2016年06月16日

実写映画化、ドラマ化すれば第ヒット確実か  アラフォー、アラフィフオヤジ達の甘酸っぱいファンタジー 「恋は雨上がりのように / 眉月じゅん」最新第5巻まで読破!

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【ネタバレあり】
常に読んでいる本の最新刊をみんな買ってしまい「何か目新しいマンガ」はないかと思い探していたら、ついコレを買ってしまった。
「恋は雨上がりのように」というフックが全然なくて地味なタイトルだが、第1巻の「俺だけは認めてやろう!!」という島本和彦の応援文だけはなんとなく覚えていたのが理由かも。
「マンガ大賞」や「このマンガがすごい!!」でも、ランクインしていたのは勿論知っていたが「ベタな恋愛もの」という触れ込みだったのでスルーして来た。
ところが、読んでみるとその「ベタな恋愛もの」に見事に転がってしまった。
冴えない45才のファミレス店長に高校生2年の美少女「橘あきら」が真っ直ぐに恋をする。
これだけで、世のアラファー、アラフィフの「スピリッツ読者」の男性がどれだけ夢をみられた事か。
作者の「眉月じゅん」は性別こそ明確にされていないようだが、その経歴を観ると明らかに女性。
なんと、あの由緒ある(?)集英社主催の「金のティアラ大賞」の第一回銅賞受賞者の一人だった。
この賞の金賞に賞金はなんと500万円という、数多くの「新人マンガ賞」の中でもダントツの高額さ。
但し、金賞受賞者は第一回のみで、それ以降の受賞者はいない。
「金のティアラ大賞」の銅賞までに入った作家さんで、現在も活躍している人は、あの「シリウスと繭」の「小森羊仔」や、「シャルロッテ」の「城綾音」、別マシスターで私が大絶賛した「さよならエヴァーグリン」の「ほりかおる」くらいか。

話を元に戻すと、ケガをして陸上をあきらめた「橘あきら」の美少女っぷりがスゴイ。
また、小説家を密かに目指していた店長の造形も素晴らしく、表面的なラブスーリーだけでない深みも十分ある。
あきらの店長への想いをたまたま知ってしまった「加瀬亮介」も、実はとてもツライ恋をしていた。
最新第5巻に登場する、亮介に想われる血の繋がっていない姉の「珠子」のキャラが最高で、これで一気に話が面白くなり、加瀬のいままでの行動も合点が行った。
そして、あきらのバイト先の友人「西田」の、あきらをおっかけて同じファミレスでバイトを始めた「吉澤」への恋心も辛く悲しい。
このマンガのテーマは「報われない恋心」だと思われるが、あきらの店長への気持ちはだんだん届いて来た様。
とは言え「マンガ大賞」「このマンガがすごい」等でもランクインし、5巻の初版までが累計130万部の大ヒットとなっているだけにそう簡単には大団円を迎える訳にはいかない。
アラフォーオヤジのファンタジーとして、「映画化」「ドラマ化」すれば大成功を収めるであろう。
おそらくは今年の11月頃の発売になるであろう、第6巻が今から待ち切れない。
posted by judas at 23:07| 東京 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 書籍関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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