2013年08月31日

大作あり、キャッチーな中編あり、のバランスがとれた傑作トータルアルバム  「Marbles / MARILLION」('04)

002 (9).JPGMarillionのSteve Hogarth期大人買い(?)分シリーズより。
2004年発売の2枚組スタジオアルバム。
「Best Live」同様Madfish盤で、豪華なデジパック仕様。
それまでの数作がいわゆる「プログレ」的ではない(表層的には)ものが、続いたのでオールドファンには喜びを持って迎えられた重厚な大作。
「Brave」以来の本格的なトータルアルバムとされており、「Marbles1〜4」という2分足らずの曲が起承転結的な位置に配されているのも意味ありげで「プログレ」っぽい雰囲気を出す。
また「Invisible Man」(13:38)、「Ocean Cloud」(17:58)、「Neverland」(12:10)という大作が3曲も配されているのも、同様に「プログレ」っぽさが戻ってきている様。
上記3曲の中では、特に「Ocean Cloud」がダイナミックで各楽器の見せ場も多く、私は一番好き。
Disc.2の「The Damage」「Don't Hurt Yourself」「Driling Holes」などは、5分前後のメロディアスでポップかつややハードな名曲であり、大作に退屈だと感じた人達にも十分聴ける曲群で、アルバム全体のバランスを整えている重要な曲。
また「Marillion版の泣きのバラード」的な「You're Gone」は、全英シングルチャートのBest10入りする程の久々のビッグヒットになり、この辺りからMarillionの本格的が復活がはじまったと言えるかも知れない。
大作あり、中編あり、掌編ありのトータルアルバムで、私は非常に気に入ってしまった。

↓アメリカの「金色の髪の少女」っぽいギターストロークで始まる、キャッチーでありながら切ない曲。
「これはMarillionの隠れた名曲だ!」と叫ぼうと思ったらシングルカットされており、PVまで作られていた。
英国で大ヒットした「You're Gone」よりずっと好き。

Disc.1
1. The Invisible Man
2. Marbles I
3. Genie
4. Fantastic Place
5. The Only Unforgivable Thing
6. Marbles II
7. Ocean Cloud
Disc.2
1. Marbles III
2. The Damage
3. Don't Hurt Yourself
4. You’re Gone
5. Angelina
6. Drilling Holes
7. Marbles IV
8. Neverland
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2013年08月29日

「Marillion Best Live / Marillion」('12)

001 (10).JPG2003年から2011年の間の既発のライブ音源からセレクトして構成されたライブアルバムという事。
中にはネットのみの音源もあるらいしいので、2000年代のライブ音源を細かく収集してる人以外は、お買い得かも。
私が買った「Madfish」というレーベルからの物は、かなりゴージャスなデジパック(?)仕様でライブシーンのフォトも満載。
これを見ると2000年代に入ってもかなり大規模な会場で演っている様で、クラブチッタや野音のフェスに招聘するには、ギャラが明らかに折り合わなさそう。
日本では未だに「Marillion=Fish期」という人が多いと思われ、動員も難しそうで来日公演は望めそうもない。
ただ、Stev Hogarth期のライブCDやDVDはかなり出ているので、ライブパフォーマンスそのものは確認する事が出来る(よけい「蛇の生殺し」的ではあるが)。
それにしてもSteve Hogarthの歌の安定感は抜群で、スタジオ盤以上の歌唱力を発揮している。
演奏も極めて完璧で、特にSteve Rotheryの円熟期を思わせるギターは「この世界」の大先輩である、Steve HackettやDave Gilmour等と肩を並べたと言っても過言ではない程素晴らしい。
そして選曲お「Best Live」だけあって「Marbles」から3曲、「HAPPINESS IS THE ROAD Vol.1,2」から4曲、「This Strange Engine」から2曲、「Afraid Of Sunlight」から3曲、「Brave」からも1曲等々万遍なく選曲されてるが、何と言ってもFish期の「Clutching at Straws」から、Hotel Hobbies,Warm Wet Circles,That Time Of The Nightを演っているのに耳を奪われてしまう。
演奏のこなれ方も素晴らしいが、Fish期の曲を歌っている時程、Steve Hogarthの歌唱力の高さが分かり易い。
勿論、Fishは「上手い、下手」で語られるヴォーカリストではないが。
また、Steve HogarthはFish期の曲を歌う時、観客に謳わせる部分が非常に多い。
「馴染み深く歌詞をしっかり覚えている曲」なので、ファンサービスも当然あるだろうが、あまりその頃の歌は歌いたくないというHogarthの意思表示という気もする。
それと今更だが、ここに収録されている"King""Out Of This World""Beautiful"を含む「Afraid Of Sunlight」は本当に珠玉の名曲集であると再認識。

↓ごく最近も、この1stアルバムからのFishの代名詞ともいえる曲をプレーしているが、ほぼファンサービスといった感じで、Hogarthはほぼ前半は観客任せ。
でも、自分が若し観に行ってこの曲を演ってくれたら、やっぱ嬉しくて歌ってしまうと思う。

Disc.1
1. The Invisible Man
2. You're Gone
3. King
4. Hotel Hobbies
5. Warm Wet Circles
6. That Time Of The Night
7. Essence
8. The Release
9. Three Minute Boy
10. This Strange Engine
Disc.2
1. Neverland
2. Asylum Satellite #1
3. This Train is My Life
4. Out Of This World
5. Somewhere Else
6. Real Tears For Sale
7. Beautiful
8. Fantastic Place
9. Hard As Love
10. Man Of A Thousand Faces
posted by judas at 00:14| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | プログレっぽいロック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年08月25日

第5巻の発売は、半年先の2014年2月! 「俺物語!! / アルコ×河原和音」最新第4巻発売!

img215.jpg 【ネタバレあり】
私は「別マ」も毎月購読しているので、それ程待っていた訳ではないが、多くの「俺物語!!」ファンが待ち焦がれていた単行本最新第4巻がようやく発売になった。
「俺物語!!」は、毎月必ず連載される訳ではないので2月発売の3巻から約半年のインターバルがあり、その間も4巻の発売日を求めて検索した人々の多くが弊ブログに流れ着いていた。
ここ2ヶ月間程、弊ブログの検索ワード上位は「俺物語」「4巻」「砂川」等が占めていた位だから。
で、最新第4巻は、以前から書いていた様に前半2話が「砂川の姉さんに恋した織田クン編」(judas命名)と、後半2話が「大和のライバル登場編」(これも以前書いたが、ひょっとしたら「砂川の彼女?編」へ移行?)で、別マSisterに掲載された「猛男と砂川と凜子の幼稚園時代」の番外編も収録されている超充実巻。
そして、巻末に次巻の第5巻の発売日が2014年2月予定と記されている。
やはり半年先なので、また別マ連載が休載になる号がありそう。
取り敢えず、この「西城まりあ編」にカタを付けてから休んで欲しい。
また次巻予告の「砂川のツッコミが火を噴く!!」というタタキには激しく笑った!
やっぱ「ツッコミ役」としての役割を全うしているだけなのか?
あるいは「西城まりあ」に惹かれていってしまうが、あえなくフラれてしまう「砂川失恋編」が待っているのか。
とにかく、別マの次号が待たれる。
posted by judas at 21:32| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 書籍関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年08月24日

ハルオと大野さん最後のデート? 「ハイスコアガール最新話 30Credit / 月刊ビッグガンガンVol.09発売」

img214.jpg【ネタバレあり】
毎月25日発売の月刊ビッグガンガンだが、8/25が日曜日の為もう書店に並んでいるので、押切蓮介の「ハイスコアガール」の最新話(30Credit)がいつもより、一日早く読めた
じいやが大野晶の専属運転手でいられる最後の日にハルオと一緒に過ごせる時間をプレゼントしてくれたので、2人は初めて出会ったゲーセン「マルミヤ」へ。
ゲームを思う存分楽しみながらも、とても切ない2人の気持ちが上手く織り込まれている。
この辺は押切蓮介の真骨頂か。
ゲーセンの後は、縁日の夜店へ。
ここでハルオがポツリと「大野って可愛い顔してんのな....」とつぶやくシーンが効いている。
ストレートに気持ちを表現できないハルオの最大限の「告白」なのか、今まで大野さんを凄腕のゲーマーとしてのみ見ていたハルオが、初めて大野さん自身を見たという表現なのか微妙なところがウマイ。
本当にこれが高校生活で2人の最後の時間になるのか?
ハルオママとじいやが「業田萌美」をブッ飛ばしてくれるのか?
ハルオは小春との対決に負けて、小春と付き合うようになるのか?
それともこのまま、大学編、あるいは社会人編へと時は流れるのか?
今後の展開が更に楽しみ。
img213.jpg
posted by judas at 23:06| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 書籍関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年08月22日

『モダン』と『叙情性』の両立  「Sounds That Can't Be Made / MARILLION」

img212.jpg2012年発売で、Marillionにとって今時点での最新スタジオアルバム。
10分を超える大作が3曲もある事もあってか、世間の評判も非常に良い様だ。
ウチの奥さんがMarillionのオフィシャルサイトから送って貰ったサンプラーCDには、4.のPowert8.のThe Sky Above The ainが収録されていて、その2曲が一発で好きになった為、この「Sound That Can't Be Made」を購入した。
で、この2曲が割と静かに始まり徐々に盛り上がるタイプの曲なので、全体もそうかと思っていたところ、必ずしも同じ雰囲気の曲ばかりではなかった。
特に、1.のGaza(パレスチナのガザ地区の事らしい)は、ハードなギターと引き摺る様なストリング系のシンセでドラマティックに始まる。
この辺はいわゆる「モダンヘヴィネス」のバンドを思わせる。
途中打ち込みっぽいドラムのパートや、浮遊するようなシンセのパートも出てくるが、終盤はHogarthの歌い上げるヴォーカルとSteve Rotheryの円熟の境地に達した泣きのギターで締めくくる。
2.のタイトルナンバーも力強く始まり、やはり独特のギターで盛り上がる素晴らしいナンバー。
7.のLucky Manのギターフレーズも泣ける。
前述の様に長尺の曲が多く、一番短い「Invisible Ink」でも5分44秒だが、退屈感はまったくない。
80年代初頭に「ポンプロック」という過去の形式の模倣(私はそれに転がった訳だが)から始まったMarillionは、30年程経ち「モダンなプログレッシヴ・ロック」の地平を切り開いていくポジションに立った(結果的に立たされた?)のは感慨深い。
89年にスタジオ5作目でヴォーカリストが、Steve Hogarthに交代した以降は、それ以外のメンバーチェンジが一切ないと言うのも、本当に素晴らしい。
2ndアルバム「Fuzagi」から加入した、Traceの「鳥人王国」や Darryl Way's WOLFのアルバムで超絶テクニックを披露していたIan Mosleyがずっと在籍し続けているも凄い事だと思う。
特に、Steve Hogarth期になってからは、ドラムの派手な見せ場も少なく最近は打ち込み系のテクノロジーも導入しているにも関わらずにだ。
よほどバンド内の人間関係が上手くいっているのか、Marillonというバンドが魅力的なのだろう。
Fishというフロントマンが脱退した為に「メンバーチェンジしたバンド」というイメージは強いかも知れないが、このタイプのバンドにしては本当に人事異動(?)が少ない。
それだけでも特筆すべき事。
とにかく、この「Sound That Can't Be Made」は、現在のMarillionの完璧なバンドの状態が反映された最高に「モダン」かつ「叙情性」に溢れた名作。

↓終盤を支配するSteve Rotheryのギターリフレインが泣ける。

1. Gaza
2. Sounds That Can't Be Made
3. Pour My Love
4. Power
5. Montreal
6. Invisible Ink
7. Lucky Man
8. The Sky Above The Rain
posted by judas at 23:47| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | プログレっぽいロック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年08月18日

一曲一曲じっくり聴き込める耐久力の高いアルバム 「Afraid Of Sunlight / MARILLION」(Remastered 2CD version)

img211.jpg今でも「最高傑作」と言い張る人が多い「Brave」に続く、95年発売のアルバム。
「Brave」が英国アルバムチャートで10位まで上がり、この「Afraid Of Sunlight」も16位までいった。
意外に売れているのは「Brave」の余波と、シングルカットされて売れた(29位だけど)「Beautiful」の効果かも知れない。
前作がガチガチのコンセプトアルバムでアルバム全体がトータルなイメージで支配されていたが、本作はハッキリと独立した曲が8曲収められている。
音楽的にはバラエティに富んでいる印象も受けるが、やはり「栄光と名声がもたらす陰の部分」を描いたトータルアルバムだそう。
とは言え「Brave」の様な沈鬱な印象はなく、演奏面ではかなりアグレッシヴでノリの良い曲もある。
私としては、素朴で美しい3.のBeautfulや、アルバムタイトルの「Afraid Of Sunlight」、ラストを飾るドラマチックで大仰な「King」辺りが非常に良いと思う。
また、一見(一聴)キャッチーだけど一筋縄ではいかない「Gazpacho」、タイトルにSurfが入るという事でか、イントロにBeachboy風のコーラスを引用した「Cannibal Surf Babe」も素晴らしい。
ただ、リリース当初に速攻で買って聴いた時は、トータルアルバムと言っている割には散漫な印象もあり、その後あまり繰り返して聴く事はなかった。
リアルタイムでMarillionを追いかけてアルバムを買っていた私が、これを最後に買わなくなった作品。
但し、今聴く「ひょっとしてBraveよりもいいんじゃないか」と思ってしまう位、良く創り込まれたアルバムだと思う。
繰り返し聴いてもなかなか飽きる事がない、耐久力抜群の作品。
☆ちなみにボーナスディスクのデモやアウトテイクは曲が完成するプロセスが想像出来て、私なんかは興味深く聴いたが、それ程の大ファンでない人には一枚ものでも問題ない。

↓今から10年以上前の映像だが、この頃すでにルックス面ではSteve Hogarth一人に頼りきり状態。
この「Afraid Of Sunlight」はスタジオテイクでは大人しめだが、ライブだとかなり派手に盛り上がる。


Disc.1
1. Gazpacho
2. Cannibal Surf Babe
3. Beautiful
4. Afraid Of Sunrise
5. Out Of This World
6. Afraid Of Sunlight
7. Beyond You
8. King
Disc.2
1. Icon
2. Live Forever
3. Second Chance
4. Beyond You (Demo)
5. Cannibal Surf Babe (Studio Outtake)
6. Out Of This World (Studio Outtake)
7. Bass Frenzy
8. Mirages
9. Afraid Of Sunlight (Acoustic Demo)
posted by judas at 23:55| 東京 ☀| Comment(2) | TrackBack(0) | プログレっぽいロック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

今聴くとかなりキャッチー 「Brave / Marillion」(Remastred 2CD)

img210.jpg以前に「British Lions」のところで書いた、Mott The Hoopleリユニオンライブのオープニングアクト騒動で最近のMarillionを聴き直し、リアルタイムではそれ程ハマらなかった「Brave」もリマス+ボートラ盤は持っていた方が良いだろうという事で、これも購入。
よって、judas家のSteve Hogarth期のMarillionマイブームも、Mott The Hoople大マイブームの一環と言えなくもない。
「Brave」は、94年発表の新生Marillionとしては第3作目にあたる作品。
ヴォーカルがSteve Hogarthに交代しての1枚目の「Seasons End」は大部分がFish在籍時に作られていた曲という事だが、私としてはやはり4thとはかなり違う印象だった。
しかし、聴き易さ、覚えやすさは4thの「Clutching at Straws」以上でかなり好きなアルバムだった。
続く通算6枚目のスタジオアルバム「Holidays in Eden」は、更に聴き易さ、ポップさを推し進めた作品で、小品も多くやや物足りなさを覚えないではなかった。
そしてこの7作目の「Brave」だが、橋の架かった高速道路脇で記憶喪失状態で発見された少女のニュースを聞いてSteve Hogarthが創り上げた一大コンセプトアルバムという事。
Fish時代の傑作コンセプトアルバム「Misplaced Childhood」とは肌触りが全く違うが、完成度の面ではそれを上回る評価を得ている。
発売当時にこれを聴いた時は、陰鬱で重苦しい雰囲気が全体を支配している印象で、ある意味静謐で面白みに欠けるアルバムだと思っていたが、現在のMarillionを聴き込んだ耳で聴き直すとこれでもかなり起伏に富み、ある意味キャッチーに聴こえる。
4.の「Goobye To All That」や「Hard As Love」では、早いテンポでうねりまくるギターを聴く事が出来、昔感じた退屈という印象は全くない。
物凄く端的に言えば「GenesisタイプからPink Floydタイプへのシフトチェンジが80%程終了した時点の音」と言う感じで、Steve HogarthとMarillionの融合が完成をみたと言っても良いサウンドだと思う。
未だに多くの人がこれを「Marillionの最高傑作と言い切る」様に、Steve Hogarth期では最も分かり易い
ドラマティックさに溢れている。
尚、後にこの「Brave」のイメージフィルム(メンバーも出演している)が制作された(judas未視聴)が、事件を忠実に再現してる為かなりショッキングなものらしい。
☆ボーナスディスクは、収録曲の別ヴァージョンやデモが中心。
あまり聴いてないが、1.のオーケストラヴァージョンは良かった。
Disc.1
1. Bridge
2. Living With The Big Lie
3. Runaway
4. Goodbye To All That: Wave/Mad/The Opium Den/The Slide/Standing In The Swing
5. Hard As Love
6. The Hollow Man
7. Alone Again In The Lap Of Luxury/Now Wash Your Hands (Medley)
8. Paper Lies
9. Brave
10. The Great Escape/The Last Of You/Fallin' From The Moon (Medley)
11. Made Again
Disc.2
1. The Great Escape/The Last Of You/Fallin' From The Moon (Medley) (Orchestral Version)
2. Marouatte Jam
3. The Hollow Man (Acoustic)
4. Winter Trees
5. Alone Again In The Lap Of Luxury (Acoustic)
6. Runaway (Acoustic)
7. Hard As Love (Instrumental)
8. Living With The Big Lie (Demo)
9. Alone Again In The Lap Of Luxury (Demo)
10. Dream Sequence (Demo)
11. The Great Escape (Spiral Remake)
posted by judas at 17:18| 東京 ☀| Comment(4) | TrackBack(0) | プログレっぽいロック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年08月17日

Kaiju(カイジュウ)映画、「Pacific Rim(パシフィック・リム)」を観た

Pacific rim.jpg

【ネタバレあり】
日本に於いては「芦田愛菜」ちゃん、初のハリウッド映画出演作としてのみ取り上げられる事が多いが、一部ではマニアックな特撮映画として話題になっている。
監督のギレルモ・デル・トロ監督(巨漢で、芦田愛菜に初めて会った時「Call Me Totoro(トトロと呼んでくれ)と言ったそうだ)が、日本の東宝や円谷プロの特撮モノの超オタクで、そのテイスト満載のいわゆる「怪獣映画」となっている。
タイトルのPacific Rimとは『環太平洋』という事。
ハリウッド映画のモンスターや未知の脅威は宇宙からやって来ることが多いが、東宝の怪獣モノやウルトラマンシリーズは海の中からザッパーンと現れる事が多い。
日本の怪獣映画の冒頭では、遠洋漁業に出ている漁船が襲われ(その時点では正体のわからない巨大生物)、消息不明になるパターンがよくあるし、子供心にとてもドキドキした。
故にデル・トロ監督も海からの登場シーンにこだわった様だ。
で、海から現れるこれらの怪獣に対抗すべく、人類は「イエーガー」と呼ばれる巨大ロボットを造った。
「イエーガー」とはドイツ語で「狩人」という意味だが、「進撃の巨人」のエレン・イエーガーと無関係とは思えない 。
太平洋から迫りくるカイジュウを防ぐため「環太平洋」の沿岸に壮大な「壁」を造ったりするのだから。
「イエーガー」は何体も造られ操縦者の国やキャラクターに因んだような名前や個性付けがされている。
「イエーガー」は2名が協力して(3人乗りもあるが)、精神的にシンクロしないと上手く操縦できない。
この辺は「バロム1」や初期の「ウルトラマンエース」を思い出す。
等々、観ていて「ニヤリ」とするポイントが非常に多い。
以下は、その他の監督の無数にあるこだわりポイントの一部。
(1)劇中では怪獣は「KAIJU(カイジュウ)」と呼ばれ、スシやテンプラの様に世界共通語化を狙ったようだ。
(2)操縦者が「イエーガー」に乗り込む時は、先ず切り離されている頭部に乗り上部から体部分と合体する。
これはまさに「パイルダーオン!」(マジンガーZ)だと思った。
(3)操縦者の手足の動きが「イエーガー」の動きと連動しており、戦うときは操縦者がパンチキックを繰り出す。また「イエーガー」が損傷を受けると操縦者のその部分もダメージを受ける。
おお、これは「ジャンボーグA」方式じゃないか。
(4)「イエーガー」がパンチを繰り出すとき肘からジェット噴射が行われる(ロケットエルボーと名付けられている)。
これはパンチに加速を付ける為で、体から腕が飛んで行く訳ではないが、マジンガーZの「ロケットパンチ」の応用だ。
巨大ロボット「イエーガー」の造形が、今やその手の代名詞やプロトタイプになっている「ガンダム」ではなく、鉄人28号や「ボスボロット」に近いのが嬉しい。
監督が「ガンダム」ではなく、永井豪ヲタクなのも非常にポイントが高い。
怪獣も当然CG処理ではあるが、昭和の特撮のテイストに近付けようという意思は感じられ、何となく人が入っているっぽい動き(勿論入っている訳ではない)をするカイジュウもいた。
他にも多くの「ニヤリポイント」があり、円谷&永井豪世代はかなり楽しめるだろう。

posted by judas at 01:28| 東京 ☀| Comment(2) | TrackBack(0) | 映画とか | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年08月16日

メッチャ、ギターの上手い高校の先生

YouTubeを彷徨っていて見つけた動画。
もう10年以上前の文化祭から。
アマチュアとしては物凄く上手いと思う。
登場の仕方が格好良いが、3分過ぎにイングヴェイのギター回しの真似をしようとして失敗するところが面白い。
悪そうな生徒もいるけど(笑)、こんなに生徒に愛されている先生は素晴らしい。
posted by judas at 18:44| 東京 ☀| Comment(2) | TrackBack(0) | メチャクチャカッコいい! | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年08月15日

昔ML誌で見た【出火吐暴威】のマントが格好良かったなあ  「ZIGGY STARDUST AND THE SPIDERS FROM MARS - THE MOTION PICTURE 」(30th Anniversary 2CD Set Featuring The New Tony Visconti Mix)

img209.jpgjudas家の大「Mott The Hoople周辺人脈再ブーム」により、昔は「イマイチツマラナイ」と思っていたDavid Bowieの「ジギースターダスト」のアルバムの素晴らしさをようやく再認識できた為に、このジギーの映画のサントラを購入。
オリジナルのアナログ盤を知らないので比較は全くできないが、私の買ったのは2004年に出た30th記念盤でTony Viscontiよる新しいMixが施されているとの事。
基本的には映画のサントラという事で音の質感としては生々しい。
特にMick Ronsonのギターがスタジオテイクよりもずっとヴィヴィッドで、彼のギターの音色とアドリブプレーを聴くだけで、このサントラの価値はある。
勿論映画版のDVDはいずれ入手するつもりだが、音だけで十分当時のBowieの勢いとSpiders From Marsの実力は堪能できる(YouTubeで映画全編は視聴可能だけど)。
Ziggyツアーの最終公演だったという事もあり、この頃は既にAlldin Sane発表後だった為、同アルバムからのWatchThat Man,Cracked Actor,Time,Let's Spend The Night Togetherなどが演奏されている。
その為、Starman,It Ain't Easy,Soul Love等の他のZiggy収録曲が演奏されていない(映画でオミットされただけか、ツアー当初から演奏されてなかったのは知らないが)のが、残念。
現在ならこういったコンセプトアルバムをステージで全曲演奏というは普通の事になっているが、昔はそのような『偏った』選曲は避けられたのかも知れない、
005 (3).JPGしかし、Ziggy以外のアルバムの曲を多くやったおかげで、このライブのハイライトで15分近い「The Width Of A Circle」(The Man Who Sold The World収録)のMick Ronsonショウが堪能出来、終盤の「Les't Spend〜Suragette City〜White Light/White Heat」の怒涛の流れに転がれる。
映像がなしでも、逆に脳内で自由に自分の映像が喚起される(映画の映像は薄暗くて不鮮明と言う理由もあるが)臨場感ある素晴らしいライブアルバムと言えよう。
ただ、山本寛斎デザインの「出火吐暴威」と書いてあるマント(?)姿をYouTubeで見た時は非常に懐かしかった。
↓Ziggyの映画より「出火吐暴威」のマント(?)を背負って「Cracked Actor」を歌うBowie

Disc.1
1. Intro: March From A Clockwork Orange
2. Hang On To Yourself
3. Ziggy Stardust
4. Watch That Man
5. Wild Eyed Boy From Freecloud
6. All The Young Dudes
7. Oh! You Pretty Things
8. Moonage Daydream
9. Changes
10. Space Oddity
11. My Death
Disc.2
1. Intro: William Tell Overture
2. Cracked Actor
3. Time
4. The Width Of A Circle
5. Let's Spend The Night Together
6. Suffragette City
7. White Light/White Heat
8. Farewell Speech
9. Rock 'N' Roll Suicide
posted by judas at 18:29| 東京 ☀| Comment(4) | TrackBack(0) | ブリティッシュなロック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年08月14日

こういうのは大好物 「British Lions / BRITSH LIONS」(with 8 Bonus Tracks)

img208.jpgJoe Elliottの「Down'n'Outz」が、このBritish Lionsの「One More Chance To Run」をカバーしていたので、Angel Airからのリイシュー盤を購入。
1977年というパンク勃興及びディスコブームの全盛により栄光のブリティッシュロックが凋落し始めていた頃に発売されたアルバム。
Mott The HoopleのOverend Watts,Buffin,Morgan Fisherが、ギターとヴォーカルを一新して立ち上げた「Mott」からヴォーカリストのNigel Benjaminが脱退し、元Medicine HeadのJohn Fiddlerを迎えて、その名も「British Lions」として再出発を図ったバンド。
落日を迎えつつあった「栄光のブリテッシュロックを守ろう」という崇高な意思を持って付けられた様なバンド名が格好良い(本当にそんな意思があったかどうかは不明だが(笑))。
楽曲の方はバンド名程ブリティッシュ一辺倒ではなく適度にアメリカナイズされたキャッチーな曲もあり、当時の売れ線を狙ったアルバムではある。
3曲目までのスピーデイーでノレる曲で前半戦の掴みはOK。
2曲目はGarland Jeffreysと言う人の作だが、ポップでキャチー。
Ray Majorのトリッキーなギター(しょぼいブライアン・メイ風なヤツ)が印象的で転がる。
4曲目の「International Heroes」は、Kim Fowleyのカバーで、British Lions版「All The Young Dudes」を狙ったかの様なロック・アンセムになっており、ライブで観客の大合唱が起こりそうな曲。
で、このアルバムのメイントラックとも言えるのが8分を超える大作の「Big Drift Away」だ(judas私感)。
John Fiddlerの単独作(彼はWattsとの共作を含めるとカバー曲以外の7曲すべての曲にクレジットされている)で、静と動の起伏の大きさ、ドラマティックさはプログレに通じるものもある(かも)。
それにしても「MOTT」以降いつも感じるのは、Morgan Fisherのピアノだけではなく、Verden Allenの歪んだキーボードも入っていたらなあ、という事。
これは私だけかもしれないが「MOTT」や「British Lions」のチープ感や薄っぺら感は、Morgan Fisherのロックンロールピアノの印象によってもたらされている気がする。
まあ、それはさておき「MOTT」も「British Lions」も、グレードに関係なくブリテッシュロックの魅力に魅入られた人には、非常に甘美な音楽で、私もMott The Hoople同様ハマってしまった。
昔から「いつかは聴かねばなるまい」と思っていた3枚を聴く事が出来たのは、judas家の(というかウチの奥さんの)Mott The Hoople周辺人脈再ブームのお蔭。

☆Mott The Hoopleの近況
2009年に続き、オリジナルメンバーが集結してのリユニオンコンサート(5公演)を、11月にLondonと近郊の都市で行う。
アルツハイマーで療養中のドラムのBuffinは、2009年には2曲のみの参加だった。
他の曲は、Martin Chambers(Pretenersのもみ上げの凄いドラムの人ね)が叩き、今年も彼が全面参加する様。
今年のBuffinの参加は非常に難しいらしい。
2009年の前座は、以前も書いた様にDef LeppardのJoe Elliottののバンド「Down'n'Outz」だった。
今年の最終日の前座は、当初「Marillion(!!)」と発表されたが、契約のいざこざ(?)で、結局「Thunder」と「Fish(!!)」(う〜ん、Marillionが降りてFishとは!)に変更になった。
で、その最終日のロンドン公演の会場は、2007年にZeppelinもリユニオンコンサートを行い、あのエリカ様も観に行った大会場の「O2(オーツー)アリーナ」
74年のアメリカツアー中に揉めたZepと同会場とは何かの因縁だろうか。
Mott The Hoopleの再結成であのO2アリーナが一杯になるか不安ではある。

↓私の好みとしてはJohn Fiddlerよりは、Nigel Bejaminかなあ。
でもこの曲は格好良い。

1. One More Chance To Run
2. Wild In The Streets
3. Break This Fool
4. International Heroes
5. Fork Talking Man
6. My Life's In Your Hands
7. Big Drift Away
8. Booster
9. Eat The Rich
以下ボートラ
10. One More Chance To Run (John Peel Show Session)
11. Break This Fool (John Peel Show Session)
12. Wild In The Streets (John Peel Show Session)
13. Wild One (Live)
14. Eat The Rich: The Second Course (Demo)
15. Can't Get Over You (Demo)
16. Long Distance Love (Demo)
17. You Got Everything (Demo)
posted by judas at 01:41| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | ブリティッシュなロック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年08月13日

意外に正統派ブリティッシュ・ロックかも  「Drive On / MOTT」

img207.jpg「MOTT」の2ndアルバム「Shouting And Pointing」のぺージで取り上げたJoe Elliottのトリビュートバンド「Down'n' Outz」が、この1stから1.のBy Tonightと7.のApologiesの2曲をカバーしている。
2ndの4曲に対して1stが2曲しかないというのは、Joe Elliottの好みと私の好みが近いという事か。
この「MOTT」の1stを最初に聴いた時は、セルフプロデュースで殆どの曲がOverend Wattsの単独作かBaffinとの共作(7.のApologiesという小品のみRay Major作)の割には、フツーに良く出来ている(失礼か)といった印象。
逆に言えばオーソドックス過ぎて余り面白みを感じなかった。
Eddie Kramerという大物プロデューサーを起用した割にはチープなグラマラス感が全体を支配する2nd(それがイカしているのだけれど)とは肌触りが結構違う。
とは言え聴き込むと、Mott The Hoople時代はあまり自作曲を起用して貰えなかった(サボって作ってなかった?)Overend Wattsの曲が意外と良い。
Ian Hunterの音域では絶対に歌いこなせなかったであろう2.のMonte Carloや、6.のLove Nowは非常に好き。
Start Me Upっぽいリフとして必ずStonesが引き合いに出される「By Tonight」は、私としてはそれ程ではないが、前述の様にJoe Elliottバンドによってカバーされている。
2ndよりも、Morgan Fisherの「ロックンロールピアノ」が前面に出てこないところが「正統派ブリティッシュロック」っぽい印象になっているのかもしれない。
Baffinが作曲に絡む終盤がやや弱い気がするが、決して悪いアルバムではないと思う。
ジャケットが中途半端にダサいのが、アルバム全体の評価を下げているのかも。
同じダサいのなら、2ndアルバムくらいハジケて欲しかった。

↓B級感はあまりなく、はっきりしたギターリフと後半のギターソロ、また高音域のサビが正統派ブリティッシュロック風。

1.By Tonght
2.Monte Carlo
3.She Does It
4.I'll Tell You Something
5.Stiff Upper Up
6.Love Now
7.Apologies
8.The Great White Wail
9.Here We Are
10.It Takes One To Knew One
11.I Can Show You How It Is
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2013年08月11日

【超A級のB級アルバム】   「Shouting & Pointing / MOTT」(Reissu with Bonus Tracks)('09)

img206.jpg2009年にMOTT THE HOOPLEが結成40周年を記念して再結成ライブ(5公演)を行った時、そのオープニングアクトの為に、Def LeopardのJoe ElliottがJoe Elliott's DOWN 'N' OUTZを結成。
他メンバーはQuireboysから4人と他1名という事。
その時演奏した曲は、Ian Hunter脱退後の「Mott」や「British Lions」、そして「Ian Hunter」のソロ曲等という、マニアック(?)な選曲。
尚且つその選曲でCDも発売している。
Ian HunterやMott、British Lionsの元メンバーに著作権料が入る様にとの思いもあるのかもしれない。
本当にJoe Elliottは、Mott The Hoopleが大好きでしょうが無い様だ。
そしてようやくこの「MOTT」の2ndアルバムについてだが、その「Down'n' Outz」を聴いて、是非オリジナルヴァージョンも聴かなくてはいけないという事で購入したもの。
「Down'n' Outz」のアルバムには、この「Shouting And Pointing」から、1.3.4.9の4曲がカバーされている。
正直、カバーヴァージョンの方が、音も演奏もヴォーカルも全てが優っているのだが、私はこの「MOTT」の2ndアルバムにメチャクチャ転がった。
前作で新加入したヴォーカルNigel Benjaminの変に甲高い声、なんかどっかで聴いた事のある様なフレーズやメロディの断片を寄せ集めた様な曲、ダッサいジャケット、ポップでキャッチーにしようと努力してはいるのもののポップセンスが欠如している為ヘンにネジれて逆に印象的な曲になってしまっているところなど、これでもかと言う位の「B級度」で、私の求めているものの全てがここにある!
こんな「超A級のB級アルバム」(ややこしいが)にはめったにお目にかかれない。
「超A級のB級」と言っても【B級の中でトップレベルに出来が良い】という事ではなく【どこをとっても完全無欠のB級でA級らしいところが一つも無い】という意味。
勿論「A級」だの「B級」だのに明確な定義がある訳ではないし、聴き手のイマジネーションに委ねられるが。

もう「Mott The Hoople」との比較は全く意味をなさない程の別モノ。
この「Shouting And Pointing」には1曲も飛ばしてしまいたいと思う曲は存在しない
先程も書いた様にどっかから持って来た様なフレーズが多く、7.は旧友Mick Ralphsが参加して大成功したBad Companyの「Can't Get Enough」を想起させる名曲(?)。
また、しょぼいBrain Mayみたいなギターが入っている曲もあり、「オレ達はBad CompanyやQueenとも深い繋がりがあるんだぜ」と訴えているかのようでもある。
9.は、あのオーストラリアのEasy Beatsのカバーで、当然「Vanda/Young(AC/DCのYoung兄弟の長兄」の作。
本当に全ての曲が私好みで、こんなに私と相性の良いアルバムも珍しい。
「MOTT」の1stは、これに比するとA級感が強いし、この後に制作された「British Liones」になると、また別のテイストになってしまう。
ピンポイントでこの2ndが素晴らしい!
↓露骨にパクっている訳ではないが、分かる人には分かる「Can't Get Enough」的な曲。
これはこれでメチャクチャ好き!


1.Shouting and Pointing
2.Collision Course
3.Storm
4.Career(No Such Thing As Rock'n Roll)
5.Hold On,You're Crazy
6.See You Again
7.Too Short Armes(I Don't Care)
8.Broadside Outcasts
9.Good Times
以下Bonus Track
10.Too Short Armes(I Don't Care)(Electric ady Mix)
posted by judas at 23:35| 東京 ☀| Comment(2) | TrackBack(0) | ブリティッシュなロック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

「俺物語!! 最新13話 やっぱり砂川の彼女編? 砂川と西城まりあ接近  8月23日発売の第4巻には猛男と砂川と凜子の子供時代のエピソードも収録」  別冊マーガレット9月号発売!

img205.jpg【ネタバレあり】
お盆進行の作家さんと編集者のご苦労のお蔭で、毎月13日発売の「別マ」が8/10には店頭に並んだ。
俺物語は今月も「西城まりあ」がフィーチャーされている。
「人間として好き」と宣言した西城だが、どうしてもそれ以上の感情を隠しきれない。
猛男を思う気持ちを抑えようとする西城の姿に、砂川が本当の彼女自身の気持ちを確認するところで13話は終わっている。
これ以上西城が辛い思いをしない為の優しさから出た行動の様にも思える。
やはり、猛男を想う西城に惹かれているのだろうか。
「猛男一筋」で、イケメンの砂川に目もくれない西城が、これから砂川の方へ方向転換できるのだろうか。
砂川と西城が付き合う様にするためには、読者が納得するような展開が必要で、原作担当の河原和音の腕の見せ所である。
posted by judas at 21:59| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 書籍関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年08月09日

フラメンコロック! カルメン超カッコいー! 「Fandangos In Space/Dancing OnA Cold Wind / CARMEN」(2CD)

img204.jpg2ndアルバムの「Dancing On A Cold Wind」のタバコのパッケージを模したジャケットが、あまりに有名な「Carmen」(カルメン)のAngel Airからのリイシュー盤の1stと2ndの2枚組CDを購入(2ndにはボートラ2曲付き)。
ウチの奥さんとキャメルの「Mirage(蜃気楼)」の話をしている内に「タバコ風ジャケット」つながりでこのカルメンの話になり、アマゾンでオーダーしたもの。
Allen兄妹を中心としたアメリカ人のバンドなのだけれども、英国に渡って英レーベルよりデビューし、音楽性は唯一無二とも言える「フラメンコロック」という事で、胡散臭い「無国籍感」満載(ホメ言葉)。
Mr.Big(UK)が各アルバムに1曲中国っぽいメロディを使った曲を入れて「中華風ロック」と呼ばれていたがこちらはほぼアルバム全編がフラメンコロック!
ジャケットは2ndが非常に有名だが「フラメンコロック」の衝撃としてはやはり1stの「Fandango In Space」(ファンダンゴとはフラメンコでの踊りの一種らしい)の方が上回る。
異様にキレの良いリズムセクション(ベースは後にJethro Tullに加入した事で由名なJohn Glascock)の上をスパニッシュ風ギター(上手い)が自由自在に駆け巡る。
また「フラメンコ」だけに、靴で床をストンピング(?)したり(サバティアートと言うらしい)、パルマという手拍子と「キミはカスタネット界のイングベイ・マルムスティーンか?」という位の超高速カスタネットがリズムを彩る。
これだけ「フラメンコ」していても、十分ロックしていて非常にカッコいい。
2ndはもう少し幅と奥行きを広げ、変拍子や曲の緩急も付け始めた為、より「プログレ」しているが、スピーディでハードエッジな「フラメンコロック」からはちょっと離れた感じ。
とは言え、上述の様にタバコのジタンを模したジャケットが有名な為、1stより2ndの方が名盤として語られる事が多い様だが、私の好みとしては1st。
これをモデルにして、現在のメタルバンドが「フラメンコメタル」とかやればウケる気もするがどうか。

↓見た目のインチキ臭さとは裏腹に、演奏と曲は本物だと思う(ここでは口パクっぽいが)。
2分半過ぎ位からのダンスとサバティアートが超カッコいい。
ラストの方でDavid Bowieがチョロっと出てくるが、新しモノ好きのBowieのアンテナにこのカルメンも引っ掛かって、1stのプロデュサーのTony Viscontiを紹介された縁がある。
posted by judas at 23:59| 東京 ☀| Comment(4) | TrackBack(0) | プログレっぽいロック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

単独来日希望 「The Awakening / GOBLIN」(6CD SET)

001 (9).JPG
6月末に買ってあったGoblinのオリジナルアルバム6枚セット(割と立派なBox入り)について。
現在は私が買った時よりもかなり安くなっているので早まってしまった感もあるが....。
その6枚は「Profondo Rosso」('75)「Roller」('76)「Susperia」('77)「Il Fantastico Viaggio Del Bagarozzo Mark(マークの幻想の旅)」('78)「Zombi」('78)「Tenebre(シャドー)」('82)で、掛け値なしの黄金時代と認めるのは私だけではなかろう。
このなかで「Zombi」以外はアナログ盤かCD(若しくは両方)で持っているが、各作品ともボーナストラックが収録されているので、買わない理由はまったくない。
リマスのクレジットはないが、モノによっては私の持っているCDより明らかに音圧が高いものもある。
アナログ盤でしか持っていなかった「Tenebre(シャドー)」「Susperia」はCDで買い直そうと以前から思っていたのだけれども、かなりの高値が付いていたりして、つい未入手だった。
なのでこの「Box Set」の発売は非常に嬉しい(昨年の秋頃には出ていたのだけれど)。
中でもやはりアルバムとして高い完成度を持つ「非サントラ盤」の「Roller」と「マークの幻想の旅」、また70年代後半にバラバラになっていたのを「ダリオアルジェント監督の鶴の一声」(これは「シャドー」の日本盤のオビの名文句)でオリジナルメンバーが再集結して作った「シャドー」のサウンドトラックあたりか。
こうやってじっくりGoblinを聴き返すとやはり、2013年のプログレフェスを思い出してしまう。
今年のフェスは中止が発表されたが、もしメンツで揉めているのなら「去年と同じバンドでもなんの不服もないぞ」と思っていた程、GoblinやV.D.G.Gのパフォーマンスは素晴らしかった。
今後日比谷のフェスが復活しないのならば、単独来日してのフルセットのライブを見たい。

↓2011年のミラノのライブ。
オーディエンス映像ながら音も割と良い。
こんど来日したらコレを是非やって欲しい。
posted by judas at 00:12| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | プログレっぽいロック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年08月06日

ホントに奇麗な『完結』  「SKET DANCE / 篠原健太」最新&最終第32巻発売!

img203.jpg遂にこの時が来てしまった。
読み切り版を読んで「こんなマンガが連載されたらいいなあ、でも今のジャンプじゃあ無理だよね」と思っていたあの頃から6年以上経ってしまった訳だ。
笑いあり、涙ありというちょっとレトロな感じの学園モノが「ゴム人間」や「九尾の狐を体に封印された忍者」達に敵うとは到底思えなかった。
常に打ち切りの危機に怯えながら(その頃はジャンプの巻末の方が定位置だった)、初めてアンケートを書いてバックアップしたりしていたものだ。
単行本の1巻が出たばかりの頃のジャンプフェスタで、ボッスン、ヒメコ、スイッチ、ロマンちゃんのコスプレイヤーを見た時は非常に嬉しかった・
とにかくここまでよく突っ走ってきたと思う。
私が応援してきたマンガで(特にジャンプ作品)こんなに綺麗に完結できた作品は珍しい。
良質なのにアンケートで票を集められないばっかりに「Over Time」や「賢い犬リリエンタール」の様に3〜4巻の早期打ち切りされてしまうマンガが多い中で、本当にこの「SKET DANCE」は良く頑張った。
ヤバイ時には、ロマンちゃんや生徒会長の安形という救世主が現れたりして、徐々に人気が安定してきた。
爆発的なブームにはならなかったけど、アニメにもなったし、作者がアシスタントとして修業した「銀魂」の空知秀秋氏とのマンガとアニメでのコラボも実現したし、まあ大成功と言える作品だったと思う。
これを読んでいた中高生は大人になってもずっと記憶に残ると思う。
そのくらい他の作品とはちがったマンガだった。
これを超えるのはかなりキツイと思うが、作者の篠原健太氏の次作には大きく期待してしまう。
posted by judas at 00:31| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 書籍関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年08月04日

11巻発売は2013年冬! 「少女ファイト / 日本橋ヨヲコ」(特装版)最新第10巻発売!

004 (2).JPG月2回発売の「イブニング」(講談社刊)に隔号連載なので実質「月イチ」連載で尚且つ休載が結構ある為、いつも単行本の発売間隔が長い「少女ファイト」の最新第10巻の特装版を買った。
上記の様に只でさえなかなか出ない単行本なのに「特装版」のオマケが非常に凝っており、その作成の為に(多分)更に発売が延期なったりするので、新刊が出るのが本当に待ち遠しい。
7巻は2010年7/23、8巻は2011年7/21、9巻は2012年8/23と最近は年イチになっている。
だが、それだけ待つ価値が十分ある程ホントに面白い!
団体スポーツマンガという事もあり多数のキャラが登場するのだが、どんな脇役も全員魅力に溢れている。
10巻では「春高バレー」に東京代表として選出される為、冬期大会の上位4校から3校を選ぶ試合が描かれる。
また、黒曜谷高校の最強世代についても語られ、増々物語に深みが増してきている。
こんなに面白いマンガが描ける日本橋ヨヲコは凄い。
人物の輪郭線が太すぎる絵柄は一見大雑把に見えるかも知れないが、表情の細やかさ(特に延友や伊丹)や背景の緻密さは何度もコマを見返しても飽きない。
特にカラーページの美しさはアニメのセル画の様。
8巻から作画監修として「木内亨」という人物がクレジットされているのと関係あるのだろうか?また「作画監修」って何するんだ?
で、10巻の特装版のオマケは「黒曜谷高校謹製レターセット」
数枚の便箋、封筒、封緘用シール付きで、マンガ本編にも登場する大石真理から妹(練)へ、あてた最後の手紙も再現されている。
これで1500円なら買ってしまう。
次巻の11巻の発売日情報だが2013年冬と巻末に書いてあったのが非常に嬉しかった。
かなり連載分が溜まってきてるからね。
posted by judas at 22:48| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 書籍関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年08月01日

こんな格好良いアクション見た事ない 「The Ultimate Collection / FREDDIE AND THE DREMERS」

img202.jpgNHK地上波で、みうらじゅんと安斎肇が進行役を務める「笑う洋楽展」のロック編(2013年2月5日オンエア)にて紹介された「Freddie And The Dreamers」のベスト盤を購入した。
「おこちゃま向け」と番組では言われていたが、私はかなり転がった。
1963年デビューのマンチェスター出身のバンドで、The Beatles同様、リバプールのキャバーンクラブや、ドイツのハンブルグで演奏した経験を持ち、英米で大ブレイクした後は「エド・サリバン・ショウ」にも出演したとの事。
イギリスでTop10ヒットを多数持ち、英国で言う「ブリティッシュ・ビート・ムーブメント」の中心的バンドだったらしい。
日本以外では、リバプール出身のバンドは「マージー・ビート」で、マンチェスターやロンドンのバンドを含めた場合は「ブリティッシュ・ビート」と呼ばれたそう。
ちなみに「リバプールサウンド」とは、アメリカでヒットした英国のバンドを出身地に関係なく総称した『日本独自』(!)のネーミングという事。
なので、当然この「Frddie And The Dreamers」日本では『リバプール・サウンド』といて紹介された訳だ。
それはさておき、このバンド最大のウリはフロントマン「Freddie Garrity」のコミカルなキャラと動き。
「コミカル」とは言ったけれど、私はサービス精神満点のシンクロした動きが大好きで、これはこれでメチャクチャ格好良い。
音楽的にもシングル曲こそ外部ライターの曲が多いが、バンドオリジナルの曲も素晴らしいものが多い。
年代的に当然、Beatles的なものや、Gerry and the Pacemakersの「マージー河のフェリーボート」の様な美しい曲もこのベスト盤には沢山収録されており「マージービート」が大好きな人々には堪らないと思う。
ギターの響きもこの当時っぽくって、本当に繰り返し聴きたくなる。
演奏面や作曲面での力量が高いのに、あえて「おこちゃま向け」の選択をしたトコが非常に私好み。

↓バックメンバー達のプロっぽい見た目と、シンクロしたコミカルな動きのギャップが最高。
こんな格好良いアクション見た事ない!
曲もヘンなフックがありアタマから離れなくなる。

↓何故かBeatlesの「Run For Your Life」をTVショウで演奏している。
Freddieウタ上手い!
演奏やコーラスも本家より上手いかも。

↓1999年の最後の英国のTV出演映像。
何歳になろうともシンクロアクション命。
本当に格好良い。
ちなにみFreddieは2006年に亡くなっている(R.I.P)

Disc.1 (A's & B's)
1. If You Gotta Make A Fool Of Somebody
2. Feel So Blue
3. I'm Telling You Now
4. What Have I Done To You
5. You Were Made For Me
6. Send A Letter To Me
7. Over You
8. Come Back When You're Ready
9. I Love You Baby
10. Don't Make Me Cry
11. Just For You (Film 'Just For You')
12. Don't Do That To Me
13. I Understand (Just How You Feel)
14. I Will
15. A Little You
16. Things I'd Like To Say
17. Thou Shalt Not Steal
18. I Don't Know
19. If You've Got A Minute Baby
20. When I'm Home With You
21. Playboy
22. Some Day
23. Turn Around
24. Funny Over You
25. Hello Hello
26. All I Ever Want Is You
27. Brown And Porters (Meat Exporters) Lorry
28. Little Brown Eyes
29. It's Great
30. Gabardine Mac
31. Get Around Downtown Girl
32. What To Do
Disc.2(Album Tracks,EPs & Rarities)
1. Yes I Do
2. Tell Me When
3. I Think Of You
4. I Don't Love You Anymore
5. Do The Freddie
6. A Love Like You
7. How's About Trying Your Luck With Me
8. Money (That's What I Want)
9. Zip A Dee Doo Dah (Song Of The South)
10. Kansas City
11. It Doesn't Matter Anymore
12. Johnny B Goode
13. Little Bitty Pretty One
14. I'm A Hog For You
15. I Just Don't Understand
16. Silly Girl
17. In My Baby's Arms
18. I Wonder Who The Lucky Guy Will Be
19. The Viper
20. Sally Anne
21. Jailer Bring Me Water
22. See You Later Alligator
23. Some Other Guy
24. Crying
25. 59th Street Bridge Song
26. What I'd Say
27. A Windmill In Old Amsterdam
28. Camptown Races
29. Short Shorts
30. When I See An Elephant Fly
posted by judas at 23:12| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | ブリティッシュなロック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする