2016年10月14日

作画のはっとり氏の功績は大きい 「少女不十分 / 原作:西尾維新 漫画:はっとりみつる」 最新&完結第3巻発売

img028.jpg【ネタバレあり】
前巻の第2巻から約2ヶ月というハイペースで「少女不十分」の単行本最新第3巻が発売された。
「小学生の少女に誘拐・監禁される」という冒頭の設定が2巻が終わるころにはまったく崩壊して、いつでも逃げられるのに、西尾維新を投影したと思しき語り部の大学生は、少女が気になって(魅入られて?)ずっと少女のウチに留まり続ける。
今巻では少女との入浴など、ますます男子の夢を体現していく。
そして、同居を続ける内に少女の奇妙な行動は、親がノートに書いたルールに従ったものだといういう事が判明していく。
大学生はようやく2階の両親の寝室へと足を踏み入れて、両親が互いに殺しあって死んでいる(そんな事は可能なのか)のを発見。
遂に少女は限界に達して倒れ、眠りに就く為に大学生に何か「お話を聞かせて」くれるよう頼む。
そこでした話を元に彼はプロの作家として生活していける様になるというオチ。
この事件から10年後にその少女は新人の編集者として彼の前に現れるというラストは蛇足の様な気もするが、こういう胸キュン的なエンディングを加えておいた方が、映像化された時に効果的なのを西尾維新氏はよく知っている。
まあ、あらすじだけ追うとなんという事のない話のようだが、やはり作画の「はっとりみつる」の絵柄がこの作品の世界観をより分かり易くしていて、はっとり氏の功績は大きいと思う。
posted by judas at 22:56| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 書籍関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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