2014年02月28日

遂にハルオと大野さんの姉マコトが接触 「ハイスコアガール最新話 36Credit / 月刊ビッグガンガン2014 Vol.3発売」あらすじ&感想

img312.jpg
【ネタバレあり】
アニメ化決定を祝うかのように、巻頭カラーの「ハイスコアガール」最新36話。
日高小春との決着も一応着き、今号からはまた大野さんが登場。
とは言え、最新36話で大フィーチャーされるのは、大野さん自身ではなく、お姉さんの真(マコト)。
自分が家の方針に従わない為、そのしわ寄せが妹に集まって晶の躾(しつけ)が厳しくなったと考える真は、病気になった妹の為に、ゲーセンでハルオを待ち伏せする。
ハルオと大野さんが最後のデート(?)の時に撮った、当時稼働したばかりのプリント倶楽部(プリクラ)は二人の思い出の為ばかりではなく、姉にハルオが「昔、空港に見送りに来た子」(第1巻参照)だという事を気づかせる為でもあったとは!
流石は、押切蓮介!
img311.jpg真は、晶へのお見舞い品にしようと、ハルオにクレーンゲームの景品を取らせる。
それが気色悪いぬいぐるみであっても、大野さんは嬉しい。
お姉ちゃん、いいヤツじゃないか!
次号では、ハルオと晶の為に更に動いてくれそうだし(じいやの後釜の無口な運転手も絡むか?)、今後の展開もますます楽しみ。

☆「ときめきメモリアル」ってこの頃、発売されたんだ。
歴史に残るヒットゲームを時代考証的に散りばめてくるところも、凄くイイ!
posted by judas at 00:08| 東京 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | 書籍関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年02月24日

間違っても『それ町』テイストを期待してはいけない  「ソレミテ(それでも霊が見てみたい) / 著者:小野寺浩二+総合プロデューサー」最新第1巻発売

img309.jpg【ネタバレあり】
弊ブログでも過去に何度も取り上げてきた「それでも町は廻っている(通称:それ町)」の作者「石黒正数」を「総合プロデューサー」として、ヤング・キング・アワーズ(少年画報社刊)に連載されている「ソレミテ(それでも霊が見てみたい)」の単行本第1巻を購入。
「それ町」の人気キャラ「紺先輩」を大型のオビに描くなど、石黒正数と「それ町」との関連性を必要以上に強調しているが、マンガの内容は「それ町」とは程遠く、「心霊スポット」を作画担当である小野寺浩二と石黒正数、少年画報社の編集者である「星野さくら」女史、及び販売部の女性社員「安達」の四人を中心メンバーとして探訪する、ガチなノンフィクションレポートマンガ。
当然、【心霊現象】などにそう簡単に遭遇する訳もなく、空振りばかり。
深夜にあまり人気のないところに行くのであるから、カエルやカニやカタツムリなどの動物や虫が出てくる率が高い。
何も起こらないのではマンガにしようもないので、それらの生き物をレポートしたり、夜中にたまたま出会った人に話を聞いて、ページを持たせてる回がとても多い。
基本的に「楽屋オチ」的なマンガなのだけれど、小野寺浩二の絵柄が結構好感が持てるし、何もないところから何とか話をそれなりにまとめていくセンスも良い。
但し、間違っても「それ町」テイストを期待してはいけない。   
posted by judas at 20:54| 東京 ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | 書籍関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年02月23日

「R.I.P」! 来日公演直前のバンコのヴォーカリスト、フランチェスコ・ディ・ジャコモが交通事故死!

img310.jpgまだ、チッタやAmassの超速報でしか分からないのだけれど、イタリアン・プログレの超大物バンドバンコ(Banco)のフランチェスコ・ディ・ジャコモ(Francesco Di Giacomo)が日本時間の2/21(金)に交通事故で死去したらしい。
ジャコモは、まさに「Voice Of Italy」とも言うべき存在で、イタリアのたおやかさや情熱を極限まで表現できる、稀有なヴォーカリスト。
創設者のジャンニとヴィットリオのノチェンツイ兄弟がバラバラになろうとも、ジャコモの声さえあればバンコだった。
イタリアン・ロック・シーンの大きな損失。
まさか、ジャコモに「R.I.P」(1stアルバム収録のバンコの代表曲の一つで邦題は「安息の鎮魂歌」)と言う言葉を捧げるとは思わなかった。
尚、4/12.4/13の来日公演については、まだチッタから正式な発表はない。
☆画像のジャケットで気持ちよさそうに昼寝?しているのがジャコモ。
このライブはディスコブームの真っ只中に発売された為、かなりダンサブルなアレンジになっていてコアなファンには評判が悪いが、私は大好きなライブ盤。

↓「自由への扉」収録の、ジャコモの美声が堪能できる名曲【私を裏切るな】

posted by judas at 21:29| 東京 ☁| Comment(10) | TrackBack(0) | プログレっぽいロック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年02月22日

「不思議犬リリエンタール」の4巻に並んだ   「ワールドトリガー / 葦原大介」最新第4感発売中!

img305.jpg【ネタバレあり】
昨年末に第3巻が出た時、既に「大ブレイク」と私が書いたが、いよいよ「ぼんち揚げ」とのコラボが始まった様だ。
作中で「迅」というキャラクターが「ぼんち揚げ食う?」って常に言っていた事によるコラボで、知名度もグンと上がる。
ネットでも「ジャンプの次期看板バトルマンガか?」と騒がれている様だ。
過去に「少年ジャンプ」に連載された作品の中でもトップレベルの「ジャンプでなければ大成功した超名作」だった「不思議犬リリエンタール」が完結した4巻に並んだが、これからも「ワールドトリガー」はなんとか存続して欲しい。
最近ジャンプを購読していないから良くはわからないが「食戟のソーマ」「ニセコイ」「磯部磯兵衛物語〜浮世はつらいよ」等、従来の「努力・友情・勝利」という「ジャンプマンネリ路線」から逸脱するようなマンガが大ヒットを飛ばしている。
「ワールドトリガー」も「新感覚のバトルマンガ」で、「王道」と「逸脱」を非常に上手くブレンドしてある。
最新第4巻では「敵」ではなく、味方である筈の「他部隊」とのバトルが中心。
ただ、ちょっとバトルシーンが長すぎるのと、キャラが多すぎるので、読みツラくなくはない。
この「バトルシーンの大盤振る舞い」は、バトルが好評なのか、アンケート順位が厳しくなってきた為のテコ入れ」なのかはちょっと微妙。
上述の様に、大ヒットマンガが「ジャンプ」には目白押しで(アニメ化された「ニセコイ / 古味 直志」は、新感覚ラブコメで、相当面白かった)、「ぼんち揚げ」とのコラボや「Vomic化」されたはとは言え、楽観視はできない厳しい状態。
もっと「葦原大介」ならではの、笑わせて、ちょっと泣かせるハートウォーミングな作風を取り戻して貰いたい気もするが、取り敢えず「連載継続」に向けて頑張って欲しい。
posted by judas at 00:51| 東京 ☀| Comment(2) | TrackBack(0) | 書籍関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年02月19日

全く古さを感じさせない大傑作 「Tour De France / KRAFTWERK」(2009 Remastered)

002 (10).JPG2003年発表。
1986年の「エレクリック・カフェ」(後に「テクノ・ポップ」)以来17年振りという事で当時は結構話題になった。
誰も覚えていないかもしれないが、実は「Tour De France」という曲のシングル盤は1983年に発売されていて、英国でもそこそこ売れている。
当時、英国の7インチのシングはなかなか手に入らなかったので、持っていなかったが突如、1999年にシングルCDとして再発されたので、それは即入手した。
3つのヴァージョンと、CD EXTRA(懐かしい!)としてクリップが収録されていた。
そして、忘れたかけていた2003年に「サウンドトラック・オブ・ツール・ド・フランス」としてフルアルバムが発売された。
前述のシングル盤とはかなり違う、ややアンビエントな肌触りで、第一印象はあまり良くなかった。
しかし、ブレイクビーツ気味のリズムや若干のヒップホップ風味を交えた当時の流行から全く外れていない、現役感バリバリの作品である事が聴き込む内に分かり、やはりKraftwerkこそエレクトロミュージックの最高峰であるとの感を強くした。
今では、Kraftwerkの最高傑作といっても良い位の完成度と、他の追随を許さない独創性に完全に転がっている。
ちなみに、ラルフ・ヒュッターは命に係わる程の怪我をしても乗り続ける程の自転車マニアだという事。
☆尚、このアルバムはスリーブケースとCD本体のジャケとがほぼ同一のデザイン。

↓2003年のアルバムヴァージョン。
最初はややアンビエントな印象でKraftwerkならではの硬質なイメージが希薄だったが、聴き込む度にKraftwerkワールドに惹き込まれる。

1. Prologue
2. Tour De France tape 1
3. Tour De France tape 2
4. Tour De France tape 3
5. Chrono
6. Vitamin
7. Aro Dynamik
8. Titanium
9. Elektro Kardiogramm
10. La Forme
11. Rgneration
12. Tour De France
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2014年02月16日

ロックが新しいステージに登った瞬間  「Autobahn / KRAFTWERK」(2009 Remastered)

003 (7).JPGアナログ盤を始め数回このアルバムを買ったが、他の作品のリマス具合があまりに素晴らしかった為、この「アウトバーン」も購入。
アドルフ・ヒトラーが作った速度制限の無い高速道路(とは言え、推奨速度は130kmで、一部では制限がある)をドライブする感覚をシンセサイザーを使い再現した、1974年に発表された歴史的名盤。
アメリカでもアルバムチャート5位、シングルチャート25位の突然変異的第ヒットを記録し、私もF.E.Nでよく聴いていた。
割と早めに、日本フォノグラムの廉価盤シリーズ(1,500円)より発売されたので私も即買って繰り返し、繰り返し聴いて次第にハマっていった。
そして「放射能」('75)と「ヨーロッパ特急」('77)で本格的に、私はKraftwerkの大ファンになってしまった。
「アウトバーン」以前のシンセサイザーミュージックは、アルバム旧B面の「深夜そして姿なき足跡」や「朝の散歩」の、足音や鳥の鳴き声の様な現実音を再現してコラージュした様なアヴァンギャルドな物が主だったが「アウトバーン」では、一定のビートの上で反復するメロディを持ち、後の「テクノポップ」の第一歩となる様な【音楽】だった。
発表当時は、日本では本当に酷評されていて、これは『電子音』であり、音楽である事すら否定される様な有様で、彼らを好きだと言うをあまり公言できない雰囲気があった。
ただ、あのAerosmithのSteven Tylerがインタヴューで「ツアーの移動中にはKraftwerkを聴いている」と答えていたのをラジオで知って意外に思いながらも嬉しかった思い出がある。
世間では音楽と認めて貰えなかった単調な反復音も、ずっ〜と繰り返し演奏される事によって、ある種の酩酊感や浮遊感が生まれ、結果としてLed ZeppelinやDeep Purpleにも負けない高揚感を得る事が出来た。
非常にエラそうになってしまうが、私はこの頃からKraftwerkを好きでいる事が出来たお蔭で、ロックが新しいステージに登った瞬間の目撃者になれたと自負している。
☆ペーパースリーブは高速道路を記号化したデザインのもの(これはこれでセンスがいい)になっているが、CD本体のジャケは従来のもの。
私がもっていたアナログ盤(日本盤)はジャケットの下方にメンバー4人が映ったミラーと計器盤が描かれていた。

↓Kraftwerk流のロックンロールとも言える名曲。
軽快で流れる様なメロディは、むしろ「人間解体」よりも、Y.M.Oに影響を与えた様に思える。

1.Autobahn (アウトバーン)
2.Kometenmelodie 1(大彗星(鼓動))
3.Kometenmelodie 2(大彗星(軌道))
4.Mitternacht(深夜そして姿なき足跡)
5.Morgensaziergang(朝の散歩)
posted by judas at 23:29| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | プログレっぽいロック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

「俺物語!!」 最新17話は告知通り『猛男の母の出産編』のスタート / 別冊マーガレット2014年3月号 感想

img304.jpg【ネタバレあり】
前号のところでも書いた様に、今月の「俺物語!!」最新17話は「猛男の母の出産編」のスタート。
猛男の弟か妹が生まれるという事で家族のみならず、大和や砂川までがとても楽しみに待っている。
猛男の母だけあって、年齢の割には驚異的な体力を誇るゆり子(今回、結婚前の氏名が「竹中ゆり子」と判明)だが、貧血気味の妊婦仲間を助けて急に産気付いてしまう。
猛男の子供の頃のエピソードや、父と母の馴れ初めのエピソードも挿入され、今回も魅力たっぷりの内容。
山川あいじとのコラボ作「友だちの話」のところでも触れた様に、「河原和音」のセンスの良さは「原作のみ」に回った時に十二分に発揮される気がする。
やはり非常に特徴のある「河原和音の絵柄」というのが、自由な発想のプロットに制約をもたらしているのかも知れない。
河原が「青空エール」という連載を持っている関係上、毎月必ず掲載出来ない(アルコもこの成功で読み切りの仕事が増えてきたし)のが雑誌の売り上げ部数的に痛いが、かと言って「青空エール」を打ち切りには出来ないのが編集部としてはツライところか。
とにかく「少女マンガ」の枠を超えた、ずっと連載が続いて欲しい名作マンガだ。
posted by judas at 20:23| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 書籍関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年02月15日

リマス効果絶大! 「Computer World / KRAFTWERK」(2009 Rematered)

003 (6).JPG世界中の音楽を変えてしまった「人間解体(Man-Machine)」から3年のインターバルを経て発表された作品。
前作の凄まじいインパクトに比べると、やや地味で派手さに欠けた為、世間的な評判もあまり良くなく、私も当時はかなりガッカリしたものだった、
「The Mix」のところで書いた様に、このアルバムに収められたオリジナルよりも、「The Mix」で再構築されたヴァージョンの方が活き活きして躍動感もあり好きだった。
特に「Poket Calqulator」は、テンポもアップし軽快なイントロが聴こえた瞬間に高揚感がリスナーを惹き付ける。
今まで、車、電車、ラジオの電波等をモチーフにそれらを電子楽器とKraftwerk独自のセンスと解釈で表現してきたが、本作は最初から「コンピューター」を対象にしたのも、ヒネリがなくて(?)評価の低さの原因だったのかも。
とは言え「Computer World」収録のヴァージョンもリズムトラックが非常に凝っていて、聴けば聴くほど脳内にこびり付いてくる。
前述の「Pocket Calculator」「Computer World」「It's More Fun To Compute」を始めメロディも良く出来ている。
今聴くと「人間解体」はやや古さを感じさせなくもないが、「Computer World」は現在流行っているテクノ系の音楽と比べても、全く遜色なく感じる。
しかもリマス効果が絶大で、ビート、メロディのアタックのキレが良く聴こえ、旧CDの地味さは払拭されたと言っていい。
また、このリマスシリーズは以前も書いた様に「ペーパースリーブがオリジナルジャケとは違う絵柄で、CDの方のジャケットがオリジナル通り」と言う事になっているが、このアルバムはその逆で、ペーパースリーブ自体がオリジナルジャケット仕様になっている。

↓「Numbers」と「Computer World」は現在でも重要なレパートリーになっている。

1. Computer World
2. Pocket Calculator
3. Numbers
4. Computer World..2
5. Computer Love
6. Home Computer
7. It's More Fun To Compute
posted by judas at 01:11| 東京 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | プログレっぽいロック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年02月13日

これを最高傑作と言う人がいても私は怒らない  「The Mix / KRAFTWERK」(2009 Rematered)

002 (9).JPG2009年に発売された「クラフトワーク」のリマスター盤の日本盤が、今年の1月末に「Forever Yong」シリーズで再発され、グラミー賞の「特別功労賞生涯業績賞」(長い!)を、ザ・ビートルズ(!)等と受賞した事も相まってか、好セールスを記録しているらしい(今夏には、2年連続の来日公演も決まっている)。

たまたまそれよりも少し前から、judas家では「クラフトーワーク」のウチの子発のマイブームが起こっており、これを機にリマス盤を収集する事にした。
先ずは、「The Mix」から。
1986年に「エレクトリック・カフェ」(後に「テクノポップ」に改題)を発表後沈黙を守っていたクラフトワークが、突如1991年に発売した過去の名曲のリミックス集。
このシリーズはオリジナルジャケットとは異なるデザインの紙のスリーブケースに入っているが、ジャケはオリジナルのものを使用している(しかし、この「The Mix」のオリジナルジャケは鮮やかな青地のカラー写真だったが、リマス盤では何故か白黒写真になっている)。

「ユーロッパ特急」発表時からクラフトワークにハマりまくっていた私には、91年当時この「The Mix」は違和感が大きかった。
一般的な「リミックス」の概念を大きく超えて、ほぼ新録音とも言える大幅な曲の解体、再解釈、再構築が行われていた。
クラフトワークは私にとってダンス音楽ではなく、じっくり聴き込む「ジャーマンプログレ」だったから、当時のトレンドに流され、改変&改悪された様に感じられ凄く残念だった。
ここで「クラフトワークと私」という様な文章を書くと非常に長くなってしまうので、敢えて彼らの魅力や偉大さには触れないが、本当に大好きなバンドの一つだ。
で、その違和感の大きかった「The Mix」だけれど、割とすぐにどの「ミックス」もオリジナルを超える出来だと思うようになってしまった。
最高のライブアルバム「ミニマム・マキシマム」でもThe Robotsを始め、多くの曲がこの「The Mix」に近いヴァージョンで演奏されている。
世間では「無機的」と評される事が多かった彼らの音楽だが、「ミニマム・マキシマム」の映像版を観るとどこの国でも観客が熱狂しているのが良く分かる。
この「The Mix」はクールなオリジナルヴァージョンをより「ライブ向け」にアレンジする目的もあったと思う。
特に3.とその日本語版の4.は、オリジナルヴァージョンの数十倍の生命力を持って、オーディエンスを踊らせる。
4.を代表例に2.10等、特に「コンピューターワールド」収録の曲が、この「リミックス」によって新たな命を吹き込まれたと言える。
6.の「リミックス効果」も非常に大きい。
オリジナルヴァージョンを聴き尽くしたファンも、初心者もどちらも楽しめる(使い尽くされた表現だが、全くその通りなので)、稀有な【ベスト・アルバム】だと思う。

↓「ミニマム・マキシマム」より渋谷AXでのライブ。
「DENTAKU」で沸き起こる大合唱が感動的

1. The Robots
2. Computerlove
3. Pocket Calculator
4. Dentaku
5. Autobahn
6. Radioactivity
7. Trans Europe Express
8. Abzug
9. Metal On Metal
10. Homecomputer
11. Music Non Stop
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2014年02月10日

2ndアルバム「Silent Knight」もかなり良い 「Silent Knight + In Transit / SAGA」('89)

img303.jpgSAGAの良さを理解しようとして、ヴォリュームたっぷりの枚組ベストを繰り返し聴いていたら、結構ハマってきてしまった。
やはり、3rdアルバムまでの曲が私の琴線に触れる事が多かったので、取り敢えず2nd「Silent Knight」と4thの後にでたライブアルバム「In Transit」のお得な(?)カップリング盤を買った。
以前も書いた様に2ndアルバム8曲中6曲がベスト盤に収録されているので、今回初めて聴いた曲は「(You've got)Too Much Lose (Chapeter 7)」と「Someone Should」の2曲だけだが、どの曲もポップでプログレッシヴ。
この2ndには(Chapter 2)と(Chater 7)という2つの「Chapter」シリーズの曲が収録されているが、各アルバムに1〜2曲の「Chapter」シリーズが順不同に入っている。
この辺も同じカナダのRushの「Fearシリーズ」を思い出してしまう。
尚、Chapterシリーズは16.まであって、シリーズを順番に演奏した「Chapters Live」というアルバムもある。
それ以外にも、2ndアルバムには「Compromise」「Help Me Out」「Careful Where You Step」等、キャッチーでいながらきめ細かい造りのプログレの香り(?)が漂う良曲が密集している。
もう一枚の「In Transit」は、Worlds Apartで大ブレイクした直後のライブ盤で、同アルバムから3曲、2ndから2曲、1stから2曲、3rdから1曲という選曲で、一枚物というのが残念な程の充実度。
Rupert Hineによる小奇麗過ぎるプロデュースで「お洒落サウンド」っぽくなってしまった「Worlds part」の曲達もライブならではのエネルギッシュな演奏で良くなっている。

↓2ndアルバム中でも非常に「プログレハード」っぽいスリリングな曲「Careful Where You Step」


51I37OTo7YL__SL500_AA300_.jpg【Silent Knigh】
1.Don't Be Late(Chapter 2)
2.What's t Gonna Be?
3.Time To Go
4.Compromise
5.(You've Got)Too Much To Lose(Chapter 7)
6.Help Me Out
7.Someone Should
8.Careful Where You Step
5164hEZvWmL__SL500_AA300_.jpg【In Transit】
1.Careful Where You Step
2.Don't Be Late
3.Humble Stance
4.Wind Him Up
5.How Long
6.No Regrets
7.A Brief Case
8.You Are Not Alone
9.On The Loose
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2014年02月08日

文字通りレトロな世界を再構築した好盤  「Retropolis / TheFlower Kings」('96)

img302.jpg以前、バンド名義としては1stに当たる「Back In The World Of Adventures」を紹介した事があるが、今回は2ndにあたる「Retropolice」について。
相変わらずギターは、Steve HacketteとAllan Holdsworthを足したような印象で、曲調は、Genesis等のシンフォニック系を思わせるものが多い。
1st紹介時にも書いた様に、70年代や80年代前半のバンドから美味しいところをたっぷり持って来ており「元ネタ」探しを楽しむ事が出来る。
この2ndでも、GenesisとUKを強引にミックスした様な6.や、部分的にFrank Zappaの「Peaches En Regalia」を思わせる音色やフレーズを持って来ている5.など、長く色々聴いてきている私らの様な人間は様々なところに反応したくなる。
とは言っても、The Flower Kings(以下TFK)ならではのモダンな「様式美」もあり、これはこれで転がってしまう。
特に2.の「Retroplis」や、4.「There Is More To This World」の様に、シンフォニックで長尺な曲
は、偉大なる先駆者達から影響を如実に表わし、文字通り「レトロ」で巨大な「Retropolis」を構築している様に思える。
昔は「焼き直しプログレ系」にはあまり好印象を持たなかった私ではあるが、このFlower Kingsは十分許せる範囲内にいる事が分かったので、これからもゆっくりと集めていきたいと思った。

↓前述のFrank Zappaの「Peaches En Regalia」を思わせるメロディと音色が一瞬出てくる(私だけが思っているのかも知れないが)ナンバー。
最初は退屈であったが聴き込んだらメッチャ好きになった。
これも「元ネタ探し」向き(?)の曲。

1. Rhythm Of Life
2. Retropolis
3. Rhythm Of The Sea
4. There Is More To This World
5. Romancing The City
6. The Melting Pot
7. Silent Sorrow
8. The Judas Kiss
9. Retropolis By Night
10. Flora Majora
11. The Road Back Home
posted by judas at 23:54| 東京 🌁| Comment(2) | TrackBack(0) | プログレっぽいロック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

初期は非常に私好みだった 「The Collection / SAGA」(3CD)

003 (5).JPG1981年発売のアルバム「Worlds Apart」から「On The Loose」がビルボードシングルチャート26位の大ヒット、続く「Wind Him Up」もTop100入りして大ブレイクしたカナダのSagaの去年発売された3枚組ベストアルバムを購入。
リアルタイムでも当然アルバム(勿論レコード盤ね)を即買ったが、当時の印象は奇麗にまとまり過ぎて、ロックっぽくないと言うか、どっちかと言うとシンセミュージックフィールドな気がして、それ程ハマり込まなかった。
恐らく、Rupert Hineの小奇麗過ぎる(?)プロデュースによりそんな印象を受けたのかも知れない。
で、今回このヴォリュームたっぷりのベスト盤を聴いたが、初期の曲は確かにいわゆる「プログレ」っぽさが強いのに「人懐っこい」キャッチーで高揚感あるポップさを兼ね備えていた。
「プログレバンド」に有り勝ちな自己満足感は少なく、観客と一緒になって楽しめる「楽しいプログレ」と言える曲が多い。
彼等はカナダのバンドながら、ドイツでは“国民的バンド”と言えるくらいの強大な人気を持つ。
ヨーロッパで支持されるのも納得できるカッチリまとまった整合感に満ちた、聴いていて非常に気持ちの良いサウンドと、キレの良いリズム、そしてヴォーカルも正確で声のハリがあって美しい。
あ〜〜、もっと早く1st〜3rdを聴いていれば良かった。
このベスト盤の内容は、1st「Saga」から6曲、2nd「Silent Knigh」から6曲、3rd「Images At Twilight」から6曲、4th「Worlds Apart」から5曲、ライブアルバム「In Transit」を挟んで5th「Heads Or Tales」から5曲、6th「Behaviour」から5曲、7th「Wildest Dream」から2曲、8th 「The Beginners Guide To Throwing Shapes」から1曲の計36曲。
70年代から80年代のアルバムまでの超濃密セレクト(勿論その後も数多くのアルバムを出している)。
プログレ色の強い3rdアルバムまでから半分の18曲が収録されている。
大ヒット作の「Worlds Apart」から5曲と1st〜4thアルバムの7割近い曲がこのベスト盤に収録されてしまっているので、1stから4thまでのオリジナルアルバムを買っても、ここに収められていない曲が少ない状況。
しかも、2013年の発売なのでほぼ全部がリマスされていると思われ音が非常にクリア。
でも、やっぱオリジナルアルバムは1枚ずつ集めたくなる。
その位初期のSagaは私好みだ。

↓3rdアルバム収録の「Take It or Leave It」
プログレ色を残しながらも高揚感溢れるキャッチーでポップな佳曲になっている。
Sagaの場合「プログレハード」と言うにはやや「ハード」さが足りないが、それを補って余りある人懐っこさとキャッチーさがある。

Disc.1
1.Wind Him Up
2.Humble Stance
3.Cat Walk
4.Take a chance
5.It's Time (Chapter Three)
6.Starting All Over
7.Mouse In A Maze
8.Compromise
9.No regrets
10.Time's up
11.Don't be late (Chapter 2)
12.You And The Night
Disc.2
1.The Flyer
2.On The Loose
3.The Sound Of Strangers
4.Careful where you step
5.Slow Motion
6.Will It Be You? (Chapter Four)
7.Amnesia
8.Perfectionist
9.Take It Or Leave It
10.Misbehaviour
11.What Do I Know
12.Wildest Dreams
Disc.3
1.How Long
2.Only Time Will Tell
3.Listen To Your Heart
4.See Them Smile
5.Help Me Out
6.Scratching the surface
7.Climbing The Ladder
8.Time To Go
9.What's It Gonna Be?
10.You're not alone
11.Give 'em The Money
12.Social Orphan
posted by judas at 17:24| 東京 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | プログレっぽいロック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年02月06日

バンド初期の名演収録 「Live At The Woodstock Festival/ New Canaan H. S. 1969 / Offcial Live Mountain Bootleg Series Volume 7」

img300.jpg前回は、シリーズVol.14の「Fillmore East New Year Concert 1971」を紹介したが、今回は69年モノ。
1.〜6.はあの、69年8月16日のWoodstock Fesの音源で、7.〜17.は、コネチカット州New Canaanの高校での69年9月12日のライブ。
Woodstockの方は、オーディエンス録音と思われる音質だが、70年代の劣悪なブート盤に慣れた耳には全く問題ない。
歴史的な演奏を聴けるだけでも嬉しいし、どれも大舞台に相応しい名演。
この時点では、まだMountainとしての正式な1st「Climbing」が発売されておらず、4.のFor Yasugar's Farmは、冒頭の歌い出しの歌詞「Who Am I But You And The Sun」というクレジットになっている(アレンジも若干違う)。
2.のTheme For An Imaginary Weaernも「Jack Bruceの書いたNew Albumに入れる曲」というような紹介をされている。
1.5.6.は、Leslie West名義の1stにも入っていない曲だが、どの曲も格好良い。
1.のStormy Moundayは多分、B.B.Kingとかのカバーで、West作の6.「Waiting Take You Awy」は、ずっと後にライブアルバム「The Road Goes Ever On(暗黒への挑戦)」に収録される。
7.〜17.のNew Canaan High SchoolのライブはWoodstockの音源に比べると格段音が良い(といってもおそらくオーデイエンス録音)。
但し、こちらも演奏が素晴らしい為、音質が全く苦にならない(ブート慣れしている人に限ると思うが)。
Leslie West名義の1stとMountasinとしての1st「Climbing」からバランス良く名曲が並び、ごく初期から素晴らしいライブを繰り広げて観客をトリコにしていた事が良く分かる。
でなければ、Mountainとしての1stが出る前からWoodstockに出演する事は難しいだろう。
やっぱ、この様なアーティスト側にも僅かでも利益が入りつつ、細工が施されていない生の演奏が聴ける「Official Bootleg」は大好物。

↓Leslie West名義のソロ収録の名曲「Long Red」
このレベルの音質なら十分満足。

1. Stormy Monday
2. Theme For An Imaginary Western
3. Long Red
4. Who Am I But You And The Sun(For Yaugar's Farm)
5. Beside The Sea
6. Waiting To Take You Away
7. Blood Of The Sun
8. Long Red
9. Theme For An Imaginary Western
10. Guitar Solo
11. Dreams Of Milk And Honey
12. Stormy Monday
13. Baby I'm Down
14. For Yasgur's Farm
15. Never In My Life - Drum Solo
16. Silver Paper
17. Dirty Shoes - Guitar Solo
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2014年02月05日

幻の1st Single「Sweets For My Sweet」が聴ける 「Kingdom Of Madness / MAGNUM」(Remastered 2CD Edition)

kingdom of madness.JPGMagnumの超名盤1stアルバムの「Kingdom Of Madness」については以前大絶賛したが、リマス+ボーナスディスク付きのエディションがあるのを知って購入。
アルバム本体の内容については以前述べた通りの素晴らしさで、更にリマス効果が非常に効いていてクリアで音圧も上がり、聴いていてよりメリハリがあり気持ちよい。
初代キーボーディストのRichard Baileyのシンセも更に煌びやかな感じがする。
で、Disc.2の方だが、1.〜4.が1974年のMagnumのFirst Recording音源だそう。
5.と6.はCBSからのプロ初のシングル盤のA,B面、7.〜10.は1stアルバムからのアウトテイク。
11.は1st発表後の、'79年にレコーディングされた「Kingdm Of The Madness」のAlternative Version。
2.は、キーボーディストRichard Baileyのフルートがフィーチャーされた凄くタルっぽい曲。
古い音源も1stのアウトテイクも、プログレ色が特に強い訳ではないが、本当に良い曲が多くて大満足。
5.の幻の1st Singleと言われる「Sweets For My Sweet」は、サーチャーズのヒット曲のカバー(オリジナルはドリフターズ?)で、聴けば誰でも知ってるキャッチーな曲。
この曲のBob Catleyの歌い回しは、SweetのBrian Connollyっぽくて、更にコーラスもSweetっぽい。
曲名に引っ掛けたオシャレな演出なのかも知れない。
彼等はよく「Queenっぽいコーラス」と評される事が多いが「実はルーツはSweetの方だった」という可能性もあると思った。
初期の頃は、特にSweetっぽい曲が多い。
11.の別ヴァージョンの「Kigdom Of Madness」もハードでヘヴィでよりプログレッシブで非常に格好良い。
デモテープ並みの音源もあるが、初期のMagnumが好きな人はやはりボーナスディスク付きの方がオススメ。
ジャケットは、アメリカ盤のものらしい。
タイトルを絵にした様なジャケットはオリジナルよりは、バンドの音を連想し易いかも。

↓前述の様に私は非常にSweetっぽいと思う。
CBSからはこのシングルだけで、1stアルバム以降はあのJet Recordより。

Disc.1
1. In The Beginning
2. Baby Rock Me
3. Universe
4. Kingdom Of Madness
5. All That Is Real
6. The Bringer
7. Invasion
8. Lord Of Chaos
9. All Come Together
Disc.2
1.Sea Bird
2.Stormbringer
3.Slipping Away
4.Captain America
5.Sweets For My Sweet(Single A-Side)
6.Movin' On(Single B-Side)
7.Master Of Disguise
8.Whithout You Love
9.Find The Time
10.Everybody Needs
11.Kingdom Of Madness(Alternative Version)

2014年02月03日

MountainのOfficial Bootlegシリーズで買うとしたらコレ  「New Year Concert 1971 - Official Live Mountain Bootleg Series, Vol. 14」

img301.jpg少し前にMountainのマイブームがあった時にオーダーしてあった「Official Bootleg」シリーズから、まずVol.14のFillmore Eastの「New Year Concert 1971」を。
この「Official Bootleg」シリーズは、文字通りブートレッグで出ているものをアーティストが買い集めて(?)、オフィシャルで通しナンバーを付けて発売したものと思われる。
70年から90年代まで幅広く出ているが、年代順に通しナンバーが付いている訳ではないので注意。
このVol.14の『Fillmore East New Year Concert 1971」は、アマゾンレビュアーも書いている通り、音質、選曲、パフォーマンス共に、シリーズの最高レベルと言える(他の音源を全て聴いた訳ではないけど)。
このシリーズで何か一枚欲しいという人には、私は全力でこのVol.14をオススメする。
Mountainには「Twin Peaks(異邦の薫り)」という、大阪録音の決定版的オフィシャルライブアルバムが存在するが「Nantucket Sleighride」だけで30分以上の時間をとった為、アノ曲が入っていない、コノ曲も入っていないという不満が無いではない。
勿論、70年代ならではの長尺のアドリブプレーも聴けるし、ライブインジャパンならでなの、生々しい録音状態も私好みではあるケド。
しかし、「Baby I'm Dwon」「Long Red」「Travelling InThe Dark」等、Twin Peaks未収の曲のプレーも本当に素晴らしいので、この「Fillmore East」の方を、Twin Peaksに代わって70年代当時にオフィシャルライブアルバムとして出していれば、Mountainの評価もまた違っていたかも知れない。
Mountainの1971年のニューイヤーコンサートの丁度一年前に、Jimi Hedrixが69年から70年にまたがっての「Fillmore East Live」を出していて、これはジミヘン屈指のパフォーマンスとして歴史に残っている。
ひょっとしたらMountainもジミヘンの様に公式に出す予定があって、きっちりとしたプロダクションでレコーディングしていたものがブートで流れたのかも。
また、面白いのは、どちらも「Auld Lang Syne(蛍の光)」を演奏している事。
日本だと大晦日の年越し前に「蛍の光」を紅白のエンディングでよく歌っていたが、欧米では年が明けてから歌うそう(結婚式や誕生日にも歌うらしい)。
Fillmore Eastの「Auld Lang Syne」は、お約束事なのかも。

↓このように非常にクリアで臨場感のある録音。
この「Dreams Of Milk And Honey」(23:25)は「惡の華」の「Dream Sequence」(25:03)とほぼ同じ構成なのだけれど、このFillmore版の方がドラムソロがよりフューチャーされ、演奏もタイトでまとまっていて格好良い。

Disc.1
1. Intro/Never In My Life
2. Don't Look Around
3. Mississippi Queen
4. Baby I'm Down
5. Long Red
6. Silver Paper
7. Guitar Solo
Disc.2
1. The Animal Trainer And The Toad
2. Nantucket Sleighride
3. Theme For An Imaginary Western
4. Travelling In The Dark
5. Blood Of The Sun
6. Dreams Of Milk And Honey
7. Auld Lang Syne
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2014年02月02日

これって、こんなに良いライブアルバムだったんだ!「Live In Tokyo / WISHBONE ASH」 (2013 Remaser )

img299.jpgStatus Quoの「Tokyo Quo」と同シリーズで紙ジャケSHM-CDで再発になったWishbone Ashの「Live In Tokyo」も購入。
1978年11月に中野サンプラザと新宿厚生年金ホールで収録された、当時日本でのみの発売だったライブアルバム。
「Tokyo Quo」とのところでも書いた様にこの頃は、日本の録音技術が他国に比して高かった為か、来日公演が非常にレアだったので記録に残しておきたかった為なのか、「日本でのみ発売されたオフィシャルライブアルバム」というものが結構あった。
やはり今回同日に発売になったB.T.Oの「Japan Tour」も同じパータン。
で、このWishbone Ashの「Live In Tokyo」は、78年当時の最新アルバムであった「No Smoke Without Fire(因果律)」から、2.と3.の2曲、「There 's The Rub(永遠の不安)」から1曲、「Argus」から2曲の全5曲という構成。
「Tokyo Quo」同様、熱烈なWishbone Ashファンからみたらなんとも歯痒い「1枚物ライブアルバム」だと思うが、このライブアルバムを今回の再発で初めて聴いた私としては、余りの内容の素晴らしさに非常に驚いた。
メチャクチャ胡散臭いと思っていた「SHM-CD」というものに本当に効果があるのかもしれないと思ってしまう音のクオリティの高さ。
勿論、録音状態そのものが良かったのだとは思うが「Tokyo Quo」と同じように、とんでもなく生々しくてクリア。
そして、素晴らしい白熱の演奏!
こんな事言ったらコアな人が多いWishone Ashファンに激怒されそうだが、歴史的名ライブと誰もが認める「Live Dates(勿論「I」の方ね)」よりも、演奏、音質共に上なのではないだろうか(少なくとも私の好み的には)。
中でも、2011年の「プログレフェス」でも演奏した「The Way Of The World」のギターが最高に素晴らしい。
Laurie Wisefieldって、やっぱ凄いのかも。
私が過小評価し過ぎ?
他に、1.のF.U.B.Bや(ずっと『エフ・ユー・ビー・ビー』だと思っていたが、このライブのMCでこの曲を「ファ〜ブ」て呼ぶのを初めて知った)、「因果律」の1曲目の「You See Red」もスタジオテイクの何倍も良い。
「Live Dates I」にも収録された4.5.は、前述したように、AndyとLaurieのコンビネーションが本当に美しい。
このライブ盤からカットされた音源を、未だにレコード会社かAndy Powellが持っているとしたら何としても完全盤を出して欲しい(と、私が言わずとも世のWisbone Ashファンは熱望している事と思う)。
1.F.U.B.B
2.The Way Of The World
3.You See Red
4.Jailbait
5.Blowin' Free

↓このライブアルバムを収録した来日時のTV番組出演映像があった。
「因果律」がらYou See RedとAnger in Harmonyを(多分、口パクだけど)演っている。
画質は劣悪だけど激レア。
画像が悪くて良く分からないが、MCは小林亜星氏と近田春夫氏(おそらく)。
これを観ると、やはりリーダーはMartin Tunerだという事が分かる。

posted by judas at 21:48| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | ブリティッシュなロック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年02月01日

やっぱ評判悪い(笑) 「群青 / 原作:坂本虹、作画:桐原いづみ」最新第4巻発売

img298.jpg【ネタバレあり】
この「群青」について前回書いた事を反芻しようと弊ブログをチェックしてみたら、まだこの「群青」について書いていない事に気が付き驚いた。
単行本も毎巻買っているのに一回も書いていなかったのは、私の手落ち。
「群青」は、原作:坂本虹(さかもとこう)、作画:桐原いづみ、による女子高校生による駅伝マンガ。
「ハイスコアガール」の単行本が待てず掲載誌の「月刊ビッグガンガン」を毎号買っているのだけれど、その「ビッグガンガン」に、「ハイスコアガール」より少し遅れて連載が始まった作品。
読み始めた当初、多彩なキャラが非常に魅力的で、絵柄やストーリー展開にやや難ありでも、惹き付けられ単行本を買い始めた。
確かに最初の方は期待度が高かったが、「こうなるに違いない」という展開で、実際そうなるのにテンポがメチャ悪すぎる。
また「キャラが魅力的」と書いたが、魅力的なのは主人公サイドの駅伝部のメンバー達(メンバーになるであろう人も含めて)ではなく、「イケメン過ぎる女子」の「伊織先輩」を始めとしたライバル校の「横浜光嶺高校(ハマコー)駅伝部」の人達。
確かに主人公の「道(ミチ)」を始め、彼女の周辺には自分勝手な人が多すぎて感情移入できないかも。
ネットでのレビューも巻が進むにつれて「ミエミエの展開なのにもったいぶる」「ミチや田鶴子(でんづる)がウザい」という事で世間的にも評判が悪いし、ヘタすりゃ駅伝部のメンバーが全員揃って、レースを走る前に打ち切りになっちゃうかも。
posted by judas at 23:36| 東京 ☀| Comment(24) | TrackBack(0) | 書籍関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

奥付けのスタイリッシュさに惹かれる 「富士山さんは思春期 / オジロマコト」最新第3巻発売

img297.jpg【ネタバレあり】
現在の「高身長女子マンガブーム」を引っ張る「富士山さんは思春期」の最新第3巻を購入。
少し前にも書いた様に、「面白い」と言うのとはちょっと違うのかも知れないが、これはホントに良いマンガ。
正に『思春期』としか言えない、中学生の瑞々しい感性や恋心が読み手に深々と伝わって来る。
「このマンガがすごい2014」のオトコ編で11位という評価はダテではなく、オジロマコト(女性だって知ってた?)のセンスは非常に良いと思う。
そして各話ごとにデッサンというか下絵の様なものが1ページ載っており、それもまた「構図を工夫した跡」などが良く分かり「ああ、プロのマンガ家ってやっぱ上手いんだ」と、感心してしまう。
上述の様に、作者は女性なのだが「富士山さん」に対する「上場(カンバ)」の男子中学生ならではの「思い」と「視線」が絶妙に描かれている。
カンバの眼に映る「富士山のちょっとエッチな姿」も全然下品ではなく、ある意味「文学的な印象」を受ける程、上手過ぎる。
また、カンバ目線だけではなく、部活やクラスの友達との中学校生活を送る「富士山さん達」も、本当に活き活きとしており、作者は今でも女子中学生の様な繊細で瑞々しい心を持ち続けているのだと思う。
これも前回書いたけど「奥付けのスタイリッシュさ」は特筆すべきで、まさに「映画のエンドロール」の様で、本当に格好良い。
私は「富士山さんは思春期」以前にこの手法は見た覚えはないけれど、これはオジロマコト自身の発想なのか、昔からよくあるあり方なのか是非知りたい。
posted by judas at 00:50| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 書籍関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする