2016年07月28日

ついに復活!ハイスコアガール祭り開催中!「最新単行本第6巻発売&新装版1〜5巻&最新話掲載ビッグガンガン8 月号同日発売!」

【ネタバレあり】
以前から書いていた様に、7月25日に「ハイスコアガール」連載再開となる「月刊ビッグガンガン8月号」、約2年間発売が延期されていた最新単行本第6巻、そして既刊の1〜5巻の新装版「ハイスコアガールCONTINUE」が同時発売となった。
当然、私は約2年間の鬱憤を晴らす為に上記の物を全部購入!
単行本最新第6巻の内容は、毎月掲載誌のビッグガンガンを購読していたので(しかもこの2年、何度も何度も読み返していた)熟知しているが、やはり通しで読むと格別。
内容は、今まで逐一書いてきたので割愛するけれど、6巻の最終話は、ピッタシ連載中止になる前の最終話だった。
と言う事はお約束の「ビッグガンガン最新号でこの6巻の続きが読めます!」という状態な訳だ。
幕張の「AOUショー」二人で出かけ、大野さんの家の前まで帰ってきた2人だが、大野さんが「まだ帰りたくない」とばかりにハルオの服を引っ張り「これからどうなるの?」というところで例によって爺やの車に跳ね飛ばされてヒキ。
img496.jpgそれに続く最新話では、格ゲー対決で負けてハルオを諦めたかと思われた「小春」が再登場。
ハルオと彼の親友「宮田」と、小春の家の店で再会し、ハルオの家へ行く事に。
そこには、ハルオの母と仲良くなった、大野姉妹(真と晶)がいた。
一触即発の重苦しい空気に耐えられなくなった宮田は逃げ出す始末。
そして、小春が晶にゲームで対戦を申し出て圧倒的力量の差で完敗してしまう。
ハルオと大野さんが事実上「両想い」となった再開後の「ハイスコアガール」は、やはり「小春」が再登場してかき回して物語を引っ張っていかないといけない構図なのだろうか。
新キャラ(たとえば未登場の晶と真の兄)は投入されないのだろうか。
とにかく、新展開が非常に待ち遠しく、再び毎月25日には「月刊ビッグガンガン」を求めて書店を巡り歩きそうだ。
そして、新装版単行本「ハイスコアガール・コンティニュー」についてだが、全部付け合わせて比較した訳でははが、かなり「加筆修正」部分が多い。
しかし、モメた「SNK」の会社名やゲーム名は変わらず登場しており、完全和解のようで嬉しい。
また、巻末の16ページにも及ぶ「描き下ろし」は1〜5巻のどれも非常に面白い。
本編の裏話的なものが多くて、ファンは必読である。
私の様に旧単行本を前巻持っていても、買い直す価値は十分過ぎる位ある!
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2016年07月24日

女性作者とは思えない理屈っぽい「ルール」満載のマンガ  「恋は光 / 秋☆枝」 4巻まで読破

IMG_1487.JPG【ネタバレあり】
例によって「何か面白い青年コミックはないか?」と、書店の平台をチェックしていた時に見付けたもの。
絵柄とタイトルから、以前取り上げた「恋は雨上がりのように」の様な胸キュン純愛ものだと思っていたが、読み進めていくうちにかなり違ったものである事に気が付いた。
作者は女性という事だが、まるで「デスノート」等の様に「ルール」の設定が理屈っぽい。
同じ集英社なので、ひょっとして同じ「編集担当」かと思ったら、そうではない様。

当初主人公の「西条」は「恋する女性は光って見える」と言う事でスタートしたが、話を長続きさせていく為にか(?)「その光は必ずしも好意だけではなく、警戒の意味もある」とか、「嫉妬しても光る」とか、ストーリー展開の都合上、コロコロと変化していく。
そして、西条を廻る3人の女性「東雲」「宿木」「北代」の中でも最も読者の共感を得られなさそうな「東雲」を西条がマジで好きになったり、「宿木」とお試し交際をして、予定通り別れたのに「恋の喪に服する」とか言い出し半年誰も好きにならない様にしたり、「主人公」の西条が読者の望まない方に動きすぎる。
当然、テクニックとして読者を惹きつける為にキャラ達には予想外の行動をさせなかればならないのだが、読者はあまりに「西条」に感情移入できない。
むしろ、最初から「西条」の事を好きだと正々堂々(?)と主張している「北代」が一番、魅力的である。
結果的には「北代」と恋人関係になるのだろうけれど、あまりに作者のご都合が過ぎるのものどうかと思う。
でも、5巻も6巻も(あれば、それ以降も)絶対買ってしまうと思う(笑)。
posted by judas at 23:26| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 書籍関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

高台家の人々は「茂子のカミングアウト編」始まる 「YOU最新8月号 / 高台家の人々 最新第38章掲載」 桃栗みかんの画力の高さは相変わらず素晴らしい  そして、シタラマサコが可哀想過ぎるので、早く変な企画ものから自由にしてあげて欲しい 

【ネタバレあり】
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【高台家の人々】
高台家の長男「光正」は、悩んだ挙句自分がエスパーである事を「木絵」に告白し、それを持ち前のポジティブな思考で受け入れた彼女と幸せな新婚生活を送っている。
大学の友人だった「浩平」と恋人同士になった、光正の妹「茂子」はそんな兄を羨ましく思い、自分もテレパスである事を彼氏に告白しようと悩み始める。
仙台の学会から浩平が帰ったらテレパスである事を打ち明けようと茂子が決心したところでヒキ。
来月号〜再来月号で「茂子編」はヤマ場を迎えるのであろうが、兄と同じように恋人に受け入れてもらえるのか、拒否されて悲しい結末が待っているのか?
末弟の「和正」が好きな獣医の「純先生」は、木絵同様受け入れそうだが、浩平君は必ずしも受け入れてくれなさそうな気がする(judas私見)。
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【群青にサイレン】
もう連載一周年になる様で、7/25には単行本第3巻が発売される。
私が月刊「YOU」を買い続ける大きなモチベーションの一つであるこの「群青にサイレン」ではあるが、修二がピッチャーを諦める事や、過去に自分からピッチャーの座を奪った空(そら)とバッテリーを組む事の葛藤が長すぎて、やや展開が遅くなってしまった。
但し、桃栗みかんの画力と線の美しさはホントに素晴らしく、他の連載マンガの中でも群を抜いている。
勿論、画力が全てではないけど、私の基準としては「画力」の重要度はそんななに小さくない。
来月号こそ、二人の仲が良い方向へ進展する事を期待したい(バッテリーとして、もBL的な意味合いでも)。

その他では「ダメな私に恋してください」は障害になると思われたミチコのお父さんもあっさり攻略し、もうハッピーエンドしか見えないが、まだまだ終われない事情があると思われるので、なにかしらの障害を伴った新展開はあるのだろう。
私が以前から絶賛している「まんまるポタジェ」(あいざわ遥)も相変わらずの高クオリティ。
今月号に登場した、塔子が自動車教習女所で知り合った短大生の「奈緒」もキャラが秀逸で、今後レギュラーとして登場して欲しい程(奈緒の家がブルーベリー農家で、母親が作ったブルーベリーのケーキが奈緒の店で販売される様になった為、これからも登場する可能性はあるけど)。
世間的には相変わらず人気が高い「おそまつさん」は、いつもシタラマサコが痛々しくって可哀想で、あまり積極的には読んでいないが、シタラ節は冴えわたっている。
この変な企画ものが終わって、早くシタラマサコを自由にして挙げてほしい。
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2016年07月21日

ありふれた設定でゆるゆるの展開 これで何故売れる 「そうしそうあい / りべるむ」単行本第1巻発売

img464.jpg【ネタバレあり】
これまた最近話題のwebマンガサイト「pixivコミック」に掲載中の人気?マンガ。
ハラマキにあるように「発売即日重版」の大ヒットで結構速攻で買ったつもりだったが私の買ったのは2016年2月22日発行の「初版第二刷」のもの(第一刷は同年1月31日)。
いかにも「平台ウケ」しそうな明るくて綺麗な色使いのシンプルな表紙と「オールひらがな」のフックのあるタイトル。
これはデザインの勝利とも言えるかも。
さて、内容の方はヤンキーと真面目な優等生の女の子のラブストーリーという余りにありふれた題材で、それが何故「発売即日重版」というヒットに結びついているのか、チェックする意味で買ってみた。
短い「恋人あるある」の連続で、形式は4コマではないが、実質4コマエピソードを羅列していると言ってもよいレベル。
胸キュンも二人の間に立ちふさがる障害もなく、ほとんどギャグ4コマに近い肌触り。
また、作者がこの2人の主人公よりも、ヤンキーの「そうし」の友達の「菊池」に激しく感情移入している為に焦点がボケて、読んでいても入り込めない。
作者には「プロ意識」が希薄で(尤もネットマンガに「プロ意識」はいらないのかも)、これからも突然面白くなったりしそうもないマンガ。
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2016年07月15日

真相はまだまだ予想がつかないが「あさひ」が怪しい? 今回も登場人物の名前で遊び過ぎ 「箱庭のソレイユ / 川端志季」単行本第1巻発売!

img389.jpg【ネタバレあり】
初の連載作「宇宙を駆けるよだか」を当初から注目していた弊ブログではあるが、ランキングものの上位に入る程世間で受け入れらるとは思わなかった。
初単行本「青に光芒」も、変則的で先の読み難い短編が揃った新人離れした作品集で、「アオハライド」の咲坂伊緒もそのストーリー作りを絶賛している。
「宇宙を駆けるよだか」がコンパクトに全3巻で終了し(設定上、あまりだらだら伸ばせないので妥当なところか)、矢継ぎ早に始まったのが「箱庭のソレイユ」だ。
編集者、読者の殆どが「『よだか』の次の連載作こそ川端志季の正念場で、これを当てたらトップレベルのマンガ家の仲間入り」と感じており、本人のプレッシャーも半端ない筈だが、易々と「宇宙を駆けるよだか」を超えてきた。
今のところ登場人物はそう多くないが、ヒロインの「あさひ」が小学生の時、美術教室で出会った「天使」こと「宿谷点治」(登場人物の名前が不自然なのは前作同様、皆の名前がしりとりで繋がるとか言った「仕掛け」があるのは確実)、その「天使」が殺害したとされる美術教室の教師「戸張有希」と、姉の仇を打とうとする弟の「戸張伊月」など、意味ありげで思わせぶりな人物ばかりで期待度は大きい。
そして1巻の最後の方で、「天使」は「あさひ」のクラスに転入してくる、というシリアスミステリーなんだかラブコメなんだか予測不能の展開を見せた所でヒキ。
私は、真犯人は「あさひ」の様な気もするし「有希先生」は「天使」を守る為に自ら死んだような気もするし、今のところは材料が少なすぎて、真相は分からない。
posted by judas at 23:56| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 書籍関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年07月12日

凄く面白い! 奇を衒っているだけではなく、かなり深く描けている気がする 「私の少年 / 高野ひと深」単行本第1巻発売!

img387.jpg【ネタバレあり】
これも、例によって「何か面白そうな青年コミックはないか?」と「平台ハンティング」していた時に見付けたもの。
とにかくハラマキの「30歳OLと、12歳小学生」「この感情は....母性? それとも....。」というアオリ文が強力で、殺傷力?抜群!
最初の書店では、ハラマキを確認しただけでスルーしたが、この日2軒目に廻った書店では、このアオリ文が効いているのか、平台でボコッとそこだけ(「私の少年」のトコだけ)凹んでいたのだ。
ここでスルーしちゃうと、発行部数が超少ないマンガを買い逃した時の様に書店を何件も探し廻るハメになりそうだったので、さっさと購入。
初めは、その癖のある絵柄にやや馴染めなかったが、読み進むうちにそれも全く気にならなくなった。
というのも、その奇を衒ってメディアに取り上げられる事のみを狙ったと思っていた「題材」は、事の他上手く綺麗に練り上げられて、人物達が深く掘り下げて描かれているからか。
編集者が言うところの「人間が描けている」って言う状態?
話の作り方が凄く上手いのは、やはり作者の頭が良いから?
30歳の「多和田聡子」は、公園でサッカーの練習をしていた少女と見紛う美少年の「早見真修(はやみましゅう)」と出会う。
最初は、親からはあまり愛情を得ていない様子の真修への同情(あるいは母性)で始まった関わり合いだが、次第にもっと違うものへと変わっていきそうだ。
上述の様にその過程が「奇を衒った」だけのものではなく、読者が納得するような気持ちの変化が描かれている。
どんどん惹き込まれていき、早く続きが読みたくなるのだが、掲載誌は「月刊アクション」とwebマガジンの「Pixiv コミック」で、Pixivの方ではこのコミック第1巻の続きの第5話が読めるので、もう何度も読み返している。
本当に、今一番注目しているマンガと言っても過言ではない。
因みに、作者の「高野ひと深」は、【「す」のつく言葉で言ってくれ】というタイトルのガチガチのBLものを以前書いている。
posted by judas at 00:32| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 書籍関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年07月10日

まずは「隠し事」と「描く仕事」のダジャレを思い付いたところから始まった?  「かくしごと / 久米田康治」単行本第1巻発売

img361.jpg【ネタバレあり】
「勝手に改蔵」「さよなら絶望先生」「じょしらく(原作のみ)」「せっかち伯爵と時間どろぼう」など、人気マンガを発表してきた久米田康治の最新作「かくしごと」の単行本第1巻が発売された。
主人公の「後藤可久士(ごとうかくし)」は、ちょっとエッチで下品な人気マンガを少年誌に連載中のマンガ家で、妻を亡くし(?)男手一つで娘の「姫」を育てている。
そしてこのマンガの「キモ」は、その娘に自分の職業をいかに隠していくのかというところ。
むしろ、「隠し事」と「描く仕事」というダジャレ(?)を思いついたのが先で、すべてはそこから始まったのかもしれない。
「絶望先生」の時も「糸色望(いといろのぞむ)」という名字の糸と色を合わせると「絶」という字になることn気が付いてからのタイトル決定、コンセプト決定だったと思われるので、元々、久米田康治はその様な「言葉遊び」ありきのところがあるのでは。
まあ、そういったコンセプトよりも「マンガ家あるある」がかなり出てくるので、そちらの方が面白いかも。
冒頭や巻末では娘の「姫」が数年後に父の隠した秘密に気が付いた姿が描かれている。
第2巻では過去を遡る形で物語がすすんで行くものと思われるが、このペースだとあまり長く続けることは難しそう。
早ければ2巻、頑張っても3巻ぐらいで完結しそう。
posted by judas at 00:31| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 書籍関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年07月07日

当初は予定がなかったであろう「第二部」で、もぐささん達と再会できる 「もぐささん / 大竹利明」最新&完結第10巻

img363.jpg【ネタバレあり】
食いしん坊な女の子がどうやって隠れ食いするかをネタにしたワンアイディものだった「もぐささん」も遂に第10巻で取り敢えず「第一部」が終了。
途中、なかだるみや「??」と思える展開もなくはなかったが、もぐささんの愛らしいキャラクターと、小口のもぐささんや彼女の友達たちを思いやる心にほろりときて、結局最後の10巻までついてきてしまった。
画力もそれ程高くなく(失礼!)読者をぐいぐい惹きつけるストーリー展開もないのだが、やはり主役カップルの好感度の高さが人気の秘密かも。
最後の最後にお互い告白し合ってハッピーエンド。
連載開始初頭からすっと買い続けていたので「完結」の文字を見た時はちょっと寂しかったが、よくみると「第一部完結」という事で「第二部」があるらしい(私は掲載誌のヤンジャンを読んでいないので知らなかったが、第二部は大学進学の為に東京に出てきた「もぐささん」を描いているらしい、と言う事は実家を継ぐ小口とは遠距離恋愛?)。
巻末には作者のあとがきがあり、そこでは「もぐささんはこれで完結です」とか「大竹は修行に入ります」「面白いマンガを目指して一から出直してきます」など、「第二部」がある事については全く触れていない。
最終ページの広告やハラマキのみで「第二部」開始!と宣伝しているのみ。
恐らくは連載終了時点では「第二部」の構想はなかったのだが、その後再開を望む声が編集部の予想を大きく超えて集まり、「第二部」が決定したのではないだろうか。
posted by judas at 23:59| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 書籍関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年07月05日

今までの少女マンがのパターンだと「国松クン」とハッピーエンドだったのに  「圏外プリンセス / あいだ夏波」最新&完結巻第7巻発売!

img377.jpg【ネタバレあり】
前巻の6巻が2月末に出たので、順調に4ヶ月のインターバルで第7巻にして完結第7巻が発売。
前巻の巻末で既に第7巻で完結する事が明かされていたが、もう少し続くと思っていたのでやはり残念。
乙女ゲーの「姫☆パラダイス」に登場する「星夜」そっくりの「森園彼方」となんだかんだあった末に、両想い寸前までいった美人(みと)。
前巻の予告であの「国松」クンが再登場すると知って、私は、やはり「森園彼方」ではなく、最後は「国松クン」とハッピーエンドになるんだなあ、と予測していた。
「国松クン」はひったくり犯を「森園彼方」と協力して捕まえた事が切っ掛けで、現在の変わった「美人(みと)」と再会する。
美人(みと)の気持ちが「森園」にある事を悟った「国松クン」は、二人をくっつける為に一役買い、去っていく。
今までの少女マンガでは、やはり最初に好きになった人に「初志貫徹」で固執しそうだが、イマドキは、お金持ちと条件もよく、ゲームのキャラにそっくりな「森園彼方」の方とまとまってしまう。
敢えて条件の悪い方とハッピーエンドになっても読者の感情移入を得られないから?
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2016年07月03日

莫大なセールスを挙げている西尾維新の「伝説シリーズ」のコミカライズだけど、2巻は買わないかも 「悲鳴伝 / 原作:西尾維新、作画:光谷理」 第1巻発売

img359.jpg【ネタバレあり】
前回取り上げた「少女不十分」と同じく「西尾維新」の原作による作品。
調べたら、これを含む「伝説シリーズ」は現在も続行中の超長編シリーズらしい。
何事にも感動しない主人公の「空々空」(そらからくう)や、萌え〜な美少女「寸刻み」等、いかにもコミックファン受けしそうなキャラが続出なのだが、ストーリー的にあまり面白くない。
西尾維新は「ジョジョシリーズ」のスピンオフや「戯言シリーズ」を途中まで読んだが、キャラの奇天烈さやネーミングの不自然さは他と差別化は図れているものの、ストーリー展開に惹かれるものは余りなかった。
この「悲鳴伝」もコミカライズしてこの程度という事は、文章だけの小説を読んだらかなりネガティヴな感想を持ってしまいそう。
十代や二十代の若者から絶大な支持を得ているのは、特にストーリーに凝った仕掛けがなくさらっと読み流しても支障がないからなのだろう(何しろ「ライト」な小説なので)。
以前購入して紹介した事がある「めだかボックス」の原作が西尾維新では一番面白かったかも。
posted by judas at 23:37| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 書籍関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年07月02日

少女に「拉致監禁」されたとあるが、実は逆に少女を手元から離したくないだけ? 「少女不十分 / 原作:西尾維新 作画:はっとりみつる」単行本第1巻」発売

img335.jpg【ネタバレあり】
書店の平台で面白そうなマンガをハンティングしていた時に引っ掛かった作品。
タイトルと表紙の絵柄から「エロ系?」と一瞬思ったが、版元が講談社で原作者が「西尾維新」なので、まあそこまで「アダルト」じゃないだろううと思って購入(ちなみに掲載誌は「ヤンマガ」)。
主人公は、西尾維新が若い頃の自分を投影(?)したかの様な作家志望の大学生。
彼が、友達と一緒に交通事故に遭遇した小学4年生の「U.U」(何故かイニシャルでしか明かされない)が、歩きながらやっていた携帯ゲームをちゃんとセーブしてから、トラックに引かれた友達の元に駆け寄るところを見てしまう。
ゲームをセーブしてから友達(明らかに即死)に泣きすがるのが、作者が意図する程異常とは思えないのだが、その姿を見られた為に大学生にカッターナイフを突きつけて、自分の家に連行して物置に監禁してしまう。
家族の姿が見えないので、親が旅行に行ったか「U.U」が親に置き去りにされたのかはまだ明らかにされていない。
ここまで読んで圧倒的に違和感を感じたのは、いくらカッターナイフを突きつけられても楽勝に脱出できるのではないかという事。
西尾維新は「こんな事が明らかになったら恥ずかしいから」と大学性に語らせて脱出しない説明にしているが、彼が進んで監禁されている様にしか見えない。
これは「監禁されたという体(てい)」ではあるが、実質自分が少女の元を離れたくない為の言い訳の様。
「少女に監禁される」という、ある意味少女好きにとっては「夢のようなシチュエーション」を描いているかのよう。
流石は、ラノベ界の帝王!
この辺の「ヲタク読者の願望」を非常に良く分かっている。
途中から、この大学生があまりに「ヘタレ」なので読むを止めたくなったが、一応「西尾維新作品」なので、これから面白くなるのと信じて最後まで読もうと思った。
タイトルと表紙のインパクトで多くの書店では平台に積んであり、ひょっとしたら今後大ブレイクがあるかもしれないけど。
posted by judas at 23:24| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 書籍関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする