2013年01月30日

「LED BOX」の縮小版リイシューか  「Top Musicians play LED ZEPPELIN」

img130.jpgZeppelinの再結成ライブ「祭典の日」のどのパターンのを買おうかと迷ってアマゾンを彷徨っていた時に見付けたもの。
「怪しげなコンピ大好き人間」の私には「年寄りの集まった本物によるライブ」よりよっぽど魅力的に思えて即オーダー(「祭典の日」も買っちゃったケド)。
よくある「Billy Sherwoodが陣頭指揮をとったトリビュート企画」的なものではなく、既発のZeppelinカバー曲をかき集めたものの様(未確認)。
その辺のクレジットが全然ないのもこのコンピの怪しさを増幅させている。
下記の曲目に記してあるプレイヤーの名前もi tuneでトラック名を取得した時に出てきたもので、ブックレットには正式に記載がない。
またジャケットやブックレット等には下記のアーティスト以外にもBrian Rbertson,Bruce Kulick,Tony Franklin,Jf Baxterなんかの名前がある。
肝心の内容だが、原則的に非常にオリジナルに忠実で、自己主張が極力抑えられている(一部の人を除く・笑)。
流石にビッグネーム揃いだけあってとても堅実で良いカバー。
「When The Levee Breaks」「You Shook Me」の2曲を演っているArtimus Pyle(Lynyrd Skynyrdのドラマー)は、やはりサザンっぽいルースさが混ざりこんできて、これはこれで非常に格好良い。
一番そのアーティストの特徴がでているのはやはりKeith Emersonの「Black Dog」
あのリフをピアノやハモンドで弾いているのは斬新。
Rick Wakemanのほぼ完コピの「Fool In The Rain」とは大違い。
あとはSteve Moresが「Heartbreaker」の間奏でいつもながらの速弾き?を聴かせてくれる位で、ホントに原曲に忠実。
で、つまんないかっていうとそういう訳でもなく、曲の素晴らしさも相まって結構ハマっている。
そうそうIron Maidenの初代Vo.のPaul Di'Annoも頑張っていて自曲より上手い位。
かなりの曲がYouTubeで聴けるよ。
★出所が分かった。
この「LED BOX」の縮小版リイシューだった?
買うなら、クレジットもちゃんとしてる「LED BOX」の方を!
私も買い直すかも。
Disc.1
1. Kashmir / Paul Di'Anno
2. Good Times, Bad Times / Eric Bloom
3. Babe I'm Gonna Leave You / Joe Lynn Turner
4. Dazed & Confused / Jack Russell
5. Immigrant Song / Manny Charlton
6. Ramble On / Rick Derringer
7. Rock & Roll / Steve Lukather
8. D'yer Maker / Albert Lee
9. Foot in the Rain / Rick Wakeman
Disc.2
1. Stairway to Heaven / Dweezil Zappa
2. Houses of the Holy / Pat Travers
3. When the Levee Breaks / Artimus Pyle
4. Whole Lotta Love / Pat Travers
5. You Shook Me / Artimus Pyle
6. Dancin' Days / John Wetton
7. Heartbreaker / Steve Morse
8. Black Dog / Keith Emerson
9. All My Love / Walter Trout

↓Black Dog By Keith Emerson


↓Immigrant Song / Manny Charlton(NAZARETH)
ヴォーカルがダンっぽいけど違う人なんだろうね。
posted by judas at 00:30| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | ブリティッシュなロック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年01月28日

あ、この曲Queenも演ってた 「HONDA STEP WAGON SPADAのCM曲、BIG SPENDER」

queen.jpgテレビの話連発。
少し前から非常に馴染み深い曲がCMで使われている。
HONDAのステップワゴンのCMで、曲は「Big Spender」
曲名を言えばちょっとコアなQueenファンは直ぐわかると思う。
Queen(というよりフレディの超フェイヴァリットナンバーで、元々は「Sweet Charity」というミュージカルの曲)が昔からライブでカバーしていた曲だが(初来日公演でも演奏された)、公式には「Live At Wenbley Stadium」に初めて収められた。
CMで使われてる「シャーリー・バッシー」のヴァージョンは1967年に全英チャートで21位まで上がったそうで、若き日のフレディがその頃ハマったものと思われる。
確かに、とても彼が好みそうな曲。
このCMへのセレクトはQueenを意識したものではないと思うが、ゴージャスなイメージはこの車に合っていて良い。

↓最近このCMを非常によく目にする。


↓上述のWenbleyのライブから。


↓Freddieがまだこのキモノ着てた頃からステージで好んで演奏されていた。
ヘヴィーなギターアレンジがメチャカッコいい。
posted by judas at 00:20| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | テレビの話 略してテレバナ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年01月27日

NHK-スクールライブショー バンドバトル優勝者決定!

011.JPG2012年の春頃から高校生(含む中学生バンド)のバンドバトルの各地方大会をオンエアしてきた「スクールライブショー」だが、遂にグランドチャンピオン大会の優勝バンドが決定。
優勝バンドは福岡の「White Cats」で、リンクしたここで(下方のグランドチャンピオン大会のトコ)パフォーマンスが観られる(2月以降は「バックナンバー」のトコをクリックして探せる筈)。
本日決勝大会に残った4アーティストはどれも素晴らしく、すでにレコード会社の争奪戦が水面下では熾烈を極めている事と思う。
特に、関東大会優勝の「The Funny Bones」は即戦力と言えるかも。
もし私が、「プロになってCDが発売されたら買うのは?」と聞かれたら、大阪のガールズバンドの【 Chocola(チョコラ)】と答える。

ちなみに明日(1/28(月)23:30よりNHK Eテレ(旧教育TV)で再放送される)
posted by judas at 20:40| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | テレビの話 略してテレバナ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

物語は終わらない 2011年のリマール

limahl.jpgフジTV(関東では)系列の月9ドラマ「ビブリア古書堂の事件手帖(原作:三上延)」のエンディングテーマに「Never Ending Story」(ジョルジオ・モロダーの最高傑作か)のカバーが使われている。
当時はkajagoogooもLimahlも大好きだったので、この12インチシングルは数種買い集めた。
現在LimahlはKajaGooGooと行動を共にしており「80年代の懐かしのアーティストフェス」みたいなものによく出ている。
Limahlは「Never Ending Story」と言う代表曲がある為、ソロでTV出演も多い様。
LimahlやKajagoogooも含めて「80年代」の音楽はまだまだ終わらない。

↓凝った演出が泣かせる。
体型・ルックス共にそれ程劣化してない。


↓Limahlに比べて劣化の激しい、Nick Becks。
posted by judas at 10:11| 東京 ☀| Comment(2) | TrackBack(0) | ブリティッシュなロック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年01月24日

「ダ・ヴィンチ 2012年11月号 よしながふみ大特集号」

・ダ・ヴィンチ.gif前回取り上げた山岸凉子の「舞姫-テレプシコーラ」が連載されていた事でも知られる「ダ・ヴィンチ」の2012年11月号をやっと入手できた。
「大奥」を切っ掛けによしながふみにドハマりしていた頃にはもう書店店頭から姿を消していた為、アマゾンの「マーケットプレイス」で探し出して出品されてる中古品をなんとかゲット。
「ダ・ヴィンチ」の為の描き下ろしイラスト(大奥に登場する歴代女将軍の美麗カラーイラスト)や、あの東村アキコとの本音?対談、よしなが全作品の紹介と本人によるコメント等、メチャクチャ濃密な一冊。
勿論「よしながふみ」だけではなく通常のインタビューやブックレビューも満載だが、とにかく「よしながファン」必携の愛情に満ちた特集ページが素晴らしい。
「王様のブランチ」のブックコーナーに出演している「ハットさん」ことダ・ヴィンチ副編集長・服部美穂女史のイメージが強く(3人いる副編集長全員が女性)、私の勝手な偏見で、いわゆる「女性ターゲットに特化した文芸誌」かと思っていたが性別に関係なく読み応えのある「書籍の総合情報誌」だった。
【それにしても「ハットさ」んとは覚え易くで本名も連想し易い素晴らしいニックネームだと思う・このニックネームのお蔭でダ・ヴィンチの部数が伸びているのではないだろうか?】
posted by judas at 00:53| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 書籍関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年01月21日

第3部があると信じたい 「舞姫・テレプシコーラ / 山岸凉子」 第1部+第2部、全15巻読破

img129.jpg萩尾望都・大島弓子・竹宮惠子らとほぼ同期で、『日出処の天子』等の名作で知られる「山岸凉子(この人の「凉」はにすい)の2000年代の代表作「舞姫-テレプシコ−ラ」を全巻購入し即読了。
以前からマンガランキングものにランクインしたり、知人に勧められていたがようやく読む事が出来た。
読み始めたら一瞬で虜になるのは分かっていたが、実際読んでみたら予想以上にハマった。
プロバレリーナを目指す少女達の苛酷な現実を、作者の実体験を元にリアルに描かれているのだから面白くない訳はない。
「バレエ界」独特の考え方や習慣、「コンクール」のシステムなどを知る事が出来て、本当に読み応えがある。
読む人によっては拒絶反応を起こすかもしれないし、掲載誌が「大人」の女性ターゲットの雑誌「ダ・ヴィンチ」という事もあり、このマンガの登場人物の様な少女達が読むには過激すぎる部分もあるかも。
特に1〜10巻の「第1部」にあたる部分は読んでいてツライ場面が非常に多い(故にどうしても惹き込まれてしまうとも言えるのだが)。
ネタバレになるので詳しい事は書けないが「第1部」で読むのを止めてしまうと「悲しく不条理で辛い」まま終わってしまうので、是非続けて「2部」(全5巻)を読んで欲しい。
(勿論、私がこんな事を書かないでも、このマンガを読むのを途中でやめられる人は殆どいないだろうけど)
主に「ローザンヌ国際バレエコンクール」とその後を描いた「第2部」にも決定的な「幸福」がある訳ではないが、「希望」や「救い」は用意されていて、読者の気持ちはかなり癒されると思う。
「第1部」初頭で読者の注目を一身に集めた後姿を消した「ある登場人物(事実上の主役?)」の『その後』を読者の希望と推測に委ねたところがなによりウマイ。
流石は日本を代表する「巨匠」の作品だけはある。
最終巻で作者が「完結」の御礼を述べているが、読者からの要望が異常に強いので、第3部があると私も信じたい。 
posted by judas at 00:27| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 書籍関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年01月19日

4曲も削った1枚モノCDもあるので要注意  「Plays Live / PETER GABRIEL」

img127.jpg「Shock The Monkey」が初の全米TP40入りをした事で4thアルバムも大ヒットし、それもともなう大規模なツアーを収めた2枚組ライブアルバム。
オープニングの「The Rhythm Of The Heat」から独特の世界に惹き込まれる。
リアルタイムでもアナログ盤を速攻で買い非常に愛聴した。
当時、P.Gのアルバムでは4thを買って次に買ったのがこのライブ。
で、このライブアルバムに超転がってすぐに1stから3rdも購入。
故に、1st〜3rdの曲はまずライブヴァージョンで知ったのだけれど、3rd以外の曲は私はライブヴァージョンの方がグルーブとヴォーカルにパワーがあるので好き。
特に、アフリカンミュージック寄りの傾向が顕著になってきた4thの曲は、はライブのグルーブ感でより魅力が増した気がする。
3rdは、以前書いた様に、Steve LillywhiteとHugh Badghamの緻密で緊張感のある音作りが圧倒的で、スタジオヴァージョンに軍配があがる。
各アルバムからの選曲は、1st=2曲、2nd=2曲、3rd=6曲、4th=5曲、その時点でのアルバム未収曲=1曲(I Go Swimming)で、私的にはもっと1stの曲を入れて欲しかった。
そして今回このアルバムをCDで買い直す時、アナログ時16曲入りの2枚組だったこの「Plays live」の12曲入りの1枚もの「Plays Live-Highlights」がアマゾンでは多く見かけられ、むしろCD2枚組の方が入手しにくかった。
2000年以降の再発は殆ど1枚ものの「Highlights盤」の方。この豪華で贅沢なライブアルバムを1枚ものにする事によくP.GがOKを出したと思う。
しかもオミットされた4曲が、オープニングの「The Rhythm Of The Heat」、「Not One Of Us」3rdアルバムの1曲を飾る緊張感に溢れた「Intruder」、「On The Air」という暴挙。
私も一瞬間違えて「Highlights盤」を買いそうになったのだが、購入する人は気を付けて欲しい。
Disc.1
1. The Rhythm Of The Heat
2. I Have The Touch
3. Not One Of Us
4. Family Snapshot
5. D.I.Y.
6. The Family And The Fishing Net
7. Intruder
8. I Go Swimming
Disc.2
1. San Jacinto
2. Solsbury Hill
3. No Self Control
4. I Don't Remember
5. Shock The Monkey
6. Humdrum
7. On The Air
8. Biko

↓まさにこのライブアルバムの頃の「Shock The Monkey」
映像が悪いは音は結構聴ける。
posted by judas at 23:53| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 私が転がったLIVE ALBUM達(仮題) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年01月17日

この時期でしか聴けない個性的な曲が多い 「Peter Gabriel 1:Car」(2002 Digitally Remastered)

img128.jpgPeter Gabriel、2003年リマスシリーズから1stが到着。
3thが「Melt」なら、空気?を引っ掻いている2ndが「Scratch」、そして雨降りの車中になんとなくホラーっぽい佇まいでP.Gが写っている1stはそのまんま「Car」という呼称が付いている。
ちなみに4thの「Security」(これだけはアナログ発売当時から一部でそう言われていた記憶もある)は、防犯カメラに写ったマクスで顔を隠した犯人?がジャケだからだそう。
初めてこのアルバムを聴いた時は、ソロ第一弾という事もあり、Genesisで演れなかった様な事を色々試している様な(悪く言えば散漫)印象だった。
しかし、今聴き直すと各曲はかなり良く出来ている事が分かるし「Solsbury Hill」「Here Comes The Flood」「Humdrum」等P.Gの代表曲となる曲も多く含まれている。
尤も、私が1stで好きな曲は「Moribund The Burgermeister」「Slowburn」「Down The Dolce Vita」らの起伏の激しいドラマティックな曲。
何故これらがP.Gの代表曲にならなかったのか不思議でしょうがないが「Moribund The Burgermeister」や「Down The Dolce Vita」なんかはライブでの再現が非常に難しそうで、ライブレパートリーとして残らなかったのが大きな原因かも。
P.Gのソロアルバムで評価が高かったり売れたのは3rd以降だが、この1stの時期でしか聴けない彼の音楽があるのも確か。
1. Moribund the Burgermeister
2. Solsbury Hill
3. Modern Love
4. Excuse Me
5. Humdrum
6. Slowburn
7. Waiting for the Big One
8. Down the Dolce Vita
9. Here Comes the Flood

↓こんなカッコいい曲がライブレパートリーとして残らなかったのが非常に残念。
このブートがぜひ欲しい。
あるいはこの頃の音源を公式に発表してもらいたい。


↓この曲が流行っていた頃、どうしても「Solsbury Hill」のパクリにしか聴こえなかった。


↓で、こちらが本家?「Solsbury Hill」


↓【オマケ】 このCD買った時に一番好きだった曲の「Solitary Shell」だが、これも「Solsbury Hill」の子孫の様な曲だと思う。
勿論、DTならではの高度なアレンジは施されいるがタイトルの語感からして「元ネタわかるか?」的メッセージが感じられる。
posted by judas at 00:26| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | プログレっぽいロック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年01月14日

『Melt』という呼称があったなんて知らなかった 鉄壁の完成度を誇る3rd 「Peter Gabriel 3:Melt 」(2002 Digital Remastered)

img122.jpgPeter Hammillのカリスマリマスターシリーズの蒐集を切っ掛けに、同じカリスマのSteve Hackett買いからGenesis買いへ移行し、カリスマではないがPeter GabrielのリマスCDはまだ未購入だった事を思い出し、彼のオリジナルアルバムのリマス盤もオーダー。
まずは、P.Gで一番好きで尚且つ一番完成度が高いと思われる3rdより。
4thまで正式タイトルが全部「Peter Gabriel」なので、便宜的に1.2.3.4.という風に数字をうしろに付けて呼んでいた。
4th発売時には「Security」という『仮称』を確かに聞いた事があったが、1stから3rdにもそういった「通称」があったらしい。
3rdは、ジャケットの顔が溶けてしまっているので「Melt」となっている。
で、内容はというとアナログ盤時にも感じたのだが、1曲1曲の出来、曲の並べ方、ヴォーカルの切れ味、サウンドプロダクションが本当に素晴らしく、鉄壁の完成度を誇ると思う。
「白百合先生」ことSteve Lillywhiteの音の構築美はリマスによって更に鋭角的になっている。
このアルバムはP.Gのみならず、Lillywhiteが手掛けた作品の中でも屈指の名作であろう。
また、エンジニアに「ゲートリバーブ」で師に並ぶ賞賛を得るHugh Badghamが、Electric Productionには演奏にも参加しているLarry Fastがクレジットされおり「演奏チーム」「制作チーム」が異常にレベルが高い。
曲の出来も当然素晴らしく、「Plays Live」に6曲が収録されている様に、当時の彼の代表曲が集中している(ちなみにPlays Live時の最新アルバムだった4tからは5曲)。
アルバム最終曲のBikoを切っ掛けに、それ以降ワールドミュージックへの傾倒を強めていくだけに、Bikoの前の曲までのキリキリとピアノ線を引き絞る様な緊張感は貴重。
本当に心に喰い込んでくるアルバム。
1. Intruder
2. No Self-Control
3. Start
4. I Don't Remember
5. Family Snapshot
6. And Through the Wire
7. Games Without Frontiers
8. Not One of Us
9. Lead a Normal Life
10. Biko
↓この時のベストヒットUSAは観てた記憶あり。
最後の1分程の小林克也の解説が懐かしい。
posted by judas at 20:57| 東京 🌁| Comment(2) | TrackBack(0) | プログレっぽいロック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

自滅しないで欲しい 「ぴんとこな / 嶋木あこ」最新第8巻発売中

img126.jpg一般人にはなかなか分かり難い歌舞伎の内幕を描き、かつては私も絶賛していた「ぴんとこな」の最新8巻が発売された。
歌舞伎役者の家に生まれた「御曹司」と、それ以外の家庭から歌舞伎役者を目指す「門閥外」等、知らなかった歌舞伎の仕組みを知る事が出来、初期の内は新刊が出るのを結構楽しみにしていたマンガだったが、7巻ぐらいからかなり迷走気味。
作者が女性の登場人物にあまり興味を持っていないのがミエミエで、男性キャラ同志のBLマンガみたいな方向に行きつつあるのではないか。
BLと言ってもよしながふみの様に、深みがあって人と人を掘り下げているものではなく、表面的な「ラブコメ的ボーイズラブ」に終わりそう。
また、作者が興味を持たなければ当然読者もヒロインには興味が持てない。
昨年末に出た8巻は即買ったが「2013年春頃発売」と巻末に書いてある9巻を買うかは微妙。
posted by judas at 00:02| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 書籍関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年01月13日

まだまだ完結しないで  「町でうわさの天狗の子 / 岩本ナオ」最新第10巻発売中!

img125.jpg「天狗がごくフツーの日常に存在する」事が自然な、独自の世界観が本当に素晴らしい岩本ナオの「町でうわさの天狗の子」の最新10巻を即購入。
天狗と人のハーフである「刑部章秋姫」が、日本で最古最強の「天狐(あまきつね)」という種で、今年の大晦日の皆既月食の夜にその天狐に変わってしまう可能性が高いという事を知らされる。
今までも「天狗」としての能力が少しずつ強力になっていく度に、切ない雰囲気が漂っていたが、今回は何となくクライマックスが近い空気感が強く表れてくる。
上記の様に独特の設定がありながら、いわゆる少女マンガとしてもこれ以上はない位見事に成立していて、物語の中に惹き込まれっぱなしだ。
ハラマキに「ここにはみんな みんないるからもう少し長くここにいさせて」という秋姫の心情が書かれており「終わり」がそう遠くない事が示唆されている様にも受けとれる。
昨年の6月に8巻が出た時にも書いたけど、本当にいつまでも終わって欲しくない魅力的な世界だ。
尚、巻末には「緊迫の11巻、13年初夏に発売予定」となっている。
う〜ん、更に緊迫するんだ。
posted by judas at 00:47| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 書籍関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年01月10日

ドラマCD化はアニメ化の布石か 「オオカミ少女と黒王子 / 八田鮎子」最新第5巻発売

img123.jpg昨年末に待望久しい「オオカミ少女と黒王子」の最新第5巻が発売!
即購入したが、他に色々買い込んでいるのでやっと今頃紹介する事が出来た。
「別マ」(別冊マーガレット)を毎月買っているので、内容は全部知っていても、単行本はやはりマスト。
まとめてイッキ読みすると面白さ倍増!(別に集英社にコビ売ってる訳ではないぞ)。
初めは「ドS」キャラだった「佐田恭也」が、フツーに「ツンデレ」になって、今は殆ど「ツン」の部分がなくなって「デレ」が9割のキャラになってしまった。
しかし、それで面白くなくなったかと言うとそんな事は全くなく、メインとなる「お互いのお誕生日編」は非常に良く出来ていて、これ以上面白くできるのか心配な程。
しかし「別マ」の最新号では「恭也の家族編?」に突入し、メチャクチャキャラが立ってる「恭也のドS姉貴」も登場し、今後出てくる「ママ」にも超期待。
ハラマキに「5月24日発売6巻限定盤特典、ドラマCD同梱」とある。
人気マンガ⇒ドラマCD化⇒アニメ化、という流れが多く、この6巻特典はアニメ化への布石の可能性大か?
注目の「佐田恭也」クンを担当する声優は「櫻井孝宏」というベテラン人気声優で、最近では「男子高校生の日常」のユウスケや、「それでも町は廻っている」の磯端ウキ(喫茶シーサイドの経営者)を演ったりしている。
アニメ化にしろ実写ドラマ化にしろ、とにかく「佐田恭也」役の人選は非常に重要。
なんかもう、映像化が決まった様な感じで書いちゃったけど、これはあくまでも私の予想なだけ。
posted by judas at 00:32| 東京 ☀| Comment(2) | TrackBack(0) | 書籍関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年01月08日

フェス来日記念盤も出る人気 「A Doorway To Summer / MOON SAFARI」('05)

img120.jpgヨーロピアン・ロックフェス2013の2日目に登場する現在進行形北欧プログレバンドMoon Safariの1stアルバム。
そのタイトルから、A.ハインラインの古典的名作SF「The Door Into Summer(夏への扉)」を思い起こす。
ロマンティックで泣けるSFという評価の同作に近いリリカルで泣けるプログレ。
「Summer」という言葉と多声のハイトーンのコーラスから、欧米では「Genesis Meets Beach Boys」と評される事が多い。
何度も紹介した、2枚組ライブアルバム「The etysburg Address」でも演奏されている「Dance Across The Ocean」を筆頭にメロディックで爽やかな曲が並ぶ。
3rd「Lover's End」の様な「洗練された感」はまだあまり感じられないが、彼等ならではの個性に満ちており、Moon Safariファンの間では最高傑作という声があるのも頷ける。
25分の長尺ナンバー「We Spin The World」のダイナミックな展開は、1stならではのもの。
クリーム色のジャケットとインナーのイラストがGenesisの「A Trick Of The Tail」を思い起こさせる。
元々はクリーム地の部分が青かったが、現在入手できるの輸入盤はこの色違いのクリーム地(正確にはどっちがスウェーデンオリジナル盤か未確認)のもの。
moon safari 1st.jpgちなみに「来日記念盤?」で発売される日本盤紙ジャケは青地ヴァージョン。
CDの盤面に大きな三日月の上を歩いている象が描かれているのも、バンド名のイメージ通りで良い。
このバンドに於いては「最後に買っても良いアルバム」ではあるが、ひょっとして「一番良く聴くアルバム」になる可能性も秘めている。


1.Doorway (11:36)
2.Dance Across The Ocean(7:27)
3.A Sun Of Your Own(9:11)
4.We Spin The World(24:52)
5.Beyond The Door (6:40)

↓2008年だと、まだこんな環境で彼らのライブが聴けたんだなあ。
地元のオヤジバンドみたいな雰囲気だが、演奏の内容はホントに素晴らしい。
この時のお客さんは、今相当自慢できる。
posted by judas at 00:32| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | プログレっぽいロック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年01月07日

2枚組なのに繰り返し聴ける人懐っこさ 「【blomljud】/ MOON SAFARI」('08)

img121.jpgFMで聴いた「Lover's End」にゆっくりと転がっているうちに、既発のアルバムと新曲「Lover's End Part.3」を全部揃えてしまった。
これは2ndアルバムにあたる「blomljud」(各曲のタイトルが英語なのにアルバムタイトルがスウェーデンだかの北欧の言葉で、「花」(未確認)とかそう意味らしい)で、ジャケットは異様にヘンだが内容は素晴らしい。
このジャケは、荒廃してしまった地球(後ろの都市はNY?)を再び花と音楽で生き返らせようというコンセプトなのか?
彼等は本当に「変」なジャケットが好きなバンドだ。
しかし内容的には、CD2枚組ながらMoon Safari独特の爽やかで美しいメロディが横溢している為、本当に聴き易い。
前に紹介したライブアルバム「The Gettysburg Address」にも収録されている「Moon Walk」「Yasugur's Farm」「Other Half Of The Sky」は勿論だが、それ以外にも15分の長尺ナンバー「Methuselah's Children」、美麗な「Bluebells」、特にGenesisっぽい「To sail Beyond The Sunset」 等聴きどころが満載。
前述のライブアルバム同様、隅から隅まで繰り返し聴き込んだCD2枚組は私としては非常に珍しい。
Moon Safariの特徴として70年代、80年代のプログレ的な大仰な導入部分があまりなく、3,4分のポップソングの様に始まって「聴き終わると20分あった」みたいな曲が多い。
「70年代プログレ三重苦」と言われた「長い、暗い、重い」と比べるなら「長い、けど明るくて軽快」と言えるかも。
70年代プログレの醍醐味にドップリハマりきっている人には許容し難い「明るさ、軽快さ」だと思われるが、私的には十分転がれた。
前にも書いた様に「ヨーロピアンロックフェス2013」の彼らが出る1/12は既にSold Outという事で、意外に多くの日本人にも受け入れられている様。
Disc.1
1.Constant Bloom
2.Methuselah's Children
3.In The Countryside
4.Moonwalk
5.Bluebells
6.The Ghost Of FlowersPast

Disc.2
1.Yasgure's Farm
2.Lady The Woolands
3.A Tale Of Three and Tree
4.Other Half Of The Sky
5.To Sail Beyond The Sunset

↓15分という長尺とは思えない軽快さで、あっと言う間に聴かせてしまう。
posted by judas at 12:07| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | プログレっぽいロック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年01月06日

作者の描きたい事と「桐山玲」ファンの読みたい事のギャップが更に広がった 「3月のライオン / 羽海野チカ」最新第8案発売中

img115.jpgその重暗い内容の割に、主人公がかけているメガネ(桐山零モデル)が過去に発売になったり、単行本がすぐに売り切れたり世間的な人気が高い「3月のライオン / 羽海野チカ」の最新8巻が発売になった。
そういえば、以前書いた様に「2011年マンガ大賞受賞作」だったので、売上げは妥当なところかも。
プロ棋士の苛酷さに焦点を置いた重い話が多かった「新人王戦」が終わり、今巻は以前からチラチラ姿を見せてはいたがあまり多くは語られなかった「宗谷名人」との記念対局も描かれる。
「宗谷名人」の秘密?も読者に初めて明かされて、「宗谷人気」も高まりそう。
作者の羽海野チカは、将棋界全体の厳しさや苛酷さ、今まであまり知られていなかった内輪話を深く描こうとする余り、主人公の「桐山玲」やその周辺の川本家のエピソードが減ってしまい、それ程将棋に興味を持てない読者(特に女性)からは「棋士の爺さんの話はもう沢山」という声もある様だ。
確かに最近では主人公の人気よりも【周辺キャラの人気=作品の人気】という風潮になってはいるが、周辺キャラが爺さんばかりでは若い女の子にそっぽを向かれそう。
私としては、知らなかった棋士達の苦悩やしきたりを知る事が出来てとても興味深いので、爺さん棋士の話なんかは大歓迎。
作者の思い入れたっぷりのエピソードが、若い読者の読みたい事と一致してないのが8巻の弱点だが、その辺りは大ベストセラー作家の羽海野チカなので、今後上手に修正してくると思われる。
posted by judas at 01:11| 東京 ☀| Comment(2) | TrackBack(0) | 書籍関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年01月05日

『泣ける』と評判の「式の前日 / 穂積」を買ってみた

img116.jpg【若干のネタバレあり】
宝島社の「このマンガがすごい!2013」のオンナ編2位「式の前日 / 穂積」(月刊flower等、読み切り掲載)の評判がすこぶる良いので買ってみた。
ハラマキに「鮮烈新人・泣ける読み切り6篇・発売3日で早くも増刷」といった景気の良い賛美の言葉が踊っているが、残念ながら私はそこまで面白いと思わなかった。
各短編に「ミスリード」的な仕掛けを入れて「ああそうだったんだ」みたいなオチがあるのだけれど、それがミエミエだったり、また【超自然的な現象】にたよったモノがあったりしてややガッカリする。
ちょっと楽して「泣かそうか」という底の浅い感じがしてしまう。
表題の「式の前日」がコミックオーディションと言う「新人賞」の様なものに合格しデビューしたという新人さんらしいけど、作者が苦労して練った筋道の通ったオチの方が「驚き」や「泣き」が生まれると思うのだが。
また絵がラフだったり、どのセリフをどの登場人物が喋っているのか分かり難い(フキダシの位置とか向きとか)というのも感動できなかった理由の一つかも。
「このマンガがすごい」は前にも書いた様に、投票する権利のある人たちが簡単に読める為か、既刊の巻数が少ないマンガが上位にくる傾向が非常に強いので、それに救われたのかもしれない。
でも現在連載中の「さよならソルシエ」の評判も良いのでそちらに期待。
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2013年01月01日

ついに「あの二人」の直接対決へ 「ちはやふる / 末次由紀」最新第19巻発売中

img117.jpg9月に18巻が出て3ヶ月で順調に19巻が発売。
ハラマキにある様に、今年の1月11日にはもうアニメ第2期が始まってしまう。
音楽も含めてアニメ第1期の出来が非常に素晴らしかったので、2期も楽しみ。
まさに末次由紀、順風満帆である。
最新19巻は前巻から引き続き「吉野会大会」という「名人・クイーン挑戦者決定戦」(この予選と瑞沢高校の修学旅行が重ったので)の前哨戦ともいうべき大会を戦い抜く、千早や太一や新及び強いライバル達を描いている。
ネタバレ防止の為詳しくは書けないけど、千早や太一の実力も本物になり「ちはやふる」もかなり佳境に入ってきたと言えなくもないが、主人公達はまだ高校2年生。
しかも「クイーン戦」や「名人戦」には上述の様に修学旅行と重なり出られない。
若宮詩暢とクイーン戦で激突するのは一年以上先。
しかし、次巻は【あの二人】の直接対決もあり、本当にまだまだこれからが楽しみな怪物マンガだ。
posted by judas at 23:12| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 書籍関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

今回の紅白はこの曲、シアトリカルで感動的な「ヨイトマケの唄 / 美輪明宏」

美輪明宏.jpg2012年の紅白歌合戦の終盤を観ていたら「美輪明宏」が出てきた。
77才で初出場というのは史上最年長記録だという事。
歌った「ヨイトマケの唄」は、昭和30年代に40万枚を売り上げた自身で作詞作曲した美輪サンの代表曲だそう。
なのに今まで紅白未出場だったのは、当時の持ち時間に収まらなかったので短縮して歌うように言われて出場を辞退したとの事。
また、曲中にでてくる「土方(ドカタ)」等の差別用語が引っ掛かって「民放」では永らく放送禁止だったらしい。
その後、泉谷しげるや桑田佳祐のカバーによって再評価されたそう(この辺はWiki参照)。
で、以前にもTVで美輪サンが若い頃歌っている映像が流れて、転がったが、今回の紅白の歌唱も素晴らしかった。
私はてっきり上の画像の様な黄色の髪とド派手な衣装出てくると思ったらシックな男装?だった。
調べたらこの唄を歌う時は、曲の主人公(美輪サンが小さい頃から兄弟同然に育った親友で、苦労してエンジニアになった人)になりきるらしい。
77才とは思えない声量、音域と、登場人物ごとに声色を使い分ける、まるでPeter Gabrielの様なシアトリカルな歌唱法。
今年の紅白の白眉とも言えるパフォーマンスで、何年か前の「千の風になって」みたいに、ひょっとしたら年明けから美輪サンのCDが売れまくるんじゃないか、と私は密かに思った程だ。

↓「ヨイトマケ」というのは、作業員が地固めをする為に滑車の綱を引っ張る時の「ヨイっと巻け」が語源という説があるそう。


↓すぐ削除されるかもしれないが、こちらが昨日の紅白でのパフォーマンス。
posted by judas at 01:08| 東京 ☀| Comment(6) | TrackBack(0) | テレビの話 略してテレバナ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする