2014年06月04日

「雛月」が助かって未来はどう変わる 「僕だけがいない街 / 三部けい」最新第4巻発売!

img368.jpg【ネタバレあり】
3巻まで読んだ時にも書いた様に、時間を遡って再び過去を生きる事が出来る【再上映(リバイバル)】という、まるで、かつてチーフアシスタントを務めた「荒木飛呂彦」の『スタンド』の様な能力を持つ少年が、親の虐待で死んでしまった少女を救おうとする話。
SF設定ながら、登場人物がすべて怪しい「犯人さがし」的要素が強い『本格ミステリー』仕立てで、クセの強い絵柄ながら知らず知らずの内に結構ハマって、新刊を書店の平台で見つけるや否や即レジへ持っていく程のファン(?)にはなっていた。
三部けいは[ハイスコアガール」の為に毎月購入している「月刊ビッグガンガン(スクエアエニックス刊)」に連載されている「Steal And Dead」の作者でもあるが、そっちの方は何度読んでもあまり面白いとは思わなかった(単行本を買ってまとめて読んだら印象は変わるのかも知れないけど)。
なのでこの作品が「マンガ大賞2014」で2位にランキングされたのは、過大評価とばかりは言い切れない魅力があるのだと思う。
またストーリーだけではなく「雛月」「ケンヤ」「悟の母」「アイリ」等、魅力的なキャラが多い。
特に、親に虐待される「雛月加代」のけなげさには多くの読者が胸を突かれるだろう。
悟やその母、ケンヤ、矢代先生等の努力で過去は変わり、4巻末で「雛月」は児童相談所により母親と引き離され、虐待死は避ける事ができた様に思われる。
ただし、まだまだ回収されていない伏線は多く(悟の母が勤めていた「加渡島建設」やそこの社長、またアイリと雛月の関係、連続殺人事件の犯人等)、これでハッピーエンドとは到底思えない、というかこれで終わったら私は激怒する。
「雛月」の虐待死回避により、未来がどう変わったのか。
悟の【リバイバル】も、各年代に渡ってこれから何度も繰り返されると思われる。
月刊誌の「ヤングエース」連載の為、3巻と4巻のインターバルが6話分の約半年だったので、5巻の発売日は順調なら12月頃か。
それまでこの込み入ったストーリーを覚えていればいいけど(笑)。
☆蛇足だが、2巻の「荒木飛呂彦」の推薦文に感動したが、3巻の「山田悠介」4巻の「糸井重里」にはガッカリ。
posted by judas at 00:14| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 書籍関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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