2015年02月28日

『しろちゃん』だけど腹の中は真っ黒  大ブレイク中「宇宙を駆けるよだか / 川端志季」満を持して単行本第1発売! 

img488.jpg【ネタバレあり】
☆川端志季関連記事(1) (2) (3)  (4)別マ3月号分(単行本1巻の続き)
上記の様に今まで何度も取り上げてきた「宇宙を駆けるよだか / 川端志季」の、待望の単行本が発売されたので即購入。
当然、別マで毎号読んでいるのだが、単行本でまとめて読むと更にストーリー運びの上手さが際立つ。
内容は今までしつこく(笑)書いたのでそれを参照してもらいたい。
恐らく初めは、単行本1巻分くらいの短期連載の予定だったのかも知れないが、予想を裏切る展開と、担当編集が考えた「宇宙(そら)を駆けるよだか」というタイトルのフックで、アンケートやネットで好評を博し、連載期間が伸びたのだと思われる。
可愛かった容姿を「入れ替わり」の為失った「あゆみ」の彼氏の「しろちゃん」の意外な『心の闇』(しろちゃんなのに「真っ黒」?)と、いかにも当て馬っぽい「火賀くん」と「あゆみ」の今後など、本当にどう転がるのか予測不能である。
「別マ」3月号分では、あゆみの外見を得た「海根然子」が「火賀」を邪魔に思い、本格的に攻撃に出てきそうな事が示唆される。
「あゆみ」「海根然子」「しろちゃん」「火賀」の関係がどんどん変化しねじれていく展開は本当に目が離せない。
3月13日発売の「別マ」4月号も本当に楽しみ。
ちなみに、単行本の第2巻は7月発売予定。
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更に荒木ワールドが進化!クワガタバトルとランボルギーニ・ガヤルド 「ジョジョリオン / 荒木飛呂彦」最新第9売!

img487.jpg【ネタバレあり】
昨年10月に発売された前巻の8巻では、何故か「相田みつを」の詩と「クワガタの飼育及び、それを戦わせる事」が大好きな東方家の長男「東方常敏」が登場したが、最新第9巻では「クワガタ」同志を戦わせる「グラディエイト」がかなりの割合を占める。
『何故クワガタなんだ????』という疑問はあるが、それこそなんでもアリの摩訶不思議な「荒木飛呂彦」ワールドの面目躍如というところなのだろう。
ひょっとしたら荒木飛呂彦のマイブームが「クワガタ」なのかもしれないし、あるいはマンガで取り上げる事を先に思い付いてから研究したのかもかも知れない。
どちらにしろ常人には出来ない発想。
延々と続く「クワガタ」のバトルシーンを見ていると『私たちは一体どこへ連れて行かれるんだろう』と途方に暮れそうになるが、それだけではなく常敏の愛車「ランボルギーニ・ガヤルド(最近の流行?)」のナビの走行記録を調べるクダリは結構スリルとサスペンス(?)があって、惹きこまれる。
やはり、他に類を見ない「荒木ワールド」は素晴らしい。
2015年の夏ごろ発売と巻末に予告されている次巻の10巻も待ち遠しい。
☆ハラマキにある「ジョジョ」第3部のアニメも絶好調で、この頃のスタンドは奇抜なアイディアに溢れていて、それでいて今よりも分かり易い。
「ポルナレフ」「花京院」達のキャラは「ジョジョシリーズ」全体の中でもかなり好き。
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2015年02月27日

やはりドラマ版には大きく負けている気が  「きょうは会社休みます。/ 藤村真理」最新第8巻発売!

img486.jpg【ネタバレあり】
前巻の7巻がドラマ放送とタイミングを合わせて9月25日発売だったので、約5ヶ月のインターバルで最新第8巻が発売された。
ドラマの方は出演俳優陣の好演もあってまあまあの数字を記録して好評だったし、ストーリーの方もマンガ版よりも練れていて面白かった。
久しぶりにマンガを読んだら、どうしてもドラマに比してテンポも悪く展開がたるい気がしてしまう。
今まではそれ程気にはならなかったが、絵の方も割とあっさりとしていて丁寧さがイマイチなのも気になり始めた。
最新第8巻では、青石花笑(ドラマでは綾瀬はるかだった)の勤める会社が吸収合併され、花笑にもリストラの危機が訪れたり、田之倉くん(ドラマでは福士蒼汰)が内定を貰った会社に入社する事をやめたりして、二人の将来に不安が付きまとう。
そして、独立して店の経営も順調な朝尾さん(ドラマでは玉木宏)が、いよいよ花笑にたいして攻勢を掛けてくる。
花笑に完全にその気がなければもっと離してもよさそうなものだが、「田之倉くん」一筋を表明(?)している割には朝尾さんに対しても満更ではなさそうな花笑にちょっとイライラする。
おそらくドラマでは、田之倉くんよりもずっと朝尾さん人気が高かったと思うので、マンガの方も最後までどちらに転ぶか分からない感じにしたいのかも知れないが、同じことを何度も繰り返して物語を引き延ばしている感は否めない。
「きょうは会社を休みます。」というOL好みのタイトルと、「こじらせ女子」というマスコミではやりそうなワードを使用した事でマンガも大ヒットと言ってもよいくらい売れたが、割と「よくある設定」であるし、
9巻か10巻ぐらいでまとめた方が潔いのかも知れない。
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2015年02月22日

ついに軽音部のメンバーが揃った 「SHIORI EXPERIENCE(シオリエクスペリエンス)-ジミなわたしとヘンなおじさん / 画:長田悠幸、原作:町田一八」  最新第3巻発売 ジミ・ヘンに続きカート登場

img485.jpg【ネタバレあり】
昨年11月27日に1,2巻同時発売になってから、順調に3ヶ月弱で最新3巻が発売になった。
前巻では、甲子園出場を目指す野球部の中心選手で監督の息子『台場初範』(通称:ダイハツ)が、ドラマーとして、紫織(しおり)のバンドに加入したところでヒキ。
新入生への部活動紹介オリエンテーションでの演奏により、多くの入部希望者が集まったが結局吹奏楽部のすばる先生の陰謀により、元超常現象部の「川崎忍」以外の入部希望者は全員辞めてしまい、部室かわりに使っていた倉庫に置いてあった楽器も壊されてしまう。
過去に暴力事件を起こして不良扱いされている「目黒五月」が破壊現場の近くにいた為疑われる。
しかし、タバコの銘柄から疑いが晴れて、実はベースとヴォーカルが上手い「目黒」が、以前は同じ合唱部に所属していた「川崎忍」(キーボード担当)と共に軽音部に正式入部する。
そして、すばる先生の吹奏楽部を撮影に来ていたTV局のスタッフが、「目黒」「川崎」入部のいきさつと演奏を収録する(恐らくTV放送されるのであろう)。
ちょっと上手く行き過ぎで、みんな楽器が出来る(目黒が歌もメチャクチャウマイ)ところは多少ご都合的な感もなくはないが、結構感動的だった。
「ハイスコアガール」が訴訟騒動で連載停止になってからは、掲載誌の「月刊ビッグガンガン」を購入していないので、単行本でまとめ読みするようになったが、却ってその方が読み応えがあり、面白く感じた(とは言え、ハイスコアガールが復活したら毎月買うけど)。
そして、終盤で新展開に突入するのだけれど、ジミヘンと同じく27才で亡くなった「カート・コバーン」の亡霊(?)が登場するところでヒキ。
原作の長田悠幸の世代から言ったら(正確な歳は知らないが)、やっぱジミヘンじゃなくって、本当に描きたかったのはカート・コバーンだと言う事は容易に想像できる。
軽音部結成までが非常に面白かったので、カート・コバーンや外人ミュージシャンが登場してやや興醒めの感もなくはないが、予告通りなら5月25日に出る4巻がメッチャ楽しみ。
☆ちなみに27才で亡くなった主なミュージシャンは、上記以外に、ジム・モリソン、ジャニス・ジョップリン、ブライアン・ジョーンズ、ロバート・ジョンソン、自殺したピート・ハム、感電死したゲイリー・セイン(元ユーライア・ヒープ)などで、ジャニスくらいはマンガに出るかも。
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2015年02月21日

世間のイメージと、「アミルとカルルクファン」の読者への「抵抗」か?  「乙嫁語り / 森薫」差新第7巻発売 

img484.jpg【ネタバレあり】
前巻の第6巻から13ヶ月ぶりに、ようやく「乙嫁語り」の最新第7巻が発売された。
大ブレイク中の「坂本ですが?」も連載中の、「乙嫁語り」の掲載誌「ハルタ」は年間10冊刊行という変則的な発行ローテションで、森薫のライフワーク(?)の短編集「シャーリー」が9月に11年ぶりに出た事もあり、ちょっと待たされた感はあった。
前巻での予告通り、7巻ではスミスが登場。
6巻は、アミルとカルルクの部落の争いが本格化して、それまでの微笑ましく「まったり」した展開から、いよいよ核心に入ってきたのだが、最新刊ではスミスというよりも、彼が滞在した村の「奇妙な」風習が描かれる。
富豪の妻「アニス」は、この地方の女性の社交場の「公衆浴場」で出合った「シーリーン」と仲良くなりたいと思い始める。
そして【女性同士の結婚】ともいうべき「姉妹妻」の関係を結ぶ。
その上、生活が苦しい「シーリーン」の為に、大富豪である自分の夫に2番目の妻にしてくれと頼む。
こうなると「風習」というより、BLの女性版というか同性愛の世界に近い物がある。
アマゾンのレビュアー達の多くも書いているが、この展開は読者が求めているものと大きく乖離していると思われる。
それでも、ストーリーが面白いとか意外なオチがあるとかなら私は支持するが、「アニス」一筋の誠実な夫が、妻の頼みを聞いて「シーリーン」を第2夫人にしてハッピーエンドと言うのは「????」で、『だからどうなの?』『何でこのエピソードを挟まなければならないの?』と思わざるを得ない。
第一の乙嫁「アミル」とその幼い夫「カルルク」の話が読みたくてしようがない読者が多く、作者にもその要望が届いている筈だが、その通りにしないとこが「森薫」らしい(笑)。
また、7巻のページの大半を「女性の裸」が占めるのだけれど、衣服の模様や刺繍の偏執的なまでの「描きこみ」が「ウリ」で「特徴」の森薫だけに、敢えて「裸三昧」にしたのには、世間の「森薫のイメージ」に対する抵抗なのかも知れない。
posted by judas at 23:07| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 書籍関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年02月19日

BLにハマる腐女子は江戸時代にもいた! 「咲くは江戸にもその素質 / 沙嶋カタナ」 絶対クルぞ! 単行本第1巻発売!

img483.jpg【ネタバレあり】
以前「ReLIFE」を紹介したとき無料スマホアプリ「comico(コミコ)」については、結構詳しく触れたが、この「咲くは江戸にもその素質」はその「comico」に連載中のマンガで、最近紙媒体の単行本第1巻がKADOKAWAより発売されたので即購入(企画:制作はエンターブレイン)。
今現在で言えば、私が「comico」の中で最も更新を楽しみにしている作品で、最近の「ReLIFE」よりもずっと面白い。
これは「BL」「腐女子」「同人」といったカルチャーが江戸時代には既に芽生えていたという、非常に斬新なアイディアに基づいて描かれた作品。
ちなみに「ボーイズ・ラブ(BL)」は江戸時代では「衆道」と言ったらしい。
いくらアイディアが素晴らしくてもそれを上手く活かすことが出来ずに「アイディア倒れ」になるマンガは山程あるが、この「咲くは〜」その使い方や見せ方が凄く上手いと思う。
同じ年格好の女子が沢山出てくるにも関わらず、きちんとキャラの描き分けが出来ているのでストーリーも非常に分かり易い。
勿論、オールカラーなので色分けを上手く使ってキャラを区別しているという事もあるが、仮にモノクロでも同様に分かり易いと思われるくらい画力が高い。
また、各キャラのモノローグを使い立体的な構成になるところや、笑いのセンスも良いトコが非常に好き。
この単行本第1巻は、「里見八犬伝」の「BL的萌え」を見出した「サク」「カメ」「フミ」の仲良し『腐女子』3人組(フミちゃんはBLに理解はあるがツッコミ役)に、米問屋大黒屋のお嬢様「ツルノ」とその「奉公人ユキエ」が接触し、BLを伝導される第15話目までが掲載されているが、comicoの最新話はもう54話までいっている。
余裕で3巻分のマテリアルが溜まっている訳だが、オールカラーという特性や「comico」の大きな特徴である縦スクロールを1ページごとの紙書籍に再構築する手間などで、一冊750円(税込)という価格になる為、市場リサーチを念入りに行う必要があったと思われ、単行本化には非常に慎重にならざるを得ないのだろう。
若年層には購入はなかなか難しいかもしれないが、そこそこ年齢の行った「腐女子」の皆様には買えない価格ではないと思う。
是非、大ヒットしてサクサク単行本が出て欲しい。
posted by judas at 23:02| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 書籍関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年02月18日

タブレット純が遂に大ブレイクか

タブレット純.jpg「どぶろっく」の大成功をきっかけに、昨年末位からいわゆる「歌ネタ」を得意とする芸人さんが一斉にTVに出始めた。
勿論「どぶろっく」の成功以前から活動してきた芸人さん達も多く、ブレイクするにはいかに「タイミング」が大事なにのか、改めて思い知らされる。
そして、これから大ブレイクが予想される「歌ネタ」芸人さんの中で、私が大好きな人が「タブレット純」だ。
初めて「タブレット純」を観たのが、伊東四朗、今田耕司、斎藤工らが司会をしていた「日10☆演芸パレード」だった。
この番組が放送されていたのが2012年10月14日から2013年8月4日までで、「タブレット純」が出ていたのが割と後期の方だったので、今から約1年半くらい前だった訳だ。
その頃も、元「和田弘とマヒナスターズ」の肩書に恥じない超実力派の「ムード歌謡唱法」と哀愁のメロデイ、しっかりしたギターテク、怪しげなルックスと誰にも似ていない斬新なネタで本当に面白かった。
私は「大ブレイク確実」と一人で確信していたが、その後あまり見かける事はなかった。
ところが、昨年末位から「クマムシ」や「馬と魚」、「8.6秒バズーカー」(私はあまり面白いと思わないが) が、ガンガンTVに出始めたのに伴って「タブレット純」の露出も増えてきた。
ゲイである事をカミングアウトしたりして、もやは大ブレイク一歩手前まで来ていると言っても良いと思う。
なので更なる大成功を祈ってTV出演時の映像の一部を貼っておく。




posted by judas at 00:08| 東京 ☔| Comment(6) | TrackBack(0) | テレビの話 略してテレバナ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年02月16日

確かに「ドラマ版」とは違うエンデイングではあるけど   「失恋ショコラティエ / 水城せとな」完結第9巻発売!

img482.jpg【ネタバレあり】
約6年の年月を経て、遂に水城せとなの「失恋ショコラティエ」が、バレンタインデイに合わせて発売された第9巻で完結した。
前巻の第8巻が発売されたのが9ヶ月前の昨年の5月で、ドラマ版が放送され予想以上のヒットになっていたのが、丁度1年前の1月から3月頃。
第8巻が出た時の「ウリ文句」が『ドラマ版とは違うエンデイング』という事だったが、今ではすっかりドラマ版のエンデイングを忘れてしまっていた(笑)。
弊ブログを読み返して、爽太(ソータ)が「サエコさん」「薫子さん」「えれな」の3人にふられて(?)フランスに修行に行く、というドラマ版のストーリーを思い出した。
これは「原作」がまだ続行中の為の苦肉の策と言うか、「女優さんの格」等をも考慮した『八方美人』的とも言えるエンディングだった。
そして「原作」であるマンガの方は、「サエコさん」の妊娠が発覚し、彼女は夫である「吉岡」さんの元に帰る。
その後、爽太は「薫子さん」に誘われ「デート」に出かける。
この展開で、私は「やっぱり薫子さんで落ち着くんだ」と思ったのだが薫子さんに「加藤えれなに謝れ」と言われ、爽太はそれを切っ掛けに、結局えれなの元に戻る。
可哀想な薫子さんには、リクドーのスタッフである「関谷」から久し振りにメールが来て、明るい(?)未来が暗示される。
確かに「ドラマ版」とは違うが、爽太が選んだ「えれなさん」には読者はそれ程、感情移入していなかったのではないだろうか。
少なくとも私は「えれなさん」よりも、「薫子さん」で終わって欲しかった。
関谷にも、それ程魅力があるとも思えないし。
何はともあれ「ショコラティエ」という職業と、高価なチョコレートの存在と美味しさを教えてくれた「失恋ショコラティエ」は面白いマンガだった。
次は、ゴールデンウィークに劇場版映画が公開予定の、水城せとなの現在進行形のもうひとつの作品「脳内ポイズンベリー」の展開に期待。
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2015年02月14日

外見があゆみになった「海根然子」が火賀クンに魔の手  「宇宙を駆けるよだか / 川端志季 」最新第6話 / 別冊 マーガレット2015年3月号感想&「俺物語!!」 の最新29話&アオハライド完結&春庭(ハルニワ)増田里穂

img481.jpg【ネタバレあり】
☆宇宙を駆けるよだか
前回から「別マ」の最新号を取り上げる時に、それまでの「俺物語!!」に代わって、川端志季の「宇宙(そら)を駆けるよだか」をメインに紹介している。
今現在、私はその位「宇宙を駆けるよだか」の展開から目が離せない。
何度も書いているが、最初は絵柄も好みではなくヘンな話だと思っていたが、予想を超えて来るストーリー展開にすっかりハマってしまった。
最新話では「しろちゃん」が、外見が海根然子になってしまった「あゆみ」から「入れ替わり」の秘密を聞き出しそうとする、
「しろちゃん」の目的は、イケメンの「火賀クン」の外見を手に入れる為。
そしてその「火賀クン」は、「あゆみ(外見は海根然子)」をますます好きになる。
それが「山根然子(外見はあゆみ)」は気に入らず、次号では火賀に対し何らかの卑劣な妨害を仕掛けてくると思われる。
以前発売された川端志季の初単行本「青に光芒」のハラマキに、「アオハ」「ストロボエッジ」の咲坂伊緒が、そのストーリー作りについて絶賛とも嫉妬ともつかぬコメントを寄せている。
編集部からの依頼だろうけど、流石に咲坂伊緒はいいトコ見ている。
☆春庭(ハルニワ)/ 増田里穂
以前、初単行本「フミキリ、君の手、桜道」を取り上げた「増田里穂」の新作読み切り「春庭」が掲載された。
瑞々しく不安定な思春期の男子と女子が上手く描かれた、前作の読み切り「白と万華鏡」も非常に良かったが、春庭の「間宮」と「春川」の将来への不安や異性への想いも繊細に描かれていて本当に良かった。
この「春庭」は間違いなく増田里穂の最高傑作と言える。
img480.jpg☆アオハライド完結
映画の公開時期とのシガラミか、ここ2、3か月は明らかに引き伸ばしされていたが、今月号でようやく完結。
大した事がなかった洸の事故も大げさに描いていたが、今回の「田中」姓への復帰(?)も、いかにも洸がどこかへ行ってしまう様な伏線(?)のワリにはしょぼいオチだった。
また、双葉に残酷なフラれ方をした「冬馬」クンへの読者の同情票が殺到した為か、最後には新しい恋の予感が示唆されているが、その相手が先月あたりからヤケに話題に上がり始めた「小湊クン」の妹「リサ」というのは、あまりにお手軽で、再び「冬馬クン」ファンの逆鱗に触れそう。
☆「俺物語!!」(アルコ&河原和音)
前回から登場した「大和」のアルバイト先のケーキ店のパテシエ「一之瀬」が、いよいよ絶好調。
本格的に大和凜子にアプローチを始めるが、それに伴って「一之瀬」が人の気持ちも考える様になり成長するところがミソ。
次月から、猛男の反撃(?)が始まるか?
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2015年02月11日

「斉木楠雄のψ難(さいきくすおのサイなん) / 麻生周一」最新第12巻発売!  タイムスリップ編がウリらしいが、その他の話の方が面白い

img479.jpg【ネタバレあり】
単行本の新刊が出る度に書いている様な気がするが、「斉木楠雄」も連載開始当初は想定もしなかった巻数(今回は12巻)に突入し、かなりキビしくなっていると思うが、1巻も長く続いてほしい。
ちなみに最新12巻のハラマキには「シリーズ累計280万部!」と書いてあり、11巻の時に書いてあった「260万部突破!」から順調に20万部部数を伸ばした訳だ。
「少年ジャンプ」の毎週のアンケートの結果は良く知らないが、ここ数巻は20万部づつ売れている様で、これなら「編集長の弱み」を握っていなくても、すぐに打ち切りという事にはならなさそう。
前巻の11巻に登場した、姫川財閥(ベルゼバブ)や中川財閥(こち亀)と並ぶ【ジャンプ3大財閥】の一つ(らしい)「才虎グループ」の御曹司「才虎芽斗吏(さいこめとり)」が一話にだけ再び登場する。
満を持して(?)投入された割にはキャラが立たなかった為か、すぐに「お蔵入り」になったと思いきや、まさかの再登場。
金で自由にできない「燃堂」の余りの器の大きさ(ホントはバカ過ぎてカネの価値が分からないだけ)に、「世の中に金で買えない奴もいる」事を学ぶ、というなかなか練り込んだお話で、まだまだ才虎芽斗吏には使い道がありそう。
3週分を費やしたタイムスリップ編は「両親の結婚の切っ掛けがなくなると自分が誕生しなくなる:」という例の古典映画のパロディ風だが、麻生周一風に上手くアレンジされていて苦労が偲ばれる。
また、作者がかなり気に入っていると思われる窪谷須亜蓮(くばやすあれん)の意外な純情さがフィーチャーされた話も良く出来ていた。
ギャグマンガなのに作者の真剣さや努力が伝わり過ぎるのはどうか、とは思うが「ぼくのわたしの勇者学」からの麻生ファンとしては1巻でも長く続いて欲しい。

☆ちなみに12巻には「テラスハウスダスト」という完全新作読み切りが掲載されている。
これは、麻生周一のアシスタントのアイディアを本院了承の上貰い受けて完成させたものらしいが、麻生周一らしさは充満している。
ただ、わざわざ「斉木楠雄」の単行本にスペースを取って載せる程の出来ではない感じか?
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2015年02月10日

これはこれでスタイリッシュ 「Dの魔王 / 原作:柳広司、作画:霜月かよ子」全3巻購入

IMG_0819 (1).JPG【ネタバレあり】
シリーズ第4弾の最新作「ラスト・ワルツ」が発売になり、亀梨クン主演の劇場版映画化もされた「ジョーカー・ゲーム」のコミカライズ版「Dの魔王」(全3巻)を購入した。
☆同じ「霜月かよ子」の作画で、劇場版「ジョーカー・ゲーム」を元に柳広司が若干アレンジを加えてコミカライズした「ジョーカー・ゲーム」もあるので要注意。
こちらの「Dの魔王」は、2009年から2010年に「ビッグコミック・スピリッツ」に連載されたもの。
シリーズ第1作目の「ジョーカー・ゲーム」収録の「ジョーカー・ゲーム」「幽霊(ゴースト)」「ロビンソン」「魔都」「XX(ダブルエックス)」の5編をかなり原作に忠実にコミカライズしたもの。
勿論、原作を読むに越した事はないが、それが面倒くさかったらこのマンガ版の単行本3冊を読むだけでも私は良いと思う。
原作の面白さを7割方は味わう事が出来ると思う。
ただ、作画の「霜月かよ子」の画力が高い為に、イケメンが多い絵柄に妙に感情移入してしまってストーリー本来の面白さが目に入らない人が多い様(特に女性読者)。
原作では見た目は「記号化」されていて殆ど意味を持たないのに「誰と誰が似すぎている」だの「絵柄が少女マンガぽくってガッカリ」みたいな、表面に惑わされているレビューが多い。
この辺も「結城中佐」を彷彿とさせる「柳広司」のマジックの一端かも知れない。
また、あえて原作版の表紙に描かれていて「映画版」でも再現されている様な【軍服を着て将校のマントと帽子を被った「結城中佐」】ではなく、無帽で見事な白髪を撫で付けた「結城中佐」のスタイリングもかなり、原作ファンに対して挑発的で格好良かった。
posted by judas at 00:13| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 書籍関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年02月08日

最後には復活に向けての希望の光が 「ピコピコ少年 SUPER / 押切蓮介」シリーズ第3弾発売

img478.jpg【ネタバレあり】
「ハイスコアガール」2巻発売後、私がメチャクチャ騒いでいた2012年の夏に「ピコピコ少年」とその続編「ピコピコ少年 TURBO」について書いたが、その続編ともいうべき第3「ピコピコ少年 SUPER」が発売された。
これは太田出版のWebマンガサイト「ぽこぽこ」に2014年6月から2015年1月というスクエニの「ハイスコアガール」騒動真っ最中に連載されていたもの。
私はてっきり「TURBO」で終わっているものだと思っていたが、騒動の少し前から「SUPER」が始まっていた訳だ。
全9編収録で、8編目までは完全に押切蓮介(作中では当然本名の「神崎良太」)の過去の自伝的エピソード満載で、いつもながらの「押切ワールド」が全開で、ちょっと涙ぐむ程面白かった。
中でもチャットルームで「漫画」や「ゲーム」で盛り上がった仲間たちと、コミケの後にオフ会をする事になったが、土壇場で部屋に入り切れないという理由で幹事の「ヒゲメガメ」氏から君たち(神崎と友人で後にマンガ家になる「清野とおる」)はここで帰ってくれと、不条理な事を言われる「アウエィ少年」がリアルすぎてメチャクチャ面白かった。
「ヒゲメガネ」氏は、オフ会に自分の好みの女性が多く参加している事を知り、若くてモテそう(?)な2人を排除したかったのではないか(作中では神崎はそうは言っていないケド)。
また、小学校6年生の時に好きだった女の子と両想いになりかけたが、カッコをつけ過ぎてダメになった悲しくも面白い「純愛少年」も、「ラブコメ」になれない超リアルな小学生の恋心を描いていて素晴らしいと思った。
例の「ハイスコアガール騒動」が勃発する数日前に「ハイスコアガール」の舞台にもなる『溝ノ口』を偶然にレポートする「バイバイマタネ少年」もメッチャ切ない。
思い出深い「ちびっ子ランド」が3日後に閉園する事を知り、降りる時に「バイバイマタネ」と言う新幹線の乗り物に乗るクダリは本当に見事(事実なんだろうけど、胸キュンものの上手さ)。
そして、ラストの「糞袋少年」は、事件発覚後の廃人同様状態の作者が描かれる。
事件の詳細や本人の言い分には全く触れていない(係争中(?)だけに何も言えないんだろうけど)ので、それを知りたかった読者からは評判が悪いみたいだが、全然そんな事はなくこのラストの短編が一番良かった。
「糞袋」の様に廃人同然の作者ではあるが、パソコンの故障を知り深夜にタクシーで駆けつけてくれた学生時代からの親友「山田くん」や、今までどんなに打ちのめされた時も支えになってくれた数々の名作ゲームが傍にいる限り再び「押切蓮介」は蘇ってくるであろう事を暗示させるエンディングが感動的。
この「糞袋少年」が公開されたという事は『押切蓮介の「復活」も近いのではないか』と希望的観測を持ってしまう。
としかく、私たちは本当に「ハイスコアガール」の続きが読みたいのだから!
posted by judas at 20:57| 東京 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | 書籍関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年02月07日

「健康で文化的な最低限度の生活 / 柏木ハルコ」単行本最新第2巻発売! 「不正受給」の予想外の切り口が面白い

img477.jpg【ネタバレあり】
第1巻発売時にも書いた様に宝島の「このマン」ランキングにも入り、各書店の平台でも目立ちまくっている「健康で文化的な最低限の生活」の最新第2巻が発売された。
題材の目新しさが受けてか、書店のみならずマスコミでも結構取り上げられていた。
1巻を読んだ時点では、世間の評価程面白いとは思わなかったが、この最新2巻にはかなり心動かされた。
作者が世間に訴えたい事が、こちらにもビシビシ伝わってくる。
この2巻のメインテーマは「不正受給」なのだが、私の予想とは全然違う切り口だった。
意図的に不正に「生活保護」を受給している人や手口を糾弾するのかと思いきや、ケースワーカーの説明が不十分であったり当人達の知識不足の為に、生活保護費を返上しなければならないケースが描かれている。
離婚した女性と、その父及び2人の子供の一家4人が「生活保護」を受けながら暮らしていたが、その高校生の長男がギターを買ったりCDを買ったりする為にバイトをし、約60万円の収入を得ていた。
未成年のアルバイトであっても「生活保護」を受給している家族に収入があれば、申告せねばならず、その分(全額ではないらしいが)は「生活保護費」が減らされる。
この家族の場合、無申告であったあった為、収入があるのに今まで通りの額を受け取ってたのは「不正受給」にあたるとの事で長男がバイトで得た60万円を役所に返納しなければならない。
確かに、税金が受給されているので「不正」に生活保護を受けるのは許したくないが、このケースは可哀想な気がする。
こんなに厳格に「生活保護費」を管理している一方、不正に受給している人が多くいるらしい事は本当に腹立たしい。
もう世間では忘れ去られている様なので、風化させない為にももう一度実名を挙げるが、お笑いコンビ「次長課長」の河本準一の母親は、息子の収入が年間5,000万円もある時点でも「くれるものはもろとけばいいんや」と「不正受給」していた。
世間の非難が高まってきた後に「全額返却した」としているが、これは本当に酷い話だ。
同じ「吉本クリエイティブ・エージェンシー」所属のキング・コングの梶原も、河本の母親の件が大問題になった為、自発的に返納を申し出たのだが、関西の方は掘り起こせば「もろとけばいいんや」と不正受給している有名人の親たちが山程出てきそうだ。
これでは本当に困って受給している人も「泥棒」扱いされかねないし、マンガで描かれているケースの様な家族が本当に不憫になる。
本人達や担当者の知識不足の為「不正受給」となるケースを取り上げて、今一度、意図的に不正受給している人々に世間の批判を集めようとしている(と、私は思いたい)作者の「柏木ハルコ」は素晴らしい。
掲載誌の「ビッグコミック・スピリッツ」は購読していないので、まだまだ先の2015年秋に発売予定の第3巻を辛抱強く待つしかない。
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2015年02月05日

驚異の「ひとりTime To Say Goodbye」 スカイツリーはるか

YouTubeを彷徨っていて見つけた動画。
一人で「Time To Say Goodbye」のサラ・ブライトマンとアンドレア・ボチェッリのパートを入れ替わりつつ歌い上げてしまう、非常に感動的(?)なパフォーマンス。
この「スカイツリーはるか」は、以前「ニューハーフ周辺」(オネエ&女装家?)を集めたクイズ番組で一度観た事があるが、他の同業者の人々とは違い、あまりテレビに出てこない。
その時もこの驚異のヴォーカルとは関係なく単なる「デカいオカマ」(180cm)としてだった。
音大出身のニューハーフかと思っていたが、特にそういう経歴はなく、独学(?)らしい。
技術的な事は分からないが、このアイデアとサービス精神は凄い。

↓コシノジュンコのディナーショウ(?)の様なものにゲスト出演した時の動画。
コシノが、飲み屋で出会って引っ張ってきたらしい。
全くの飛び入りだったので最初は冷ややかに観ていた観客が、最後には熱狂するという圧倒的なヴォーカリゼーション。


↓小さなショーパブらしきところでの画像。
こちらの方がテクニックの見事さが良く分かる。
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2015年02月03日

待ちに待った! 『ジョーカーゲーム』シリーズ最新作発売!「ラスト・ワルツ / 柳広司」 やや「抒情派プログレ」気味だが変わらぬ「D機関ワールド」の面白さ

IMG_0809.JPG【ネタバレあり】
昨日は、映画版の「ジョーカーゲーム」について書いたが、今回は柳広司の原作シリーズの第4弾「ラスト・ワルツ」について。
第一作目の「ジョーカーゲーム」にメッチャクチャ転がって、新作が出る度に速攻で買って夢中で読んできた。
とにかく「D機関」を設立した「結城中佐」がカッコ良すぎる。
色々なミステリー系、ハードボイルド系を読み漁ってきたが、史上最もクールでインテリジェントでミステリアスなキャラクターだと思う。
最新作「ラスト・ワルツ」は、「アジアエクスプレス」と「舞踏会の夜」という50ページ程度の短編と「ワルキューレ」という110ページ程の中編の3編で構成されている。
中でも、タイトル作(?)とも言える「舞踏会の夜」は、このシリーズにしては珍しく、スパイ視点ではなく、侯爵家令嬢の加賀美顕子(旧姓:五條)の視点で描かれる。
15才の頃、愚連隊に絡まれたところを助けくれた「目に見えぬ黒い大きな翼を背負っているかのような」謎の男との再会を夢見ている顕子の目の前に、ついにその男が現れるのだが.....というストーリーなのだけれど、やはりそこは「ジョーカーゲーム」シリーズ。
「結城中佐」(と思われる人物)の若き日の姿も垣間見る事が出来、そして意外且つスタイリッシュな展開で読者を魅了する。
私はこの「舞踏会の夜」が一番好きだが、他2編もそれぞれ違った色合いの魅力がある。
「ワルキューレ」では、「ベルリンオリンピック」の『プロデューサー』として、また映画制作を通してナチスドイツのプロパガンダ戦略を大成功させた「ヨーゼフ・ゲッペルス」が実名で登場したり、突如締結された「独ソ不可侵条約」に混乱する日本軍が描かれたりする。
ノンフィクション的な興味と「D機関ワールド」の醍醐味がブレンドされ、本当に惹き込まれる。
プログレに喩えると、2作目までが「超絶技巧プログレ」で、3作目の一部と本作は「抒情派プログレ」と言えなくもなく「やや物足りない」と感じる読者もいるかも知れないが、面白さに全く衰えはない。
「ラスト・ワルツ」というタイトルから、一瞬これがシリーズ最終作になるのか?と思ったが、読んだらまだまだ「ジョーカー・ゲーム・ワールド」は続きそうなので安心した。
とは言え、上述の様に「戦局」はいよいよ大詰めを迎えつつあり、このシリーズもそれ程長く続ける事が出来ないかも知れない。
posted by judas at 00:26| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(1) | 書籍関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年02月02日

「スタイリッシュ」な役柄が亀梨クンにピッタリ  劇場版「ジョーカー・ゲーム」を観てきた

ジョーカーゲーム.jpeg【ネタバレあり】
テレビCMがガンガン流れているので知っている人も多いと思うが、ジャニーズ事務所の亀梨和也クン主演の「ジョカー・ゲーム」劇場版が1/31に公開されたので観てきた。
私は、この「ジョーカーゲーム」シリーズ(原作:柳広司)は第1作から読んでいて、新作が出たら文庫化を待てず(笑)、カサ張るハードカバー(正確にはソフトカバー?)を即購入するくらいの大ファンではある(勿論、シリーズ最新作の「ラストワルツ」も即買ったが、それについては後日)。
何と言っても「D機関」を設立した「結城中佐」が筆舌に尽くしがたい程格好良くて転がりまくる。
映画版の「結城中佐」(演じるのは「伊勢谷友介」)は、原作のイメージ通りでメチャクチャピッタリ。
亀梨クンの演じた、チェスを通じてアメリカ大使に接近するスパイ役は映画版ではかなりアレンジされていて、名前も職業【写真館ではなく、原作ではテイラー(服の仕立て屋の店員)】も、ミッションも登場人物も舞台も違う。
結城中佐.jpg原作では「D機関」の色々なスパイのミッションや能力や矜持や生き様を、短編ごとに深く掘り下げて描かれているが、映画版では数編をダイジェスト的にうまくまとめてあり、「亀梨クン」の冒険活劇に仕上げてある。
「深キョン」のハニートラップに見事に引っ掛かったりして、「D機関」で訓練を受けたスパイは絶対こんなミスをしないぞ、というシーンも結構あるがこれはこれで面白かった。
ストーリーは上述の様に原作とはかなり違うが、それなりに凝っていてミスリードも多く、私のとなりに座っていた『明らかに亀梨クン目当て』の女高生らしき2人組には「ちょっと難しいかな?」と思ったのだけれど、終わったら一人は「めっちゃ面白かった、深キョン可愛かった」と喜んでいたし、もう一人は感極まった様にズビズビ泣いていた。
参考までに書くけど「泣きポイント」は全くない映画(笑)。
でも、楽しんでくれて良かった(笑)。
冒頭ではスタイリッシュでシリアスだったが、エンディングではまるで「ルパン3世」の様にコミカルになり、如何にも「続編を作りたいのですが如何でしょうか」という感じ。
様々な人格になり切る設定なので「亀梨クン」が続けて出ても良いし、違うイケメン俳優を使っても良いし、「結城中佐」の見せ場をもっとフィーチャーしてくれれば、続編は観たい気がする。
posted by judas at 00:04| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画とか | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする