2015年07月31日

高校編は中学編の様に面白くなるのか? 「圏外プリンセス / あいだ夏波」最新第4巻発売

img076.jpg【ネタバレあり】
「圏外プリンセス関連記事、1巻2巻3巻」
前巻の第3巻のところでも書いた様に、今巻では目黒美人(みと)は、ついに国松君に告白。
予想通り「俺の目黒への[好き]の気持ちは、目黒が俺に言ってくれた「好き」とは違うんだ」「好きになってくれてありがとう」という、考えようによっては残酷な『よくあるふられ方』をする。
そして中学を卒業し、「縮毛矯正」「二重のり」「ダイエット」等で高校デビューを目指して頑張る。
高校入学のその日、曲がり角で同じ高校の制服を着たイケメンにぶつかり「前を見て歩けよ」と怒られるが、その後更に違うイケメンが2人登場。
その3人は「姫パラ(姫パラダイス)」の登場人物「聖夜」「レイ様」「新兵衛様」にそっくりで、美人(みと)のパラダイスの様な高校生活を暗示しているかのよう。
但し、そんなに上手く行く筈はなく、中学編以上の波乱と苦悩に満ちた展開になるものと思われる。
単行本も書店の平台を占領し、弊ブログへのアクセスキワードでも上位に位置しており、あいだ夏波の前作「スイッチガール」を大きく上回るヒットになる事は確実か?
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2015年07月29日

発行部数が少な過ぎるんじゃないの? 4巻が発売されている事を見逃していた! 「SHIORI EXPTERIENCE(シオリエクスペリエンス)ジミなわたしとヘンなおじさん / 長田悠幸・町田一八」第4巻購入

img075.jpg【ネタバレあり】
前巻の第3巻が今年の2月に発売になってから、第4巻を心待ちにしていたのだが、なんと5月25日に発売になっていた。
毎月、新刊コミックスの発売リストをチェックしており、お気に入りコミックスの新刊を見逃すなんてことはあり得ないハズなのにやらかしてしまった。
リストで見逃しても、毎週書店でコミックスの平台をチェックしているのに何故発売に気が付かなかったか?
それは、書店の入荷数が極めて少ないからだと思われる。
今回も、発売されてる事を知り、大手の書店を何件もまわったが店頭在庫はなかった。
結局、大手書店系列のネット販売で購入。
大手のスクエニ発行でこんなに入手に苦労する本があるなんて。
それはさておき内容の方だが、前巻の3巻でメンバーが揃い「さてガンガンいくぜ」となるかと思いきや、オリジナル曲創りという「大きな壁」にぶつかり、5巻の大半を使って紫織とそのバンドの挫折を描く。
前半では、紫織の兄ジョージと、カート・コバーンが憑依したフォード・マスタングが日本に向かっており、この先の展開が非常に楽しみになったが、後半は前述の様に紫織のバンドが苦悩する。
思いっきり悪役の「すばる先生」も吹奏部を全国制覇に導く為に血ヘドを吐くような思いをしている事を知り、自分たちの甘さを思い知る。
11月27日発売(これは絶対覚えておく)の第5巻では、いよいよ軽音部のバンドが大活躍するハズ!
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2015年07月26日

Happy Togetherを聴くと「みのもんた」を思い出す人って多いと思う  「The Turtles 20 Greatest Hits」

img077.jpg私がタートルズ(The Turtles)のハッピー・トゥゲザー(Happy Together)を知ったのは、みのもんたの文化放送のラジオ番組だった。
番組名は確か「みのもんたのワイドNo.1(ナンバーワン)」で、リスナーの恋バナ(ハッピーエンドじゃなくってフられた様な話の方が多かった気がする)を紹介するコーナーのBGM兼テーマ曲だったような記憶がある。
ちょっとマイナー調のメロと恋バナは当時中学だった私を、少しだけ大人っぽい気持ちにさせてくれた。
今までも色んなコンピに収録されていたので音源は所有していたが、来日する予定の(一度延期になってしまった)ロジャー・マッギンが現在でも16.の「You Showed Me」をレパートリーとしているので、タートルズのベスト位は持っておこうという事で購入。
「You Showed Me」は、バーズのオリジナル(クラーク&マッギンのペンによる)だが、'69年にタートルズのカーバーで全米6位の大ヒットになっている。
マッギンがこの曲をステージで演奏しても、「タートルズのカバー」として紹介される事がある位だ。
また、9.はパット・マグリンが「あの娘はアイドル」という邦題でカバーしたあの曲。
1.はボブ・ディランのカバーで、非常に良いアレンジ。
タートルズが作者としてクレジットされているのは、14.15.18.19の4曲のみであとは外部ライターによる曲ではあるが、聴き馴染むと全曲好きになる。
そして、中心人物であるヴォーカルのケイランとヴォルマンはフロ&エディとして、フランク・ザッパと活動を共にする。
私が愛聴しているザッパの「フィルモアライヴ71」で、素晴らしい「ハッピー・トゥゲザー」のカバーを聴く事が出来る。
1. It Ain't Me Babe
2. Let Me Be
3. Eve Of Destruction
4. You Baby
5. Grim Reaper Of Love
6. Can I Get To Know You Better
7. Outside Chance
8. Happy Together
9. She'd Rather Be With Me
10. Me About You
11. Guide For The Married Man
12. She's My Girl
13. You Know What I Mean
14. Sound Asleep
15. Elenore
16. You Showed Me
17. The Story Of Rock & Roll
18. You Don't Have To Walk In The Rain
19. Love In The City
20. Lady-O
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2015年07月25日

大ショック!! 今、日本一面白いマンガがまさかの最終回 「サイコろまんちか / 小出もと貴」 単行本完結第3巻は9月9日発売!

IMG_1107.PNG【ネタバレあり】
最近はきちんと隔週で「マンガボックス」に掲載され、内容も極めて充実していたので安心していたが、最新32話でまさかの最終回(スマホアプリの先読み機能で読んだが、通常では7/30(木)に最終話が更新される)を迎えた。
昨年末と、今年の初旬、長期休載(作者の小出もと貴が鬱病という噂がネットを飛び交った)があったが、再開後のクオリティの高さは本当に素晴らしかった。
それだけに、突然の最終回は本当に残念だし信じられない。
ただ「突然」とは言ったが、打ち切りの様な尻切れトンボ的な終わり方ではなく、最終話は今まで以上に良く練られて、きちんと締められている非常に良く出来た話だった。
伊東から貰った消しゴムをつい大事にしてしまい、ひょっとして自分は伊東の事を好きになってしまったのではないか、と悩む阿部。
IMG_1105.PNG
その事を千条ナルコに相談するが、その様子を見られて周囲に千条と阿部は付き合っていると誤解される。
それを聞いた伊東は「心理学研究部」を解散すると宣言するが、阿部の「心理学を勉強するっていいな、もう
IMG_1106 (1).PNG
ちょっと色々教えてくれよ」という言葉で思いとどまる。
千条と宇堂の関係も進展しそうだし、心理学研究部の勧誘も好調(?)のようだし、希望を含んだエンディングなのがせめてもの救い。
IMG_1103.PNG
そして最後に、脇役中最大のスター「加野」が「すまん加野、お前の出番はもうないんだ」のコピー(?)と共に、登場するのも上手い。
IMG_1108.PNG「加野」に限らず、「多胡さん」「世良先生」「介山」など、脇役のキャラ作りが本当に上手い。
「心理学用語」をネタにしたプロット作りというのは、非常に高度なテクニックが必要そうなので、単行本3巻くらいが限界なのかも知れないが、是非早く「小出もと貴」の次なる作品を読みたい。
☆尚、最後の単行本第3巻は9月9日発売!!
posted by judas at 00:25| 東京 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | 書籍関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年07月19日

やっぱ「しろちゃん」か! 川端志季に翻弄される読者達 「宇宙を駆けるよだか / 川端志季 」最新第10話掲載別冊マーガレト2015年8月感想&「俺物語!!」 の最新33話

【ネタバレあり】
過去の別マ関連記事【別マ7月号】【別マ6月号】【別マ5月号】【別マ4月号】【別マ3月号】【別マ2月号】【別マ1月号】
img069.jpg【俺物語!!】
大和の通う「小泉女学園」の学園祭の私設ガードマン?をする事になった猛男達。
そこで行われた「ミスタコン」で、正規エントリー者の中では圧倒的に「砂川」がトップだっったのだが、女子生徒を守るだけではなく、色々人助けをした猛男がエントリーもしていないのに砂川に近い票を集めてしまう。
大和の通う女子高でも人気者になってしまった猛男にヤキモチを焼く凜子。
ちょっとした「小ネタ」の回でも、アニメ版の出来も素晴らしく大好評、実写映画化も10/31公開が決まる等、絶好調を物語る様にとても面白かった。

img066.jpg【宇宙を駆けるよだか】
「火賀」と「しろちゃん」がもみ合って校舎の非常階段から落下し、身体が入れ替わってしまう。
しかし、それは「しろちゃん」が落下寸前に「火賀」に「元に戻す方法があるから一緒に落ちてくれ」と頼んだからだった。
「しろちゃん」は、あゆみの体を元に戻す方法を探る為にずっと「海根然子」のそばにいたと言う。
「火賀」と「しろちゃん」は、お互いにあゆみへの想いを確認しあい、身体が入れ替わって初めて心が通い合う。
やっぱ「しろちゃん」の気持ちは本物だった。
「火賀」のお姉さんも登場し、今回もメチャクチャ面白かった。
一体どの様な結末になるのか、相変わらず想像が付かず、我々読者は作者である「川端志季」に翻弄されまくっている。
あ〜〜、早く続きが読ませてくれ〜。

img065.jpg【オオカミ少女と黒王子】
非常にデキの良かったアニメは終了してしまったが、マンガ本体は依然と絶好調。
エリカと恭也の関係は鉄壁になり、進路の話もちらほら出始め、いよいよ完結も近いのかと不安にもなる。
そして最新号では、エリカが「オオカミ少女」になる切っ掛けの初期の重要メンバー「手塚」と「マリン」がフィーチャー。
「マリン」の彼氏は初期の内に登場したが、今回は「手塚」の彼氏編。
主役2人の周辺の関係をまとめに入るとは、やはり終焉は近いのかも。
「別マ」今月号の最高の一コマは、「手塚」のスッピン。
ひょっとして序盤の使い捨てキャラの予定だったかもしれないが「手塚&マリン」は「三ちゃん」同様、エリカの本当の大親友となるまで育った!
流石、名人「八田鮎子」!

img067.jpg【まりあ!!グルーヴ / 保奈実】
まさかの最終回。
画力も意外に高く、内容も充実。
ナオのアップも色んな構図で描かれ、魅力が倍増。
何故、ここまで良く出来ている作品が完結してしまうのか。
最初から、連載回数がきまっていたのかもしれないが、残念すぎる。
復活を熱望!
「保奈実」の新連載ではなく「まりあ!!グルーヴ」が読みたい!
アンケートに書き倒してやる!

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2015年07月16日

描き過ぎず押しつけがましくなく、味わい深い名作。何度も読み返したぞ 「ザワさん / 三浦衛里子」全12巻購入

IMG_1074.JPG【ネタバレあり】
最近、読むマンガが無くて困っていたので、以前からそのタイトルと絵柄には興味があったがスルーしてた「ザワさん」を全巻(12巻)購入し、読破した。
これは甲子園常連の強豪私学「日践学院」の野球部に、高野連の規定で公式戦に出られない事が分かっていらながら入部した女子高校生の都澤理沙(ザワさん)を中心にした物語。
このマンガの特徴は、基本的に一話完結で、全体を通してのスリリングで盛り上がるような物語は特にないところ。
主人公の「ザワさん」視点ばかりではなく、チームメイト、マネージャー、野球部以外の友達、全く関係のない行きずりの他人の視点から物語を描いて立体的な構成にしているところは、あのサッカーマンガの名作「11分の1」を思わせるところもある。
しかし「11分の1」の様に大河ドラマ的な感動もなく、淡々とした野球部あるある的日常が断片的に描かれる。
作者の三浦衛里子は知り合い(兄弟?彼氏?)に野球部員がいたのかも知れないが、プロテインのクダリや上下関係のバカバカしいまでの厳しさ、学校内での合宿の事など、非常に強豪校の野球部の内情に詳しい。
シニアでは活躍した「ザワさん」も、強豪野球部ではやはり厳しく、フィジカル的にも男子部員とは差が歴然としている。
普通男子の中で活躍する女子部員を描く時には、男子部員顔負けの能力があり、高野連の規定を実力で覆すストーリーになりそうなものだが、非常にリアリティを追求し、結局ザワさんは一度も公式戦に登板する事はない。
その代わり、女子部員がいる事による他の男子部員達の悶々とした感じやイラつき、浮足立つ様子などが、非常に上手く描かれている。
また上述の様に、非常に淡々と日常が進み、描かれないところのあるので、読者が空白部分を補完したりする必要があるところは凄く文学的だと思う。
「ザワさん」の一歳上の兄は同じ野球部のエースだがオタク。
彼の、オタク友達との友情はこの物語では数少ないヤマ場かも。
また「ザワさん」の未来の結婚相手も、第1巻と11巻に登場するだけで、結婚式の様子も扉絵でちらっと描かれているのみだったりする。
そして、大学野球では女子選手の出場を禁止するルールが無いことを知り、大学受験を目指し一時期は予備校へ通う為休部するが合格の目途が付ついたところで、また練習に参加する。
そして、本編終了後の「エピローグ」で「ザワさん」が目指した、東京六大学リーグの唯一のアノ国立大学に合格した事が描かれる。
本来なら、ここからが野球女子としての「ザワさん」の活躍がスタートするのだろうが、あくまでも「高校野球」で終わり。
金髪に染め東大野球部に入部した「ザワさん」の続編を望む声も多いと思うが、潔く完結。
それもまた素晴らしい。
描き過ぎず、押しつけがましくないが味わい深い名作。
☆最後に【蛇足コーナー】
私は、高校生くらいで、自分で自分の事を名前で呼ぶ女の子(ユイはね〜、とかサヤカはね〜、とか言う人)は、イタイ感じがして、イヤだったが、メッチャ「男前」のザワさんが、自分の事を「理沙」と呼ぶのを見て、それもカッコイイかもと思ってしまった。
posted by judas at 22:23| 東京 ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | 書籍関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年07月12日

昔は「Firefall(ファイアーフォール)と間違えてた  「Night On The Bald Mountain / FIREBALLET」('75)

IMG_1071.JPG1975年に発売されたFireballet(ファイアーバレー)の1stアルバム。
実はこのバンドについて、当時ちょっとした勘違いをしていた。
当時、いわゆるアメリカンプログレバンドのライナーノーツにKansas、Styx、Starcastle等と並んでこのFireballetの名前がある事が多かった。
そして、そのちょっと後に全米チャートで「You're The Woman」という最高位9位の大ヒットを記録した「Firefall」(ファイアーフォール)というバンドが出現した。
それが上述のライナーノーツに記載されていたバンドとゴッチャになってしまった。
しかも、ML誌に載った広告のジャケットがまたちょっとプログレっぽい感じだった。
firefall.jpgヒット曲の「You're The Woman」も今聴けば明らかな「ウエストコーストサウンド」なのだけれど、当時はYESの様に緻密なコーラスを持ったシングル向けのポップな曲だと思っていた。
アメリカンプログレバンドの方は「Fireballet」という事がしっかり分かったのは、結構後になっての事だった(しかも、「ファイアーバレー」って語感から「火の谷」だと思っていたが、踊る方のバレーだった)。
話を戻すと、この「Fireballet」の1stが発売された75年あたりと言えば、Kansas、Styx、等のいわゆる「アメリカンプログレ」勢が水面下で実力をつけ始め、大ブレイク前夜といった時期。
まだ商売になると確信を得られなかった時期に、元King CrimsonのIAN McDONALDがプロデューサーを買って出て(?)アルバム製作をしているので、志は高い様な気がするのが、聴いてビックリ。
まず、冒頭から思いっきりEL&Pしてて1,ではジョージ・マーティン作で、V.D.G.G.やCozy Powellのカバーで有名なBBCのRadio1のテーマ曲のフレーズが出てくる。
私の買った2014年のリイシューヴァージョンには、作者クレジットがなかったが明らかにこれは「テーマ1」のフレーズ。
終盤ではピーター・ガブリエル風のヴォーカルとハケット風のギターが出てくる。
その次はYES風になり、再びGenesis風に。
そして「一応聴きどころ」の旧B面全てを使ったムソルグスキーの「はげ山の一夜」も、ムソルグスキーと挿入されたドビュッシーの「沈める寺」の部分はEL&P風、オリジナルの部分はCrimson風.
こんな「ビッグネーム風」ばっかりで、彼らならではの個性はあまり感じられないが、演奏力は十分だし、IAN McDONALDの素晴らしい客演もあり、決して悪くはない。
セールス的に成功出来ずに2ndアルバムを出して消滅してまったのも無理はないが、私は結構好き。
そして、ボーナストラックの「Pictures Of The City」(ご存じKing Crimsonのカバー)は、McDONALDを含んだライブで、後半は「21st Century Schizoid Man」のユニゾンバトルの部分に突入する。
それと、ジャケットデザイン自体もヘンテコで格好良いが、リイシュー版はデジパックでエンボス加工されていて更に素晴らしい。
1.Les Cathedrales 10:20
2.Centurion (Tales of Fireball Kids) 4:49
3.The Fireballet 5:17
4.Atmospheres 3:41
5.Night on Bald Mountain Suite:
a.Night on Bald Mountain 2:20
b.Night-Tale 6:27
c.The Engulfed Cathedrale 4:39
d.Night-Tale (Reprise) 2:34
e.Night on Bald Mountain (Finale) 2:46
(Bonus Track)
6.Robot Salesman 4:40
7.Pictures of a City [Live 1974] 11:19
posted by judas at 21:58| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | プログレっぽいロック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年07月09日

まさかの実写映画化!  ちゃんと双葉社で完結できるか? 「ORANGE / 高野苺」単行本第4巻まで読破

IMG_1067.JPG【ネタバレあり】
かつて(2012年頃)別冊マーガレットに連載され、そのミステリアスな導入部で私も注目していた「高野苺」の「ORANGE」の単行本を第4巻まで購入した。
この作品の特殊性はマンガファンの間では有名。
「別マ」を【体調不良】で休載している間に「別マ」に戻れなくなり、以前から誘われていた「双葉社」の「月刊アクション」にで不定期連載を再開した、という事になっている。
それにしても「別マ」から「月刊アクション」という移籍は非常に斬新。
しかし、連載当初からかなり好評だった作品が作者の体調不良で長期休載したら、連載再開が不可能になるものだろうか。
同じ集英社の「少年ジャンプ」の「HUNTERXHUNTER」なんてメッチャクチャのブランクでも、ジャンプは摩訶不思議な事に「富樫義博」を最高の敬意を持って復帰させているのに。
「別マ」の作家さんにありがちなのだけれで、編集者とトラブったり、精神的に不安定だったり、プロ意識が欠如していたり等の理由で連載が尻切れトンボで終わる事が多い。
山川あいじは「やじろべえ」と「Stand Up」で2度同じような途中降板をしている。
「Stand Up」も連載当初非常に好評だったのだが【作者急病の為】と言う理由で休載してしまう。
その後、同じ集英社刊の「ザ・マーガレット」に移籍して連載が再開されるも現在は休載中との事。
その間にも別の作品を「別マ」にも掲載しているので、高野苺とは違い集英社との関係は良好の様。
良好ではないのは、精神状態(あるいは体調)だけかも。
それはさておき、未来の自分から手紙がきて、好きな男の子に対して「ああすればよかった」「こうはしないで欲しい」などのアドバイスをされる。
アドバイス通りにしていると次第に未来が変わってくるのだが「ハッピーな未来になると過去の自分に後悔の念を込めた手紙を送る訳がない」というパラドックスが生じるのを、パラレルワードの存在でなんとか苦しい言い訳をしいたりする。
本格SFマニアからすると矛盾だらけの噴飯ものかもしれないが、そこは少女マンガ、SF的要素は二の次で、基本は瑞々しい恋愛もの。
主人公の奈緒が別の男の子を好きなのが分かっているのに、想い続ける諏訪君が非常に良い。
最初の未来では好きな奈緒と結婚し子供も設けているが、過去が変わる事によって諏訪君の未来も変わってしまうのか?
単行本第5巻でクライマックスが訪れるのかどうか?
それどころか、ちゃんと「月刊アクション」で完結を迎えられるのかどうかも非常にスリリング。
posted by judas at 23:18| 東京 🌁| Comment(2) | TrackBack(0) | 書籍関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年07月08日

何故評判が悪いのか全く不可解  「魅力がすごいよ / ゲスの極み乙女。」1stメジャーデビューアルバム

img064.jpg 以前紹介したのはインディーズレーベルから発売になった「ドレスの脱ぎ方」「踊れないなら、ゲスになってしまえよ」だったが、今回はワーナーという超大企業からのメジャー1stアルバム。
メジャー転向アルバムと言う事で、アマゾンレビュアーの間では当然の様に「つまらなくなった」「大人しくなった」「このアルバムからスタートだったらファンになってない」等の意見があった。
インディーズで実績があって人気の出たバンドがメジャーデビューしたら必ず言われる事である。
多くの場合は間違ってはいないけれど、この「ゲス」の場合は、リスナーの聴きこみ、理解の方に問題がある気がする。
確かに、インディーズ時代の曲は第一印象は強烈で一回聴けば殆ど覚えてしまうし、「ドレスを脱げ」「ぶらっくパレード」「キラーボール」「ホワイトワルツ」「スレッドダンス」等の「ほな・いこか」や「ちゃんMARI」達のおしゃべりをフィーチャーした「筋少」を思わせるようなプログレッシブでド派手なリズムセクション炸裂な曲は減ったかも知れない。
それに対して「魅力がすごい」の曲達は、一聴すると以前の様な分かり易い派手さが影を潜めた為に地味に感じてしまうが、細部のこだわりなどの聴きどころは決して少なくない。
特に、シングルカットされた「デジタルモグラ」「猟奇的なキスを私にして」は、突出してキッチャーでありながらテクニカルで個性的な部分も多くて耳に残り易く、聴きこむと奥が深い。
いわゆる「完成度」が非常に高いアルバムになっていると思う。
このアルバム以降の2枚のシングルも同傾向で、第一印象は「サビ命」のシンプルで安易な曲に聴こえるかもしれないが、アレンジの凝り方、バッキングのフックのある演奏は、脳内に深く入り込み、無意識の内に脳内再生が始まる。
おそらく年内には発売されるであろうメジャー2ndアルバムも期待大。
今現在人気の高いヘンテコな名を付けてフックを狙ったバンド群たちとは、全く次元の違うミュジーシャン然としたホントのバンドだと思う。
1. ラスカ
2. デジタルモグラ
3. Crying March
4. 星降る夜に花束を
5. 列車クラシックさん
6. 猟奇的なキスを私にして
7. サリーマリー
8. ruins
9. アソビ
10. 光を忘れた
11. bye-bye 999
posted by judas at 22:39| 東京 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | Japaneseなロック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年07月06日

「殺せんせー」が過去を語り始める。 一気にクライマックスに突入か? 「暗殺教室 / 松井優征」最新第15巻発売

img063.jpg【ネタバレあり】
実写映画の続編&アニメの第2期製作決定という、華やかなニュースをハラマキに載せて、前巻の第14巻から2ヶ月というハイスピードで最新第15巻が発売。
と言う事は、マンガ本体もまだまだ続かないといけないハズなのだけれど、最新巻は急展開でまるで終息に向かってるいようでさえある。
まず、現在のところのラスボスとも言える「椚が丘学園」の理事長「浅野學峯」との抗争にも一段落着き、またE組に平穏が戻ってきたと思われた矢先に、E組の生徒の中に「殺せんせー」に個人的な恨みをもつ最終兵器が隠れていた事が明かされる。
最初から多少「裏の姿」を予想させるキャラではあったが、すっかり忘れて単なるにぎやかし役だと思っていた。
そして、「殺せんせー」の前のE組の担任の「雪村あぐり」、休業中の天才子役と言われた「磨瀬榛名(ませはるな)」の存在が明らかにされる。
「殺せんせー」が、自分の過去と「雪村あぐり」の関係を語り始めようとするところでヒキ。
このペースだとあと2、3巻でケリが着いてしまいそうだけれど、まだまだメディアミックスが続きそうなので、予想外の新展開があるに違いない。
とは言え、松井優征の前作で歴史的名作の「真人探偵脳噛ネウロ」が単行本23巻で美しく完結したので、この「暗殺教室」も必要以上に引き伸ばしたりせずに、完成度の高いまま綺麗に終わらせてくれる事を望みたい。
posted by judas at 23:26| 東京 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | 書籍関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年07月05日

物語が大きく動きやっと面白くなってきた! アニメ化も決定してしまった「僕だけがいない街 / 三部けい」最新第6巻

img062.jpg【ネタバレあり】
【過去の関連記事】3巻まで4巻5巻
法月綸太郎や糸井重里、そして過去にアシスタントをしていた縁で書いてもらった誰よりも強力な「荒木飛呂彦」の応援コメントが話題になった「僕だけがいない街」の最新第6巻を購入。
なんと2016年1月から「ノイタミナ枠」でのアニメ化も決定している。
ランキングものにも入っていたし、前述の「荒木飛呂彦」のコメントも効き、世間的な評価はかなり高かったが、私は若干過大評価気味だと思っていたので、アニメ化はやり過ぎ(?)だと思う。
以前も書いたが、「リバイバル」という能力(ジョジョのスタンドにヒントを得た?)で、何回か同じ時間を行ったり来たりするアイディアは良かったが、あまり繰り返し過ぎてちょっと飽き気味だった。
しかも「真犯人」というのが大方の予想通りの人なので、ホントにこれでいいのか?と思っていた矢先に予想外の展開が待っていた。
「悟」の「リバイバル」は、かなり作者のご都合主義の能力だと思っていたが、こういう展開に持っていくのならば納得できる。
「矢代先生」の歪んだ人間性を形成させた過去の話もそれなりに読み応えがあったし、長い昏睡から覚めた悟と母親になった加代との再会、そしてヒキの「アイリ」と思われる女の子との遭遇等、今迄のジリ貧気味の展開から一気に惹きこまれる様になってきた。
やっと、世間的な評価に内容が着いて来た感じ。
おそらく半年近いインターバルの後発売されるであろう、第7巻が今から非常に楽しみ。
posted by judas at 21:58| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 書籍関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年07月04日

「踊れないならゲスになってしまえよ / ゲスの極み乙女。」インディーズ2ndミニアルバム

img060.jpg前にインディーズからの1stミニアルバム「ドレスの脱ぎ方」を紹介したが、今度は2ndミニアルバムの「踊れないならゲスになってしまえよ」について。
やはり、1stよりも「プログレ度」は減少している様で、まとまりは凄くあるが「好き勝手感」はあまりない。
とは言え、1.の「キラーボール」と、8.の「ホワイトワルツ」はかなりインパクトがあり「ほな・いこか」と「ちゃんMARI」の語りも入っている。
「餅ガール」「スレッドダンス」もクリップがYouTubeで観られる。
特に「スレッドダンス」は、かなりキャチーで、初期のいわゆるインディーズバンドから現在のシングルヒット連発状態のメジャー化への「過渡期的」名曲。
以前書いた様に私は、1stの「ドレスの脱ぎ方」の方が好みではあるが、この「踊れないならゲスになってしまえよ」も、完成度も上がりかなり良いミニアルバム(とは言え約30分で8曲入り)だと思う。
最近では、こっちの方を良く聴いているかも。
1. キラーボール
2. 餅ガール
3. ゲスな三角関係
4. スレッドダンス
5. いこかなでしこ
6. jajaumasan
7. ハツミ
8. ホワイトワルツ
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今回も加野クン大活躍の神回  今、日本一面白いマンガ 「サイコろまんちか / 小出もと貴」 最新第30話掲載

【ネタバレあり】
前回は世良先生がフィーチャーされたが、今回はサブキャラ陣の中でもトップクラスの人気を誇る(?)「加野」が、またまた登場する。
サイコ 基本的帰属.png
加野は、淡い恋心を持つ「奈月」さんが、水着姿が雑誌に載ったのに恥ずかしがらず堂々としている事にショックを受け「グラビアをやる女の子の心理を教えてくれないか」と、伊東に相談する。
「あれだけボコボコに言われたのに伊東に相談するとは」という宇堂のツッコミが良い。
加野と奈月がちょっといい雰囲気だった事を知り、加野を見下していた伊東は焦せりながらも、「その行動が生じた原因は、その行動をした人の中にあると思ってしまう」という心理を『基本的帰属の錯誤』と加野に説明する。
サイコ 加野 2.png
加野は納得できない様子だが、「別に.....お前に納得してもらわなくてもいいんじゃないかな......、奈月さんは」と、伊東に言われ、加野が真っ白にになってしまうコマが相変わらず最高。
ホントに加野クンは、憎み切れない素晴らしいキャラだ。
そして、奈月に「観てくれる人に、裏の顔は違うんだななんて思われたら残念な思いをさせちゃうじゃん」と、プロ意識を見せられて、自分のバイト先によく来てくれる老婦人を、勤務時間ではない故「時間の無駄だし、金も出ないし、オレのキャラでもねえ」と、ぶつくさ言いながらも、助けてあげる。
普通のマンガなら、この様子を影から「奈月さん」が見ていたりして二人の仲は進むのだが、「サイコろまんちか」は一味違う。
その様子を電柱の陰から見ていた伊東が「奈月さんはみてないぞ」と最終コマでオトす。
ホント「小出もと貴」のセンスは大好き。

サイコ 加野.png
posted by judas at 00:34| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 書籍関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年07月01日

私はコレが一番好きかも 「ドレスの脱ぎ方 / ゲスの極み乙女。」インディーズからの1stミニアルバム

img059.jpg何が切っ掛けか定かではないが(タモリのMステか?)が、「ゲスの極み乙女。」(以下、ゲス)のCDを集め始めている。
ネットでちょっと調べたら、ジャンルは「ジャズロック」あるいは「ヒップホッププログレバンド」と呼ばれているらしい。
元々、インディーズバンドの「indigo la End」「Crimson」「マイクロコズム」の主要メンバーが遊びで集まりプロジェクト的なバンドを結成したのが始まりとの事。
キーボード担当の「ちゃんMARI」は、4才の時からクラシックピアノを始め音楽短大で作曲・音楽を学んだそう(From Wiki)。
何しろバンド名が「Crimson」なので、「ゲス」のプログレッシブ的要素は、かなり「ちゃんMARI」が醸し出しているのかも(作詞・作曲は全て、ギター・ヴォーカルの川谷絵音だけど)。
その川谷絵音(かわたにえおん)とベースの休日課長は「東京農工大学」の軽音部の後輩先輩という関係だそう。
まるで、バン・E・(バーニー)カルロスの様なルックスの「休日課長」だが、ブリブリのベーステクは超カッコいい。
ドラムの「ほな・いこか」の派手で手数が多く、それでいてキレのあるドラミングも否が応でも目立つ。
芸名(?)から、大阪の人かと思っていたら東京出身との事。
現在「ゲス」のCDは、インディーズのミニアルバム2枚、メジャーフルアルバム1枚を持っているが、このインディーズからの1stミニアルバム「ドレスの脱ぎ方」が、最も「プログレ」的要素が強くて好き。
特にタイトルナンバー(?)の「ドレスを脱げ」の派手なリズムセクションとメッチャ滑舌が良い「ラッタタタラ」というスキャットヴォーカルと、非常に覚え易い「シンガロング部分」は強力。
「かたり部分」の掛け合いは、筋少(筋肉少女帯)の影響を感じさせて私は嫌いではないが、こういう「プログレ的な展開(?)」に慣れていない若い世代には、「寒い」と感じる様だ。
他の曲も、いわゆるプログレっぽい前衛感と非常にキャッチーなメロディが上手く噛み合ってクオリティが高い。
私はこの「ドレスの脱ぎ方」が一番のオススメ。
1.ぶらっくパレード
2.モニエは悲しむ
3.ゲスの極み
4.momoe
5.ドレスを脱げ

posted by judas at 23:20| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | Japaneseなロック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする