2016年10月17日

新海誠は「再会」するというシチュエーションが好き?  私は種子島の「花苗」派だった 「秒速5センチメートル / 原作:新海誠、漫画:清家雪子」

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【ネタバレあり】
「君の名は。」の歴史的大ヒットを飛ばした、新海誠が2007年に発表したアニメーション映画のマンガ版。
マンガ版の方は2010年〜11年にかけて「アフタヌーン(講談社刊)」に連載されたもの。
タイトルの「秒速5センチメートル」は花びらの落ちる速度との事。
静岡から転校してきた「明里(あかり)」と長野から転校してきた「遠野」は、お互い慣れない東京での生活のせいもあり自然に惹かれあう。
二人とも合格した私立中学への進学を目前にして「明里」は、栃木の岩舟へ引っ越ししてしまう。
その内、遠野の方も鹿児島の種子島への転校が決まる。
種子島へ行くと会う事が難しくなると思い遠野は栃木まで「明里」を訪ねる。
降雪という障害が立ちはだかるがなんとか二人は出会う。
この辺の流れは非常に胸キュンもの。
そして物語は「種子島編」に。
種子島に住む「花苗」は転校してきた「遠野」を好きになり、サーフボードに立てたら告白すると決める。
しかし、どこか遠い人の事を見ている「遠野」に気付き、告白できないが「遠野」を好きだという気持ちは捨てられない。
この後、社会人になった「遠野」とその彼女の「理紗」の「東京編」もあるが、私はやはり種子島の「花苗」が一番、健気で好きだ。
原作アニメでは、大人になった「遠野」と「明里」が踏切ですれ違い、お互いが誰かを瞬時に理解するが、声を掛ける事もなくそのまま分かれる、というところで終わりらしいが、マンガ版では種子島へやってきたサーファーの青年から告白された「花苗」が、自分の気持ちに決着を付ける為に東京へ行き、「遠野」らしき男を見かけたところで終わり。
マンガ版では、「花苗」のハッピーエンドで終わりそうな雰囲気が示唆されているが、どうなるかは正確に描かれていない。
それにしても、新海誠は、離れた二人が「再会」するというシチュエーションが好きなようだ。
posted by judas at 23:36| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 書籍関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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