2014年05月31日

今度の『スタンド名』は、Metallicaの曲から 「ジョジョリオン / 荒木飛呂彦」最新第7巻発売!

img365.jpg【ネタバレあり】
ハラマキにある様に現在、ジョジョ第3部の「スターダストクルセイダース」が放送されている。
この「空条承太郎」が主役のシリーズで登場した「スタンド」によって「ジョジョシリーズ」が一気に大ブレイクしただけあって、まだ非常にスタンドの概念が分かり易い。
アニメを毎回キッチリ観ているのだが、やっぱアニメだと更にスタンドが分かり易いのがいい。

この「ジョジョリオン」は、「ジョジョの奇妙な冒険」シリーズの前作で第7部にあたる「Steel Ball Run」よりは、当初とっつき易く思えたので何とかついて来たが、流石に7巻ともなると、だんだん「ワケが分からなく」なってきた。
掲載誌の「ウルトラジャンプ」(毎月19日発売)を買わずに、5〜6ヶ月のインターバルを挟んで発売される単行本をそのたびに買って読んでいるので、これまでの話を忘れてしまうのも一因か。
だから単行本を出るたびに買わず、数巻分溜まってからまとめて買って読んだらもっと話に入っていけるのかも知れない。
さて、今回主にフィーチャーされる「スタンド」は、8代目ジョジョの「東方定助」を引き取って自宅に住まわせている「東方憲助」の「キング・ナッシング」で、能力は「遺留品などから匂いが見える」というもの。
他の戦闘的なスタンドに比すと、たいした事のない様なスタンドだが、これはMetallicaの曲から来ている。
「King Nothing」は、世界的に大成功した「ブラック・アルバム」の次にあたる作品で、Metallicaの最大の失敗作と評される事が多い(私は、大好きだが)「Load」に収録されている。
彼らの代表曲の一つとなった「Enter Sandman」同様、子守唄を引用しており、リフやウタメロも何となく似ている。
確か、Metallicaの曲も過去に何度か「スタンド」の名前になった記憶があるが、「King Nothing」は、渋いというか随分とへそ曲がりなチョイスだと思う。。
「ジョジョリオン」に話を戻すが、何度か読み返して何とか話についていける様、頑張る。
次なる第8巻の発売は、巻末の広告によると、2014年秋頃との事。

↓「ジェイソン・ニューステッド」が懐かしい「King Nothing」のPV。
やっぱ「Enter Sandman」2号という感じがする。

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2014年05月30日

過大評価の様な気もするが、10月期より「ノイタミナ枠」でアニメ化決定!「四月は君の嘘 / 荒川直司」最新第9巻発売!

img356.jpg【ネタバレあり】
ハラマキにあるように「アニメ化」が決定したようだ。
ここまで全巻殆ど発売日に買っている私が言うのもなんだけど、そこまでこのマンガは面白いだろうか。
いつも言うように主人公に余りにも魅力が無さ過ぎる。
色んな「ランキングもの」では上位に入る事が多いのだが、やや過大評価のような気もする。
それはさておき、前巻の8巻では「かをり」の具合が悪化し、「有馬公生」のライバル「相座武」の妹が「凪」という偽名を使って、公生の師匠「瀬戸紘子」の弟子入りをしたが、最新第9巻ではその「凪」は、自分が通う中学校の学園祭で公生と連弾し覚醒する。
そして「かをり」もその演奏を聴き、病魔ともう一度戦ってみようと決心する。
主人公周辺に、今まであまり明るい要素がないマンガだったが、少し希望が見えてきた感じだ。
ここに来て公生の幼馴染み「椿」が、自分の公生への気持ちに気付き、「かをり」と「渡」と「公生」と「椿」の「変形四角関係」が、綺麗に整理されていく気がする。
主人公「公生」をピアノの世界に引き戻した、自由奔放なバイオリニストでヒロインの「かをり」と「公生」が恋愛関係に落ちないのは新しいと思う。
音楽上のパートナーと恋愛の相手は別というのは、実際には多いパターンだと思うが、少年マンガの中でこういう関係にするのは斬新。
おそらく「かをり」は、病気を克服できずに若くして死んでしまうので、公生には椿が「用意」されてるのかもしれない。
そうすると「渡」がかなり可愛そう。
10月からのアニメではどこまで放送されるのかは分からないが、一応メインであるはずの「ピアノ」や「バイオリン」の演奏部分はどうやって処理するのだろうか心配。
posted by judas at 00:39| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 書籍関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年05月28日

う〜ん、「ミネタ兄編」がちょっと長すぎるかも  でも『進撃の巨人』を倒す程の勢いはある  「ハル X キヨ / オザキアキラ」最新第3巻発売!

img362.jpg【ネタバレあり】
単行本第1巻が出た時も2巻が発売された時も私が大絶賛していた「ハルXキヨ」の最新第3巻が発売された。
自慢でもなんでもなく、私は連載第1話を読んだ時から現在の大ブレイクは予想出来ていたが、作者も集英社も割と最近まで「まさかの大ヒット」的なスタンスで、この作品を扱っていた。
正直、現在の「別マ」(別冊マーガレット)を「俺物語!!」と共に、牽引しているのは、間違いなくこの「ハルXキヨ」だと断言できる。
しかも「俺物語!!」の方は、原作者の河原和音が、自身の連載作「青空エール」と掛け持ちの為、ストーリーに区切りが付くと、1,2ヶ月休載になる事があるが「ハルXキヨ」の方は、毎号休まず掲載されている(当たり前っちゃ、当たり前だが)。
以前も書いたが、オザキアキラは「サブキャラ」の活かし方、魅力的な使い方が日本一上手いマンガ家だと思う(judas私感)。
2巻の「たまちゃん」「まるちゃん」「井上」の大ブレイク?に続き、最新第3巻の前半では、小さい頃から「小春」をいじめていた「志村」(昔は小山田という苗字だった)も、見せ場がたっぷり。
実は「小春の事が結構好き」なのに、峯田を好きな小春の為に身を引いたり(?)するところが、なかなか格好良い。
流石はオザキ!
「志村株」高騰か。
ただ、3巻後半から「峯田の兄」の怜一が投入されるのだが、ここからの「峯田兄弟」編がややキレイにまとまらず、冗長になってしまっている気がする。
「ミネタ」が、小春と「両想い」になってからミネタクンの「ツンデレ」の割合が「ツン:2、デレ:8」位になってしまった為、代わりに初期ミネタによく似たキャラの兄に「タカビーキャラ」をやらせる必要があったのか?
とは言え、超魅力的なサブキャラ達にはまだまだポテンシャルが十分あり、「ミネタ&小春」を中心に彼らがどう動くかが非常に楽しみ。
尚、蛇足かもしれないがハラマキで「志村」が『巨人ならウチにもいますけど!』と言っているのは、「進撃の巨人」をネタにした軽いおちょくり(?)で、小春は「1.8m級の巨人」となっている。 
posted by judas at 23:54| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 書籍関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

【修学旅行編】がスタートしたが  「神様はじめました / 鈴木ジュリエッタ」最新第18巻発売!

img366.jpg【ネタバレあり】
巴衛(ともえ)と奈々生(ななお)の縁は500年前から続いているという、殆どの読者が途中から気が付いている事をかなりの時間を掛けて描き、前巻の第17巻で過去編に決着をつけ、18巻からは現代の学園生活に戻り、すべての少女マンガ(特にラブコメ)で、重要なターニングポイントとなる「就学旅行編」に突入。
この18巻の発売2週間前くらいから、弊ブログへの検索ワードで「神様はじめました・18巻発売日」というのが異常に増えていた。
以前、アニメ放送も終わりいつまでも過去編に拘っているので「ピークも過ぎた」的な事を書いたが、今でも根強いファンは多くいる様。
ハラマキに「累計320万部ありがとう」とあるが、18巻まで発行されていて、アニメ化までされた作品としては、決して多い部数ではないけれど、編集部も作者「鈴木ジュリエッタ」も、予想を超えてファンに愛される作品になったのは、とても嬉しいと思う。
さて「修学旅行編」は、「自他共に認める両想い(?)」になった巴衛と奈々生を中心に、最初こそ学園ラブコメの王道的展開であったのに、悪羅王(あくらおう)の魂が入った人間の「霧仁(きりひと)」や、悪羅王復活を目論む夜鳥(やとり)が登場して、友達を救うため奈々生が、異世界へ行くという「過去編の二の舞」的な、冗長な展開が予想される。
大体、霧仁や夜鳥って必要か?
早く悪羅王に戻って欲しい。
とは言え、2014年秋頃発売となっている19巻が早く読みたいぞ(流石に「花とゆめ」を毎号買う気はないので)。
posted by judas at 00:26| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 書籍関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年05月27日

これまた、ドラマ化すれば大ヒットか めちゃくちゃ面白かったぞ! 「高台家の人々(こうだいけのひとびと) / 森本梢子」最新第2巻発売!

写真 (7).JPG【ネタバレあり】
ああ、またとんでもなく面白いマンガに出会う事が出来ました。
マンガの神様ありがとう。

「研修医ななこ」「ごくせん」「デカワンコ」等「作品がTVドラマになる率」が高く、「それがヒットする率」も高い「森本梢子(こずえこ)」の最新連載作(「YOU,集英社刊」)の『高台家(こうだいけ)の人々』の最新第2巻が発売された。
1巻がじわじわ売れてきて話題になっていたのは知っていたが、2巻が出るまでは読んだことはなかった。
2巻のハラマキの「あの大物漫画家も驚いた」「こんなに笑える漫画があったとは...」という、タタキについ負けて買ってしまった訳だが、本当に面白かった(大物漫画家というのが誰かは知らないケど)。
さえない地味なOL「平野木絵」の趣味(特技?)は、突拍子もなく展開する、超絶妄想。
NY帰りの超イケメンセレブエリートの「高台光正」は、人の心が読めてしまう特殊能力を持っているのだが、平野木絵の妄想にウケてしまい、ある日食事に誘ってしまう。
そして、光正の妹と弟(共に美女&イケメン)も、兄同様の能力を持ち、家に招かれた木絵の妄想のファンになる。
以前、森本作品にトライしようとした事はあるが「ごくせん」などの絵柄にイマイチ魅力を感じなかったのでスルーしていたが、この「高台家」の絵柄はそんなにイヤではなかった。
神尾葉子の描く「イケメン」を思わせるが、それよりもやや落ちる「イケメンクン」達や、主人公を始めとする、地味な女子達のイケてないぶりも好感が持てる。
とにかく、流石にヒットメイカーだけあって、アイディアが秀逸であり、そのアイディアを生かすストーリー作りも、上手すぎる。
また、ドラマ化された時の効果も既に織り込み済みなのかもしれない。
まだ、2巻分のマテリアルしかないが、各TV局は早くも狙っていると思う。
あるいは、同じく森本作品で「Cocohana(集英社刊)」に連載中で、これまた大ヒットしている「アシガール」の方が、先にドラマ化になるのか?
映像にした時、ビジュアル的に面白いのは、やはり「木絵」の妄想で色んなコスプレをさせられるイケメンや美女たちだと思うが。
posted by judas at 00:19| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 書籍関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年05月25日

ドラマ化されれば大ヒットしそうな『OLドリームストーリー』 「きょうは会社休みます。 / 藤村真理」最新第6巻発売

写真 (8).JPG【ネタバレあり】
5巻を読んだ時にも書いたが、このマンガは33歳(彼氏イナイ歴も33年)の主人公「青石花笑」のリアルで切羽詰まったアラサー女子の物語、というよりはある意味「ファンタジー」に近い。
Chocohana(集英社刊)という、かなり高い年齢層の読者を想定しているマンガ誌に連載されてはいるのだが、やはり「リアル」な物語よりも、10歳以上年下のイケメン君(両親共に社会的地位は高い)の「田之倉悠斗」や、食品専門商社のC.E.Oを解任されたあと、高級レストランを立ち上げた36歳独身(やはりイケメン)の「朝尾侑(あさおゆう)」に、同時に言い寄られるという「別マ」とは違った意味で「白馬の王子様」が現れる「ファンタジー」になっている。
今巻では、危ないところを「朝尾」に救われ、そして「田之倉」クンと海に出掛け、彼の実家に泊まるという出来事が中心に描かれる。
そこで有名な料理評論家の田之倉君の母親と出くわしてしまう。
どう見ても好印象を与えられなかった様だが、この母親との関係が今後問題になってきそう。
今現在単行本は6巻で、まだまだ物語は激しく動いている途中なので、すぐに「ドラマ化」決定という訳にはいかないだろうが、「月9」などのドラマの主要視聴者層と、このマンガの主要読者層はバッチリ一致するので、「ドラマ化」を狙っている局は多いと思われる。
アラサーOLの「ドリームストーリー」であり、またタイトルも「OL好み(?)」なので、大ヒットは間違いないのでは。
posted by judas at 01:41| 東京 ☀| Comment(4) | TrackBack(0) | 書籍関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年05月24日

業田萌美が、遂にあの「変なメガネ」を外して素顔を見せる  「ハイスコアガール最新話 39Credit / 月刊ビッグガンガン2014 Vol.06発売」あらすじ&感想

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【ネタバレあり】
先月号で、ハルオが心を込めて「RPGツクール」で作った「おおのけクエスト」を業田萌美に処分され、鬼気迫る表情で萌美を睨みつけた大野晶(あきら)だが、家出をした訳ではなかった。
しかし、萌美には完全には心を閉ざし無視をする毎日。
それを晶(あきら)の姉、真(まこと)に指摘された萌美は流石に反省し、弁当製造工場でアルバイトをするハルオの元に、ゲーム機とハルオが作ったゲームを捨ててしまった事を謝りに行く。
マンガの中の時代は、もうプレステやサターンの全盛時になっているのに「ツインファミコン」とSFCのソフト「ジーコサッカー」をハルオに弁償(?)し、「その変なメガネ外すと意外と温厚そなだなあ〜」と、ハルオに言われ、萌美も「上から抑え込むだけじゃ、伸びるものも伸びない」と、頑なな教育方針を見直す。
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そして、その萌美の粋な計らいによって、大野さんはハルオと幕張の「AOUショー」というゲームイベントに行くことが出来る。
その途中、満員の電車が揺れ2人は、密着し手を握り合う、というトコロで「ヒキ」になる。
「業田萌美」という障害が一気になくなり、ラブコメ的展開は急進展するのか。
なんか、もうハッピーエンドが近いのか?という雰囲気もあるが、マンガの中の時代は「ゆりかもめ」が出来たばかりの1995年なので、もし2014年現在までお話が続くのならばまだまだ、一波乱も二波乱もある筈。
また、(多分)10月期からであろうアニメの放送が開始されれば、「進撃の巨人」を上回る社会現象を引き起こすと私は思っている。





posted by judas at 23:42| 東京 ☀| Comment(6) | TrackBack(0) | 書籍関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年05月23日

【ラブ☆コン】に次ぐロングヒットになるか 「ダメな私に恋してください(通称:ダメ恋) / 中原アヤ」最新第3巻発売!

img355.jpg【ネタバレあり】
中原アヤが「月刊YOU」(集英社刊)に連載している「ダメな私に恋してください」(通称「ダメ恋」)は、1巻が発意された時も2巻が出た時も大絶賛したが、この3巻では増々「中原ワールド」全開で、過去最高に充実した面白い巻だった。
勿論、「巻単位」で話が動いていく訳ではないが、主任に「春子さん」という謎の(?)女性が現れ、29歳で「彼氏いない歴29年」のダメダメな柴田ミチコも、可愛くて純真な年下の最上(もがみ)に、結婚を申し込まれてしまう。
ミチコの元上司で、現在彼女を経営する喫茶店の2階に住まわせてくれている黒沢は「結婚詐欺」と決めつけるが、果たして真実はどうなのだろうか。
現時点では、「最上」が本当に心からミチコが好きな様に見えるが、この先「名人」中原アヤはどうやって話を持っていくのか非常に楽しみ。
今巻は特に、黒沢とミチコのハイテンポの掛け合いが小気味良くキマリ、あの「ラブ☆コン」の頃の絶好調の中原節が戻ってきた感じがする。
また「ラブ☆コン」以降の中原作品は「ナナコロビン」「ベリー・ダイナマイト」等、どんなに面白くても、3巻で終わってしまう事が多いが、久ぶりに4巻が確定したのは非常にうれしい。
posted by judas at 00:37| 東京 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 書籍関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年05月21日

史上初の「TVアニメ化」「TVドラマ化」「実写映画化」同時発表  「信長協奏曲(のぶながコンツェルト)/ 石井あゆみ」最新第10巻発売

img357.jpg【ネタバレあり】
今や、島本和彦の「アオイホノオ」と並んで「ゲッサン(月刊少年サンデー)」を支える存在になった「信長協奏曲」の最新第10巻が発売された。
少し前に「信長のシェフ」のところでも書いた様に、この「信長協奏曲」も7月からアニメ化、また10月からは、小栗旬主演で同じフジテレビでドラマ化、そしてその後は「劇場映画化」される。
これは「フジテレビ開局55周年」のビッグプロジェクトで、3メディアの制作同時発表は史上初という事(「アニメ」の人気が出て、後に実写ドラマ、そしてその好評を受けて映画化という「当たり具合を見ての流れ」の物はあったかもしれないが、同時に制作が発表されるのが「初」らしい)。
確かに「荒川アンダー ザ ブリッジ」(これも奇しくも小栗旬出演)の様に、ドラマとそれに続く劇場映画化が同時に計画と発表されるものは最近結構あるが、同時にアニメ化というのは記憶にない。
映像化を「信長のシェフ」に先を越され(しかもジャニーズ主演)、やや負けた感が強かった「信長協奏曲」だが、ここに来て「進撃の巨人」をも超える話題性を狙う超大型プロジェクトとして発進。
5巻発売時の頃までは、確かに私もメチャクチャハマっていたが、その後はちょっとトーンダウンした感もあった。
しかし、「三方が原の戦い」「長篠の戦い」等、クライマックスに近づく(対武田戦が終わるといよいよ信長のトップ取りが見えてくる)合戦が出てくると、やはり再び興味を惹かれる様になった。
そういうストーリー展開に対して「史実をなぞっているだけ」と非難するレビューも読んだが、歴史的にあまりメジャーでない登場人物については、このマンガで初めて知った武将等も多くて、勉強になるし、更にこれをきっかけにもっと深く歴史に興味を持つ人がいれば素晴らしい事だと思う。
勿論、作者のフィクションも適当に交えてあるし。
余談だが、Wikipediaによると「信長協奏曲」読者が併読している漫画の中で1番多いものが「乙嫁語り」という事で、出版社の垣根を越えて「乙嫁コンツェルト」というコラボ企画もあったらしい。
posted by judas at 23:56| 東京 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 書籍関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

流石は小畑友紀! 「別マ」掲載の特別編(45P)に見事にハマって買ってしまった  「春巡る / 小畑友紀」最新2巻発売!

春巡る.JPG
【ネタバレあり】
「椎名軽穂」「河原和音」「いくえみ綾」等と共に、現在の「北海道少女マンガ家連合(?)」の一角を成す「小畑友紀」の最新連載作「春巡る」の最新第2巻が4月末に発売された。
アニメ化、実写映画化と、累計1000万部を突破する国民的マンガになった「僕等がいた」(小学館刊ベツコミ)の連載が一昨年終了し、それに続く連載作がこの「春巡る」(集英社刊Cookie連載中)だ。
「僕らがいた」は東京再会後の完結寸前まで読んでいたが、ヒロイン「七美」が好きになった「矢野」には自分のせいで交通事故死したと思い込んでいる恋人「奈々」がいて、その妹「有里」にいつもまでも纏わりつかれて云々、というった結構ヘヴィな内容という事もあり、最後の最後で脱落。
そうこうしている内にこの新作がもう2巻になっていた。
最初はスルーしていたが、「別マ」の最新号に「特別編」(45P)が掲載され、最近再び流行っている女の子キャラの目が「昭和の少女漫画」の様に異様に大きい、というバランスの悪さはあるが、「やっぱ、小畑は面白い!」と、堪らず単行本を購入。
まさに集英社の「作戦」に、ものの見事に引っかかってしまった訳だ。
これも、空手の申し子の様な少年「悠聖(ゆうせい)」に骨肉腫が発覚し、医師に膝から下の切断を勧められるが、セカンドオピニンである化学療法と人工骨を埋め込む手術をし、入院した病院で自殺未遂の少女やかなり重い小児ガンの患者達と友達になり......、という決して明るくはない内容。
ヒロインは「悠聖」の通う空手道場の娘で、空手のライバルでもある「菜のは」ということになるのだろうが、他にも魅力的な少女キャラが多数登場する。
2巻のハラマキに「悠聖を巡る恋が運命が動きだす」とある様に、病気と恋心を絶妙に絡めた、『名人』小畑友紀のストーリーテリングが本格的に始まった。
次なる第3巻は、見返しの作者の言葉によると、夏中には発売されるという事で楽しみ。
posted by judas at 00:29| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 書籍関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年05月18日

このオビ懐かしい! 数ある【ライブ・イン・ジャパン】の中でも大好きな一枚 「Japan Tour / B.T.O. Live In Japan」(SHM-CD,紙ジャケ仕様)

img354.jpg以前取り上げた、Status QuoWishbone Ashの、かつて日本のみで発売されたライブアルバムが紙ジャケで再発された時に、同時に出ていた「Backman-Turner-Overdrive」の「Live In Japan」も購入しておいたので、紹介。
これは、彼らの5作目にあたる「Head On」発売後の1976年11月4日に日本武道館で録音されたものだが、当時は日本と本国カナダでしか発売されなかったとの事。
私は今までずっと、上述のStatus QuoやWishbone Ashの様に、日本だけでしかオフィシャルで発売されていなかったのだと思っていたが、カナダでも出ていたんだ(CD時代になってからは世界中で出ている様だけど)。
確かに、日本だけの発売では勿体無さ過ぎる程、内容が素晴らしい。
スタジオヴァージョンとはかなり異なるライブならではの豪快な演奏、臨場感あふれる生々しい録音状態(これはリマスやSHM-CDが微妙に関係しているのかもしれないが)、日本の観客の反応、その観客とのコミュニケーション等、非常に私好み度の高いライブアルバムに仕上がっておる。
上記の様に「Head On」発売後の来日なのだけれど、1枚モノにまとめるという必要上からか「Head On」の曲が全く収録されていないところも、このライブアルバムの密度を高めている一因。
当時「Head On」(サンタナの「ロータスの伝説」の様に多面ジャケだったので買った記憶あり)を聴いたときは、それまでに比して(当時よく使われていた言葉を使うと)ソフィスティケイトされたサウンドで、かなりガッカリした。
このアルバムに収録されている曲で言うと、やはり2ndからの「Welcome Home」「Don't Get Yourself In Trouble」「Takin' Care Of Business」、3rdの「Roll On Down The Highway」が、ライブに於いては、その魅力を数倍に増すタイプの曲だと思う。
「ハイウエィをぶっ飛ばせ」に代表される様なシンプルでストレートな曲が多いと思われがちなB.T.Oではあるが、実は1stアルバムの頃からボサノバタッチやジャージーな風味を効かせた曲が多い。
中でも、上述の「Welcome Home」は、オシャレな軽いジャズっぽいギターと、Black Sabbath的なヘヴィなリフが交互に姿を現す超カッコいい名曲で、このライブアルバムでは更に破壊力を増している。
やはり1枚モノなのは残念だが、非常に密度が濃いライブなので物足りなさよりも満足感の方が勝つ。
もし、B.T.Oファンでこのライブを聴いていない人がいたら、あるいは豪快で爽快なハードロックが好きな人で未聴な人が人がいたら是非とも聴いてほしい。
そして、当時このライブを体験出来た人達は本当に幸せだと思う。

↓「Japan Tour」のアルバムからはこの曲しかYouTubeで見つからなかったので。
曲としてのクオリティはそんなに高くないと思うが、ライブヴァージョンになると曲の魅力が倍層。
今ほどライブ慣れしていないと思われる観客も頑張っている。

1. Roll On Down The Highway
2. Hold Back The Water
3. Welcome Home
4. Don't Get Yourself In Trouble
5. Four-Wheel Drive
6. Takin' Care Of Business
7. Slow Down Boogie
8. Thank You - Domo
posted by judas at 22:28| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 私が転がったLIVE ALBUM達(仮題) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年05月17日

押切蓮介の妄想爆発  「オタクの恋の物語。〜恋愛アンソロジー / 三田田楽、タキヒロム、浅見よう、銃爺、浅野詠春、ナックルカーブ、押切蓮介」

img353.jpg【ネタバレあり】
押切作品を隅々まで読みたかったので調べてみたら、「ファミ通コミッククリア」というWeb配信されていた作品を単行本化した時に掲載された、「愛を手さぐりで」という16ページの描き下ろし作品が存在する事を知り購入。
初版は2010年の6月に出ており、この時点ではまだ「ハイスコアガール」の連載が始まっていなかったので「押切蓮介がラブコメも描ける」というイメージが全然ない頃。
主人公は、押切本人を色濃く投影したかの様なディープなオタクであり、「恋をしたい」という切実な思いが込められた作品。
「ハイスコアガール」で、その威力を発揮する「押切型美人」も登場し、私としては非常に満足度が高かった。
他の作品は、絵柄もストーリーも類型的でありそれ程オススメ出来るものはないが、「三田田楽(みたでんがく)」という人の作品「コミックバトン」は、お互いに自分の描いたマンガを見せ合うウチに、気持ちが近づいていくという、ちょっとキュンとくる感じはあった。
絵柄も、私の嫌いなタイプではなかった。
まあ、他の作品も決して嫌いではないけど。
posted by judas at 22:30| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 書籍関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年05月14日

遂に、砂川に「好きになって下さい」とチョコを贈り続けた天海悠紀華ちゃん登場! 「俺物語!!」最新20話/ 別冊マーガレット2014年6月号 感想

img352.jpg
【ネタバレあり】
前19話で、砂川にずっとバレンタインのチョコレートと共に「お返しはいらないので好きになって下さい」というメッセージを送り続けている女の子(天海悠紀華という名前だと言う事が次号の7月号で判明する)の存在が明かされたが、別マ6月号の最新話では、遂にその子が登場する。
上のコマの女の子で、見た目はなんとなく「大和」に近いタイプかも。
砂川が彼女を選ぶ条件に「猛男の悪口を言わない子」があるが、この子は該当しそう。
小さい頃から砂川にチョコを贈り続けていて、現在も同じ高校の様だから、猛男とも知り合いじゃなんだろうか?
子供の頃から砂川と猛男はいつも一緒にいたのだから、少なくとも女の子の方は猛男を知っていると思うけど。
さあ、この女の子の想いは叶うのだろうか?
「俺物語!!ファン」大注目の「砂川の彼女編(?)」が佳境に。
posted by judas at 23:52| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 書籍関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

3巻に突入して更に魅力を増す登場人物たちと『富山弁』 「月影ベイベ / 小玉ユキ」最新第3巻発売!

img349.jpg【ネタバレあり】
2巻発売時に大絶賛した、小玉ユキによる「坂道のアポロン」に続く連載作品の「月影ベイベ」の最新第3巻が発売された!
東京から転校してきた「蛍子」が富山県の八尾の伝統芸能「おわら」を美しく踊る姿を見て、心惹かれる「光」の、切なくて瑞々しい恋心が相変わらず素晴らしい。
また「光」の伯父「円(まどか)」と、「蛍子」の母との不倫(?)関係を知り、揺れ動く「光」の心情も、押しつけがましくなく描かれている。
本当に「小玉ユキ」という作家は、若い男女の心の描写が巧みで上手い。
まるで、上質な「絵」の付いている「純文学」の様である。
1,2巻ではまだ、登場人物やそのバックグラウウンドの紹介、また彼らの「過去」を匂わせる、といった部分が多く語られていたが、3巻ではハラマキに「動き出す恋心」とある様に、登場人物たちの気持ちが中心に描かれ始める。
「円」しか眼中になかった「蛍子」が、徐々に「光」を意識しだしたり、「光」の幼馴染みで「蛍子」と友達になろうとする「里央(りお)」の、「光」への想い、「蛍子」の母「繭子」のみを見ている筈だった「円」の「蛍子」への気持ち等が動き出す。
また、今まで「ツン」の部分が強調されていた「蛍子」の思いもよらぬ「デレ」やコミカルな部分が前面に出てきて蛍子人気が爆発しそうである。
そして前にも書いたが、これら魅力的な登場人物達の他に、地元の人達もここまで使わないようなディープな「富山(八尾)弁」も、味わい深いもう一人の「主役」と言えるかもしれない。
posted by judas at 00:03| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 書籍関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年05月13日

あのクロが死ぬ訳ないだろ! 「焔の眼 / 押切蓮介」最終巻第6巻発売!

img350.jpg【ネタバレあり】
「ハイスコアガール」の第1巻を読んで押切蓮介に心酔してから、一気に収集した彼の作品群の中では、特に素晴らしい部類に入る訳でもないが、何故か異様に印象には残る作品。
ショルゴール人と日本人のハーフ(?)「小夜」は、どちらの側からも迫害され、過酷な試練にあう。
この辺は「押切ワールド」の真骨頂的ストーリー展開で、超人的な強さを誇るクロとの出会いで、「小夜」自らも強さを手に入れる展開も「押切ワールド」
冒頭の「瓦礫の獣」を率いるお嬢が「小夜」だとは驚きだった(当初一瞬そうなんじゃないだろうか、と思ったが髪の毛の色とか目つきが全然違うので別人だと決めつけていた)。
また「小夜」への迫害に対して、非常識な程の強さで敵を撃破するクロの戦いには胸がすく思いだ。
何しろ、戦車を投げつけ一人で戦車隊を全滅させ、石礫で戦闘機を何機も墜落させてしまうのだから。
こんな男が、最終巻の後半で死んだ事を示唆するシーンが出てくるが、読者は皆「クロが死ぬ訳ないだろう!」と一笑に付したと思う。
「あんな攻撃を受けて生きているのは不自然」と言う意見も多いかもしれないが「あのクロが死んでしまう方が不自然」なのだ。
この「焔の眼」は、一見すると「強さこそ正義」というメッセージを持った「復讐譚」のように思えるが、実は「小夜」と「クロ」とのラブストーリーとしても読めると思う。
色んな意見があって当然だが、この「大団円」とも言えるラストには納得だし、大満足だ。
ああ、面白かった!
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2014年05月12日

これってPIXIESの曲だよね?


最近TVでメッチャ観る「i phone 5s」のCMで女の子が歌ってるのって「Pixies」のGigantecだよね。
Pixiesは、一瞬スゴくハマったが、割とすぐ醒めたバンドゆえ、イマイチ自信がないのでネットで調べたが、誰も「Pixiesの曲だよ」と言っている人がいない。
ウチにあるCDやYouTubeでチェックしたが、CMの女の子の歌があんまり上手くない(失礼!)ので、分かりにくいが、多分Pixiesの曲を演っているつもりなのだと思う。
それにしても、i phoneって、チューナーになったりメトロノームみたいな使い方が出来るんだ!
私は最近、i phoneに乗り換えたばっかで、i phoneのポテンシャルが「100」あるとしたら「5」くらいした使いこなせていない。
せめて「30%」くらいは使いこなしたいところだが。

↓これがPixiesのGigantec。
フランク・ブラックもキム・ディールも若い!
2000年代に再結成し今もツアーしてるらしい。

posted by judas at 23:18| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | テレビの話 略してテレバナ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年05月11日

「ドラマ版とは違うクライマックス」という宣言でハードルが上がってしまった? 「失恋ショコラティエ / 水城せとな」最新第8巻発売!

img351.jpg【ネタバレあり】
7巻が発売された時「8巻で完結か?」と書いたが、巻末で水城せとなが「このお話は、9巻で完結です」と書いている。
最新巻では、ソータの店に転がりこんでいた、サエコさんが夫の元に戻るところでヒキ」になり、産婦人科に通院し妊娠している事が示唆されるところもドラマと同じ。
ただし、ハラマキに「ドラマとは違うクライマックスへ!片思いの果てには----」と記されている。
「結局、3人の女性にふられて(?)パリに再び修行へ」というドラマのエンディングとは違うのだろうか?
私としてはドラマの方は『非常に綺麗にまとまっていて悪い終わり方ではない』と思っているのだが、それ以上に上手く終わらせる事が出来るのだろうか。
確かに「ドラマ版」は、やや予定調和的なまとめ方ではあるので、意外性や衝撃性に乏しい気もする。
ハッキリと「ドラマ版とは違う」と宣言しているので、それを上回る終わり方を用意しているのだろうけれど。
やっぱ「サエコさん」は旦那のもとに戻るべきだし、モデルのえれなはやっぱ「アテ馬」っぽいし、意外性のあるエンディングならば、水川あさみが演じた井上薫子が「関谷」という「代替の相手」を用意されておきながら、結局ソータと二人でフランスへ行く、と言う事か?
これじゃ、1巻から読んでいた殆どの読者は納得すまい。
さて、一体どうやって決着を付けるのだろうか。
posted by judas at 22:02| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 書籍関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年05月10日

極上のハートフルファンタジー作品 「プピポー / 押切蓮介」全3巻読破

写真 (3).JPG
【ネタバレあり】
テレ東で放送されていたアニメが、3月末で終了した押切蓮介の「プピポー」(全3巻)を購入。
今年の秋頃(たぶん)にアニメ放送予定の、押切蓮介の大出世作「ハイスコアガール」よりも早くアニメ化された「プピポー」だが、イマイチ盛り上がりに欠けたまま、アニメが終わった。
「Flex Comicx メテオ」というWeb雑誌のみで連載されてた事もあり「ハイスコアガール」以外の押切作品の中でも「ゆうやみ特攻隊」や「焔の眼」、「でろでろ」よりも知名度では大きく劣ると思われる。
しかし、アニメ化となると他の押切作品は「ホラー度」や「スプラッター度」「残虐度」が高く、「イヤミス」ならぬ「イヤコミ度」が非常に高い「ミスミソウ」に至っては、放送コードに触れまくると思われるので、消去法的にこの「プピポー」がアニメ化作品として選ばれたのではないだろうか。
主人公の「姫路若菜」は人に見えないものが見えてしまう体質で、一種のホラーと呼べる作品ではあるが、登場する「プピポー(ポーちゃん)」の造形が非常に愛らしく、若菜と同様の体質である「結城直哉」との微笑ましいラブストーリー(?)もあり「ハートフルホラーコメディ」という風にハラマキに銘打ってある。
絵柄も、一連の「ホラーもの」よりも「ハイスコアガール」に近い印象で「姫路若菜」には多くの読者がキュンとするのでは?
3巻後半では「押切ワールド」らしく異世界での冒険やバトルもあるが、「ポーちゃん」や「結城直哉」の秘密(?)の伏線も綺麗に3巻でまとめてあり、笑いあり友情ありの「ファンタジー作品」として、これを押切作品の最高傑作とする声も多い様だ。
posted by judas at 23:17| 東京 ☀| Comment(2) | TrackBack(0) | 書籍関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

「クドリャフスカの順番」編へ突入で、ようやくアニメ版の中間地点 「氷菓 / 原作:米澤穂信、漫画:タスクオーナ」最新第6巻発売!

img347.jpg【ネタバレあり】
随分前にアニメ放送は終了したが「少年エース」での連載はまだまだ続いており、単行本の最新第6巻が4月末に発売された。
「マンガ版」は元々「アニメ版」のコミカライズとして始まったので、アニメの絵柄、ストーリーを忠実に再現している。
巻末でマンガ担当の「タスクオーナ」氏が書いている様に、アニメ版は22話あり、マンガ版の6巻はアニメで言うと12話くらいに当たるので、ちょうど中間地点を突破した辺りだそう。
2巻発売時に書いたように、アニメ版を制作した「京都アニメーション」はトップレベルのアニメ制作会社であるが、その「京アニ」作品の中でも最高傑作といっても良いくらい、アニメ版はよく出来ていた。
独特な「米澤ワールド」の中でも更に特別な「古典部シリーズ」の世界を非常に上手に表現しており、絵の美しさ、声優のマッチングと言い、この「古典部ワールド」にどっぷり浸って中々出てこれない程だ。
そんな「古典部ワールド」をとてもアニメに忠実にマンガとして再現しているタスクオーナ氏のマンガ版も素晴らしく、1巻からずっと買い続けている。
最新第6巻では、原作の第3部に相当する「クドリャフスカの順番」が始まったところ。
私は「古典部シリーズ」の長編では、文化祭を舞台にして、緻密に伏線の張り巡らされた「クドリャフスカの順番」は一番好きだ(長編、短編集に拘らなければ秀逸な短編が揃った「遠まわりする雛」が一番よく出来ていると思うが)。
そして、この6巻の冒頭には3巻の特装版にブルーレイディスクが付属された米澤穂信描き下ろしの短編「持つべきものは」のマンガ版が収録されているのが大きなセールスポイント。
内容は『古典部の面々がホータローがバイトしている市民プールに行く』というもので、DVD特典らしく「千反田える」や「伊原摩耶花」の水着姿がウリの様だ。
本編「クドリャフスカの順番」もアニメ版を忠実に再現しており、いつも通り安定感抜群。
次巻の7巻は夏頃発売予定という事で、この「氷菓」はきっと最終巻まで買い続けると思う。
posted by judas at 00:55| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 書籍関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年05月08日

ドラマ第二期は7月からスタート、「コンチェルト」の方も絡んでTVはまた信長ブーム! 「信長のシェフ / 原作:西村ミツル、作画:梶川卓郎」最新第9巻発売!

img348.jpg【ネタバレあり】2013年の1月から3月にかけて、金曜夜11時15分からという「テレ朝」の超ドル箱枠で放送されたドラマ「信長のシェフ」の原作マンガの第9巻を購入した。「信長関連のタイムスリップもの」は結構あるが、私は弊ブログでも何度も取り上げた「信長協奏曲(コンチェルト)」(こっちの方もマンガ化やドラマ化が決定している)が好きだったので、この「信長のシェフ」はバチもん臭くて敬遠していた。ところが、ドラマを観たら、Kis-My-Ft2の「玉森祐太」、相棒や半沢直樹等、非常に出演作に恵まれる事が多いミッチーこと「及川光博」、くの一の「楓」役がピッタリハマった「芦名星」、玉森クン演じるケンと同様、戦国時代へタイムスリップしてしまった謎多き「瑤子(ようこ)」役の「香椎由宇」等の(玉森クンのコネ(?)で出てる稲垣吾郎の明智光秀は見てるこちらが気恥ずかしくなるような怪演だが)好演によって、物凄く面白かった。よってその頃の最新巻の6巻までを速攻で揃えて、ドラマ終了後も地味に買い続けていたが、ここにきてドラマの第2シーズンの放送が正式に発表された。いつ頃、この「信長のシェフ」のマンガを弊ブログで紹介したんだっけか、と調べたらなんとマンガ版は取り上げていなかった。ドラマ1stシーンズン終了時よりも「ケン」と「夏」のラブストーリー(?)が全面に押し出された感はあるが、武田信玄やその息子勝頼が出てくる様になって、更に面白くなった。「歴史的な出来事」の裏で、実は現代からタイムスリップしたシェフの料理が絡んでいた、という仕掛けは前半の方が多かったが、最近3巻程では「瑤子」さんも含めてタイムスリップの謎や「歴史を変える事への恐れ」また「どんなに手を尽くしても歴史は自分の望む様には変わらない」など、ケンの苦悩がより深く描かれている。「三方ヶ原の戦い」で、家康が命からがら敗走し、武将として自信を失っている時に「あなたは死なない、死んではならない、信長が切り開き、秀吉が引き継ぎ、家康が終わらせる」と、味噌肉まんを出したりするところは、歴史のロマンを感じさせる。料理人なのに「ケン」がやたら日本史に詳しいところは、高校で歴史をさぼりまくっていた劣等生の「信長協奏曲」のサブローと対象的。主役が「歴史をかなり詳しく知っているか」「歴史を大雑把にしか知らないかで」、物語の色合いが相当違ったものに出来るところが興味深い。また、ドラマをどの様にアレンジするかは分からないが、ジャニーズ主演だけに若い女の子にも十分楽しめるものになる筈。
posted by judas at 00:41| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 書籍関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年05月06日

今巻も内容充実! でも、遂に2学期に突入してしまった 「暗殺教室 / 松井優征」最新第9巻発売

img346.jpg
【ネタバレあり】
前巻の8巻が発売された時「私の予想では9巻が6月に出てアニメ化発表」
というような予想を書いたが、9巻は5月のアタマに発売された。
初版100万部以上を刷る程の順調さを象徴するかの様に、集英社も話が溜まれば何の調整もなくガンガン単行本を出したいと言う事か。
今巻は内容の方も非常に充実しており、E組と烏間に復讐を仕掛ける卑劣な鷹岡に雇われた殺し屋達の「プロとしての矜持」や、今まであまりクロースアップされる事がなかったE組のメンバー達にも色々と見せ場が用意されている。
特に「二次元オタク」の竹林孝太郎の使い方が上手く、ちょっと感動的ですらある。
また表紙の折り返しのスペースで、作者の松井優征が「必死さに欠けると思われるかもしれないが、読者との信頼関係を守る為に、急遽予定のなかったキャラを投入するなどの、いわゆる『テコ入れ』は今までした事もないし、今後もしないと思う」と書いていたのは流石だ。
「ネウロ」もそうだけど、これだけ構想の時点で練り上げられているものを、アンケートの結果云々で滅茶苦茶にしてしまう必要は全くないと私も思う。
そして、遂に2学期に突入してしまった。
これだけの人気がありながら、そう簡単に「完結」させるとは思えないが、だんだん終わりが近づいて来た雰囲気も感じられ、心配ではある。
posted by judas at 23:28| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 書籍関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年05月05日

日本橋三越の『宇宙兄弟展』に行ってきた。

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以前から大々的に告知されていた『宇宙兄弟展』(於:日本橋三越本店)に行ってきた。
5/1〜5/6という短期間で、尚且つ東日本ではここだけ(この後は7月30日〜9月23日の間で京都文化初物館、11月15日〜翌年1月25日まで福岡市漫画ミュージアムにて開催)なので、当然多くの人が来場していた。
ウチはそれを見越して三越の開店前に行っていたから比較的余裕を持って観る事が出来たが、開場30分後くらいには既に入場制限がかかり三越の階段に行列が出来ていた。
内容は、オリジナル原画が約200点、アニメ関連の設定資料、JAXAの宇宙関連資料(宇宙服のレプリカなど)等多数あり、確かに充実していた。
中でも「ネーム」が多数展示してあったのが興味深かった。
最近は、単行本のおまけやファンブックなどで、一般読者も「ネーム」を目にする機会が増えたが、ここまでの「国民的マンガ」の「ネーム」(結構な点数あった)はなかなか見られないと思う。
失礼ながら私は、「小山宙也」はあまり絵が上手いマンガ家とは思っていなかったが、実際に原画を見ると凄いし(当たり前か)「ネーム」の方も、かなりラフではあったが、やはりデッサンからしっかりしているのがハッキリわかる程、画力が高い。
流石プロは本当に上手い(当たり前)。
また、ここでしか買えない(と思われる)グッズも多数あり、関東では明日の5月6日がラストになってしまうのだけれど、興味がある方にはオススメ(なるべく早い時間に行った方がよいけど)。
最初に「宇宙兄弟」を読んだ時はまだ単行本が4巻ぐらいしか出ていない頃で、確かに最初からメッチャ面白かったが、まだ「知る人ぞ知る」のマニア好みの作品であり、TVアニメ化や実写映画化される程の国民的マンガになるとは思わなかった。
8月9日には「お盆映画」として、「アニメ」で劇場映画化される。(このゴールデンウィークに合わせた関東での「展示会」もそのプロモーション的意味合いもあるかも)。
上の画像は、会場で配られた「南波日々人」の月面着陸時の『疑似読売新聞』で、非常に出来が良かった。
下の画像が「ネーム」
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2014年05月03日

最後の巻だけはちょっと充実していた  「榊美麗のためなら僕は.....ツ!! / 桐原いづみ」全5巻読破!

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【ネタバレあり】
桐原いづみの「ひとひら」(全7巻)を読んだが、かなりの期待ハズレだったので、リベンジの意味合いで、そのスピンオフ(というか続編)の「榊美麗のためなら僕は....ツ!!」(全5巻)も購入した。
これは「ひとひら」に出てきた「演劇部」の部長「榊美麗」の高校卒業後のお話。
進学した大学の演劇部はロクなものでなかった為に、高校時代からの仲間を中心に劇団「ならずもの」を立ち上げた「榊美麗」と、彼女に恋する「立花祐」との『年の差ラブコメ』で、「ひとひら」同様に「演劇」の部分の重要度は低い。
「誰が誰とくっつくのか?」みたいな話が多すぎる。
ただし、最終巻の5巻では、劇団の公演で重要なキャストを演じる「理咲」が初日前日にケガをし、急遽台本を差し替えたり、黒子を使用したりと、ようやく「演劇マンガ」らしい面も描かれた。
そしてラストの「三年後」で、急にそれまでを総括して「ひとひら」のメンバーも含め、登場人物達のその後を読者に【報告】し、一応「大団円」の形にもっていったが、「打ち切り」でドタバタ終わらせた感もなくはない。
「ひとひら」とあわせた12巻の内、最後の1巻だけはそれまでの「もやもや」を晴らすように少し充実していた様な気はする。
posted by judas at 22:16| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 書籍関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年05月01日

ジョー・エリオットは見た目と違って(?)いい人なんだよ 「The Further Adventures Of Down'n'Outz / Down'n'Outz」

img345.jpgこの「Down'n'Outz」は、Def LeppardのJoe Elliottが、2009年に行われたMott The Hoopleの再結成コンサートのオープニングアクトを務める為に結成した「Mott The Hoopleファミリー」のカバーバンドで、Joe Elliott以外は、主にQuireboysのメンバー。
Joe Elliottは、全世界で数千万枚のアルバムを売るバンドの中心メンバーでありながらも、根っからの「ロックファン気質」で、Def Leppardのアルバム「Yeah!」では、全曲をメンバーが影響を受けたバンドの曲(当然グラムロック系が多い)のカバーで構成した。
また、盟友Phil Collenと共に、元スパイダース・フロム・マースのTrevor BolderとMick Woodmanseyをリズムセクションに、David BowieとMick Ronsonの曲をカバーする「CYBERNAUTS」も結成している。
Mick Ronsonの生前、彼の治療費の援助の為に「Let's Get Rocked」のB面にRonsonのカバー曲「Only After Dark」を収録した事もある。
「Let'S Get Rocked」は全英で数週間No.1を独走する大ヒットとなったので、Ronson家にはかなり大きな助けとなったであろう。
Joeは、自分の敬愛するミュージシャンをとことんリスペクトする人らしい。

現在、彼はこの「Down'n'Outz」に結構チカラを注いでいる様だ。
1stは「Joe Elliott's Down'n'Outz」になっていたが、2ndはJoe Elliott'sが消えてバンドとして本気になり、3rdは自作曲中心の様。
2013年秋に行われた、2度目のMott The Hoopleの再結成コンサートでは、オープニングアクトを務める事はなかったが(以前も書いた様に前座を務めたのはThunderとFish)、こうして2ndアルバムを発表した。
1stは、Ian Hunter,British Lions,Mott等の「Mott The Hoople周辺バンド」のカバー集(オリジナルも一曲あり)で、カバーする事によってそれらのバンドのメンバーの印税が行く事を狙った(実際に印税が支払われたかどうかは不明)のではないかと私は推測している。
2ndは、下方に記した様に、12曲中9曲がMott The Hoople本体の曲(アイランド期は3曲)で、Mottが2曲、1分程のインストのオリジナル(エンディング用?)が1曲という構成。
特にMott The Hoopleの選曲が素晴らしく「Marionette」「Violence」「Drivin' Sister」「Crash Street Kidds」は私の大好きな曲。
また、Ian Hunter脱退後の「Mott期」の曲も非常に名演で、完成度ではオリジナルを遥かに凌駕している。
Joeも、好きな事をノビノビ演っているだけあって、Def Leppardよりも歌の上手さが伝わり易い。
「Down'n'Outz」の演奏、およびJoe Elliottの歌唱は本当に素晴らしく、Mott The HoopleやMottの昔から聴き馴染んだ曲に新しい生命が吹き込まれたかのよう。
演奏も歌もオリジナルの数倍、ミュージシャンとしての力量が高いと思う。
ところが、歌や演奏がヘロヘロでも、録音がショボくても、何故か心を揺さぶられるのが「70年代ロック」の面白く、凄いことろ。
自分等の世代では「Down'n'Outz」の演奏が端正過ぎてロックの醍醐味を感じられないという人もいると思う。
また逆に、若い世代にはコレを聴いて初めて、Mott The Hoople関連の曲の良さを知る人も多いのではないか。
とにかく、色々な意味で非常に意義深くクオリティの高いカバー集。

↓「Down'n'Outz」の2ndアルバムのサンプラー。
ちょこっとづつなのが残念すぎる。

↓という事で、1曲目の「Rock And Roll Queen」をフルで。
ただし、カバーの出来としては「Drivin' Sister」や「Violence」等、他の曲の方が上かも。

1.Rock And Roll Queen
2.Stiff Upper Lip (mott)
3.Marionette
4.One Of The Boys
5.Whizz Kid
6.Violence
7.The Journey
8.Drivin' Sister
9.The Original Mixed-Up Kid
10.Crash Street Kidds
11.Broadside Outcasts (mott)
12.The Revene Of The Shipwrecked Hedgehog (origianl)
posted by judas at 00:08| 東京 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | ブリティッシュなロック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする