「ITAN」は文字通り「異端」なマンガを中心に集めた新マンガ誌で、かなり業界でも注目されている様。
で、この「落語心中」も、ランクが上位というだけで、期待もせずに買ったのだが、やっぱ面白い。
刑務所から出所したばかりの若い元ヤクザが、慰問に来た落語家に惚れ込み落語の道を目指すというもので、絵はシンプル(悪く言えば背景、人物が丁寧ではないし、今風過ぎて軽い感じを受ける)だけど、キャラがそれぞれ素晴らしい。
今まで知らなかった落語の話の解説もあり、とても興味深い。
2012年春発売の2巻が持ちどおしい。
posted by judas at 01:30| 東京 晴れ| Comment(0) | TrackBack(0) | 書籍関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

宝島社刊「このマンガがすごい!2012」オトコ編1位

img301.jpg宝島社刊の「このマンガがすごい!」の2012年版が発売になった。
今回紹介するのは「このマン」でオトコ編1位の「ブラックジャック創作秘話〜手塚治虫の仕事場から〜」
このランキングで見るまで、まったく知らなかった作品だが「1位」に敬意を表して購入。
秋田書店の「少年チャンピオン」に連載された(BJがチャンピオン作品なので当たり前だけど)らしい。
関係者を取材してのドキュメンタリーが軸という事で、あまり期待していなかったのだけど、読みだしたらグングン惹き込まれた。
吉本浩二の絵柄は手塚治虫とはまったく違うけど、手塚治虫の創作に向ける魂がヒシヒシと伝わってくる。
「天才」「神様」といわれる手塚でも、創作の産みの苦しみは他のマンガ家同様かそれ以上のもので、締切間際の編集者とアシ達の修羅場が凄い。
アメリカ旅行中に、手塚が電話で何の資料も見ずに背景の指示をしたり(過去の作品の何ページの何コマ目の車や建物を使え、みたいな)、帰りの飛行機の中で人物のペン入れしたりするクダリが特に面白い。
「ブラックジャック」は、私も殆どリアルタイムで読んでいた「マイオールタイムベスト10」に入る位好きなマンガなので、こうやって生まれていたのかと言うことを知れて嬉しい。
「BJ」を読んでいなかったら医者にならなかったという友人もいるし、後世に残る名作であると思う。
posted by judas at 00:55| 東京 晴れ| Comment(0) | TrackBack(0) | 書籍関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年12月25日

BBCドキュメントのDVD「輝ける日々(Days Of Our Lives)ジャパン・スペシャル・エディション」

img300.jpg2011年5月29.30日に前後編に分け英国BBCで放送されたドキュメント番組を元にしたDVDの国内盤が到着。
内容をゆっくり観ている暇はまだないけど、各レビューでは絶賛されている。
私の購入動機になった初来日の模様(羽田空港、記者会見、野点(あの印象深いプリンスホテルの中庭のお茶会)、武道館のライブの一部等)だけちらっと観たけどやっぱ感動的。
YouTubeでも殆ど観られるが、画像は流石にそれらに比べると良い。
また、本編の方でも、初期の貴重なライブが結構収録されているのが嬉しいし、きっと泣ける。
初出の映像も多いらしいので、数多いQUEENのドキュメントDVDの中でも、決定版と言えるものかもしれない。


↓冒頭の羽田で待つファンの中にきっと知った人がいる気がする。
記者会見場でちらっと当時の大御所評論家福田一郎大先生の姿も。
ホテル庭園でけん玉(ファンからの贈り物)に興じるフレディの様子も懐かしくって涙が出る。
バックで流れる「Someday,Oneday」も泣きポイント。
posted by judas at 23:41| 東京 曇り| Comment(0) | TrackBack(0) | ブリティッシュなロック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする