2016年08月16日

「私の少年」効果?で読んでみた。  クオリティは凄く高いのだけれど、ちょとと主張が強すぎるかも 「夫の弟 / 田亀源五郎」単行本2巻まで購入 

IMG_1527.JPG【ネタバレあり】
この作品を知ったのは「このマンガがすごい!」や「コミックナタリー大賞」のランキングではなく、私が現在最もハマっているマンガである「私の少年」の単行本第1巻の後書きマンガに名前が出てきたから。
「私の少年」の作者である「高野ひと深」は当初、「私の少年」をアラサー男性と女子小学生という設定で構想していたらしいが、編集担当からボツにされたので苦し紛れに男女の性別を逆転させたら、企画が通ったそう。
連載が決まってタイトルは「私の少年」で行こうとなった際に「高野ひと深」が「弟の夫」に似すぎていませんか?と、担当に質問した事によって、私は初めて「弟の夫」の存在を知った。
当初「弟の夫」と聞いて、昼ドラみたいな「ドロドロの不倫もの」と思ったが、よ〜く考えてみると「ん、妹や姉の夫ではなく、弟??」と、ようやく設定を正しく理解した。
あの「高野ひと深」が素晴らしい作品と言っているのでこれは絶対買わねばと思った訳。
単行本を買う前に「月刊アクション」の9月号で最新話を読んで、噂に違わず面白いと思ったので、2巻まで出ている単行本を購入。
確かに斬新な設定で物語運びも上手いが、やや「同性愛者」に対しての作者の主張が強すぎるのが気になる。
作者の「田亀源五郎」は、「ゲイエロティックアーティスト」を標榜するゲイのマンガ家で、その筋の雑誌では多数の作品を残した巨匠という事。
しかも、かなりハードな作風らしい。
一応、この「弟の夫」は、主人公?の「弥一」とその小学生の娘「夏菜」、そして亡くなった弥一のゲイの弟「凉二」とカナダで正式に結婚していたマイクとの心温まる?お話。
ただ、各話の間に入る「ゲイの抑圧や権利についての解説」や、子供の夏菜に説明するゲイに対しての偏見など、かなり作者の主張が強い。
勿論、決して悪い事ではないが、「ゲイマンガ作品」としては、よしながふの「昨日食べた」の様に、淡々とゲイあるあるを描いて貰っていた方が「「ゲイって大変なんだろうなあ」と感情移入し易い。
意外な事だが「ゲイマンガ」はゲイ当時者が描くよりも、女性やノンケ?の作家さんが研究して書いた方が引き込まれやすいと思った(judas私見であって、全然偏見ではない)。
私は、BLは余り面白いと思わなくても「ゲイマンガ」にはむしろ好意的なくらいだから。
posted by judas at 23:59| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 書籍関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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