2016年07月12日

凄く面白い! 奇を衒っているだけではなく、かなり深く描けている気がする 「私の少年 / 高野ひと深」単行本第1巻発売!

img387.jpg【ネタバレあり】
これも、例によって「何か面白そうな青年コミックはないか?」と「平台ハンティング」していた時に見付けたもの。
とにかくハラマキの「30歳OLと、12歳小学生」「この感情は....母性? それとも....。」というアオリ文が強力で、殺傷力?抜群!
最初の書店では、ハラマキを確認しただけでスルーしたが、この日2軒目に廻った書店では、このアオリ文が効いているのか、平台でボコッとそこだけ(「私の少年」のトコだけ)凹んでいたのだ。
ここでスルーしちゃうと、発行部数が超少ないマンガを買い逃した時の様に書店を何件も探し廻るハメになりそうだったので、さっさと購入。
初めは、その癖のある絵柄にやや馴染めなかったが、読み進むうちにそれも全く気にならなくなった。
というのも、その奇を衒ってメディアに取り上げられる事のみを狙ったと思っていた「題材」は、事の他上手く綺麗に練り上げられて、人物達が深く掘り下げて描かれているからか。
編集者が言うところの「人間が描けている」って言う状態?
話の作り方が凄く上手いのは、やはり作者の頭が良いから?
30歳の「多和田聡子」は、公園でサッカーの練習をしていた少女と見紛う美少年の「早見真修(はやみましゅう)」と出会う。
最初は、親からはあまり愛情を得ていない様子の真修への同情(あるいは母性)で始まった関わり合いだが、次第にもっと違うものへと変わっていきそうだ。
上述の様にその過程が「奇を衒った」だけのものではなく、読者が納得するような気持ちの変化が描かれている。
どんどん惹き込まれていき、早く続きが読みたくなるのだが、掲載誌は「月刊アクション」とwebマガジンの「Pixiv コミック」で、Pixivの方ではこのコミック第1巻の続きの第5話が読めるので、もう何度も読み返している。
本当に、今一番注目しているマンガと言っても過言ではない。
因みに、作者の「高野ひと深」は、【「す」のつく言葉で言ってくれ】というタイトルのガチガチのBLものを以前書いている。
posted by judas at 00:32| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 書籍関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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