2015年10月28日

衝撃の完結!山内泰延は引き際が良すぎる  「罪×10(じゅうざい) / 山内泰延」完結巻第4巻発売! 

img168.jpg【ネタバレあり】
前巻の3巻から7ヶ月というインターバルで最新第4巻が発売された。
最近「ガンガンオンライン」で、「じゅうざい」(罪×10)の「枠」がなくなっていると思ったら、なんとこの最新第4巻で完結していた。
もともとあまり長く続けるつもりはなかったらしいが、連載開始早々かなりの好評を博した為、2巻以降も続けたのかも知れない。
確かに、最初の独立した「罪」と登場人物が他の「罪」とリンクを始め、ネタギレと言えなくもない状態が3巻辺りからあった。
比較的新しい「カツアゲ編」「張り込み編」もそれ程盛り上がらなかったので無理はないかも。
最後の「大誘拐編1〜3」には、他の「罪」の登場人物が続々登場してきて、特に懐かし(?)の「銀行強盗編」のキャラが出てきたのが嬉しい。
作者の「山内泰延」は、「男子高校生の日常」の時もそうだったが、あまり作品を引き延ばそうとせずに、惜しまれつつ(?)終わらせるのが好きなのかもしれない。
完結は残念だが、山内泰延独特のセンスによる最新作が楽しみではある。
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2015年10月26日

設定はファンタジー、音楽の厳しさはやけにリアル 「SHIORI EXPTERIENCE(シオリクスペリエンス)ジミなわたしとヘンなおじさん / 長田悠幸・町田一八」第5巻購入

img167.jpg【ネタバレあり】
前巻の4巻が5月に発売されていた事に気が付かず、結局7月に読んだので割とスグに続きが読めた様な気になっている「シオリエクスペリエンス」の最新第5巻を読んだ(しかも当初は11月27日に発売とアナウンスされていたので何か得した感じ)。
第3巻で軽音楽部のバンドメンバーが揃い、快進撃が始まるのかと思いきや、第4巻では、演奏面、楽曲面で早速壁にぶつかりメンバー達は各々挫折。
第5巻では、ワンピースの様に各メンバーが修行して「レベルアップ」していく様子が、丁寧に描かれる。
基本的設定は「ファンタジー」なのに、「音楽」「バンド」の厳しさは、やけに「リアル」なのが面白い。
この辺が「作者の描きたかったところ」のかもしれない。
前巻で姿を現した「カート・コバーン」の霊(?)や、シオリの兄貴のエピソードが処理されないまま宙ぶらりんになっているけれど、巻末に「この世のものではなさそうなジイさん」が出てきたので、その辺も6巻では進捗があるものと思われる。
ここにきて非常に面白くなり、「サイコろまんちか」が終了し、裁判の和解はしたものの連載が再開しない
「ハイスコアガール」に変わって、私の「現在進行形で面白いマンガ」のトップに踊り出て来た感じだ。
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2015年10月24日

DVDには超サプライズゲストも登場 「オトナチック・無垢な苦節 / ゲスの極み乙女。」初回限定盤CD+DVD

img164.jpgDisc,1(CD)
1. オトナチック
2. 無垢な季節
3. O.I.A
4. 灰になるまで
Disc.2(DVD)
1. 星降る夜に花束を (ゲス乙女集会vol.4 ~幕張編~)
2. ドレスを脱げ (ゲス乙女集会vol.4 ~幕張編~)
3. 休日課長の愛のカレー作り
4. 突撃!ゲスな六本木街頭リサーチ

10月14日に発売になった「ゲスの極み乙女。」の最新シングル「オトナチック・無垢な季節」について。
商業的にも大成功を収め、今や日本を代表するバンドのひとつになってしまった感もある「ゲスの極み乙女。」
1stアルバム「魅力がすごいよ」発売以降「私以外私じゃないの」「ロマンスがありあまる」についで3枚目にあたるシングル。
メジャーデビュー以降「破天荒な部分が影を潜め小さくまとまった」という意見が多いが(インディーズ時代からのファンが御贔屓のバンドがメジャーデビューしたら必ずそういう反応になる)、1stアルバムも含めてそれからのシングルもクオリティはとても高い。
最近NHKで「ゲス乙女」(NHKの公式略称らしい)の特番を放送したが、彼らのコンサートには親に連れられた小学生くらいの子供が多く来るらしい。
「インディーズ時代から目を付けていたんだよ」という他人に自慢したいファンよりも、何の自己顕示欲のない純粋に音楽に反応した小学生に支持される方がよっぽど素晴らしい。
最新シングルの「オトナチック」は過去の作品に若干似ている部分も無くはないが、後半の各楽器のアンサンブルが高度でそのあたりだけ聴いていると、とてもシングル向けには思えないが、絵音のヴォーカルのウタメロが、一度聴いたら口ずさめ程フックがある。
そして初回限定盤についている「DVD」にこそこのシングルを買う価値がある。
1stアルバム「魅力がすごいよ」収録の「星降る夜に花束を」、インディーズからの1stEP「ドレスの脱ぎ方」収録の「ドレスを脱げ」の幕張ライブも素晴らしいし、メンバーが六本木の街に繰り出して自分達の知名度を確認する企画も面白いが、何と言っても一番の見どころは「休日課長の愛のカレー作り」だ。
ベースの休日課長がだらだらとメンバーの為に(特にDr.の「ほな・いこか」の為?)カレーを作る企画なのだが、なんとスペシャルゲストとして「ぱいぱいでか美」が登場するのだ。
「ぱいぱい」はアルバム1枚、シングル数枚を出しているミュージシャンではあるが、食えない為?最近ではヴァラエティ出演も果たした。
オバカを売りにしたグラビアアイドルとは違い、知性と個性があり私としては大ブレイクして欲しい人。
人気絶頂の「ゲス乙女」のDVDに登場したし、これからの「ぱいぱいでか美」には注目した方が良いと思う。
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2015年10月22日

これだけの設定とキャラを生み出しながらキチンとした形に出来なかったのは、作者の将来に大きな不安 「鉄風 / 太田モアレ」最新&完結巻第8巻発売

img143.jpg【ネタバレあり】
9月に発売になった前巻の7巻のハラマキに「次巻8巻で完結」と書いてあった様に、確かに一ヶ月後に完結巻が出た。
前半の異常なまでの期待感がまるでウソのような、駆け足の収束。
一応、主人公のバックグラウンドや、この様な性格になった元凶(弱い兄)について語られ、取り敢えずは「夏央」周辺の伏線の回収はなされたのではあるが、まだまだ語られないキャラも多く「消化不良」「放りっぱなし」感がかなり強い。
確かに「打ち切り」的な終わり方ではないが、本番はこれからで「マンガ家さん」によっては、ここまでを「エピソードゼロ」として発表する人もいる位だと思う。
病気で体調不良(心的な要因大?)なのは分かるが、これだけの設定、秀逸なキャラ達を生みだしておきながらきちんとした形にできないのであれば、これからもちゃんとした作品を残せるのかは不安だし疑問。
「サイコろまんちか」の小出もと貴の様に、精神的に不安定な人(?)程、名作を残せるのかもしれないが、それもなんとも切ない。
とは言え、新作が出たら買ってしまうのは見えているのだ(笑)。
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2015年10月18日

次号で完結か? 「宇宙を駆けるよだか / 川端志季 」最新第13話掲載   別冊マーガレット2015年11月号感想 & 「町田くんのせ界」8話は町田くんの幼稚園の時の英子先生&期待の新連載「ハンキー・ドリー / 渡辺カナ」

【ネタバレあり】
img150.jpg【町田くんの世界 / 安藤ゆき】
町田くんのお母さんが出しゃばってこなくなって加速度的に面白くなってきた。
猪原さんの「ツンデレ」ぶりもとても好ましいし、妹のニコちゃんの「町田イズム」も可愛い。
他の「別マ」掲載の「王道少女マンガ」とは、ちょっと「肌触り」が違っているところが良いので、あまり猪原さんとのラブストーリーばかり全面に出すと詰まらない。
今巻は、婚活に疲れた幼稚園時代の英子先生を「町田ワールド」で癒す。
長期連載になるかどうかは厳しいところだが、少しでも長く続いて欲しい。


img154.jpg【ハンキー・ドリー / 渡辺カナ】
「花と落雷」「ステラとミルフィユ」の作品を持つ「渡辺カナ」の新連載。
「花と落雷」は、変則的な設定でかなり面白かったが「ステラとミルフィユ」は人物の書き分けもイマイチで割とよくあるお話なので最後まで読まなかったくらい。
20才でデビューして既に5年たった中堅という事で、最近才能のあるルーキー達の多い集英社の「別マ」周辺作家達の競争が激しく、この「ハンキー・ドリー」は渡辺カナの正念場となると思われる。
幼馴染みの双子の男子と一緒に育ってきた引っ込み思案の「立花縁(ゆかり)」が主人公で、高校で唯一の友達になった「野間口歩(あゆむ)」も含めての「四角関係」で話が進んでいくと思う。
なんとなく設定が「咲坂伊緒」の色んな作品っぽいが、今のところは期待できそう。
タイトルの「ハンキー・ドリー」が、デヴィッド・ボウイのアルバムタイトルからとったのかどうか不明だが、「すばらしい」とか「最高の」と言う意味の「スラング」でもあるとの事。

img159.jpg【宇宙を駆けるよだか / 川端志季】
意外にも、早くも次号で「クライマックス」(最終回の事か)を迎えそうだ。
これを「名作」として騒いでいたのは私だけなのか?
やはり、ありきたりの「ラブコメ」や正統派の「胸キュン」ものでなければ、読者の支持を得られないのであろうか。
元々、短期集中の予定ではあったのだろうが、もう少し話を膨らませる事は出来なかったのだろうか。
確かに変則的な設定なので、川端志季の方もあまり大作にするつもりは無かったのかもしれない。




【インスタント彼氏 / 明生チナミ】
別冊付録「ディーコレ」に長期連載(?)されているマンガ。
最初は、編集部の気まぐれか受け狙いで掲載が続いているのかと思っていたが、作者はかなりの実力者であり、「ディーコレ」に掲載されている他の作家達(ルーキーが多かったのもあるが)とはレベルが違う。
「別マsister」のところでも書いたが、現在「別マ」の連載陣が低調な気がするので、ページ数を増やして「別マ」本誌にコンバートするべきだと思う。
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2015年10月17日

「ひょろくん」と「北央」過去最高の感動編  「ちはやふる / 末次由紀」最新第29巻発売!

img145.jpg【ネタバレあり】
前巻の28巻では、殆ど「実写映画化」とキャストについて書いていたが実はかなりの切迫した巻だった。
今巻では全国大会の東京都予選で宿命?のライバル「北央」との死闘が描かれる。
以前から、作者の「末次由紀」の「ひょろくん」への思い入れの強さは読んでいて伝わってきたが、今巻では「ひょろくん」は過去最高のフィーチャーのされ方で、強い感動を読者に残す。
「千早」や他の北央のA級メンバーのように、かるたの才能には恵まれなかったが、「北央」を愛する気持ちは人一番強い。
あの、ドSの「須藤先輩」もひょろくんには一目置いているくらいだ。
ひょろくんが連れてきた一年生は、決して最初から突出していた訳ではなく、ひょろくんがA級まで育てた。
その姿は「千早」にも「太一」を思い起こさせる。
「ひょろくん」は「太一」の一番の理解者であると言っても良いかも知れない。
遂に表紙にも「大抜擢(私は遅すぎたと思うが)」され、物語の展開や「太一」と「千早」の関係にも深くかかっているひょろくんは、素晴らしいキャラクターだ。
☆おまけ四コマを読むと、次はいよいよ千早の姉の「千歳」が本編で大活躍をして表紙をゲットする日も遠くない気がする。
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2015年10月13日

「COMICO」の方では連載が終了してるが、KADOKAWAから引き継いだ「双葉社」には頑張って貰いたい  「咲くは江戸にもその素質 / 沙嶋カタナ」最新第2巻発売

img144.jpg【ネタバレあり】
第1巻から10ヶ月というインターバルで、最新第2巻が発売された。
この「咲くは江戸にもその素質」は無料スマホアプリの「COMICO」に連載されたものだが、実はもう9月8日アップの第81話で連載は終了している。
単行本1巻につき約15話掲載されているので、もう5巻分はマテリアルが溜まっているのに、長いインターバルを経てようやく第2巻。
しかも、第1巻が「KADOKAWA/エンターブレイン」の発行だったのに、第2巻は「双葉社」から発売されている。
何かトラブルに巻き込まれたとしか思えない。
何しろオールカラーで縦スクロールという特殊な形態を紙書籍のフォーマットに直すので、かなりのコストと時間が掛かる。
故に税込で約800円という高価格になり、消費者側もそう簡単には買えない。
と言う事は売り上げも苦戦し、KADOKAWAが「利益の出にくいものは出せない」という事で、出版を拒んだのかもしれない(judas推測)。
そして「双葉社」が名乗りを上げてなんとか第2巻が出せたのではないだろうか。
それにしても「双葉社」は、何かトラブルがあってよその出版社で出せなくなってしまったものを引き受けるのが好きな(?)出版社だと思う(笑)。
昨日取り上げた「重版出来」の第6巻でも、Webマンガの管理会社が「課金ページに誘導しにくく、あまり旨味の無い仕事なので撤退する」というクダリがあったが、この「咲くは江戸にもその素質」や「サイコろまんちか」(これは作者側にも問題があるかもしれないが)等、非常に優れたマンガが不自然に終わっていくのは非常に残念。
☆とは言え「咲くは〜」は、急な打ち切り感はあまり感じられず、一応綺麗に収束させてあるのが救いと言えば救いか。
posted by judas at 23:08| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 書籍関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年10月12日

「校閲」という仕事、Webマンガの問題点等、第6巻も非常に充実  「重版出来 / 松田奈緒子」最新第6巻発売

img142.jpg【ネタバレあり】
前巻の第5巻から約4ヶ月のインターバルで「重版出来」の最新第6巻が発売された。
前巻では「レタッチ」(製版の修正作業)の技術者たちの高いテクニックや、美術関係の書籍に関わる「職人」「匠」の世界を描いたエピソードが特に印象的だったが、今巻では「行き詰った作家にやる気をおこさせる編集者のテクニック」「田舎で代々書店を営む店主の話」「ネームが通らずに中々連載が撮れない三蔵山先生のアシスタント栗山の話」等がある中で「校閲の担当者の話」がメイン。
「校閲」とは、出版される文章の誤字脱字等をチェックする「校正」的な仕事に加えて、その整合性や文章の事実関係が正しいかどうか(文章に書かれた日の天候まで)まで、確認する非常に細かく厳密な仕事。
それだけに、場面やと登場人物の気持ちによって人称が変わったり(ボク、俺等)、語尾が変わったりするニュアンスにまで修正を要求されると、作者としては必ずしも面白くない。
その辺の「校閲課」のジレンマや生きがいを描いたお話(2話に跨る力作)が今巻のハイライトか。
また、三蔵山先生のアシスタント栗山は、後輩の中田伯が苦しんだ挙句遂に「ピーブ遷移」で連載を勝ち取った事に焦りを感じ、知人からさそわれた「Webマンガ」の連載を始める。
特に厳しい担当も付かず、簡単に連載はさせてもらえるが、Web経営の会社の都合や収支によって簡単に連載が終了してしまう。
栗山も「ヒットすれば単行本が出せる」との言葉を信じ「単行本発刊」を見込んで買い物をしてしまうが、サイトを経営している会社が「課金ページに誘導する事ができなくて、あまりおいしくない仕事である」との結論をだし、マンガサイトが閉鎖されてしまう。
この辺は、非常にリアルでありWebマンガサイトでは、どんなクオリティの高いマンガでも非常に簡単に蓮氏あを終了させてしまう。
弊ブログでも度々登場する「沙嶋カタナ」の「咲くは江戸にもその素質」も物凄く面白くハイクオリティにも関わらず連載が終了している。
「作者の都合」か「会社の都合」か、ハッキリは分からないが、急に連載が終了するのはやめて欲しい。
なにはともあれ、今巻も非常に面白く、このままいくと「実写映画化」「連続ドラマ化」は確実なのではないだろうか。
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2015年10月09日

感動の「殺せんせー」の過去編 でもまだまだ完結は早い 「暗殺教室 / 松井優征」最新第16巻発売!

img129.jpg【ネタバレあり】
前巻の第15巻から3ヶ月のインターバルで最新16巻が発売された。
15巻のところで書いた様に、遂に「殺せんせー」が過去を語り始める。
天才的殺し屋で「死神」と呼ばれた「殺せんせー」が、同じく天才的な科学者の「柳沢誇太郎」により超生物に改造されていく。
誇太郎の婚約者であり椚が丘中学校E組の教師である「雪村あぐり」が監視役として付けられるが、次第に心の交流が生まれ惹かれあうようになる。
そして今回初めて明かされる話として、月が爆発して三日月になってしまった原因は、「殺せんせー」が直接破壊したのではなく、同じく実験台にされ月に隔離された「マウス」の老化により反物質が飛び出した為によるとの事。
そして同じことが「死神」にも起こると予想され、処分されそうになるところを「雪村あぐり」が自分の命を捨て守る。
そして彼女にE組の事を頼まれ、教師として椚が丘中学校に赴任してくる。
その話を聴かされたE組生徒は「殺せんせー」の命を守る方法を考えようとするグループと、やはり当初の予定通り殺さなくてならないと主張するグループとに分かれてしまう。
「実写映画化」第二弾の公開も決まり(2016年春)まだまだ完結する訳にはいかないので、我々の予想を大きく上回る展開が待っていると期待したい。
松井優征のデビュー作「魔人探偵脳噛ネウロ」が23巻まで続いたので、少なくともそれまでは終了しないと信じたい。
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2015年10月08日

要クンのツンデレ爆発 「ほりかおる」の「さよならエバーグリーン」絶好調 & 花火師テーマの「夜空に咲く / 萩原さおり」もメッチャ面白くなってきた 「別マSist秋フェス02」

sister 2.jpg【ネタバレあり】
9月1日発売の「秋フェス 01」から3ヶ月連続発売される「別マsister」の「秋フェス 02」を購入。
前回も書いた様に、中堅からフレッシュな新人たちによる8本の連載と、数本の読み切りが掲載されており、今月の読み切りの目玉は、以前初単行本「フミキリ、君の手、桜道」を紹介した増田里穂の「夏熱いろめく」で、相変わらず多感な男女の微妙な心情が描かれている。
今回は今までよりもちょっと「大人っぽい」作品。
相変わらずの安定感満点の「増田ワールド」だが、「別マ」本体で支持されるかどうかは難しいかも。
「別マsistr」の「sister」は「妹分」のニュアンスかと思っていたが、実は「別マ」より若干上の年齢層を想定している?
また連載陣は非常に充実しており、全ての作品が3回の連載で終わるのがもったいなさ過ぎる力作揃い。
下手すりゃ、現「別マ」の連載作品よりもずっと面白い。
いっそのこと「別マ」のレギュラー連載作品と総とっかえして欲しい位。

img131.jpg
【ほしとくず / 星谷かおり】
大金を稼ぎ、貧乏から脱出する為に良い成績をとり生徒会長に立候補したが、落選して副会長になってしまった「あんず」は、人を見下す為に生徒会長になった「山吹先輩」にだんだん惹かれていく。
星谷が描く女の子は同性に嫌われない程度のルックスの子が多いが、男子はいつもながら格好いい。
生徒会の4人それぞれに魅力的で、初連載としては十分合格点だが、他の作家の連載作があまりに素晴らしすぎる為にやや埋没気味か。

img132.jpg【さよならエバグリーン / ほりかおる】
これまた前回私が大絶賛した作品。
ますます、「要クン」のツンデレが爆発。
このまま「別マ」本体に殴り込めば、要くんは間違いなく「佐田恭也」のポジションを奪ってしまうだろう。
ちょっと砂川を思い起こさせるキャラでもあるので、絶対「要」フィーバーが巻き起こると思う。
また、ヒロインの「千絵」をずっと好きだった「仁」も、一途で女性読者をキュンキュンさせる事うけ合い。
ホント3回で終わらせるのは勿体なさ過ぎる名作の香りがプンプン。

img138.jpg【夜空に咲く / 萩原さおり】
連載2話目から急速に面白くなってきた作品。
画力はあまり高くないのかもしれないが、物語の作り方、運び方は極上。
ヒロインの「小柳有沙」と事実上の両想いになった、花火師志望の「鳥谷部(とやべ)」だが、修行の為に秋田に行く。
秋田で出会った写真家志望の「三吉(みよし)」は、その「鳥谷部」に好きと告白する。
「鳥谷部」と話す時はいつもビールを飲んでる「三吉」のキャラが凄く魅力的。
「別マ」本体では、いつも酔っぱらっている女の子なんて出てくる事はあり得ないので新鮮。
今月号は「有沙」が秋田を訊ねるところでヒキ。
まさか、ドロドロの修羅場になるとは思えないが、アテ馬感バリバリの「三吉」さんも幸せにして欲しい。
またこの作品は、非常に「連続ドラマ」向きだと思う。
これまた3回では終わらせて欲しくない。
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2015年10月04日

テレビアニメ化と実写映画化決定!! 全読者が溜飲を下げる展開の最新巻 「3月のライオン / 羽海野チカ」最新第11巻発売!

img127.jpg【ネタバレあり】
前巻第10巻発売時に書いた、作者「羽海野チカ」の「病気(むずむず足病)」の手術の経過も良いのか、前巻から約10ヶ月といういつも通りのスパンで最新11巻が発売された。
前巻では、本作品中最低最悪のクズ中のクズ人間として描かれる、川本三姉妹の実父が登場し姉妹のウチに転がりこもうとするが、それを阻止すべく桐山が驚愕の一手を指す。
まだ高校生になったばかりの、次女の「ひなた」と結婚すると宣言する。
「ひなた」の方は、桐山の芝居だと思い深く考えないが、桐山の方は真面目に「ひなた」や、川本家との生活を巻替え始める。
一方、三姉妹の父の誠二郎はしつこく食い下がり、新しく出来た女の元に走る為に捨てる現妻との間に出来た小さな女の子を連れて桐山や川本姉妹の前に現れ同情を買おうとする。
ここで、読者は心優しい桐山が情にほだされ誠二郎の術中にハマるのではないかと不安になる。
が、しかし桐山と次女の「ひなた」はその汚い作戦を毅然とハネ返し、読者は「誠二郎ざまあ見ろ」と溜飲を下げる事が出来る。
「ひなた」のイジメの時もそうだが、作者の「羽海野チカ」は、主人公やその周辺の人物の「敵」を容赦なく断罪する。
というのも「イジメ事件」は、作者の姪っ子の実体験に基づくエピソードなので、許せないのだろう。
今回の「誠二郎」の様な最低のクズ男も作者の周辺のエピソードを元にしているのだろうか?
また、ハラマキにもある様に「テレビアニメ化」と「実写映画化」が決定したとのこと。
桐山の苦悩を中心に描くとちょっと重めになりそうなのでメディア化は敬遠されていると思っていたが、やはり「人気マンガ」を映画にすると採算がとり易いという事だろうか。
これまた、「高台家の人々」同様、キャスティングが非常に重要。
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2015年10月03日

「天才星谷」の魅力が詰まった記念すべき初単行本 「かれこれきらきらまち / 星谷かおり」初単行本発売!

img128.jpg【ネタバレあり】
かねてから私が「別マの未来をしょって立つ天才」と色んなところで書いていた「星谷かおり」の初単行本「かれこれきらきらまち」が発売になった。
収録作は「かれこれきらきらまち」「MILK」、「クリアーカラー」「グッバイデイジー」「ラッキーストライク」の5作。
これも過去に何度もかいたが、星谷作品の特徴は「ちょっと変わった性格のヒロイン」
通常、少女マンガのヒロインに多いのは、読者を投影させた「地味で目立たなくてどこにでもいる様な女の子」というパターン。
ところが、星谷作品は「特に引きこもりという訳でもないのだが、猫の絵を描く為に学校に来ない女の子」や「野球部のグランドの傍を歩いていたらボールに当たったり、理科の実験で前髪が燃えたりする非常についていない女の子」等がヒロインの場合が多い。
なので、他の作品の中に埋没しにくく凄く印象に残り易い。
そして、女の子は同性に好かれ易い愛嬌のある可愛さで、男の子はかなり格好良く描けている。
集英社の雑誌でも、マンガ家を目指す同年代や先輩が非常に沢山いると思うが、向上心さえ失くさなければ勝ち抜いていける逸材だと思う。
但し、この初単行本に、私にとって一番インパクトのあったマンガスクールのデビュー賞に輝いた16ページのデビュー作「美人の彼方」が収録されていないのは非常に残念。
posted by judas at 22:27| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 書籍関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年10月02日

「実写映画化決定」も、キャストはいつ発表? 今巻もメッチャ充実の面白さ 「高台家の人々 / 森本梢子」最新第4巻発売!

img124.jpg【ネタバレあり】
私が以前「YOU」の最新刊を紹介した時書いた様に「実写映画化」が(ようやく)発表された。
詳細はまだまだ明かされてはいないけど、宣伝とキャスト次第ではかなり当りそう。
単行本最新第4巻は、高台家光正の妹「茂子」と弟「和正」の「恋バナ」のその後がフィーチャー。
私は長男「光正」と「木絵」の本線のラブストーリーよりも、「木絵」の妄想を通した「茂子」と「和正」の反応の方が面白いので、この美形の妹と弟はいつまでも登場して欲しい。
特に、弟「和正」と、未だに長男「光正」に未練がある獣医の純先生のお話は素晴らしく面白い。
それ以外は、木絵の実家を光正が訪問する話、そして「高台3兄妹」が子供の頃に出会った、一族以外に「他人の心」が読める女性「春田佳穂」の話、光正の母「由布子」が遂に「木絵」と「光正」の結婚を許すも木絵がマリッジブルーになる話、など今巻も珠玉の名編が並ぶ。
中でも、「高台一族以外で人の心が読める女性」の話は秀逸で、この「春田佳穂」には是非また登場して欲しい。
posted by judas at 01:16| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 書籍関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする