2016年09月24日

「金魚すくい」という題材の珍しさだけではない、独特の雰囲気を持つ作品 「すくってごらん / 大谷紀子」全3巻購入!

IMG_1549.JPG【ネタバレあり】
前回取り上げた大ヒット小説のコミカライズ「ばくは明日、昨日のきみとデートする」の作画担当の「大谷紀子」の代表作「すくってごらん」(全3巻)を買ってみた。
この作品は「このマンガがすごい!2015」のオンナ編で14位にランクインしたそう。
確かに名前だけはうっすら記憶に残っている。
オンナ編で20位以内に入っているのなら一度は買ってみようかと触手を伸ばしたはずだが、その時は買うに至らなかった様だ。
というのも「このマン」のランキングは内容のクオリティの高さよりも、題材のユニークさ、既刊冊数の少なさで高位にランキングされる事が多いのでイマイチ信用していないからだ。
しかし、前述の「ぼくは明日〜」の絵柄に好感を持ち購入。
世間的には「題材の面白さ」が話題になった様だが、確かに今まで知らなかった「金魚すくい」業界?の事は興味深かった。
奈良の大和郡山市は「金魚」の町で、売り物にならない「はじかれた金魚(小赤という種類が多いらしい)」を使って「金魚すくい」の腕を競い合っている。
ここでは「全国大会」も行われるとの事。
内容はと言うと、東京の大手銀行で失敗をして、大和郡山へ「左遷」されたエリート銀行員が「金魚すくい」に魅せられていく過程を描く。
「金魚すくい」の「掬い」と「救い」をかけて、色々な人たちが「救われていく」というお話。
強くオススメはしないけれど、「大谷紀子」の絵柄と相まっていい雰囲気の作品になってる。
「このマン」にランクインされたにも関わらず、3巻で完結したところも潔くて良い。
posted by judas at 23:46| 東京 ☀| Comment(2) | TrackBack(0) | 書籍関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
何か表紙が"ちはやふる"っぽいような気が……ともあれ、金魚すくいだけで3冊も出しているのがすごいと思います。

意外な業界の意外な話というと、とあるDVDのおまけで付いていた漫談家"こらあげんはいごうまん"さんのネタが面白かったです。この人はTVの電波に乗らない一人ナイトスクープみたいな潜入取材をやっていて、この時は駅のゴミ箱に捨てられている雑誌を集めてきて売っているホームレスの人の組織に潜入した話をしていました。
Posted by fxhud402 at 2016年09月24日 23:50
fxhud402さん、コメントありがとうございます。

>何か表紙が"ちはやふる"っぽいような気が

鋭い!!
実はこのマンガ、「ちはやふる」と同じ掲載誌の「BE LOVE」(講談社)連載でした。
同じ「コミックス表紙デザイナー」を使っている可能性は大です。
タイトル文字の置き方とか、登場キャラを一巻づつアップでフィーチャする手法も初期の「ちはやふる」そのままですね。
Posted by judas at 2016年09月25日 00:56
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/442197864

この記事へのトラックバック