2016年09月14日

映像も小説版も既に存在 実はコミカライズだった 画風が違ったら印象が変わったかも 「彼女と彼女の猫 / 原作:新海誠、漫画:山口つばさ」単行本を買ってみた。

img011.jpg【ネタバレあり】
書店の平台で見つけた本。
平台では明らかにこの本のトコだけ凹んでて「何故だろう?」と訝しんだら、ハラマキを見て大納得。
今や「歴史的大ヒット」となりつつあるアニメ映画「君の名は。」の原作者で監督である「新海誠」の原作だったのだ。
この前の日曜日に、ある洋画を観に郊外型の大型シネコンに行ったのだが、早朝からめったに無い様な大混雑だった。
原因は明らかに「君の名は。」だった。
映画は観てないので分からないが、ガンガン流れるTVCMや、映画紹介コーナーなどでチラリと観た映像はまさに「美麗」だった。
「光」を驚異的にリアルに表現する事で有名な「京都アニメーション」をも凌駕するような「光」の表現の美しさ。
やはりその「監督」と「原作者」である「新海誠」が原作者であり「推薦文」を書いていれば、確かに売れるだろう。
調べてみると、この「彼女と彼女の猫」は既に新海氏による短編アニメが存在しているそうだし、原作の小説の発売されている。
ということはこれは「コミカライズ」作品と言っても良いのかも知れない。
私はその辺の予備知識が全くなく買ったので、「私の少年」の様な美しく切ない物語が展開されると期待したのだけれど、特に大きく心が動かされる事もなく、淡々と物語は進む。
社会人一年生の不安に揺れる女性と、彼女に拾われた猫の交流(一法的な猫視点だが)が描かれているだけ。
実家の母は新しい父と住み始め、自分に好意を持ってくれた男性に「可愛くて好きだった」と言われ、「頑張っているところが好きと言って欲しかった」と振ってしまった様(これも猫視点)。
この作品はやはり「新海誠」の映像美があって初めて感動作になる様な気がする。
こう言っては悪いけど、作画ももっと画力や表現力が高い作家さんが描いていたらもっと印象は変わったかも。
posted by judas at 00:12| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 書籍関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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