2016年06月05日

この「ジャケット」にした勇気は凄い 「No Jacket Required / PHIL COLLINS」(Deluxe Edition 2CD)

IMG_1458.JPG昨年あたりから始まったフィル・コリンズのソロ作品の「デラックス・エディション化」だが、今年の4月にようやく、フィルのソロキャリアの内でも「アルバムチャート全米・全英No.1」「同一アルバムから2曲の全米No.1ヒット」等、最大の成功を収めた3rdアルバムの「No Jacket Required」が発売された。
リアルタイムでは当然発売と同時に買った訳だが、全曲のクオリティの高さに驚いた。
先行シングルと言っても良い「One More Night」が既に大ヒットに兆しをみせていたが、A面1曲目のSussudioを聞いた瞬間完全にノックアウトされた。
当然の様に第2弾のシングルとして発売され、当然の様に全米No,1になった。
それ以外にも「Don't Lose My Number」「Only You Know And I Know」「Inside Out」、コンサートのクライマックスに演奏される事が多い「Take Me Home」など、全ての曲が素晴らしい。
このDeluxe Editionでは「We Said Hello Goodbye」というボートラがDisc.1に追加されてる。
phil collins.jpgリアルタイムで驚異的な完成度に衝撃を受けたアルバムだけに「Take Me Home」の後に曲が続くのは如何なものか(その曲の出来は決して悪くないが)。
そして、目玉のDisc.2は13曲収録の内、10曲がライブ。
「いつどこで」というデータは記されていないが、恐らくはこのアルバム発売時のツアーのものだと思われる(すなわち、私が観に行ったソロとしての初来日ライブの頃)。
当然、油の乗り切った絶頂時の雰囲気が堪能できる。
特にハイライトの「Take Me Home」は10分近い熱演。
また3曲の「Demo」は、かなり完成系とは距離があるラフスケッチの様な状態。
最近、Deluxe Edition的なものが増えて「Demo」も多く放出される様になったが、完成形と区別が付きにくいものが多い中、非常に「Demo」然としていて好感が持てる。
そしてこのシリーズの最大の特徴は「ジャケット」
このDEには現在のフィル・コリンズの顔が使われている。
これだけを見たらそれ程違和感がないかもしれないが、オリジナルジャケト比較すると、無茶苦茶老けた感が殊更強調される。
このジャケにした勇気は本当にスゴイと思う。

Disc.1
1.Sussudio
2.Only You Know And I Know
3.Long Long Way To Go
4.I Don't Wanna Know
5.One More Night
6.Don't Lose My Number
7.Who Said I Would
8.Doesn't Anybody Stay Together Anymore
9.Inside Out
10.Take Me Home
11.We Said Hello Goodbye
Disc 2
1.Sussudio (Live)
2.Don't Lose My Number (Live)
3.Who Said I Would (Live)
4.Long Long Way To Go (Live)
5.Only You Know And I Know (Live)
6.Easy Lover (Live)
7.Inside Out (Live)
8.Doesn't Anybody Stay Together Anymore (Live)
9.One More Night (Live)
10.Take Me Home (Live)
11.Only You Know And I Know (Demo)
12.One More Night (Demo)
13.Take Me Home (Demo)
posted by judas at 22:10| 東京 ☀| Comment(2) | TrackBack(0) | プログレっぽいロック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
今の自分でジャケを撮り直したのはいかにもイギリス人っぽい諧謔だと思いますけどね。

90年代にイ・プーが25周年だったか30周年だったかで出したベスト盤にも"25(30)年後のイ・プー"として特殊メイクで老人になったメンバーの写真が使われていましたけど、その時を迎える前に解散を決めてしまったのは残念です。
Posted by fxhud402 at 2016年06月20日 23:16
fxhud402さん、コメントありがとうございます。

>今の自分でジャケを撮り直したのはいかにもイギリス人っぽい諧謔だと思いますけどね。

確かに非常にイギリス的ですよね。
「人間は老いても音楽は不変」だとか、色んなメッセージが込められていそうです。
Posted by judas at 2016年06月21日 00:45
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