2015年09月27日

天才「星谷かおり」完全復活! しかし最大の収穫は「ほりかおる」の「さよならエバーグリーン」か 「別マSister 秋フェス01」

Sister.jpg【ネタバレあり】
「別冊マーガレット」の別冊といも言える(ややこしい)「別マSister」が、「秋フェス」と銘打って3ヶ月連続で発売される。
まず、「01」の10月号を購入。
今までは、本誌「別マ」でのスピンオフと新人作家のショーケース的「読み切り」が中心だったが、3ヶ月連続発行という事で、次世代を担うであろうマンガ家さん達に短期の連載枠を与える事が出来る。
「中河友里」「沙織」「藤井亜矢」「木内ラムネ」といった中堅から、「星谷かおり」「柳井わかな」「ほりかおる」「萩原さおり」といったフレッシュなメンバー達の連載(多分3回分)は、下手すりゃ現在の「別マ」本誌の連載陣よりも新鮮で面白かったかも。


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【ほしとくず / 星谷かおり】
デビュー作から異彩を放ち、私がかつてから「未来の別マをしょって立つ天才」と評していたが、ここ最近の1,2作がちょっと「伸び悩み」を感じさせた(あくまで私見)「星谷かおり」の初連載。
連載で、しかも一話あたりのページをたっぷり貰えたせいか、のびのび書くことができて、星谷かおりの持ち味である「ちょっと変わったヒロインとその相手役」という設定が目一杯いかされており「天才星谷かおり」の完全復活を感じさせる。
一見腹黒だけど、じつは真っ直ぐな生徒会長の造形が素晴らしいし、生徒会全員であんずの内職を手伝うシーンはメッチャうまいと思った。
3話くらいで終わって欲しくない、大きく育ちそうな作品。

img125.jpg【さよなら、エバーグリーン / ほりかおる】
うっすら名前を聞いたことがある程度で、大きな期待もなく(失礼)読み始めたが、小学校2年の夏休み以来久しぶりにおばあちゃんの住む田舎に帰ってきた「かなちゃん(要)」の造形が素晴らしくて、メッチャ印象に残った。
俺物語の「砂川」と、「黒王子」の「佐田くん」を合わせたような見た目で、「佐田くん」ばりのメリハリの利いた「ツンデレ」振りがすっごい!
典型的田舎少女の千絵は、小2の夏だけ遊んだ「かなちゃん」に「また会いたいなあ」と淡い恋心を持っていたが、帰ってきた「かなちゃん」(フルネームは古谷要)は、とても変わってしまった様に思えた。
しかし、千絵の幼馴染の仁に密かに対抗心を燃やしたり、昔千絵と一緒に雨宿りした「くまどうくつ」や、千絵が雷を怖いことを覚えていたり、抱きしめて励ましてくれたり、早くも思いっきりデレまくる。
このヘンの「かなちゃん」にキュン死に」する、読者もメッチャ多いと思う。
この「さよなら、エバーグリーン」だけで単行本化する予定なのか、一話が60ページあるもの読み応えがあって嬉しい。
アシなしでやっている為か、背景がテキトーで(またまた失礼)、女の子もそんなに可愛くないのだけれど、前述の様に「かなちゃん」が「砂川」「佐田」レベルで格好良いのと(但し性格は悪い?)、巧みに回想を織り交ぜた構成や演出が上手いので物凄く読み易い。
60ページあっても、何度も読み返せるし、読み返したくなる。
「別マファミリー」に、超強力なダークホース出現か。
posted by judas at 22:01| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 書籍関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年09月23日

「重大発表」はやはり「実写映画化」だった! 高台家の人々連載再開  「YOU最新10月号 / ダメな私に恋してく ださい・第30話掲載」ふろくは「研修医なな子」の第3巻! 次号から「伊 賀野カバ丸」が別冊ふろくに

【ネタバレあり】
森本梢子の「研修医なな子」の単行本がふろくに付くと言う事で「YOU」を買い始めた事は、9月号のところで書いたが、「研修医なな子」の次は、'79年〜'81年にかけて「別マ」に連載されアニメ化もされた程の人気を誇った「伊賀野カバ丸」の単行本がふろくに付く(何ヶ月連続なのかは発表されていない)。
「伊賀野カバ丸」は、当時「くらもちふさこ」や「河あきら」目当てで従妹の「別マ」を読んでいた時に、一緒に読んでいたので良く知って入るが、これでしばらく「YOU」を辞められない(笑)。

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☆「高台家の人々」
先月号は休載だったので、一ヶ月振りの掲載。
9月号で告知された「重大発表」は、やはり「実写映画化決定!」だった。
残念ながら、キャスト等の詳細は次号以降とのこと。
で、今月号の内容は「木絵」のマリッジブルーの妄想が中心だが、婚約者の「高台光正様」がニューヨークにいた頃の同僚の金髪美女「ホリー」が日本に転勤になりやってくる。
光正ママとの戦いも一段落着き、今後は「ホリー」がどう絡んでくるかがキモになる。

☆「ダメな私に恋してください / 中原アヤ」
黒沢の喫茶店の継続が決まり、実は超ツンデレ?だった黒沢の父親にミチコは「歩をよろしく」と頼まれる。
黒沢もミチコをふざけ半分にハグしながらもまんざらじゃない感じで、もう大団円は近いのか、と思わせられる。
歴史的名作「ラブ☆コン」の後は、クオリティは高いもののなかなかロングヒットになる作品が生み出せなかったが、ようやくこの「ダメ恋」が7巻まできたので、せめて10巻突破までは続いて欲しい。

☆「群青にサイレン / 桃栗みかん」
前回も描いたが、女性コミック誌(?)にしては本当に珍しい「野球マンガ」
とは言え、実は「野球マンガ」の皮を被った「BL」という見方もできるかもしれない。
かつて自分からエースの座を奪ったイトコに対するジェラシーと、そのイトコが持つ複雑な感情がうまく織り込まれており、かなり面白く読める作品。
しかし、なんといっても素晴らしいのが作者「桃栗みかん」の画力。
男の子が格好良いのは勿論、その男の黒い内面まで表情やしぐさで仄めかす表現力が凄い。
これは文句なく単行本が出たら買う。

☆「木陰くんは魔女。/ 小森羊仔」
初単行本の「シリウスと繭」が「このマン」にランクインして一躍有名になり、次作の「青い鱗と砂の街」も高評価だった「小森羊仔」の新作。
前2作よりもコミカルで楽しいお話ではあるが、独特の小森ワールドは健在で、今作もランキングものや賞ものに入ってくるんだろう。
私はこの路線が一番好きかも。
posted by judas at 22:49| 東京 ☀| Comment(2) | TrackBack(0) | 書籍関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年09月22日

アニメ化に続き「実写映画化」決定!  「オオカミ少女と黒王子 / 八田鮎子」最新第13巻発売!

img102.jpg【ネタバレあり】
前巻の12巻から約4か月のスパンで発売された最新第13巻も、さんちゃんと健の明るい未来を予感させる恋バナを含む「修学旅行編」の最終話や、恭也がエリカ宅を訪問する話、エリカの誕生日で散々な目に会いながらも改めて絆を深める話、「別マSiater」の掲載された恭也と健の中学生編等、今回もクオリティが高い話が並ぶ。
13巻を迎えても殆ど中だるみを感じさせないのは、流石名手「八田鮎子」
そして、ここにきて「実写映画化決定」のビッグニュースが!
非常に良くできていたアニメ放送が終了して一段落ついたかと思ったが、「アオハライド」「ストロボエッジ」「俺物語!!」「ヒロイン失格」等、「別マ」作品が次々と実写化されて成功している流れに乗ってか、この「オオカミ〜」までが実写化。
キャストは、エリカが二階堂ふみ、恭也が山崎賢人という、イマイチ馴染みのない人。
この映画の成功は「恭也」くんにかかっている!
posted by judas at 22:18| 東京 ☀| Comment(2) | TrackBack(0) | 書籍関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年09月21日

「宇宙を駆けるよだか / 川端志季 」最新第12話掲載  別冊マーガレット2015年10月号感想 & 「町田くんの世界」7話は町田くんの妹のニコちゃんの魅力爆発、そして期待の新人「酒井かをり」の新作掲載

【ネタバレあり】
過去の別マ関連記事【別マ9月号】【別マ8月号】【別マ7月号】【別マ6月号】【別マ5月号】【別マ4月号】【別マ3月号】【別マ2月号】【別マ1月号】
img115.jpg【宇宙を駆けるよだか】
失踪した[山根然子]を「しろちゃん」「火賀」「あゆみ」(中身は各々バラバラ)で探しに行こうとする。
そして「然子の事を一番よく知る人」は然子の母親である事に思い当り、然子の外見を持つ「あゆみ」は然子の母に「入れ替わり」の事を告げ、然子が行きそうなところを聞き出そうとする。
初めは信じていなかった然子の母だが、真剣なあゆみの様子に「赤月の森」にいるかも知れない事を告げる。
「しろちゃん」(外見は火賀)が「然子」に「迎えに来たよ」と手を差し伸べるところでヒキ。
なんかこれも大団円が近いのか?
しかし、全員の心が通じても今後「赤月」が発生しない可能性が高く、どうやって元に戻るか、あるいは戻らないでこのままやっていくのかはまだまだ読み切れない。

【オオカミ少女と黒王子】
アニメ化に続きなんと劇場版実写化が決まってしまった。
私は以前から「オオカミ〜」はアニメじゃなくって「ドラマ」の方が絶対良い、と主張してきたのだがようやく「実写化」になった。
キャストはエリカが「二階堂ふみ」(イマイチ知らない)、恭也が「山崎賢人」と言う事で、それ以外のキャストはまだ発表されていない様。
別マ10月号の最新51話では、以前からちらほら出ていた「進路」の話で、まだやりたい事がきまっていなかったエリカが、叔母のやっているガラス工芸に強く興味を持ちその道に進む事が示唆される。
上述の様に実写映画化が決まったばかりなので、簡単には終わらないと思うが「進路の話」が出てきている時点で終了フラグが激しく立っている。

img116.jpg【町田くんの世界 / 安藤ゆき】
初回こそ、町田くんのヘンなお母さんがフィーチャーされて「嫌な感じ」のマンガだと思ったが、それ以降は周辺キャラの出来も良く他のマンガとは違う独特の世界に慣れてくると思いっきりハマり始めた。
「町田ワールド」にいつもドキマギしてしまう猪原さんもいいのだが、今月号でフィーチャーされた町田イズムを継承している(?)妹の「ニコちゃん」も非常に魅力的で、作品自体もどんどん面白くなってきた。
世間的な人気はどうか知らないが、まだまだ終わって欲しくない。

img117.jpg【ツミホロボシ / 酒井かをり】
以前「別マSister」に掲載されたデビュー作を取り上げた「酒井かをり」の2作目(32P)がこれ。
自分の不注意で神崎くんのお弁当をひっくり返してしまった「このみ」は「罪滅ぼし」の為にお弁当を作ってくる。
周りに冷やかされたこのみは「罪滅ぼしの為」と言い訳をし、神崎を傷つけてしまう。
ストーリー的には新人感が満載だが、画力は以前に書いた様に新人にしてはそこそこ高いと思う。
男の子と女の子のキャラの顔をもっと大人っぽくできれば(例えばもう少し面長にするか、顔の幅を狭くするとか)、一気にブレイクするかも。
posted by judas at 20:56| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 書籍関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

蛍子の母「繭子」の過去編が終わり、光は蛍子に告白し、物語は収束へ?  「月影ベイベ / 小玉ユキ」最新第6巻発売!

img110.jpg【ネタバレあり】
『過去の関連記事』2巻3巻4巻5巻
前巻の5巻が蛍子の母「繭子」と光の叔父「円」との過去編の出来があまりに良かった為に、6巻冒頭の現代に戻った「蛍子」のストーリーが物足りなかった。
しかし、風の盆に参加する為に町のグループで出会う「千夏」や、千夏を好き(?)な「鳴美」と「蛍子」の心の触れ合いや、昔、観光客を殴り町から出て行った「漸次」の過去バナ等、今巻も読みどころは多い。
「蛍子」の気持ちは、かつて自分の母親と暮らしていた「円」から「漸次」に移っていくのだろうか?
6巻巻末では、遂に光が蛍子に告白してヒキ。
メインとなる過去編が終わり、話はもう収束の方向に向かっていのかも。
アニメ化もされた小玉ユキの名作「坂道のアポロン」は、9巻プラス1巻(スピンオフ集)で完結したが、ひょっとしてこの「月影ベイベ」はそれよりも早く終了してしまうのか。
posted by judas at 16:38| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 書籍関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

なんと次巻の8巻で完結 王道のようで実験的なハイレベルな作品らしい結末であって欲しい 「鉄風 / 太田モアレ」最新第7巻

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3巻〜4巻⇒約6ヶ月
4巻〜5巻⇒約10ヶ月
5巻〜6巻⇒約2年1ヶ月
6巻〜7巻⇒約1年3ヶ月
という、ほぼ不定期と言ってもいい位のインターバルで発行されていた「鉄風」の最新第7巻が発売された。
作者の「太田モアレ」が病気(病名は不明)の為にこのような状態になっていたが、上記の様に6巻〜7巻は1年3ヶ月という予想よりは短いスパンだった。
病状が好転したらしいと聞いていたけれど、裏表紙側のハラマキの文字を見て驚愕した。
なんと10月7日発売の第8巻で完結との事!
掲載誌の「Good!アフタヌーン」を読んでいないのでわからなかったが、本誌ではもう連載終了していると思われる。
今巻では、主役(?)の夏央(なつお)のストーリーよりも、表紙にもなってる「眉毛オバケ」の馬渡ゆず子がメイン。
通常のスポ根ものでは主人公になりそうな、練習熱心で格闘技を楽しむ熱血少女なのだが、相手をとことん叩き潰す事に無邪気な喜びを感じるねじれ曲がった「気持ち悪い」キャラで、ゆず子のそういった側面をクローズアップしている。
作者の「太田モアレ」は、いわゆる「主人公」らしいキャラの「ゆず子」をヒールに、大した努力もせずに、一生懸命努力している敵に難なく勝ってしまうヒール的な「夏央(なつお)」を主役に据えて、新感覚の「格闘技もの」を作り出そうとしているのではないか。
いつも書いている事だが、この作品が順調なペースで連載を続けていれば、歴史的な名作になっていたと思う。
あと一巻でどこまで「作者のやりたかった事」が詰め込めたかはわからないが、不安定なインターバルにめげずにここまでついてきた全てのファンを納得させるラストであって欲しい。
posted by judas at 15:03| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 書籍関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年09月19日

FM-NHK「今日は一日“プログレ”三昧 The4th」9月21日(祝)放送

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9月21日(祝)に、待ちに待った「FM-NHK」の「プログレ三昧」の第四回目が放送される。
放送時間は、おおよそいつも通りで午後0時15分〜10時45分。
途中、ニュースやゲストによるライブ演奏が入るものの約10時間リクエスト中心で、通常ラジオでオン・エアされる事が有り得ないようなコアなプレグレ曲が掛かりまくる。
前回の放送では私がリクエストした「鳥人王国 / トレース」が採用されオンエアされた事を書いたが、今回も既に何曲かリクエストしておいた。
(1)「Night On The Bald Mountain(はげ山の一夜) / FIREBALLET」
(2)「Did You See Him Cry / Pavlov's Dog」
(3)「I'll Be There / John Wetton」

以上3曲の共通点は、弊ブログを読んで頂いている方にはスグお分かりになるとおもう。
そしてそれらとは共通点がないのだけれど、私がいつも「イタリアン・ロック史上最高の名曲」と言いまくっている「Goblin / GOBLIN」もリクエストした。
当日放送を聴いていていてこれらの曲がかかったら私の仕業だと思ってニヤリとして欲しい。
posted by judas at 01:21| 東京 ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | プログレっぽいロック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年09月14日

次巻では3年生編が始まり、いよいよ大詰めか? 「富士山さんは思春期 / オジロマコト」最新第7巻発売

img106.jpg【ネタバレあり】
☆富士山さん関連記事、2巻3巻4巻
5巻6巻
前巻の6巻から約4ヶ月という順調なインターバル(掲載誌の「漫画アクション」は月2回発売)で、最新第7巻が発売された。
前巻では「バレー部」の遠征に伴うお泊り編がメインで、入浴シーンや浴衣姿などがあざとくフィーチャーされていたが、今回はカンバと富士山さんが子供の頃来た事がある「みさとの児童館編」や、今巻のメイン?のバレンタイン編、そして2年から3年に進級するに伴う環境の変化などが描かれる。
富士山さはバレー部の3年になり、自主練を始めカンバとの時間が減っていくが、カンバの熟帰りをランニングのついで(?)に待ち伏せして、二人は初めて強く抱き合う。
「こういうのっていつ離れたらいいのか、わからないね」という会話が初々しくもリアル。
勢いで抱き合ったはいいが「離れるタイミングが分からない」というのは、中学生カップルの「あるある」なのかも。
色々工夫をして2人の初々しい関係を描いてきた「富士山さんは思春期」だが、7巻巻末では3年生に進級し大詰めに近づいた事が示される。
最近「少女マンガ」が、ドラマ化、アニメ化と続々映像化されているが、「富士山さん」もひょっとして大詰めに近づいているのかもしれない。
posted by judas at 00:02| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 書籍関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年09月12日

「続編」「復活」があるかもしれない!! 奇跡を待とう!   「サイコろまんちか / 小出もと貴」日本一面白いマンガの最終巻3巻発売!

img109.jpg【ネタバレあり】
マンガボックスに連載されていた「サイコろまんちか」が先日最終回を迎えたが、遂に単行本の最終巻の第3巻も発売されてしまった。
かねてから「今、日本一面白いマンガ」として、細かく紹介してきたので、今回は「単行本描き下ろし」について。
何話かのエピローグ的4コマが書き下ろされていて、そのクオリティもとても高い。
また「EXTRA CASE」として4ページ物の「ブロークン・ウインドウ理論」も掲載。
「ある街のたった一枚の窓ガラスが割れているというだけで、その街の犯罪率が上がってしまう」(人は環境が悪いと悪い方向に流され易いという事)という理論で、伊藤は風紀委員の「自販機の前がいつもゴミで散らかっている」という悩みに「常に自販機周りを綺麗にしておけばゴミが捨てにくくなる」というアドバイスをする。
そして「宇堂」と「阿部」は「超ミニスカの女の子が一人現れればミニスカ合戦は始まるのか」と妄想を膨らませる。
4ページもののオマケマンガなので、他の話とは比べるべくもない他愛のない作品だが、小出もと貴のものはなんでも読みたい。
そして単行本を買ってなにより嬉しかったのは、巻末のあとがきで小出もと貴が「いつかまた続編などを発表出来たらいいなという思いから、最終話にはあえて「Last」という単語を外してもらいました。またどこかで!」という、「サイコろまんちか」復活を示唆するコメントを寄せている事。
これは涙が出る程うれしかったなあ。
【過去の単行本3巻関連記事】
第30話第29話第28話第25話第24話第23話
(ネットで発表された時の「話数」と単行本での「Case No」は必ずしも一致しない。初期の頃ネットに掲載された「話」が単行本に収録されない事が少々あった)
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2015年09月06日

「私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い! / 谷川ニコ」最新第8巻 & スピンオフ「私の友達がモテないのはどう考えてもお前らが悪い」同時発売!

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【ネタバレあり】
この「私モテ」の単行本の通常のインターバルは、おおよそ4〜6ヶ月程度なのだが、今回は前巻の7巻から約10ヶ月という長い時間がかかってしまった。
その理由は、最新巻と同時に発売になったスピンオフ「私の友達がモテないのはどう考えてもお前らが悪い」(こっちは紙媒体の「月刊ガンガンJOKER」に2013年から不定期連載されていた)の執筆に忙しく、「ガンガンONLINE」の方が休載気味だったからだと思われる。
で、当然両方買ってみた。

【私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い! 最新第8巻】
前々巻の6巻あたりから、黒木の「ぼっち度」がかなり低下してきたが、今巻の「修学旅行編」では更に進んで、同じ班の子と「友情?」らしきものも芽生えてくる。
表紙で先頭を歩いているヤンキーの「吉田」は凄くイイ奴。
メッチャ人気キャラになりそうな気がする。
そして黒木のすぐ後ろを歩いているのは、班決めで友達に裏切られて入る班がなくなってしまった田村。
旅行中も色々気を使ってくれたフツーの子。
最後を歩いているのは、仲良しグループの人数が班の定員より多かった為に最初っから他の班と行動を共にすることを宣言していた名前のないキャラ。
このキャラの顔は、マンガボックス連載中の「天空侵犯」の仮面のパロデイかも。
「小宮山」や「無神経な担任」なども、相変わらずイイ仕事をしていて、今巻は「神巻」と言っても良い程、久しぶりに激しく面白かった。
マンガボックスの「最新話」では、「田村」やその友達たちと何とか仲良くやっているらしい事が明かされる。

【私の友達がモテないのはどう考えてもお前らが悪い。】
前巻から「ビッチ」と、もこっちに言われながらも実は結構いい子の「ゆうちゃん」が大ブレイクしてきた。
元々、メチャクチャ「ヲタク好み」のキャラであったが、「小宮山」と「黒木」の間をなんとか取り持とうとする姿がいじらしく一気に人気爆発。
上記の単行本は「小宮山」「黒木」「ゆうちゃん」の3人組の中学生時代を描いた「スピンオフ」で、更に「ゆうちゃん」の魅力がフィーチャーされている。
性格の良さは中学生の頃からだが、実は2教科で通知表が「1」を取る程のマジなオバカちゃんだったのだ。
それで、「黒木」や「小宮山」と同じ高校に行けなかったのか。
尤もオバカという事がバレても、更にゆうちゃん」が大爆発しそう。
この「スピンオフ」は綺麗に完結しており、これからはやっと本編の連載スピードも上がってくるだろうと期待できる。
posted by judas at 23:58| 東京 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | 書籍関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年09月04日

もっと続いて欲しいがあと2〜3巻で完結か?  「ダメな私に恋してください / 中原アヤ」最新第7巻発売!

img092.jpg【ネタバレあり】
前巻の6巻で「そろそろまとめに入ってきたのでは?」と書いたが、今巻の7巻後半からは黒沢の喫茶店「ひまわり」を前オーナーである黒沢の祖母が売りに出そうとする。
柴田ミチコは黒沢に「結婚してくれ」とか「好きです」とかしつこく告白するのだが、相手にされずに、ミチコと黒沢の関係はなかなか進展しない。
最近毎号買っている掲載誌「YOU」ではこの「ダメ恋」の単行本7巻の続きが読めるのだが、結局黒沢の兄が名義変更して自分のものにした為、お店は存続となる。
但し、父と黒沢との確執は収まらず、それに柴田も絡んでくる。
まだまだ、続くという見方も出来るし、クライマックスに向かっているような気もする。
中原アヤ独特のテンポの良いギャグセンスが大好きなので、もっと続いて欲しいと思っているが、ドラマ化や映画化の話が来ない限りはあと2〜3巻ぐらいで完結してしまうかも知れない。
尤も、ドラマ化はキャストが超重要だけど。
posted by judas at 23:44| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 書籍関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年09月01日

今巻の主役は、手の筋と舌を切られても青徹の命令を果たした女間者だと思う 早く13巻を読ませて! 「女王の花 / 和泉かねよし」最新第12巻発売!

img101.jpg【ネタバレあり】
前巻の第11巻は「仲たがいしていると思われていた曾国の兄弟が協力して現国王の父を打ち倒す」というスリリングでドラマティックな巻であったが、最新第12巻ではいよいよ「亜妃」が母の仇とも言える「土妃」の率いる「亜国」との決戦に動きだす。
出来の悪い自分の子を守る為に「女」という事を捨て戦いを選ぶ「土妃」、争いを好まず体もあまり強くないその息子、女王の座を本気で目指し始めた「亜妃」を邪魔をしたくない為に離れて行こうとする「薄星」など、様々な角度から「亜妃」の国盗りを盛り上げていく。
しかし、今巻の最大の見どころは、「土妃」に拷問を受け手の筋や舌を切られながらも命からがら「亜妃」が王の後継者である事を証明する「玉璽(ぎょくじ)」を亜妃に届けた青徹の手下で名もなき女間者であろう。
目的を果たしたあと、最愛の主「青徹」の後を追い毒を飲み自害する。
だが、自己中心な亜妃は「手下の女間者が主の指示もなく勝手に自害する訳がない」という理論からやっと「青徹」がこの世にいないと言う事を確信し、女間者の献身はそっちのけで「青徹」の死を悲しむ。
報われたのか報われないのか微妙な女間者。
なにはともあれ、また半年後の発売になるであろう次巻の13巻では、ついに「土妃」との直接対決になりそうで、今巻でも少しフィーチャーされた土妃の戦いが嫌いなバカ息子がキーマンになる可能性大。
posted by judas at 23:57| 東京 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 書籍関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする