2015年08月29日

ごめんなさい、やっぱ「高台家の人々」に負けない位面白い!  「アシガール / 森本梢子」最新第6巻発売!

img091.jpg【ネタバレあり】
前巻の5巻から約7ヶ月のインターバルで最新第6巻が発売された。
掲載誌のCocohana(ココハナ)は月刊誌だが、一号あたりの掲載ページが25ページ前後と「別マ」よりもかなり少ない為、単行本のインターバルが半年以上になってしまう。
なので、前巻までの展開を忘れていたが、弊ブログの記事を読み返したりして、なんとか思い出した。
その記事では、「面白すぎる高台家の人々に集中する為に早く終わって欲しい」というようなヒドい事を書いていたが、最新6巻を読んだら、作者の「森本梢子」及び全国のアシガールファンに謝罪したい程、面白かった。
戦国時代の若君によって最後のタイムスリップを使い、現代に戻して貰った「唯」だが、歴史マニアの木村先生より「若君が永禄二年の合戦では死なず、松丸阿湖という姫君を嫁に迎えた」という歴史的新事実を聞き、弟の尊(たける)に再び過去に戻して欲しいと頼む。
過去での「阿湖」との友情や、若君「忠清」の「唯」に対する想い、宿敵「高山氏」に拉致をされてバカ息子の嫁にされそうになる「唯」、センスのあるギャグ等、今巻はかなり惹きこまれる展開で、2016年春頃発売の次巻の7巻が今から待ち切れない。
posted by judas at 22:38| 東京 ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | 書籍関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年08月22日

私の原点にして到達点 「運命の翼(Sad Wings Of Destiny) / JUDAS PRIEST」【オリジナル日本盤LP再現紙ジャケ/プラチナSHM/限定盤】2014

IMG_1119.JPG1976年に発売されたJudas Priestの2ndアルバム。
私が初めて買った彼らのアルバムで、一聴してスグに転がりまくった。
特に5.の「プレリュード」以降の旧B面の流れは「judasが選ぶ最も素晴らしいアナログレコードの片面」である、QUEENUのブラックサイドに肉薄する出来だと思う。
チャーチオルガンの様な荘厳な「プレリュード」がテープ操作で音程が急降下した矢先に、いかにもブリティッシュといった湿った音色のギターリフが突っ込み気味で入ってくる「独裁者」に繋がる。
キッチリとした整合感溢れる構成で、2本のギターがハモリながら掛け合う、ちょっと「ハイウエィ・スター」を思い出すスリリングでスピーディーがギターソロがハイライト。
続く「虐殺」は「独裁者」よりはやや遅めのテンポであるが、引き摺る様なリフと多彩な展開が本当に格好よい。
5オクターブと言われた音域を駆使して、地獄の底から響くような低音と、天空を切り裂くハイトーンのヴォーカルで物語を謳い上げる若き日のハルフォードが最高。
途中の「語り」の部分で、次作のタイトルの「Sin After Sin」というフレーズが出てくるところも鳥肌モノ。
8.の「エピタフ」はピアノをバックにしたハルフォードのディープで抒情的なヴォーカルが好き。
ラストの「暴虐の島」はハネるようなリフに乗ったアップテンポの曲で、この旧B面を締めるには相応しい凝った構成。
これまた自由自在の展開で、ハイトーンのヴォーカルに耳を奪われる。

とにかくこの「運命の翼」というアルバムは、ロック史上に残る(judas私感)超美麗ジャケットに包まれた、鉄壁の様式美を持つ完成度の非常に高いアルバム。
私が観に行った、4thアルバムの「ステンドクラス」ツアーの1978年7月の初来日公演でも、2ndの「運命の翼」から「切り裂きジャック」「生け贄」「独裁者」「虐殺」の4曲も演奏した。
昨年発売された「紙ジャケ」を今年になってようやく購入したが、紙の質感、色味、オビ、当時の2トップ「渋谷陽一」と「大貫憲章」によるライナー等、再現度が非常に高く入手できる内にもう複数枚購入しておきたいくらいだ。
☆この当時はまだ「伊藤政則」は、この巨匠たちを押しのけてライナーを書ける立場になく、ソニー移籍後の「背信の門」が初ジューダスのライナーだったと記憶している。
旧B面ばかり熱く語ったが、当然旧A面の流れも素晴らしく旧B面に負けない完成度で「生け贄」「切り裂きジャック」は初期のJudas Priestの代表曲。
Judas Prisetは4thの「ステンドクラス」で70年代的様式美路線を完結させ、その後はファンを置いてきぼりにする程の急激な新化をアルバムごとに見せ、常に賛否両論を巻き起こす事になる。

1. 生け贄
2. 切り裂きジャック
3. 夢想家I
4. 裏切り者の歌(夢想家II)
5. プレリュード
6. 独裁者
7. 虐殺
8. 墓碑銘(エピタフ)
9. 暴虐の島
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2015年08月19日

今巻で出てくるスタンドは、ピーター・フランプトンの名曲「ドゥービー・ワウ」より  ようやく全体像が見え始めたかも  「ジョジョリオン / 荒木飛呂彦」最新第10巻発売!

img073.jpg【ネタバレあり】
8巻から前巻の9巻では「クワガタ対決」という斬新な展開がメインだったが、今巻は「岩石化して死んでいく奇病」の特効薬のフルーツの秘密を知る「杜王スタジアム」の職員「大年寺山愛唱」を、広瀬康穂と東方つるぎの協力を得て定助が追うストーリー中心。
東日本大震災を起因とする杜王町の変調と、海岸線で発見された「東方定助」と「吉良吉影」の関係の謎が徐々に明らかにされようとしている。
第6部の「ストーン・オーシャン」が単行本17巻、続く「スティール・ボール・ラン」が24巻まで続いたので、この「ジョジョリオン」の第10巻はまだ中間地点あたりなのであろうが、ようやく少しずつ全体像が見え始めて来た。
最初は「???」の連続だったストーリーにもやっと感情移入が出来る様になり「流石はジョジョシリーズ!」と思える様になってきた。
また荒木飛呂彦の故郷の近くの町をモチーフにしたと言われる「杜王町」が舞台の為、作者の思い入れが強い事が予想され(前回の「杜王町」が舞台だった第4部は19巻まで続いた)、ひょっとするとスティール・ボール・ランよりも長く続きそうだ。
posted by judas at 23:09| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 書籍関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年08月17日

「高台家の人々」休載も『重大発表』があるかも?  「YOU最新9月号 / ダメな私に恋してください・第29話掲載」研修医なな子2巻が別冊ふろくに!

you.jpg【ネタバレあり】
森本梢子の出世作「研修医なな子」の単行本の1〜3巻が3か月連続で特別附録に付くという事で先月号から「YOU(集英社刊)」を買い始めた。
この月刊誌は、「サイコろまんちか」亡きあと今日本で一番面白いマンガの座に着いた(と私は思う)「高台家の人々」と、私がラブコメで一番好きな「ラブ☆コン」の作者「中原アヤ」の最新作「ダメな私に恋してください」が連載されており、私が購読していないのが不思議なくらいの雑誌だったのだが、上述の「研修医なな子」の単行本附録が背中を押し、ついに購読を始めてしまった。
そして元々不定期連載であった「高台家の人々」は今月号は休載。
しかし、「重大発表があるかも」という文字があり、これはドラマ化かアニメ化が決定したと言う事か?
やっぱ「高台家」は絶対ドラマ化が良いと思う。
若手人気女優やイケメン男子にコスプレをさせる事も出来るし。
上記2作以外では、巨匠「萩尾望都」や「宮川匡代」も連載しているが、それよりもこういった少女マンガとレディースコミックの中間誌では珍しい野球マンガの「桃栗みかん」による「群青にサイレン」が印象に残った。
尤も「野球マンガ」とは言え絵柄は完璧に少女マンガのそれだし、ストーリー的にも2人の美少年の愛憎劇(?)で、完全に「レディース好み」のマンガになっている。
それと、実力者「あいざわ遥」の「まんまるポタジェ」も意外と面白かった。
旦那の脱サラに付き合って田舎で農業&カフェを営む「塔子」と家族とご近所の人々を描いたほのぼのストーリー。
img090.jpg
普通私はこういう「ほのぼの人情系」は好きではないのだけれど、主人公の家庭よりも、その田舎に元々住む人たちの魅力に転がったからかもしれない。
ちなみに「ポタジェ」とは家庭菜園の事らしい。
あとは、最新号から連載が始まった中堅「藤井明美」の「ニコと不機嫌な執事」も期待大。
アラサーくらいの女性がキュンキュンしそうなツンデレ執事の「玄野」(くろの)が最高で、これは人気がでるかも。
ひょっとして、ドラマ化、アニメ化まで大化けするかも。
取り敢えずは、しばらく「YOU」を購読しそうだ。
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2015年08月16日

まさか、まさかの実写映画化決定! 「斉木楠雄のψ難(さいきくすおのサイなん) / 麻生周一」最新第14巻発売!

img083.jpg【ネタバレあり】
前巻の13巻で「流石にアニメ化は難しいだろう」と書いたのだが、なんとまさかの実写映画化が決定してしまった!!
キャストなど詳細は今時点では発表されていないが、マンガ原作ものの実写映画化がかなりの実績を上げている様で、遂にこの「斉木楠雄のψ難」にまでお鉢が回ってきた。
尤も、あの少年ジャンプで3年間連載を守り、累計330万部を売り上げているのだから「実写化」の話が来るのも当然と言えば当然。
私はこの作品の作者の「麻生周一」には昔から思い入れがあり「斉木楠雄のψ難」の4巻のところで彼の初連載作で、2007年頃から少年ジャンプに約一年間連載していた「ぼくのわたしの勇者学」が大好きだった事に触れている。
「ぼくのわたしの勇者学」が6巻まで続いた時も「奇跡」「編集長の弱みを握っているのでは」と 散々言われたが、「斉木楠雄」はその倍以上の14巻。
その2作の間に「彼方セブンチェンジ」という1巻で終了した作品があるにも関わらず、読み切りで何回か掲載された「斉木楠雄」が好評で連載を獲得している。
それはさておき、最新14巻では新キャラの「梨歩田依舞(りふたいむ)」が投入される。
新入生で自他共に認める美少女で、学校No.1のモテモテ少女の「照橋心美」に激しいライバル心を抱き「楠雄」をオトそうとするが、結局は失敗し心美と友達になる。
他にも「蝶野雨緑」「鳥束零太」、楠雄の両親等、既存のキャラも非常に上手く使い、ネタ切れにならない様、大変な努力と工夫をしている様に思われる。
今日の成功は我事の様に嬉しい。
posted by judas at 22:03| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 書籍関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年08月15日

中年男は簡単に若い娘の「親父転がし」に引っ掛かる、というお話  「海月と私 / 麻生みこと」最新&完結第4巻発売

img089.jpg【ネタバレあり】
「路地恋花」「そこをなんとか」という名作の作者「麻生みこと」の最新作で、昨年の年末に3巻まで購入して紹介した「海月と私」の最新巻にして完結巻の第4巻が発売された。
寡黙な中年の独身主人が営む鄙びた海沿いの宿「とびうお荘」に転がり込んできたわけあり風の美人「梢」と、その主人「のラブストーリー(?)。
「梢」が過去の浮気相手との間にできた実の娘ではないかと思い込んでいた中年主人だが、結局「梢」は地元の大手ホテルのオーナーで国会議員「竹本裕之」の隠し子である事を「梢」から知らされる。
この物語の面白さは「寡黙」で「実直」な鄙びた宿の主人が、簡単に「親父転がし」の得意な若い女性にのめり込んでいくところ。
自分と血縁関係にない事がわかったとたん、竹本のところに軟禁(単なる滞在?)されている梢を救い出す為にちょっとした冒険活劇を演じたり、竹本に正面切って対決し竹本のヤバイ秘書に殺されかけたりする。
自分のせいで怪我をした宿の主人に負い目を感じ宿に戻る梢。
本編最後の「梢」のセリフが「旦那さんにぞっこんなんだもん」ではあるが、これが到底本音とは思えずにきっと何か魂胆があるのだろうと思わせながらエンディング。
作者の「麻生みこと」は、若い女性のしたたかさと、簡単に転がされる中年オヤジの愚かさを、コンパクトにまたちょっとミステリアスに、4巻という丁度良い長さにまとめている。
posted by judas at 22:26| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 書籍関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年08月14日

実写版映画キャスト発表 かつらのチカラは偉大 「ちはやふる / 末次由紀」最新第28巻発売 太一の復帰は次巻か?

img088.jpg【ネタバレあり】
前巻の27巻のところで書いた様に、実写映画化が決定し主なキャストも発表された。
綾瀬千早は広瀬すず、太一は野村周平、新は真剣佑(まっけんゆう・千葉真一の息子)という配役。
広瀬すずはショートヘアが売りの為、全然千早っぽくないと思ったが、ハラマキの長髪のかつらを被った写真を見たら、かなりイメージが近くなった。
2016年3月・4月と前後編が連続公開(下の句・上の句)。
最近の人気マンガの実写化は「進撃の巨人」「るろうに剣心」「20世紀少年」などの様に、前後編に分け、1.5作分くらいの製作費(まとめて作れば経費削減)で、高い確率でリピーターを呼べる様に工夫している事が多い。
広瀬すずは、「海街Diary」の四女「すず」と、「千早」というかなり見た目の違う役を同時に与えられるのだから、まさに人気絶頂と言えよう。
さて、最新第28巻は、太一の退部にショックを受けた「ちはや」だが、やはり「かるた」から離れている事が苦しくてしょうがない。
自分と太一抜きでもなんとかやっていっている「かるた部」に軽くショックを受けながらも、東京都予選の会場に袴(はかま)を着て現れる。
今や実質部長の「大江さん」は当然ちはやの予選参加を許さない。
予選で絞られた4チームで行われる決勝リーグには参加を認められるが、瑞沢は白波会の先輩「坪口 広史」が顧問を務める朋鳴高校に敗れてしまう。
ここまで1ページも「太一」は登場していないが、その様子を見た太一の親友(?)「北央」のヒョロくんが「瑞沢一敗、来いよ」とメールを送る。
また、会場には「太一」の母親も姿を見せている。
恐らく、次巻では「太一」も何らかの形でチームに協力するのではないか。
「太一」ファンはもう少しの辛抱か。
posted by judas at 22:56| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 書籍関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年08月13日

またまた先の読めない展開 「宇宙を駆けるよだか / 川端志季 」最新第11話掲載冊マーガレト2015年9月感想& 「俺物語!!」 の最新35話 & 「町田くんの世界」の栄さんも大ブレイクか? そして「藤原ゆん」の1億年のボーイフレンドも良かった

【ネタバレあり】
過去の別マ関連記事【別マ8月号】【別マ7月号】【別マ6月号】【別マ5月号】【別マ4月号】【別マ3月号】【別マ2月号】【別マ1月号】
img086.jpg【宇宙を駆けるよだか】
身体の入れ替わった「あゆみ」「火賀」「しろちゃん」が、「海根然子」と「あゆみ」の身体を元に戻す為に作戦会議をするのだが、頭の切れる「しろちゃん」は、何段階か入れ替わりをする事によって元に戻そうと考えている。
その為には「海根然子」の協力が必要になり説得しようとする。
ところが「海根然子」は失踪し、「赤月」を研究している大学教授によると今後「赤月」がみられなくなる可能性が高いとのこと。
ひょっとして「入れ替わったまま今後の人生を送る」というエンディングを作者の「川端志季」は選択するのか。
またまた「川端マジック」により先の読めない展開に突入。
img087.jpg【町田くんの世界】
猪原さんに続いて、失恋した「高嶋さくら」もピュアで親切な町田くんに魅せられていく。
さくらは町田くんに「好きです」と言うのだが、元カレを忘れられない事を町田くんに見抜かれ、元サヤに戻る。
しかし、最新話で特筆すべき事件は町田くんの隣の席の「栄さん」の大ブレイク。
いかにも「モブ」っぽい造形なのだけれど、何話か前に初登場した時からかなり印象に残っていた。
この先、もっと出てくるといいなあ、と思っていたら今月号でガンガン出てきた。
主人公に魅力がなくても「猪原さん」「高嶋さん」達の「町田チルドレン」や、ナイスなサブキャラの「栄さん」等の活躍で面白くなりそう。
【俺物語!!】
先月号でやきもちを焼いた「大和」があまりに可愛くて、猛男はキス以上に進みたい気持ちが増して悶々とする。
そんな様子に自分が嫌われたと思ってしまった大和は砂川に相談しに行き、そこで「大和に手を出してしまいそうなんだ!!」という猛男の気持ちを知る。
当然「大和」の方もやぶさかではないので「きら〜〜ん」としてしまう。
そして「通う学校の違う付き合っているカップルの修学旅行は、必ず行き先と日程とついでに泊まるホテルもカブる」という少女マンガの鉄壁のセオリーがこの「俺物語!!」でも展開される。
img085.jpg【1億年のボーイフレンド / 藤原ゆん】
以前「別マSister」に掲載されたデビュー作の「この恋と...」で、画力の高さに驚いた「藤原ゆん」の最新作が別冊ふろくの「ディーコレ」に収録された。
相変わらず各キャラの書き分けがしっかり出来いて、モブキャラらしきヒロインの友達でさえはっきりした「色」を持っている。
ヒロインの好きな男の子が恐竜マニアという設定も面白いし、ヒロインのライバルとして登場する水田先輩も魅力的。
そして今回も藤原ゆんお得意の「ヒロインのライバル登場」かと思ったら、妹だったとか彼氏がいたとかの「勘違いミスリード」もあり、30ページがあっという間に終わってしまった。
実力者揃いの今回の「ディーコレ」でも、明生チナミの「インスタント彼氏」に次いで面白かった。
posted by judas at 22:19| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 書籍関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年08月12日

ハンジは似てた、シキシマ弱そう!  「実写版進撃の巨人・前篇」を観た & 単行本最新巻17巻発売!

進撃の巨人 実写.jpg
【ネタバレあり】
実写版映画「進撃の巨人・ATTACK ON TITAN・前篇」を観た。
「雷句誠」の講談社移籍第一作の「どうぶつの国」目当てで買った「別冊マガジン」でたまたま第一話を読み、一瞬にして転がった「進撃の巨人」だが、すぐに下火になった為にまさかここまでの大成功を収めるとは予想も出来なかった。
思えば遠くへ来たものだ(笑)。
人気コミックスの実写化で批判されなかったものはないと言っていいくらいなのだが、この「進撃の巨人」はそれらの中でもダントツに評判が悪いと思われる。
まず、作品中人気ナンバーワンで実質主役の「リヴァイ兵長」を登場させず、類似の違うキャラクター「シキシマ」に変えてしまった事が挙げられる。
ワンピースだったら「ルフィ」か「ゾロ」、スラムダンクなら「流川」か「花道」がいないようなもの。
原作では「ドイツ(らしい)」を舞台にしていたものを日本人が演じる為に、極力日本的に翻訳した為の措置という事で原作者の諫山創も巻き込まれているとの事。
実際観てみたら、世間で叩かれて炎上しまくっているというマイナスの予備知識が大き過ぎた事もあり「評判程には悪くないじゃん」という印象。
マンガに登場したキャラクターの中で、一番マンガに近かったのは「石原さとみ」が演じた「ハンジ」。
「ミカサ」は見た目のコピー度はかなり高いが、キャラクターの性格がかなり違う。
巨人の侵攻の際、エレンに見捨てられたと誤解し「シキシマ隊長」に心酔する。
img084.jpgマンガ版の「ミカサ」の「エレン大好き度」及び「リヴァイとのののしり合い」に萌えたファンも多いと思うので、これはちょっと失敗だったかも。
あと、時代が「人類が発展しすぎて戦争となり、人間の多くが滅んだあと」という「猿の惑星」パターンの近未来。
マンガでは、自動車なんかが絶対ない頃の中世あたりの時代設定だと思う。
映画の前篇は、エレンが巨人に食べられて巨人化し、他の巨人たちをボコボコにしてしまう所まで。
マンガでは絵がヘタ過ぎて「巨人が人間を食べる事」の恐怖や気持ち悪さが余り伝わってこなかったが、実写版では、巨人の造形が非常に不快なものとなっていて、「R指定」になっていないのが不思議なくらい。
前評判が悪すぎた為に却って好印象が残った「前篇」だが、やっぱ「後編」も絶対観ると思う。

単行本最新第17巻では王位を継ぐに相応しい資質を身に着けた「ヒストリア・レイス」の雄々しい姿が印象的。
ミカサやリヴァイを含む「アッカーマン家」の過去も徐々に明かされていく。
連載当初はこんな深いバックグラウンドは考えていなくて、殆どがあと付けで編集者と頭を絞って考えたものだと思うけれど。
少なくとも9月19日公開の後編は始まるまでは、この盛り上がりは当分続くと思う。
posted by judas at 23:23| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 書籍関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年08月11日

今巻は女子キャラ達の入浴シーンがメインか?  「もぐささん / 大竹利明」最新第6巻発売

IMG_1114.JPG【ネタバレあり】
以前、1巻2巻3巻と紹介して、ちょっとほったらかしにしていたが、ちゃんと4,5,6巻と追っかけている。
巻が進むにつれて、小口(こぐち)ともぐささん周辺に「仲間」と呼べるキャラが増えてきて、物語に幅が出てきた。
「食べ物」にからんだ仲間がどんどん増えていくところは、「ちはやふる」や「シオンリエクスペリエンス」「サイコろまんちか」等の「部活もの」で部員を集めていく過程と同様の面白さを感じる。
ベタだけれど、私はこういう「メンバー集めマンガ」が結構好き。
今巻のハイライトは、超偏食で、嫌いなものを食べていないのに食べた様に見せる特技を持っている委員長の「平ちぐみ」や、もぐささんの事を小食と誤解しているバレー部のエース「足利藤子」、もぐささんを大食いのライバルとして見ている「多部ちゃん」がみんなで揃って温泉に行くところだと思われる。
そして「富士山さんは思春期」を思わせるような、入浴シーンのサービスカットが多数入る。
中だるみを防ぐための「テコ入れ」かもしれないが、多部がもぐささんに見せる友情や、思いやりがあって優しい小口にちょっとずつ惹かれていく委員長等、結構良く練られている。
初期は、ワンアイディアものの先輩(?)の「となりの関くん」と比較もしていたが、もぐささんの方が主人公として魅力的だし物語の奥行もあり、ずっと良く出来ていると思う。
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2015年08月09日

もう「届いて」からの方が長くなった 「君に届け / 椎名軽穂」最新第24巻発売

img080.jpg【ネタバレあり】
前巻の23巻から6ヶ月という長いスパンで最新第24巻が発売された。
今巻収録の最終話が5月号掲載分(4月13日発売)なので、本来ならもう少し早く単行本が発売出来る筈なのだが、その後休載があった為の発売調整なのかもしれない。
24巻では、爽子の告白から一年経った学校祭での話が中心。
そして爽子は、一年前とは風早と付き合い始めただけではなく周囲からの評価も全く変わり、今やクラスに溶け込み充実した高校生活を送っている。
千鶴と龍、あやねとピン等、爽子周辺の恋愛(?)状況にも触れつつ、爽子と風早の進路の悩みも描いていく、というのは前巻あたりと同じ。
以前にも書いた様に、物語の進行は停滞気味だが相変わらず単行本の売り上げは好調。
今年の1月発売の23巻は、2015年上半期の単行本売り上げランキングでは、One Piece、進撃の巨人、暗殺教室、七つの大罪についで、12位にランキング(別マ関連では、アオハライドの最終巻の12巻の7位が最高)。
秋の学校祭も終わり、いよいよ進路の決定と受験シーズンに突入していくと思われるが、一体何巻まで『引き延ばす』のか、注目される。
すでに、爽子と風早の気持ちが通じ合ってからの方が、お互いの片想い期間より長くなっており、完結までの間にもう一度、1巻〜11巻あたりまでのドキドキハラハラキュンキュンする「君に届け」を読みたいものだ。
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2015年08月06日

出来ればやっぱり嶺岸さくらのエピソードはマンガ版で読みたかった  「小説版 1/11(じゅういちぶんのいち)行く春 / 中村 尚儁」

img081.jpg【ネタバレあり】
1年程前に紹介した名作マンガ「1/11(じゅういちぶんのいち)」に、小説版がある事は以前書いたが、今回はその「小説版」について。
マンガ版の最終巻に「女子の日本代表で、安藤ソラと高校時代からの顔馴染み」と紹介される「嶺岸さくら」が登場する。
それまでのストーリーに全く登場していない「嶺岸さくら」に大きな違和感があったが、ネットで調べたら「小説版」のみに登場する事が分かった。
嶺岸さくらは、U17の日本代表チームで二つ年下の「若宮四季」と親友になるが、飛行機事故で若宮四季が死んでしまいサッカーに対するモチベーションが著しく下がってしまう。
そんな時、嶺岸が通うサッカー部のない進学校でサッカー部を作ろうとビラを配っている一年生「安藤ソラ」と出会う。
何回か話している間に、二人とも「若宮四季」に深く係り合っていた事がわかり、嶺岸さくらは再びサッカーへの情熱を取り戻す。
と、いう所でこの小説版は終り、この時点では特に安藤ソラと嶺岸さくらは傑出した選手としては描かれていない。
しかし、二人の大きな可能性は暗示されており、とても出来の良いエピソードだと思う。
またこの小説版にはその他3編が収録されており、マンガ版で「1/11」ワールドにどっぷり浸かり感動した人なら是非読んでおきたい。
しかし、作者と集英社のどちら発の企画かはわからないが、嶺岸さくらのエピソードは小説ではなく、やはりマンガで読みたかった。
posted by judas at 23:36| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 書籍関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年08月04日

世間的な注目度は下がったかもしれないが、物語的には今が『ヤマ場』   「宇宙兄弟 / 小山宙哉」最新第26巻発売

img072.jpg【ネタバレあり】
これもアニメ放送が終わってイマイチ終わってしまった巻が否めないかもしれないが、昨年東京の三越デパートで始まった「宇宙兄弟展」が現在、仙台市(7/4〜8/30)と横手市(7/4〜9/23)で開催中。
昨年私が三越で観た時は大変な人出だったが、今年の仙台と横手は、どうなんだろうか?
さて、前巻の25巻では遂にムッタが宇宙に行き、最新第26巻ではちょっとした困難を乗り越えながらムッタの機転もあり無事月面に着陸する。
弟ヒビトの月面第一歩は「イエ〜〜」と叫びながらの大ジャンプだったが、ムッタは月面に降り立つ際につまづいて手を着いてしまい、「第一歩」ならぬ「第一手」になってしまう。
作者の「小山宙哉」は、ムッタの「第一歩」はヒビトを超えるインパクトが必要だと考え、かなり以前から練りに練っていたと思われる。
尤も、それ程インパクトがあったかどうかは分からないけれど。
巻末の、次巻27巻の予告てはISSのせりかさんがトラブルに見舞われるらしい。
世間的に注目度は下がったかもしれないが、物語的にはこれからが最大の「ヤマ場」を迎える。
posted by judas at 23:44| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 書籍関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年08月02日

あまり引き延ばすと完成度が落ちるかも  「きょうは会社休みます。/ 藤村真理」最新第9巻発売

img078.jpg【ネタバレあり】
私は前巻の9巻のところで、「ドラマも終了したし、そろそろまとめにまとめに入った方がいいかも」と書いたが、その気はあまりないようだ。
「田之倉クン」と婚約をして周りにも発表したにも関わらず、まだ朝尾さんの誘いに乗ってふらふら着いて行ったり、未だに田之倉クンのお母さんとの距離を詰められなかったり、青石花笑の会社に「がむしゃらに働いて、働く女性の地位を上げたい」と考える女性上司を送り込んだりと、作者の藤原真理(&編集部)はまだまだ終わらす気がなさそう。
綾瀬はるか主演の映画の出来が素晴らしかった為、ドラマが終わったらなんとなくもうマンガはいいや、みたいな雰囲気には確かになっているが、花笑には田之倉クンのお母さんを始めまだまだ障害が残っている。
あとどのくらいマンガが続くのかは分からないが、水増しや不自然な引き伸ばし工作で物語の完成度を落とさないで欲しい。

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2015年08月01日

「民王」もドラマ化され『中身入れ替わりブーム』がやってくるのか?  「宇宙を駆けるよだか / 川端志季」単行本最新第2巻発売!

img074.jpg【ネタバレあり】
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第1巻が発売されたのが2月末で、それから5ヶ月後の7月末に順調に第2巻が発売された(1巻につき5話収録なので)。
第1巻が発売された時も既に大ブレイク中だったが、今や完全に「別マ」のエースの座に君臨している。
内容は「別マ」が出る度にしつこい程書いているので、ここでは改めて書かない事に。
この第2巻で特筆すべきは、瞳に涙を湛えた「火賀クン」の表紙のカッコ良さ。
この表紙だけで何万部か売り上げアップ確実!
火賀クンのあゆみへの想いは、容姿が「海根然子」と入れ替わっても変わらない。
それどころか、より素直になる事が出来、自分の気持ちをあゆみに伝える。
この時点では、読者の女の子はみんな「火賀クン」に転がっていたかも。
以前、「アオハライド」の「咲坂伊緒」が、川端志季のストーリーテリングの上手さを絶賛していたが、毎月先の読めない展開で、我々読者を翻弄しまくっている。
「別マ」の最新8月号では、今までヒールの様にふるまっていた「しろちゃん」の真意がわかり、今度は読者は「しろちゃん」に転がりそう。
そういえば、今期のドラマの中でも結構面白いと思う、池井戸潤の「民王(たみおう)」も、親子の中身が入れ替わってしまうもので(2010年刊行)、ひょっとしたら「中身入れ替わりものブーム」がやってきて、「宇宙を駆けるよだか」も、アニメ化のみならず、実写映画化(あるいはドラマ化)される可能性lもあるのでは。
posted by judas at 21:50| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 書籍関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする