2013年02月28日

「夢のリング」 「King Biscuit Flower Hour Live/GTR」   【Kiss Like Judas 復刻シリーズ その6】

【Kiss Like Judas 復刻シリーズ】
こんな事をやっている内に、アマゾンから送られてくるCDや、買ったマンガが大量に溜まり、すでに紹介しきれなくなりつつあるが、私自身がノスタルジー(とは言っても10年位しか昔ではないけど)に浸れる「復刻シリーズ」にハマってます。
これも、お褒めを頂いた記述で、大好きなプロレスの事が書けて、自分自身も嬉しがっている様子がやや恥ずかしくもありますが、個人的には気に入っている日記でもあります。
プロレスの部分はケビン・コスナー主演のアカデミー賞受賞映画「フィールド・オブ・ドリームス」を知らないとなんの事か全然分からないと思います。

☆以下【2003年7月4日】の日記より (一部加筆修正)

昨日、方向性(?)について一瞬迷いをみせてしまったが、あの人も言っている。
「迷わず行こう、行けば分かるさ、1,2,3,ダー」
と言う事で、どうして私が非常に幼少の頃からプロレスに親しんできたか(笑)。
bruno.jpg私の父は若い頃から親戚の関係で相撲部屋に出入りしてちゃんこなどを食べさせて貰っていたそうだ。
私の名前の一文字は、その頃の関取から取ったということ。
父も空手をやっていたらしい。
相撲や空手だけではなく格闘技全般が好きで、それでやはり力道山、木村政彦、吉村道明くらいの時代からプロレスを観ていたそうだ。
私が小さい頃から読んでいた本は、ウチにたくさんあった相撲関係かプロレス関係のもの。
力道山が力士を廃業してハワイで沖識名と特訓した話なんて、小学校へ行く前に何回も読み返していた。
東スポ、月刊ゴング(別ゴンが出る前のボクシングなども一緒に載っていたもの)を父親と読むのが楽しみだった。
「今度マジソンでチャンピオンになった奴は物凄い体してるんだぞ(ブルーノ・サンマルチノの事)」とか、「ディック・ザ・ブルーザーは分厚い電話帳を引き裂くんだ」「フリッツ・フォン・エリックはリンゴを握り潰してジュースにして飲んでた」とかいうのが親子の会話であった。

その父も去年大きな病気をしてしまった。
いまではかなり回復して相撲は良く観ているようだが、現在プロレス中継はゴールデンや通常観れる時間でなく深夜枠が多いため遠ざかっている。
中高年層でのプロレスファンは地方巡業をみれば分かるように意外と多い。
そのような層の為にゴールデンとは言わないが、深夜以外の時間帯に放送して欲しいと切に願う。

そんな人達のために畑を切り拓いてリングを作ろう。
トウモロコシ畑の陰から往年の名レスラーたちがたくさん出て来るかもしれない。
フレッド・ブラッシー、バディ・ロジャース、キラー・コワルスキー、クリス・マルコフ、ドン・レオ・ジョナサン。
あるいは、ハーリー・レイス、ニック・ボックウインクル、ジャック・ブリスコ。
レフリーはレッド・シューズ・ズーガンとユセフ・トルコだな。
きっとこれを観に来る人々が延々と続く長蛇の列を作るのだ。

今日の一枚は「King Biscuit Flower Hour Live/GTR」('97)

GTR.jpg発売が97年で収録は86年、念の為。
説明不要とは思うけど、エイジアの大成功、イエスの劇的復活などにより70年代のスーパースター達による、プログレ系のスーパー・グループ結成がブームになった頃、元ジェネシスのギタリスト、スティーヴ・ハケットと、元イエスのギタリスト、スティーヴ・ハウを中心に結成された夢のギター・ユニット。
ところが、私にとってはもう1人とても重要な人物がいた。
ヴォーカリストのマックス・ベーコンだ。
83年に英BRONZレコードが何周年記念だかに社運を賭けて送り込んだバンド、その名も「ブロンズ」のヴォーカリストだった人だ。
このブロンズはNew Wave of British Heavy Metalの末期にデビューを飾った訳だが、ハードなバッキングにポップな歌メロとハトーンのヴォーカルという時代を先取りしたものだった。
当時は殆ど売れなかったと記憶しているが、内容的には非常に高度。
特に声が物凄く好きだった。
名曲ぞろいのアルバム。
残念ながらアナログしか持ってないので、ここでは今のところ取り上げられないけど(後にCD化され入手済み)。
ブロンズはどこへ行ってしまったんだろうと思っていた矢先に、そのマックス・ベーコンが再び私の前に帰ってきたのはスーパーグループGTRのヴォーカリストとしてだった。
で、GTRだが「When The Heart Rules The Mind」は凄く好きだが、アルバムとしては個人的にはもう少しコンパクトにしてヴォーカルを生かしたポップな曲を多く入れて欲しかった。
このライヴを聴いても判るように、「ハケット・コーナー」と「ハウ・コーナー」がライブの中心で「GTRコーナー」も少しやってますみたいな。
私的には、「ブロンズ・コーナー」こそやってほしかった。

ジェネシスもイエスも当然大好きだけど、GTRはちょっと消化不良気味でもっと捨てれるものは捨てて取り組むべきだったのではなかろうかと思う。
ベーコンというもの凄い武器があったのだから。

↓この様にヴォーカル中心の曲だとハウ・ハケットが異常につまらなさそうで面白い。やっぱ、マックス・ベーコンは美声だなー。
posted by judas at 00:53| 東京 ☀| Comment(2) | TrackBack(0) | プログレっぽいロック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年02月25日

「ライナー考」 「さよなら人類」  【KIss Like Judas 復刻シリーズ その5】

【Kiss Like Judas 復刻シリーズ】(もう少しやらせて下さい)。
これは2003年の5月末に「旧日記」を始めてまだ間もない頃の日記。
「Web日記」なんて何をどう書いてよいか全然分からなかった当時、ネット初心者の私に、ネットでの交流の楽しさやネットマナー等を教えて下さっていた師匠の様な方から、この日の日記に対してお褒めの言葉を掛けて頂き、その後のモチベーションの持続の源になった思い出の記述。
その方の神の如き文章を読めなくなって久しい。

☆以下【2003年6月9日】の日記より (一部加筆修正)

ジャケット.jpg私が音楽を聴きレコードを買い始めた頃、ライナー・ノーツはもっと大きな意味を持っていたような気がする。
他に情報源があまり無かった事もあるかもしれないが、繰り返し繰り返し読んだ。
内容は単なる資料の羅列でもよかった。
多くは音楽評論家が書いていたが中には、ラジオ局のディレクターだったり、映画評論家も兼ねる業界の実力者みたいな人が、実際聴いてもいないのがバレバレのライナーを書いていたりもしていたが。
私見ではあるがやはり70年代〜80年代初頭のライナーは面白かった。
なんとなく理論的な雰囲気もあり、やや独善的、断定的なところがまたファンをひき付けた。
以前触れた、伊藤セーソク氏などのなりふり構わぬ感情移入型も音楽に対する情熱が伝わって来てそれはもう、暗記する程読んだ。
何より音楽に対する熱い心が感じられた。
「名作」と言えるものも数多くあった。

ところが、専業評論家ではなく、音楽誌の人気編集者(渋谷チルドレンみたいな人々)などが90年代に入ってライナーを書き始めると、一気につまらなくなる。
本来の「対象」はそっちのけで「自分」を語り始めたのだ。
自分の所属する雑誌に掲載されるレコ評ならともかく(それも本当は不快だが)、音楽ファンがお金を出して買うCDでそのライターの少年少女時のトラウマの作文ごっこや私小説など読みたくないのだ。
それならまだ資料の羅列の方がいい。
そのCDが「生まれて初めて買うCD」だという子もいるはずだ。
その子がずっと覚えていられる様な、またその子が音楽から離れられなくなる様なライナーを書いて欲しい。

最近ネット上の日記で、ある作品のライナーが素晴らしかったと書いた人がいるのだがしばらくしたらその評論家(かなり著名)が「有難う御座いました」と一言メッセージに書き込んでいたという。
自分の名前で検索してたらヒットしたのか。
実際そのライナーは、私的にライナーとはこうあって欲しいと思うほどの良いものであったのだけれども、スゴイ話だ。
セーソクは私のところには来ないだろうけど。

105517143819276.jpg今日の1枚(2枚だが)は「空手バカボン/ベスト」(90年)と「おまつり/ナゴムオムニバス3」(同)
空手バカボンとは筋肉少女帯の大槻ケンヂ(当時はモヨコ)と内田雄一郎、有頂天のケラ(ナゴムの創設者)のユニットで筋少になる前からやっていたようだ。
一番有名なのは、「バカボンと戦慄〜Starless&バカボンBlack,Part1,2」なのだろう。
Part1の歌詞は「バカボン 空手バカボン こんにち〜わ」でPart2は「バカボン 空手バカボン さような〜ら」。
この歌詞をキング・クリムゾンのスターレスのイントロのあのメロディに乗せて歌う。
これは素晴らしい。
筋少でもとり上げる「福耳の子供」「日本の米」「労働者M」「から笑ふ孤島の鬼」はもともとバカボンのマテリアルだったのだ。
プログレテクノとでも言うべき独自の世界。
ナゴムの「おまつり」はナゴムレーベルのオムニバスでカステラ、ミンカパノピカ、痛郎、たまなどの当時の有名どころが収録。(卓球のいた「人生」はオムニバスの1か2に入っていた)
これぞわたしの思うところの「インディーズ」という音だ。
とても自由。
現在の「インディーズ」は「メロコア」とか「ヒップホップ」などのように音楽の一ジャンルのようで「自由」を失い、利益回収が第一義となりディストリビュートなどは大手が行っているらしい。
当時ナゴムもすでにインディーズとメジャーの中間のような立場で、わたしはさらにマイナーな誰も知らないバンドを求めて彷徨っていたのであった。
明日に続かない。
明日はもっとメジャーなのやります。すみません。
posted by judas at 00:30| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | Japaneseなロック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年02月24日

本当に転がった 「 Family Cracks(Familjesprickor)/ ZAMLA MAMMAS MANNA ('80)

img140.jpg77年に『SAMLA』から『ZAMLA』に名前を変えての復活後2作目にして、一応『ZAMLA』でのラスト作品。
このアルバムの収録曲のクレジットは基本的に英語であり、タイトルも「Family Cracks」(邦題は【家族のひび割れ】)で、ひょっとしてワールドワイドな進出を狙っていた?
『SAMLA』時代の様なあからさまなオフザケ(本人達はそう思ってないだろけど)は大きく影を潜め、表面的には極めて真面目(?)で正統的な『高度なジャズロック』的なものになっている。
ヘヴィーなギターが地を這いずる時は「戦慄〜RED」期のCrimsonの様でもあり、例の超絶技巧的ユニゾンやアンサンブルを聴くとやはり「AREA」を想起してしまう。
また今作は民族音楽的な音階のみならず、メロディが美しかったり切なかったり(その辺は流石に北欧のバンド)して、彼らのアルバムの中では最も「いわゆるプログレッシブ・ロック・ファン」の心を掴むものだと思う。
「北欧」の美しさ、「地中海」の躍動、「英国」の整合感と端正さを堪能したいリスナーには、私としてはこのアルバムをオススメする。
1.は、相変わらずの超絶技巧曲だが、2.は技巧とFocus張りの抒情性をも感じる若干の泣きのギターが美しい。
他にもギターの美しい曲はあるのだが、途中で急にヘンテコになったり初期の「悪意(あるいは悪戯心)」は健在。
本当に全方位的に高い次元でバランスが取れている名作だと思う。
非常に転がった!
殆どの場合「プログレ名盤100選」や「北欧プログレ名盤100選」には入らないと思うが「judaasプログレ50選」ぐらいには入ってしまうかも。
1.Five Single Combats (6:00)
2.Ventilation Calculation (5:10)
3.The Forge (5:15)
4.The Thrall (5:10)
5.The Panting Short Story (4:05)
6.Pappa(with right of vetto)(4:30)
7.The Farmhand (7:45)
8.Kernel in Short and Long Castling (5:0)

↓耳障りな音も意地悪く?入ってくるが、高いテクと時折の美しく切ないメロがたまらない。
ホントに素晴らしいバンド。
posted by judas at 21:49| 東京 ☀| Comment(2) | TrackBack(0) | プログレっぽいロック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年02月22日

いとしのバナナ/ 追悼 Kevin Ayers  【Kiss Like Judas復刻シリーズその4】

kevin ayers bbc.jpgKevin Ayersの訃報がネットを駆け巡っています。
詳しい事情はまだ不明ながら、最近は酒に溺れる日々だったとか。。
ウチの奥さんが、Ollie Halsallを帯同した来日公演を観に行った程、昔からのファンなので、弊ブログにもKevin Ayersは良く登場しました。



☆以下【2004年2月24日】の日記より (一部加筆修正)
(注) この頃はジャケの一部を拡大して何のアルバムかを当ててもらう「ジャケクイズ」を良くやっていたので、最後の方はそのヒントが出てきて当時の事を知らない人には訳がわからないと思いますが、今読み返すと異常にサービスヒントなのでジャケットの一部を見なくてもどのアーティストのアルバムかは分かってしまうなあ、と思いました。


今日、V6の番組を観ていたら、オルタード・イメージスの「ハッピー・バースディ」がかかっていた。
懐かしい。
2ndアルバムまでしか、追っ掛けなかったが好きだった。
「ハッピー・バースディ」は名曲。
色物的な見方をされていたと思うが、プロデューサーはマーティン・ラシェント(ストラングラーズ、ヒューマン・リーグ、バズコックス、などのプロデュースの他、ジェントル・ジャイアント、アレックス・ハーベイ・バンドなどの作品でエンジニアとしてクレジットされてる)で決して悪くはないバンドだった。

いとしのバナナ.jpg今日プログレ館へ行ったら、明日発売のケヴィン・エアーズの初期4枚の国内盤がもう大量に売られていた。
ネットで何故か3rdまでしかオーダーしてなかったのを幸いに4thの「いとしのバナナ」を購入。
ネットで買った分はいつ来るんだろうか?
ちょっと聴いたが、やっぱり音が良いかも。
所謂プログレとはかなり遠い所にいる様な気がするのだが、この人がやってしまえばみんな「プログレ」と言われてしまう感じ。
本人のやりたいことと、周りが勝手に作ったイメージ、及び期待感の「ズレ」の大きさ的見地から言えばプログレ度は高いと言えよう。
異常に持ち上げられ過ぎなトコは嫌い(全く本人のせいではないけど)だけれど、やってる音楽はかなり好きになりそう。
「Englishman Abroad」という大昔から「製作中」のアルバムは一体いつ完成するのだろう。
トム・シュルツの比ではない超マイ・ペースさが凄い。
聞くところによると相当、労働意欲に欠如した(?)人らしいがその辺も、ガツガツしていない感があっていいかもしれない。

b.jpgそれと、おとといの「拡大ジャケクイズ」放りっぱなしにしててスンマセンでした。
投げっ放しジャーマン・プログレ状態。
何のアルバムジャケの一部か、考えていてくれた方有難うございます。
歴史に強いアナタへのヒント。
1)「お茶会」
2)「マラソン」

そりでは。
よろしく。
posted by judas at 01:19| 東京 ☀| Comment(4) | TrackBack(0) | プログレっぽいロック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年02月21日

超実力者達のオバカな宴  「MALTID / SAMLA MAMMAS MANNA」

img139.jpgスウェーデンが誇る北欧オバカ?プログレの雄「SAMLA MAMMAS MANNA」の2ndアルバムをひょんな事でアマゾンで見つけてゲット。
YouTubeでは以前から聴く事が出来たが、アナログ時代はそう簡単に買う事が出来なくって、長らく音源を所有していなかったバンド。
入手出来てホントに嬉しい。
タイトルの「MALTID」は邦題が「ごはんですよ」という事で、英語で言うところの「Meal Time」のような意味らしい。
4枚目を出して一時休止するまでが、頭の部分が『SAMLA』で、77年の復活以降は『ZAMLA』と変わる。
以前、日本の雑誌のディスコグラフィーで「サムラ」となっていたり「ツァムラ」となっていたりしたのを見て、日本語の表記が統一されていないだけかと思っていたら、実際に綴りも変わっていた訳だ。
この2ndは「サムラ」時代の代表作の一つと言われる傑作という事。
確かにその前評判通り冒頭1曲目から全開バリバリで突っ走る。
ギターと各種鍵盤、打楽器の超高速ユニゾンは「AREA」の「白い象( L’elefante bianco)」を思い出させるが、AREAは正真正銘各楽器のバトルと言えるけどSAMLAの方はバトルというより超高速で踊ったりじゃれあったりしているかの様な面白さというか余裕がある。
AREAがデメトリオの超人的で驚異の「声」とするなら、こっちはふざけているようなヘンテコな「奇声」。
とは言え、メチャクチャ凄い事には変わりない。
またギターの音色やソロのセンスが素晴らしく「ギター」については「オバカ度」は低く、超本格派。
違うバンドに居ればひょっとして世界的なギタリストになっていたかも。
圧倒的に凄いのは1曲目だが、4.5.6.あたりの短めな曲も高速チンドン屋の様なバカテク振り。
ボートラ3曲のウチ1曲は1stからのライブで、残りはこのアルバムの制作中のアウトテイク曲。
物凄い実力者達がオバカな事をやるのは前から大好きだった私なので、このバンド(特にこの2nd)はツボ中のツボ。
ホントに素晴らしい!
1.Dundrets Fröjder (10:43)
2.Oförutsedd Förlossning (3:10)
3.Den Återupplivade Låten (5:53)
4.Folkvisa I Morse(2:07)
5.Syster System(2:27)
6.Tärningen(3:33)
7.Svackorpoängen(3:11)
8.Minareten(8:21)
9.Vaerel Tilbud(2:26)
10.Minareten II(4:37)
11.Circus Apparatha(6:02)
12.Probably The Probably(3:54)

↓脱力したFocusのヨーデルの様なヘンな声が入り始める2分過ぎ位から徐々に演奏は熾烈になってくる。
見た目のユルさと演奏のタイトさのギャップに転がる。
posted by judas at 23:59| 東京 ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | プログレっぽいロック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

「The End Of Silence/ROLLINS BAND」 【Kiss Like Judas 復刻シリーズ】

【Kiss Like Judas 復刻シリーズ その3】
今回は、消失してしまった2003年11月12日の『旧Kiss Like Judas』の日記(当時はまだブログという言葉も概念もなかった)を再掲します。
当時ウチの夫婦2人ともROLLINS BANDにハマっていました。
一時期は非常に人気もジャーナリズムの評価も高かったのですが、今はバンドとしては活動していない様。

☆以下【2003年11月12日】の日記より (一部加筆修正)
ウチの奥さんの説。
ストロークスの「12:51」って曲は江頭2:50からインスパイアされた。
間違いない。
この前ヘイリーちゃんのトコでチラっと触れたカール・ジェンキンス(元ソフト・マシン、ニュークリアス)のアディエマス結構良い。
ビルボードのニュー・エイジ・チャートの常連らしい。
「ニュー・エイジ・ミュージック」ってのは実は良く分からないのだけれど。
ストロークスのアルバート・ハモンド・Jrって髪型がオヤジさんそっくり。
ミュージシャンで父親の名前にそのままジュニアって付けて名乗る人って珍しくないか。
どうせなら、アルバート・ハモンド・ハモンドってジェスロ・タルの人みたいにすればカッコいいのに。
レイ・パーカー・Jrのお父さんって有名?
私の知ってるジュニアはドリー・ファンク・ジュニアとかドスカラス・ジュニアとか、そっち系の人が多い。
ミュージシャンで単に「ジュニア」って人もいたなあ、「Mama Used To Say」ヒットさせた人。

rollins band.jpg今日の1枚は「The End Of Silence/ROLLINS BAND」('92)
1.Low Self Opinion 2.Grip 3.Tearing 4.You Didn't Need 5.Almost Real 6.Obscene 7.What Do You Do? 8.Blues Jam 9.Another Life 10.Just Like You
11.Lie,Lie,Lie(Edit)
☆11は日本盤ボーナス・トラック

80年代のアメリカを代表するハード・コア・パンク・バンド「ブラック・フラッグ」のヴォーカリストだったヘンリー・ロリンズの結成したバンド。
これは彼等のスタジオ・アルバムとしては4作目で、メジャーでは初めてのアルバム。
まさに剛球勝負。
現在主流の、超ヘヴィでありながらもメロは泣きがあったりフックがあったり、というのとはかなり違い、ガチンコで厳しい音の連続。
ただ多少の忍耐を擁するが、慣れてくると実に気持ちの良いサウンド。
各々のテクニックはかなり高く、相当高度なこともやっている。
単なるハード・コア・パンクとメタルのミクスチャーというだけでなくジャズやクリムゾンっぽいインプロ部もかなりある。
この「The End Of Silence」の次の作品の「Weight」は当時の潮流にも乗って全米アルバムチャートの33位まであがったが、現在は、活動はしているもののセールス的には決して華々しくないよう。
彼等の音楽性の高さからすればレッド・ホット・チリ・ペッパーズのように幅を広げ、より大きな成功を残す事も可能だったかもしれない。

たとえてみよう。

源次「旦那とこんなとこで、バッタリ出会うとは思いませんでした。あの時はご面倒おかけしました。今はスッパリ足を洗って1人で真面目に暮らしております。娘ですか。それが聞いてやって下さい。自分で言うのもなんですが、よく出来た娘で、今は立派な家に嫁いでおります。この間も、ご亭主やお姑さんには本当によくしてもらっていて幸せだなんて手紙をよこしまして。えっ、お前も1人じゃ寂しかろうから、誰か世話してやろうかですって?冗談はよして下さい。自分は、不器用な男ですから.......」

こんな不器用で実直なサウンドがロリンズ・バンドの魅力。
パンテラなどと並び、ある意味現在のモダン・ヘヴィ隆盛の下地を作っていた重要なバンドだと私は思う。
不器用とは言ったが、様々な音楽を取り込んだ個性的な音をあえて小細工はせずストレートに叩き出しているといったほうが正しいかも知れない。

↓コメンテターや出版社の社長等をこなす頭脳派でありながら、一日3時間の筋トレをかかさず酒タバコも一切やらない肉体尊重派でもある。
posted by judas at 00:33| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | アメリカンなロック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年02月18日

松井優征復活おめでとう 「暗殺教室 / 松井優征」

暗殺教室.JPG以前私が大絶賛していたマンガ「魔人探偵脳噛ネウロ」の連載が2009年に終了してから、暫くの間連載がなかった松井優征(まついゆうせい)の待望久しい連載マンガ。
その独創性の素晴らしさはデビュー前から高い評価を受けていたがこの「暗殺教室」のオリジナリティも強烈。
月の70%を瞬時に消滅させる破壊力を持ちマッハ20で移動できる異星人が、劣等生クラスの担任になり、そのクラスの生徒達は担任を殺さなければいけない、という破天荒で常軌を逸した設定。
特異で奇を衒(てら)った設定のマンガは今まで山ほどあるが、松井優征の凄いところは「設定は異常だがストーリーテリングはベタというか王道」だと思う。
この「暗殺教室」も「そう持っていくんだろうなあ」と言う方向に確かに話は進んでいくのだが、実に面白いし心地良い。
連載復活とほぼ同時に「20131年マンガ大賞」にノミネートされ、単行本2巻で300万部近く売り上げているとの事。
3月には第3巻も発売されるので、今年度中に累計500万部も十分あり得る。
祝 松井優征復活
posted by judas at 00:04| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 書籍関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年02月17日

「Objects In The Rear View Mirror May Appear Closer Than They Are/MEAT LOAF」【Kiss Like Judas 復刻シリーズ】

【Kiss Like Judas 復刻シリーズ その2】
今回は、消失してしまった2003年11月11日の『旧Kiss Like Judas』の日記(当時はまだブログという言葉も概念もなかった)を再掲します。
当時CDシングルを沢山買っていて、'93年に発売された変形ジャケを入手できたのではしゃいでる様子の自分が恥ずかしいです。

☆以下【2003年11月11日】の日記より (一部加筆修正)

今日ウチの奥さんがオーダーした「JET」と「THE STROKES」が来たのでちょっと聴いてみる。
JETはちゃんと聴くと事の他良い。
60〜70年代ロックそのままのヒネリのないバンドだと思っていたが、それも許せる程曲がいい。
マックかなんかのCMソングに大抜擢され、TVでもかかりまくっている曲を筆頭にクセになりそうなカッコ良いロック・チューンが続く。
スローな曲も割とあるがそれも良さそう。
Kiss,The Who,AC/DC,The Beatles,Rolling Stonesなどが部分的に未消化のまま顔を出す感じだが、悪くないと思う。
「The Strokes」はまだ聴いてない。

アントニオ・ホドリゴ・ノゲイラはエミリヤーエンコ・ヒョードルに敗れ失意の日々を送っていたがミルコ・クロコップの首を取り俄然再注目を浴びるだろう。
ボブ・サップからタップを奪った唯一の人でもある。
ヒョードルとのリベンジマッチは非常に期待大。
双子の弟のアントニオ・ホジェリオ・ノゲイラも格闘家。

meat loaf.jpg今日の1枚は「Objects In The Rear View Mirror May Appear Closer Than They Are/MEAT LOAF」('93)

1.Objects In The Rear View Mirror May Appear Closer Than They Are(Edit)
2.Rock And Roll Dreams Come Througe(Live) 3.Masculine(Live)

この曲はミート・ローフの77年の大ヒットアルバム「Bat Out Of Hell」の続編として93年に発表されたアルバムよりのシングルカット。
第何弾シングルかは忘れたけど、英チャートでも結構上位にいた。
今調べたらなんと米ビルボードでもTop40入りしていた。
何しろ第一弾シングルの「I'd Do Anything For Love(But I Won't Do It)が英米でNo.1。
プロデューサーのジム・スタインマンのヒット曲を再演した「Rock And Dreams Come Through」も全米13位まで登るヒットになっており、勿論アルバムも英米No.1を記録。
その人気を物語るようにこの「In The Rear View〜」の英盤シングルは特殊ジャケ。
この画像ではわかり難いかも知れないけど、バック・ミラーの部分が銀紙?(ユーライア・ヒープの対自核のちっちゃい版と言えばわかってもらえるかも)で自分の顔が映ったりする。
いかにこの頃のミート・ローフ人気が物凄かったかが分かる。

曲の方は十八番の大ドラマチックバラード(「66%の誘惑」の焼き直し風)で、シングルはEditしてあって5分54秒(アルバムヴァージョンは10分超)になっている。
しかしこのシングル盤の最大のウリは前述の「Rock And Roll Dream Come Through」の8分を超えるライブヴァージョン。
ジム・スタインマンが確か全米30位くらいまでこの曲をヒットさせた当時、アルバムを買ったらアルバムには入ってなくて、この曲のシングル盤が別に封入されていた。
凄く好きな曲。
なんか少し斜に構えたロックに対する愛情が伝わってくる名曲。
「Dreams Come True」(夢は叶う)じゃなく「Come Through」(通り抜けて行ってしまう)なとこがお洒落。
いわゆる「本格派のロック・ファン」からは敬遠されるかもしれない。

たとえてみよう。

リサ「あー、オバチャン、こんな夜中に公園で1人でブランコにのちゃったりしてー、なにげにワケアリーって感じー。何があったか知んないけど、帰った方がいんじゃないのー。この辺、ヤバそーだからー。まー、ラチられるって歳でもないからいいか。やな事あったんだー?。ウチらも、こう見えてケッコー苦労してるしー。マジ、ツライわけ。あれ、オバチャンかと思ったらイガイと若いんじゃん。激マブだしー。ふーん、へー、ダンナのお母さんとうまく行ってないんだー。シカトだよ、そんなの。ガツンとやっちゃえばいんだってー。そー、そー」

この様にまったく役に立たないような励ましだけど、なんとなく嬉しい気持ちになるのがミート・ローフ的大仰ロック・オペラの世界。
「歌舞く心」を解するロック・ファンにオススメしたい。
そろそろ、「地獄のロック・ライダー・Part3」が出るかもしれない。

↓こんな長尺の曲がシングルカットされるのだから当時の彼の人気の凄まじさが偲ばれる。
私の予言通り?「地獄のロックライダーのPsrt.3」にあたる作品は2006年に発表された。
posted by judas at 23:14| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | アメリカンなロック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

3rdは「オルガン大活躍のハードロック」的な印象強し  「Floating / ELOY」 (Remastered and Bonus Tracks)

img138.jpgこのバンドもかつて「judasさん(ホントは本名で言われたが)、絶対ELOY好きですよね」と確信的に尋ねられた事があったが、何故かそれ程聴いてこなかった。
70年代ではアメリカやイギリスでさほど売れていないバンドの輸入盤はかなり入手が難しかった。
80年代になってNWOBHMが勃発した時、そのムーブメントにのって一瞬雑誌等でも以前より多く取り上げられたり、輸入盤も結構日本に入ってきたがその当時は他に魅力的なバンドが多すぎて70年代前半からやっているバンドにはあまり新鮮味が感じられずに放置してあった。
「ELOY」は、ドイツ(というより70年代に於いては「ジャーマン」と言った方がイメージし易かった)のサイケ&プログレバンドとしてはかなりの大御所という扱いのバンド。
以前紹介した「PROG-ROCK」のオムニバスに収録されていた「Madhouse」に引っかかるモノを感じ、この3rdアルバムにあたる「Floating」('73)のリマス+ボートラ盤を購入して初めてちゃんと向き合って聴いてみた。
彼等史上でも傑作と評される「Floating」だけあって、即転がった。
サイケ色が強く「Pink Floyd」等のプログレバンドを引き合いにだされる事が多いらしいが、私の第一印象としては初期Deep PurpleやUriah Heepのようなオルガンに引っ張られるハードロックに近いもの。
勿論ジャーマンロック特有の酩酊感のある反復リフもある。
この中毒性のある音には確かに、ハマると抜けだせなくなる危険性は大。
確かに「judasが絶対好きな筈」と周囲に思われるのは尤もな音だ。
長尺の「The Liht From Deeper Darkness」やボートラでライブヴァージョンが収録されている「Futeure City」が最も『ジャーマンプログレ&サイケ』に近い肌触りで、前述の「Madhouse」や「Floating」はHeepぽい「オルガンをフィーチャーしたハードロック」的な曲。
私が一番好きなのは、やや昭和狂的な『古臭い』リフと、ドラマティックで反復展開と立体的な構成が魅力的な「Castle In The Air」で、ボートラの同曲のライブも圧巻。
時期によってかなり完成度や音楽性にバラつきがある様だが、この3rdを聴いた時点ではかなりハマって、これから集めてみたくなるバンドではあった。
☆尚、年代や「ジャーマン」というイメージから籠ってモコモコした音を連想しがちだけど、リマスが素晴らしいのでソリッドでクッキリして聴き易い音になっている。

1. Floating
2. The Light From Deep Darkness
3. Castle In The Air
4. Plastic Girl
5. Madhouse
以下Bonus Tracks
6. Future City (Live)
7. Castle In The Air (Live)
8. Flying High (Live)

↓ハードロック的な冒頭部なのに、1分半頃から急にJethro Tullになったのち「対自核」の頃のHeepみたいになるのが面白い。
「ELOY」入門編にはこの曲あたりが一番適しているかも。
Uriah Heepファンにはオススメ。

2013年02月14日

「Trillion / TRILLION」 2003年11月9日 【Kiss Like Judas 復刻シリーズ】

Trillionの2ndのところで書いた様に、彼等の1stを紹介してた「旧Kiss Like Judas」が、CGI.BOYというプロバイダー?が消滅してしまった為(アメーバに吸収か?)、自動的に削除されてしまっています。
よって機会があったら少しづつ復刻していきたといと思います。
今回はそのTrillionの1stを取り上げた、約9年半前(!)の『2003年11月9日』の日記を加筆修正して(殆ど加筆はしてないけど)再掲します。
気が付くと10年位前からこんなことしてたんですね。
時事ネタもそのまんまにしてます。
稚拙で未熟な文章が超恥ずかしい(涙)。

☆以下【2003年11月9日】の日記より (一部加筆修正)

激震走る。
ミルコがアントニオ・ホドリゴ・ノゲイラに敗れたという事。
かなり追い詰められてたらしいノゲイラだが、一瞬の逆転腕ひしぎでミルコからタップをとったそう。
流石はノゲイラ。
今日の「プライド」は地上波ではキチンと放送するのかどうか分からないけど。
吉田もシウバに破れ、初代ミドルチャンプはシウバ。
やっぱり安定して強い。

「サマソニ」のダイジェスト、パート2も観た。
レディオヘッドが大フィーチャーされてた。
名のあるバンドは皆結構良かった。
ラプチュアー、ストーロークス、マーズ・ヴォルタも流石。
全員クロのハイネックセーター着てた、マンドなんたら?というバンドも物凄い人気だけあって確かに良かった。

img137.jpg今日の1枚は「Trillion/TRILLION」('78)

1.Hold Out 2.Big Boy 3.Give Me Your Money, Honey 4.Never Had It So Good 5.May as Well Go 6.Fancy Action 7.Hand It to the Wind 8.Bright Night Lights 9.Child Upon the Earth

このトリリオンは、シカゴでキーボードのパトリック・レオナルドを中心に結成された、いわゆるアメリカン・プログレ・ハードのバンド。
ただし「プログレ」の部分の比重はそれ程大きくない。
アレンジの部分での「プログレ風味」にとどまる程度。
一番長尺の曲でも9.の5分41秒で、他は殆ど3分台のコンパクトにまとまった曲。
とにかく曲がポップ。
これ以上は無いと言うくらいキャッチーでポップな曲調の上に伸びやかでハイトーンなヴォーカルが乗っかる。
このヴォーカルがまたクセ者で、透明感溢れる声で、人懐っこい歌いまわしにヘンなコブシを効かせるものだから、フックがあってキャッチーで私なんかはひとたまりも無く転がった。
特に3、6、7、8の個性的なウタメロと歌いまわしは素晴らしい。
しかし、こちらのご機嫌を伺うだけではなく、ジャケットの頭が3つある虎?の様に鋭い牙も隠し持っている。
オープニングからの2曲はクイーンぽいコーラスとハードなギターが堪能出来る。

たとえてみよう。

ある日渋谷のセンター街を歩いていた美也子はいつもの様にキャッチセールスに声を掛けられた。
美也子はその手の対応には手馴れているつもりだった。
どんなに手強いセールスも撥ねつけて来た彼女だったが、しつこ過ぎもせず、また彼女に対して適切なホメ言葉を並べ、絶妙な間合いを持って接するそのテクニックに、知らず知らずの内彼の術中にハマっていた。
「ああ、騙されている事はわかっているの。でもこのまま彼の言うなりになってしまいたい」
多額の対価を支払う事にはなったが、不思議に彼女は幸福だった。
都会の1人暮らしの孤独を忘れられた一瞬であった。

この幸福感こそがトリリオン。

「judasの選ぶ70年代のアメリカン・ポップ・ロック裏ベスト10」の上位に確実にランクインする名作。
ヴォーカリストのデニス・フレデリクセンは1stのみでバンドを離れTOTOに加入し、ファギー・フレデリクセンとして1作のみ参加する。
TOTOにはその後、なんと映画音楽の巨匠中の巨匠、ジョン・ウィリアムスの息子ジョセフ・ウィリアムスがヴォーカリストとして加入するのだけれども、私はベストに入ってる数曲しか聴いた事がない。

また中心人物であったキーボードのパトリック・レオナルドは後にマドンナ、エルトン・ジョン、ピート・セテラ、ブライアン・アダムスなどのアルバムでプロデューサーやコンポーザーを務め大成功を収める。
ボン・ジョヴィの最新譜であるセルフ・カヴァー集のプロデューサーも彼。
トリリオンの1stはまだ普通に手に入りそうなので、「産業ロック」と呼ばれているものに拒否反応がない人は是非とも聴いて欲しい。

↓このヘンな歌いまわしと卑屈なまでにポップなメロに超転がる。
posted by judas at 23:45| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | プログレっぽいロック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年02月13日

2ndも悶絶名盤 「Clear Approach / TRILLION」(Remastered And Bonus Track)

img131.jpg最近紹介した西ドイツ(当時)の、A.O.Pバンド(Adult Oriented Progressive Band⇒judas勝手に命名、同類に「Ambrosia」「Sad Cafe」今回取り上げる「Trillion」等がいる)の「Lake」同様「The Best Of Progressive Hard Rock」を聴き直していて、このTrillionの2nd「Clear Approach」を購入してしまった。
以前は結構高値が付いていたが、あの素晴らしき再発レーベル「Rock Candy」が2009年にリマス+ボートラ盤をリイシューしてくれていた。
以前弊ブログで1stを大絶賛した記憶があったのだけれど、CGI.BOYが無くなり消失した旧ブログだった。
いずれ復刻?しようと思っているが、今回は'80年に発表された2ndについて。
1stがSonyの「Nice Price」ラインで発売された時、一緒に発売された2ndを買うチャンスがあったのだけれど「天性の産業声?」を持つ、Fergie Frederiksen(当時はDennis Frederiksen)が1stのみで脱退していた為、その時は2ndをスルーしてしまっていた。
で、上述の様に「プログレ・ハード」のコンピに収録されている2ndアルバムのタイトルナンバー「Clear Approach」をたまたま聴き「やはり音楽の神は私に2ndも聴かせたがっている」という事を悟りオーダーしてしまった。
1stがそのジャケットの通り、ハード且つファンタジックな部分とキャッチーでポップな面を併せ持つアルバムだったのに対し、2ndはメロディアスな面はそのままで、サウンドや曲調が非常にソフィスティケイトされ、一聴すると物足りなさも感じるかもしれない。
しかし演奏と楽曲は非常に練られ、2ndアルバムから新加入したヴォーカリストThom GriffinもFrederiksenの美声に遜色ないハイトーンを聴かせている。
Frederiksenのヘンなコブシみたいな癖がないのがちょっと寂しいが力量は非常に高い。
静かな美麗バラード系が増えたが、インスト部分の凝ったアレンジも1stよりアーバンで大人っぽい。
どっちが良いと思うかは、好みとしか言いようがないけれど、私はどちらにも転がってしまう。
TOTOにFrederiksenが行ってしまわず、もし同じメンバーで2ndが制作されていたらこのTrillionは成功する事ができたのだろうか?
ロック史の「もし」を考えると楽しくてしょうがなくなる。

1.Make Time For Love
2.Love Me Anytime
3.I know The Feeling
4.Mae It Last forever
5.Promises
6.Cities
7.What Can You Do
8.Clear Approach
9.Wishing I Kne It All
Bonus Track
10.You Clown(Unreleased B-Side)


↓冒頭のちょっとショボめのBostonの様なギターの絡みが大好き。
ヴォーカルは、Fergie Frederiksenと言うより、やや力強くないSteve Walsh気味か?
2ndもいいでしょ!
posted by judas at 00:33| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | プログレっぽいロック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年02月11日

いろんなフォーマットがあり過ぎ 「Celebation Day / LED ZEPPELIN」 (2CD+Blu-Ray)

002.JPG今更感が大きいが、様々なフォーマットのウチからどれを選ぼうかと迷っている間に年を越してしまった。
結局、輸入盤の2CD+1Blu-rayというセットで決着。
これにリハーサル映像のDVDがプラスされた4Discのものも有ったが、いつも映像部分を全部観られないので、3Discものにした。
「あまりに世間が騒ぐからオレもZEP買っちゃったよ」という報告(誰へ?)と「沢尻エリカ様がどんなライブを観てきたのか」という確認目的が主なので、感想は簡潔に。



【演奏】
予想よりプラントのヴォーカルが歌えていた。
ライブが行われてからこの音源の発売まで約5年が経ったのは「ヴォーカル部分の手直しに時間がかかった」という説もあるらしいが、どっちにしろこれだけヴォーカルがしっかりしていれば問題なし。
曲によっては全盛時よりもカッコよいヴォーカリゼーションもあると思う。
バンドの演奏部分はテクノロジーの進歩か本当に音が良い。
「Kashimir」の例のリフが重低音で迫ってくるトコなど音響的にも本当に素晴らしい。
ボンゾの息子「ジェイソン」はプレーも見た目もこのメンバーにメチャクチャ溶け込んでいて違和感がない。
「息子」とは言っても相当いいオッサンになってしまっているから。
【選曲】
なるべく多くの時期から多くの曲を演る為か「Dazed and Confused」や「In My Time Of Dying」「Whole Lotta Love」など長尺になりがちな曲も比較的コンパクトにまとめられている。
79年のKnebworthに近めの選曲の様な気もするが「In Through The Out Door」の曲や、ヴォーカルやメンバーの体力の問題からか「Achilles Last Stand」が無いのはやや残念。
しかしPRESENCEから「For Your Life」を演ってくれたのはとても嬉しい。
「For Your Life」のイントロが始まった時の観客の歓声の大きさに少し感動。
この曲と「Ramble On」がプレイされた事は私としては予想外で嬉しく、また今回のライブパフォーマンスの中では非常に出来が良かったと思う(judas私感)。
Disc.1 (CD)
1. Good Times Bad Times
2. Ramble On
3. Black Dog
4. In My Time Of Dying
5. For Your Life
6. Trampled Under Foot
7. Nobody’s Fault But Mine
8. No Quarter
Disc.2 (CD)
1. Since I’ve Been Loving You
2. Dazed And Confused
3. Stairway To Heaven
4. The Song Remains The Same
5. Misty Mountain Hop
6. Kashmir
7. Whole Lotta Love
8. Rock And Roll
Disc.3 (Blu-Ray)
Disc.1+Disc.2の全16曲のライブ映像

posted by judas at 21:45| 東京 ☀| Comment(6) | TrackBack(0) | ブリティッシュなロック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年02月10日

実はアルバム全体としても素晴らしかった 「The Roaring Silence / MANFRED MANN'S EARTH BAND」(Remasterd and 2 Bonus Tracks)

img135.jpg前回紹介したManfred Mann's Earth Band(以下M.M.E.B)のベスト盤には、基本的にシングルエディットのヴァージョンが使われていたので、全米No.1ヒットの「Blinded By The Light」(邦題:光に目もくらみ)も、3分50秒のシングルヴァージョンだった。
この曲は、'76年当時FENでかかる時も7分のアルバムヴァージョンが使われる事が多く、聴き馴染んでいたのは、スペーシーな展開が入るアルバムヴァージョン。
故にこのアルバム「The Roaring Silence(邦題:静かなる叫び)」だけはアルバムヴァージョンの「光に目もくらみ」1曲の為だけであっても買う必要があったので購入。
実はアナログ時代にこのアルバム全体を聴いた事はあったのだけれども、その時は「光に目もくらみ」以外は全然イメージの違う曲ばかりのつまらないアルバムという印象が強くて今までず〜っと手を出さなかった。
当時の友人も同じ事を言ってたし、実はウチの奥さんも昔このアルバムを聴いた時「光に目もくらみの1曲だけ」と思ったそうで、私だけの偏った印象ではなかったと思われる。
ところが今回リマスボトーラ盤を入手して聴き直したらメッチャクチャ良く感じてしまった。
確かに2曲目が女性コーラスもフィーチャーした歌ものの割には長尺過ぎて若干退屈感はないでもないが、繰り返し聴けばセンスの良いギターに惹き込まれてしまう。
3.5.6ではそのギター(Dave Flett)とMannのシンセとのオーケストレーションやバトルが本当に素晴らしい。
また私が「ライブで実際に観て一番凄いと思ったドラマー」としてよく引き合いに出す「Chris Slade」も、プレーだけでは無く、2曲でライターとしてもクレジットされている。
で、6.の「Starbird」だが、これは明らかにプログレファンにはお馴染みの「YESSONGS」や「YESSHOWS」のオープニングに流れるストラビンスキーの「火の鳥(英題:Firebird)」に歌詞を付けたものだ。
ホルストの「惑星」の中の「木星」を歌詞を付けて「Joybringer」として発表した時にはクレジットが【Holst,Mann,Rogers,Slade】だったのに「Starbird」は【Mann,Slade】のみ。
いくら『Fire』から『Star』へタイトルを変えているとは言えストラビンスキーをクレジットしなくていいんだろうか。
ボートラの「Spirits In The Night」は元々この「静かなる叫び」の前作に収録されていたものらしいが、「光に目もくらみ」の大ヒットに続いてシングルカットされ米盤アルバムに追加収録されたらしい。
ヴォーカリスとも前任者からChris Thompsonに差し替えた様。
B.Springsteenのカバー曲シングルカット連発というのも凄い(Quite RiotのSladeカバー連発を思い出す)。
とにかく、今回聴き直してこの「静かなる叫び」は非常に良く出来たアルバムという事が再認識できて得した気分。
★アナログ時はもっとジャケの色が薄かった気がする。
1. Blinded By The Light (7:08)
2. Singing The Dolphin Through (8:19)
3. "Waiter, There's A Yawn In My Ear (5:39)
4. The Road To Babylon (6:53)
5. This Side Of Paradise (4:47)
6. Starbird (3:09)
7. Questions (4:00)
以下Bonus Tracks
8. Spirits In The Night (3:16)
9. Blinded By The Light(Single Edit) (3:49)

↓M.M.E.B版「火の鳥」
弾きまくりシンセ&ギターが超カッコイイ。
Return to foreverやMahavishnu Orchestraをちょっと思い出す。
使われている画像はかなり最近のものの様。
posted by judas at 23:29| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | プログレっぽいロック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

何故こんなにB.SpringsteenとB.Dylanのカバーが多い? 「The Complete greatest Hits Of Manfred Mann 1963-2003」

img134.jpgプログレ系のオムニバスに収録される率がとても高いManfred Mann's Earth Band(以下M.M.E.B)の「Joybringer」を繰り返し聴いている内に「彼らのアルバムを全部揃えたいな」と思ったがかなりの枚数が出てる上に、音楽的な振幅が大きいらしいので取り敢えずベスト盤を購入する事に。
しかしベスト盤も非常に多くの種類が出ていた。
で、M.M.E.B以前の60年代の大ヒット曲「Do Wah Diddy Diddy 」と76年の全米No.1ヒットの「Blinded By The Light」の両方を聴けるベストはないか、と欲張って探したらこの「The Complete greatest Hits Of Manfred Mann 1963-2003」しかなかったので、これをオーダー。
アメリカでは「Blinded〜」に次ぐ大きなヒットになった、私の大好きな「The Runnner」の入っているベスト盤が意外に少なくて苦労した。
Dic.1の前半には知った曲も多く予想外に楽しめた。
全英、全米No.1の大ヒット曲「Do Wah Diddy Diddy」(元々はExcitersというバンドの曲をカバーした)は昔FENでもよくかかっていた。
やはり時代背景からか、4.5など非常にBeatles的。
どっちも名曲。
Disc.2のM.M.E.B時代の曲は更に知っている曲が多い。
そして以前から思っていた事だけど、不思議な位Bruce SpringsteenとBob Dylanのカバーが多い。
Disc.2の1.8.9がB.Springsteen、Disc.1の7.9.13、Disc.2の4.5.12がBob Dylanのカバー(Mighty Quinnは2度カバーしている)。
それ以外にもPoliceの「Demlition Man」、Bob Marleyの「Redemption Man」、ホルストの「木星」に歌詞を付けた「Joyinger」などホントカバー曲が多い。
ベスト盤に収録されていないアルバム曲でももっとカバーを演っていたと思う。
「Blinded〜」の様に、「他人の曲をM.M.E.Bの特徴的なアレンジと楽器編成で再表現し直す」というのが彼らの基本コンセプトなのかもしれないけど。
これだけSpringsteenのカバーが多いと、オリジナルヴァージョンが聴きたくなり初期のSpringsteenの作品も欲しくなるかも。

Disc.1
1. 5-4-3-2-1
2. Hubble Bubble (Toil and Trouble)
3. Do Wah Diddy Diddy
4. Sha La La
5. Come Tomorrow
6. Oh No Not My Baby
7. If You Gotta Go, Go Now
8. Pretty Flamingo
9. Just Like a Woman
10. Semi-Detached Suburban Mr. James
11. Ha! Ha! Said the Clown
12. Sweet Pea
13. Mighty Quinn (Quinn the Eskimo)
14. My Name Is Jack
15. Fox on the Run
16. Ragamuffin Man
17. Handbags and Gladrags
18. Miss Me in the Morning
Disc.2
1. Blinded by the Light
2. Davy's on the Road Again
3. Demolition Man
4. Mighty Quinn (Quinn the Eskimo)
5. You Angel You
6. Joybringer
7. Runner
8. For You
9. Spirits in the Night
10. Don't Kill It Carol
11. Lies (Through the 80s)
12. Father of Day Father of Night
13. Questions
14. California
15. Redemption Song
16. Pleasure and Pain
17. Davy's on the Road Again (Live)
18. For You (Acoustic Version)

↓このSpringsteenのカバーも「Blinded〜」に負けない位、出来が良いと思う。


↓このBob.Dylanのカバーもキャッチーで、もっとヒットするべきだった。
posted by judas at 00:12| 東京 ☀| Comment(2) | TrackBack(0) | プログレっぽいロック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年02月07日

ファンの間では『赤盤』『青盤』と呼ばれているらしい 「Greatest Hits 1 & 2 / JOURNEY」

005 (2).JPGちょっとJourneyモードに入っていた時にオーダーしていたものが届いた。
赤いジャケットの「Greatest Hits」は、Journeyのアルバムで最高のセールスを記録したもので、現在まで全世界で2500万枚売上げた怪物ベスト盤。
今尚、時折ビルボードのアルバムチャートにランクインする事もある程売れ続けている。
私も20年以上前にCDを買ってあったが、久しぶりに聴いたらやはり音のコモリ感がかなり気になったので、「Escape」や「Infinity」のリマス紙ジャケを持ってはいたけど、この「1&2」の2枚セットヴァージョンをオーダーしたのだった。
2011年に発売になったもので明確にリマスターと記されてはいないが、音の輪郭、音圧が明らかに昔買ったCDとは段違い。
「1」の方には90年代に入ってからの大ヒット「When You Love A Woman」が追加収録されているもの嬉しい。
そして、非シングル曲やライブでの定番曲が多い「2」は、何より選曲が素晴らしい。
私が彼等で一番好きな「Stone In Love」とその次に好きな「Escape」や、「1」に収める程チャートの上位にいかなかった「Good Morning Girl」「Just The Same Way」「Anytime」などの隠れた名曲が目白押し。
また、ケンゾーの道楽映画に付き合わされた?「夢、夢のあと」(このアルバムが意外に良く、しかも結構売れたのが「Escape」の大ヒットへの布石になったと思う)に収録されている泣きの名曲「Little Girl」も入っている。
【Journeyのファンの間では「赤盤」「青盤」と呼ばれているらしい】と聞いた時には「おこがまし過ぎる」と笑ったが、良く考えるとこの趣旨の違う2枚のベストと先日紹介した「1st~3rd」のSETと、「ライブ・エナジー」を持っていれば、Journeyの魅力の大部分は押さえられるのではないか?
勿論、Perry脱退後にも良いアルバムを沢山出している様ではあるが(あの、ジェフ・スコット・ソートも一時期在籍したという事)私としてはこれで超満足。

Greatest Hits 1
1. Only the young (9)
2. Don't stop believin' (9)
3. Wheel in the sky (57)
4. Faithfully (12)
5. I'll be alright without you (14)
6. Any way you want it (23)
7. Ask the lonely
8. Who's crying now (4)
9. Separate ways (8)
10. Lights (68)
11. Lovin' touchin' squeezin' (16)
12. Open arms (2)
13. Girl can't help it (17)
14. Send her my love (23)
15. Be good to yourself (9)
16.When You Love A Woman (12)
Greatest Hits 2
1.Stone In Love
2.After The Fall (23)
3.Chain Reaction
4.The Party's Over(Hopelessly In Love) (32)
5.Escape
6.Still They Ride (19)
7.Good Morning Girl (56)
8.Stay Awhile
9.Suzanne (17)
10.Feeling That Way
11.Anytime (83)
12.Walks like A Lady (32)
13.Litte Girl
14.Just The Same Way (58)
15.Patiently
16.When I Think Of You
17.Mother,Fther(Live)
( )の中はビルボード最高位
↓世間で言われる程、Steve Perryの事は嫌いじゃなかった。
Journey最高の名曲の貴重な厚生年金のライブ。


posted by judas at 23:47| 東京 ☀| Comment(2) | TrackBack(0) | アメリカンなロック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年02月05日

Gregg Rolieのシンセが唸りをあげ、Neal Shonのギターが駆け巡る 「Original Album Classics / JOURNEY」(3CD)

005.JPGSONY系の「Original Album Classics」シリーズ(3CDの方)のJourneyを購入。
5CDの方はSteve Perry加入後の5枚ものだが、こちらは初期3枚のセット。
Perry加入後のものは大よそCDでもあるので、やっぱ1stから3rdのものが欲しかった。
アナログ時には2nd,3rdを持っていたが1stは今回初めて聴いた。
想像していたよりも聴き易くてカッコいい!
確かに「元サンタナ」という雰囲気は随所にあるもののずっとスペーシーでアメリカン。
初期の中心人物のGregg Rolie のシンセが唸りをあげ、Neal Shonのギターが駆け巡る。
この図式は初期3枚に共通しており「アメリカン・プログレ」の急先鋒として位置付けられた時期があるのも大きく頷ける。
とは言え、2ndでThe Beatlesの「It's Al Too Much」をカバーしている様に、非常にBeatlyなポップセンスもあり、豊かな音楽性も感じる。
75年発表の1stはスペーシーな感覚のインスト部重視路線。
この1stのみもう一人のギタリストGeorge Ticknerも在籍。
76年の2ndは旧A面のBeatlyでポップな曲と、B面のインスト部がフィーチャーされた大作とのバランスが素晴らしい名作。
最終曲の「I'm Gonna Leave You」はKansasを彷彿とさせ、当時は私は「どっちがどっちをパクッたんだろうか?」かと悩んでいた。
77年発売の3rdは、コンパクトにまとまりつつもハードでメタリックな曲が増えたダイナミックなアルバム。
私はリアルタイムでは2ndが非常に好きだったが、今聴くと3rdもソリッドで非常に良いと思う。
収録曲の「Nickel And Dime」はなんとなくRushっぽいスケールの大きい名曲。
このあと4thで【新ヴォーカリスト】が加入してこのバンドの未来が大きく変わる訳だけれど、もし彼が入らなくてこのままのメンバーで4th,5thとアルバムを制作していったらどの様な作品に巡り会えたのだろうか?
本当にロック史の『もし』を考えると興味は尽きない。

↓上記の様にKansasっぽいと思う「I'm Gonna Leave You」


↓こっちはRushっぽいと思った(私だけか?)「Nickel And Dime」
posted by judas at 00:22| 東京 ☀| Comment(6) | TrackBack(0) | アメリカンなロック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年02月03日

品切れ騒動もあったがようやく書店に並び始めた 「坂本ですが? / 佐野菜美」1巻発売

img133.jpg 【ネタバレあり】
発売早々店頭で売り切れ、ネットでも話題になった佐野菜美の「坂本ですが?」を購入(初版第2刷)。
初版初刷が2013年1月25日で、2刷が1月30日と奥付けに記して有った様に異常なスピードで売れている。
というより初刷を少なく設定し過ぎたミス?
でもそれで話題になったので怪我の功名かも(ちなみに、森薫の「乙嫁語り」と同じエンターブレインの新雑誌ハルタ(「Fellows」改め)に連載中)。
で、余りにもネットで騒がれ過ぎた為か現在はアンチの意見が多いが、私は絶賛派。
同級生からの嫌がらせや、先輩からのパシリを、超人的な身体能力でクールに対応する「坂本」が面白く、ランチパックや自販機のジュースをオリジナル且つスタイリッシュにアレンジしてパシリを命じた先輩に差し出すのが新しい。
「となりの関くん」的なワンアイディアものと言えなくもないが、一話一話が練り込まれてキチンと起承転結が付けてあり、毎回「敵」が改心していく点がポイント高い。
絵柄も文字通りスタイリッシュで読み易い。
「となりの関くん」同様これからどんどんキツくなっていくかもしれないが、私は2巻の発売が今から楽しみである。
★余談だが、書店で中学生くらいの女の子が「となりの関くん」を手に取って買おうかどうか迷っていた。
その辺の世代の女子にもアピールできるのは強い。
最近弊ブログへの検索ワードとして「となりの関くん 4巻発売日」が急上昇しているし、「関くん」はまだまだイケるかもしれない。
posted by judas at 23:25| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 書籍関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

【頑張れ!ハイスコアガール&海街dairy】 マンガ大賞2013 ノミネート作品発表

今年の「マンガ大賞」のノミネート11作が発表された。
img118.jpg今年は、宝島社の「このマンガがすごい」と結構重なっている。
それにしても卯月妙子の「人間仮免中」の評価が凄く高いのが不思議。
ちょっと書評を読んだけど、あまりというか全然読みたいと言う気がおこらなかった。
松井優征の「暗殺教室」も未読だが、これは近い内に買わなければいけないと思っている。
「魔人探偵脳噛ネウロ」が終了してからなかなか連載が獲れる作品がなかったがここに来て遂に「暗殺教室」が大ブレイク。
特徴的な表紙のコミックスがどこの書店でも平台を占領している。
img108.jpgそして吉田秋生の「海街diary」のノミネートが嬉しい。
私の予想(というより希望としては)押切蓮介の「ハイスコアガール」が大賞を受賞して欲しいが、次点くらいには「海街diary」が入って欲しい。
業界的には「俺物語」の人気が強い様だし、私も極初期から騒いでいる素晴らしいマンガだが「このマン」でオンナ編1位を獲ってしまった為、敢えて外される公算も大きい。


【ノミネート作品】
松井優征「暗殺教室」
吉田秋生「海街diary」
森薫「乙嫁語り」
河原和音原作、アルコ作画「俺物語!!」
岡本健太郎「山賊ダイアリー」
貴家悠原作、橘賢一作画「テラフォーマーズ」
卯月妙子「人間仮免中」
押切蓮介「ハイスコアガール」
真造圭伍「ぼくらのフンカ祭」
竹内友「ボールルームへようこそ」
九井諒子「九井諒子作品集 竜のかわいい七つの子」
posted by judas at 20:36| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 書籍関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ドイツの早すぎた「産業ロックバンド」 「Greatest Hits / LAKE」

img132.jpg以前ちらっと紹介した「The Best Of Progressive Hard Rock」という国内編集のコンピに収録されてたドイツ産のバンド「Lake」のベスト盤を購入。
上記のコンピをひょんな事から聴き直したら彼らの「Jesus Came Down」にメチャハマってしまったのが理由。
Lakeは77年にビルボードアルバムチャートの75位に1stアルバムがランクインするという当時のドイツのバンドとしては「快挙」ともいうべき成功を成し遂げている。
ドイツのバンドとは言えリードヴォーカルで中心人物のJames Hopkins-Harrisonは英国人の為、英語で歌えたのが大きいのだろう。
「Progressive Hard」と言うイメージからは若干離れているが、曲によってはTOTOやStyx、あるいはSteely Danっぽかったりして非常に良く出来ている。
特にシングルヒットした「Jesus Came Down」は、メロトロン?を印象的に使い、泣きの入ったギターソロや切ない歌メロを持つ心の琴線に触れる名曲。
最初のインパクトは大きくないが、聴き込むと私の様に虜になってしまう事は必至。
私は最近、17曲も入っているベスト盤を隅から隅まで繰り返し聴くという事は殆どないのだけれどこのベスト盤に収められた曲はすべてキャッチーでポップ且つ繊細で非常に名曲揃い。
70年代後半にして、80年代に全米チャートで栄華を極める「プログレ風味の産業ロック」を先取りしていたのは凄い。
もっとももっとアメリカで大きな成功を得ても良かった隠れ名バンドだと思う。
1.On The Run
2.Glad To Be Here
3.Red Lake
4.Time Bomb
5.Love's A Jailer
6.Hopeless Love
7.Lost ByThe Wayside
8.Angel In Disguise
9.Crystal Eys
10.Do I Love You
11.Celebrate
12.Living For Today
13.Jesus Came Down
14.Jamaica Hih
15.Key To The Rhyme
16.The Sound Of America
17.The Final Curtain

↓「じ〜ざすけいむだ〜ん」というサビが一時頭にこびりついて離れなかった。
2分30秒過ぎからのギターソロに転がる。
1分ぐらいで終わってしまうが、ずっと聴いていたいソロである。
posted by judas at 00:51| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | プログレっぽいロック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする