今までEnidのCDは「焼き直し再録盤」であったり「アナログからの盤起こし」であったり、色々と問題が多かったらしい。 ところが、去年めでたくオフィシャルでのデジリマ盤が出たという事で、間違えない様に注意深くアマゾンでオーダーした。 まず、1stの「In The Region Of The Summer Stars」が届いた。 正直言って、Enidは殆ど門外漢なので誰かさんのヘルプ待ち。 お〜い、出てこい(R.I.P.星先生)。 聴いた印象は、前評判通りロック色が希薄でかなりシンフォニック度が強い。 曲によってはハードであったりスリリングであったりするギターに耳を奪われない事もないが、やや上品すぎて(私にとっては)それ程転がりはしない。 但し、こういうのはず〜っと長い期間聴き続けて、ある日突然脳内からメロディが溢れ出したりして、一気に転がる可能性もなきにしもあらず。 気長に転がり始めるのを待ちたい。
NWOBHMについてはバリバリのリアルタイマーという事もありちょっとは語れるつもりでいたが、SARACENがこれ程までの怪物バンドだったとは思わなかった。 「サラセン」というややダサ目のバンド名と、1st,2ndのチープなジャケは気にはなっていたが、他に余りにも多くの魅力的なバンドが多数いた為、当時はアルバムを買うことが出来なかった。 しかし、最近「アマゾン」を彷徨っていて結構SARACENのCDが入手出来る事を知り、1stと2003年の復活第一弾のアルバム「Red Sky」のカップリングを購入。 ウチについてもう何週間か経つが、もう転がりっぱなし。 82年という「NWOBHM」中後期ぐらいのデビューで、キーボードを大胆にフィーチャーしたドラマティックで超上質のメロディと、メチャクチャ歌えるヴォーカルがいるという点で、あのMax Baconを擁した「BRONZ」を思い出させる。 ところが、今まで「BRONZ」の1stを埋もれた名盤として騒ぎまくっていた私だが、曲の良さ、サウンドプロダクション、楽器、ヴォーカルの上手さ等全ての面に於いてこの「SARACEN」は大きく上回ると断言できる。 ドラマティックで高揚感のある「Heroes,Saints And Fools」「Horsemen Of The Apocalypse」「Ready To Fly」、ポップでキャッチーな「No More Loney Nights」やMaiden,Judasを思い起こさせる「Rock Of Ages」等、全曲名曲揃い。 で、更に驚異的なのは、2003年に再結成して発表された「Red Sky」だ。 20年近いブランクのあとの3rdアルバムなのだが、サウンド及び演奏のクオリティは勿論、楽曲のクオリテイが1stを上回る程素晴らしい。 全11曲のウチ、1stから「Horemen Of Apocalyps」と「Heroes,saints And Fool」、2ndから「We Have Arrived」「Jekyll And Hyde」がリメイクされているが、これらの曲での「現役感」が凄く、昔の人気曲に頼ったという感じが全くない。 そして、新曲群の出来がまた恐ろしく良い(当然何曲かは1st,2ndから漏れた80年代当時の曲もある)。 おそらく長いブランクの間も、ヴォーカリストは摂生を続けていたのに違いない。 現在も「懐かしのマニアックなBand達大集合」的フェスで英国及び欧州で活発に活動している。 このカップリングCDで、私は完全に彼らの虜になってしまった。 再結成後も含めて、入手出来うる限りのマテリアルをゲットしたい。
↓驚くことなかれ、これがブランクのあったNWOBHMバンドの2011年のライブ映像。 ヴォーカリストの摂生が忍ばれる。 再結成盤「Red Sky」で初めて音源化された初期の超悶絶名曲。 みんなで叫ぼう「Follow The Piper!」
↓2nd収録の「We Have Arrived」 1stのドラマティック大作路線からポップ路線へのシフトチェンジを余儀なくされ、こんなド恥ずかしいクリップも作っていた。 しかし、演奏やヴォーカルの力量の高さは際立っている。 曲も最高!
Steve Miller Bandの代表作であるばかりではなく、米国ロック史に残る至高の名盤「Fly Like An Eagle」のSpecial Editionを購入。 これは2006年にキャピトルから出た「30th Anniversary Edition」と同内容のものを2010年にEdselがS.M.Bのデジパックシリーズの一環で「Special Edition」として出したデジパック盤。 CDには「Fly Like An Eagle」のかなり高音質なリマスヴァージョンと「Rock'n Me」「Take The Money And Run」「Fly Like An Eagle」の別テイクが収録されている。 この別テイクが非常に良くできており、CD部分だけでも満足度が高い。 そしてDVDには2005年のライブが2時間超収録されている(他にインタビューと, アルバム「Fly Like An Eagle」の5.1 mix ヴァージョンも収録)。 で、このライブがまた素晴らしい。 演奏と歌は衰え知らずといってもよく、アレンジも練られていてホント転がった(全盛期メンバーのNorton Buffaloもフル参加)。 そしてゲストとして、George ThorogoodとJoe Satrianiが登場し、S.Millerと白熱のブルースセッションを繰り広げる。 収録時間が長いのに「Jet Airliner」や「living In The U.S.A」を演っていないのは残念だが、終盤のヒットメドレーでは観客がメチャクチャ盛り上がっている。
それにしても「Fly Like An Eagle」の収録曲はすべて最高。 アーシーで泥臭い部分とS.Millerの一般的イメージである「スペーシー」なアレンジがものの見事に高次元でマッチしており、ギターやバックバンドの卓越した演奏で、奇跡的な名盤となった。 曲単位でみると、次作の「Book Of Dreams(ペガサスの祈り)」収録の「Swing Town」「Jet Airliner」「Jungle Love」「Winter Time」等が、一発の破壊力では上かもしれないが、アルバム全体の総合力としては「Fly Like An Eagle」の方を推したい。
↓ゲスト参加のJoe Satrianiとの「Crossroads」
唐突に【judasの選ぶ、Steve Miller Band,Best10】 1.Swing Town 2.Wild Moutain Honey 3.Jet Airliner 4.The Joker 5.Serenade 6.Winter Time 7.Heart like A Wheel 8.The Stake 9.Rock'me 10.Take The Money And Run
Disc.1 (CD) 1. Space Odyssey 2. Fly Like An Eagle 3. Wild Mountain Honey 4. Serenade 5. Dance, Dance, Dance 6. Mercury Blues 7. Take The Money And Run 8. Rock'n Me 9. You Send Me 10. Blue Odyssey 11. Sweet Maree 12. The Window 13. Fly Like An Eagle `73 14. Take The Joker And Run 15. Rock'n Me '76 Slow
Disc.2 (LIVE DVD) 1. Swingtown 2. True Fine Love 3. Abracadabra 4. Dance, Dance, Dance 5. Wild Mountain Honey 6. Nature Boy 7. Mercury Blues 8. The Stake 9. Shu Ba Da Du Ma Ma Ma Ma 10. I Love The Life I Live, I Live The Life I Love 11. Got Love If You Want It 12. Gangster of Love 13. All Your Love (I Miss Loving) 14. I'm Tore Down 15. Slow Blues 16. Crossroads 17. Fly Like An Eagle 18. Take The Money And Run 19. Rock'n Me 20. Jungle Love 21. The Joker 22. Serenade
かなり前にアマゾンを彷徨っていてFOGHATの2in1がリリースされる事を知った。 以前は結構CDでもFOGHATを持っていたが現在は無いので、取敢えず2月に「Fool For The City」と「Night Shift」の2in1をオーダしてあったが、それがちょっと前にようやく届いた。 この2作は、彼らのスタジオ作の中でも、2トップと呼びたい位好きなアルバム。 今、久し振りに「Fool For The City」を聴いたらやっぱりメチャククチャ良い。 あの歴史的名ライブアルバム「Live」にも収録された代表曲中の代表曲「Fool For The City」と「Slow Ride」以外の「Terraplane Blues」や「Drive Me Home」「Take It OR Leave It」も本当に良い曲で、繰り返し何度も聴いてしまう。 そして、もう一枚の方の「Night Shift」も私が以前から言っていたように、アルバム全体としては「Fool For The City」に遜色ないくらい良くできている(judas私感)。 「Night Shift」は前述の「Live」より前に発売されていたにもかかわらず、「Live」には1曲も収められていなかったりして、ファンの間ではあまり評価が高くなさそうなのが残念である。 シングル曲「Drivin' Wheel」の文字通りのドライブ感にはメチャ転がる。 アナログ時代に国内盤の7インチを買った記憶があるが、シングルエディットされていた。 とにかく、私の中ではこの「Night Shift」は名作である。 ちなみにこの2in1ではリマスされ、「New Place To Call Call Home」というボートラが一曲収録されている。
2nd Album「Diamond」に続いて、1stの「Journeys To Glory」の2枚組Special Editionも到着。 アナログ時には2ndばっかり聴いていた為あまり思い入れの無かった1stではあるが、今じっくり聴き直すと非常に素晴らしい。 より「ニューロマンティック風味」が強く、Classix Nouveauxに近い部分も多く見受けられる。 ゆえに「Instinction」と「She Loved Like Diamond」が突出していた2ndに比べて、アルバム全体の私好み度が高い(2ndからのシングル「Chant.No.1」や「Paint Me Down」はそこそこヒットしたけど)。 1stのサウンドは2ndに比べるとペラペラに感じられるところもあるが、「ニューロマンティック」のチープな魅力は存分に発揮されている。 シングルカットされヒットした「To Cut A Long Story Short」(「早い話が」という邦題が秀逸)や「Musclebound」(こっちの邦題は確か「燃えよマッスル」という思い切ったもの)よりも、「Reformation」「Mandolin」、Classix Nouveauxを思わせる軽快なインストの「Age Of Blows」、これまたClassix Neaveaux激似の「Freez」(これもシングルヒットしているが)、ポップでキャッチーな「Confuse」等に転がってしまう。 Spandau Balletは3rd以降のソウル風味が強くなってからのイメージが強いバンドだが、このstは「ニューロマンティック・ムーブメントのバンド」としての隠れた名盤かもしれない。
☆このSpecial Editionの2010年デジリマ効果は2nd同様素晴らしい。 シングル曲の7インチ、12インチヴァージョン満載のDisc.2の満足度も高い。 特にBBC SESSIONの4曲が貴重で有難かった。 Disc.1 1. To Cut A Long Story Short 2. Reformation 3. Mandolin 4. Musclebound 5. Age Of Blows 6. The Freeze 7. Confused 8. Toys 9. The Freeze (7' Version) 10. Musclebound (7' Version) 11. Glow (7' Version) Disc.2 1. To Cut A Long Story Short (12' Version) 2. The Freeze (Special Mix) 3. Glow (12' Version) 4. The Freeze (12' Version) 5. The Freeze (BBC Session.) 6. Mandolin (BBC Session) 7. Musclebound (BBC Session) 8. Glow (BBC Session)
「アマゾンからのオススメ」にピックアップされていたもので、メンツを見て即購入。 ものの見事にアマゾンの術中にハマった訳だ。 これは、2007年にCleopatra Recordsの傘下のDeadline Musicというところから出ており、全13曲中2.7.8.10.12.13の6曲は、Billy Sherwoodのプロデュースとのクレジットがある。 Billy Sherwoodと言えば'90年代から2000年代にかけてYESを再活性化させたマルチプレーヤーで「第2のトレヴァー・ラビン」と言っても良い存在。 Billy在籍時のYESのライブを観た方によれば、控え目で本当に良い人らしい。 YES脱退(卒業?)後は、その「縁の下の力持ち的体質」を生かし、こういったトリビュートものの仕掛け人として有名なった。 上記の曲では、ギターやドラム以外は殆どSherwoodが演奏している。 故に、OutlawsとクレジットがあってもHughie Thomassonしか演奏していなかったりする。 で、上記の6曲以外も比較的最近の録音の様でクオリティが高い。 1.のFreebirdのカバーは元々Molly Hatchetの十八番(オハコ)で、彼らの全盛期のライブ盤にもハイライトとして収録されており、自分達のオリジナル曲よりもハッキリ言って確実にウマイ(笑)。 フィドルの名手Charlie Danielsはヴォーカルのみの参加。 4.のGreat Whiteの「Saturday Night Special」も持ち味に合ったカバーでメチャ転がる。 彼らも悲劇を乗り越えて頑張っているのだろうか。 6.はメジャーデビュー以前にRickey Medlockeが参加していた頃の曲のセルフカバー? 隠れた名曲と言えよう。 8.のBlack Oak ArkansasのJim Dandyは、あのデイヴ・リー・ロスの元ネタ?とも言うべき、ショーマン派ヴォーカリスト。 今はかなり高齢の筈で、渋い歌声を聴かせている。 9.のPat Travers 12.のRick Deringerもメチャクチャかっこいいギターを弾いていて転がる。 13.のSky Saxonはあの「Nuggets」や「あの頃ペニーレインは」のサントラにも収録されていたThe Seedsのヴォーカルでテキサスロックシーンのドン。 「judasの選ぶ名前のカッコイイミュージシャンベスト10」にもランクインする。 このトリビュート盤は安く買えた割には満足度が高くって、Lynyrd Skynyrdの残した曲の素晴らしさが再び心に沁み入ってくる。 1.Free Bird / Molly Hatchet With Charlie Daniels 2.Sweet Home Alabama / Outlaws(Feat.Hughie Thomasson) 3.Double Trouble /Artimus Pyle,Ed King & The original Honketts 4.Sturday Night Special / Great White 5.That Smell / Canned Heat 6.Seasons / Blackfoot(Feat.Rickey Medlock) 7.Gimme Three Steps / Walter Trout 8.What's Your Name / Jim Dandy's Black Oak Arkansas 9.Gimme Back my Bullets / Pat Travers 10.Simple Man / Dangerous Toys 11.Call Me The Breeze / Atlanta Rhythm Section 12.You Got That Right / Rick Derringer 13.SwampMusic / Sky Saxon(Of The Seeds) & Joey Covigton(Of The Jefferson Air Plane)