2016年06月25日

来日祈願 2017年のプログレフェスでもいいけどギャラ高そう  「Seventh Sojourn / THE MOODY BLUES」

img334.jpgFBでのちょっとした気掛けで、Moody Bluesの「Seventh Sojourn」を購入した。
1stから7thの「童夢」までは、リマス+ボートラ盤がCDでウチにあったのだけれど、この「Seventh Sojourn」だけはCDで買い直しをしてなかったから。
何故ならアナログ盤を聴いた時の印象が余りにも穏やか過ぎてフックが殆どなく、買い直しても聴かないと思ったから(唯一、キャッチーな「I'm Just A Singer(In A Rock And Roll Band)」は、持ってるベスト盤に収録されていた)。
ところが、ネット(含むFB)で私が識者と思っている方々の多くが「Seventh Sojourn」をMoody Bluesの最高傑作、あるいは一番好きと推されている。
そう言う事もあり、もう一度検証?し直す為に、リマス+ボートラ盤をオーダーした。
初っ端の「Lost In A World」から熱量低めの抑えたナンバーなのだけれど、しつこく聴き直したら「So Many People」という奥で聴こえるリフレインが結構耳に残る。
「For My Lady」もこのアルバム屈指の穏やかで盛り上がりのない曲(笑)なのだけれど、非常に美メロでMoody Bluesらしい「優しさ」溢れる名曲か。
続く「Isn't Life Strange」は、べスト盤に収録される事が多い曲で、このアルバムの中でも有名曲。
アナログ時でも印象に残ってた曲ではあるが、それ程好きでもないのは、今も昔も同様。
むしろ、旧B面のトップに置かれた「You And Me」が、今回見直して一番転がった曲。
8.の「I'm Just A〜」の次にアップテンポな曲で冒頭のシンフォニカルなストリングス(メロトロン?)のオーケストレーションが高揚感を醸し出す。
そして本編ラストの「I'm Just A Singer」は、前作の「Story In Your Eyes」で確立し、「Voice」「Gemini Dream」へと継承される「ソフト・ドライビングな(ハード・ドライビングに対する私の造語)Moody Blues節」の超名曲で、私は彼らの曲で一番好きな曲(今回、見直した「You And Me」と争うけど)。
とにかく、このアルバムを聴き直したことで「Moody Blues マイ・ブーム」が再燃してしまった。
現在も、バリバリツアーをしている様なので、是非来日して欲しい。
ギャラが、CamelやHackettより段違いに高そうだが(やはり全米ヒットを数多く持っているし、全盛期メンバーも意外と残っているから?)、プログレ・フェスで来てくれるとメッチャ嬉しい。

1. Lost In A Lost World
2. New Horizons
3. For My Lady
4. Isn't Life Strange
5. You And Me
6. The Land Of Make-Believe
7. When You're A Free Man
8. I'm Just A Singer (In A Rock And Roll Band)
以下ボートラ
9.Isn't Life Strange (Original Version)
10.You And Me (Beckthorns Backing Track)
11.Lost In A Lost World (Instrumental Demo)
12,Island
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2016年06月21日

華やかな曲は少ないが珠玉の名曲集  「The Chapters Live / SAGA」

img332.jpgSAGAは以前から結構好きで集めていたが、当時は中々手に入り難かった「The Chaperts Live」がアマゾンでも入手しやすくなったのでオーダー。
「Chapters」というのは、初期のSAGAのアルバムには2〜3づつ入っていた「組曲?」のパーツ。
例えば大ヒット作「Worlds Apart」には、「No Regrets(Chapter Five)」「No Stranger(Chapter Eight)」の2曲が収録されいて、分かり易く副題?がついていたが、決して番号順に収録はされていなかった。
まあ、Rushの「Fear」シリーズみたいなものだが、完結?まで16パートもあった。
途中、中断はあったものの復活して、1978年の1stから2003年の「Marathon」まで25年かけて完成。
原則的には、ジャケットにトンボ?みたいな羽を持った虫的なモノが登場しているアルバムには(勿論「Marathon」までの)「Chapter Series」の曲が1〜2曲は収録されている。
Disc.1にあたる「Chapter Eight」までは、非常に良く聴いた曲が多いのだけれど、Disc.2の「Chapter Nine」以降はイマイチ馴染みが薄かった。
最初のインパクトこそあまり強力ではなかったが、聴き込むとかなりプログレ色も強く、転がってしまった。
もともと「Chapter Series」にカウントされる曲はそのアルバムのリードトラック的な曲は少なく、隠れた名曲的ポジションが多かったのだ。
それをこうして並べてみると、珠玉の名曲集に聴こえるから不思議だ。
特に後半は、通常のベスト選曲よりもむしろSAGAの魅力を分かり易く伝えているような気がする。
まあ、特段強くオススメはしないけど。
Disc.1
1. Chapter One: Images 5:03
2. Chapter Two: Don’t Be Late 6:33
3. Chapter Three: It’s Time 4:09
4. Chapter Four: Will It Be You? 6:38
5. Chapter Five: No Regrets 4:02
6. Chapter Six: Tired World 6:40
7. Chapter Seven: Too Much To Lose 3:18
8. Chapter Eight: No Stranger 6:23
Disc.2
1. Chapter Nine: Remember When 5:30
2. Chapter Ten: Not This Way 3:04
3. Chapter Eleven: Ashes To Ashes 4:48
4. Chapter Twelve: You Know I Know 4:17
5. Chapter Thirteen: Uncle Albert’s Eyes 5:03
6. Chapter Fourteen: Streets Of Gold 4:11
7. Chapter Fifteen: We’ll Meet Again 5:43
8. Chapter Sixteen: Worlds Apart 6:44
posted by judas at 23:49| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | プログレっぽいロック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年06月14日

「Duke」発表後だけにアルバムの【流れ】は素晴らしい 「Face Value / PHIL COLLINS」 現在の顔の「Value」を問うているのだろうか 

IMG_1462.JPG先日紹介した、Phil Collinsの3rdアルバム「No Jacket Required」に続いて、今回は1stソロアルバムの「Face Value」を。
時期的には、Genesisの『裏最高傑作』との呼び声が高い「Duke」の後に発表された事もあり、曲の流れ、構成は「Duke」を思わせるところもある。
「No Jacket Required」が、大ヒットシングルを連発した事からも分かる様に、一曲一曲の出来が素晴らしく「珠玉の名曲集」と言えるに対し「Face Value」は、2大ヒットシングルはあるものの、小品を積み上げて大きな流れを作っているアルバム。
特に旧A面の終盤に当たる「The Roof Is Leaking」「Droned」「Hand in Hand」にお流れは秀逸。
また旧B面も、Philの「EW&F大好き病?」が炸裂する「Thunder And Lightning」から始まり、ポール・マッカートニーを思わせる軽快でキュートな「I'm Not Moving」と、ムーデイに歌い上げるしっとりした「If Leaving Me Is Easy」を経て、The Beatlesの屈指の名曲の「Tomorrow Never Knows」のスケールの大きなカバーで大きな流れを作り幕を閉じる。
人それぞれの好き好きかもしれないが、コンセプトアルバムという程明確ではなくとも、私は起承転結が分かり易く流れがあるアルバムが好きなので、一曲一曲のクオリティが驚異的に高い3rdアルバムよりは1stの「Face Value」の方を聴くことが多い。
face value 昔.jpgこの1stのデラックスエディションも3rdアルバム同様ジャケットに現在のフィル・コリンズの「顔」を使っている。
「現在の自分はこうである」という意思表示だと思うが、やはりオリジナルのジャケットと比べると時間の持つ残酷さを痛感せずにはいられない。
でも、イイ顔にはなったけどね。
Disc.1
1.In The Air Tonight
2.This Must Be Love
3.Behind The Lines
4.The Roof Is Leaking
5.Droned
6.Hand In Hand
7.I Missed Again
8.You Know What I Mean
9.Thunder And Lightning
10.I'm Not Moving
11.If Leaving Me Is Easy
12,Tomorrow Never Knows
Disc.2
1.Misunderstanding (Live)
2.If Leaving Me Is Easy (Live)
3,In The Air Tonight(Live)
4.Behind The Lines (live)
5.The Roof Is Leaking (Live)
6.Hand In Hand (Live)
7.I Missed Again (Live)
8...And So To F (Live)
9.This Must Be Love (Demo)
10.Please Don't Ask (Demo)
11.Misunderstanding (Demo)
12,Against All Odds (Demo)
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2016年06月05日

この「ジャケット」にした勇気は凄い 「No Jacket Required / PHIL COLLINS」(Deluxe Edition 2CD)

IMG_1458.JPG昨年あたりから始まったフィル・コリンズのソロ作品の「デラックス・エディション化」だが、今年の4月にようやく、フィルのソロキャリアの内でも「アルバムチャート全米・全英No.1」「同一アルバムから2曲の全米No.1ヒット」等、最大の成功を収めた3rdアルバムの「No Jacket Required」が発売された。
リアルタイムでは当然発売と同時に買った訳だが、全曲のクオリティの高さに驚いた。
先行シングルと言っても良い「One More Night」が既に大ヒットに兆しをみせていたが、A面1曲目のSussudioを聞いた瞬間完全にノックアウトされた。
当然の様に第2弾のシングルとして発売され、当然の様に全米No,1になった。
それ以外にも「Don't Lose My Number」「Only You Know And I Know」「Inside Out」、コンサートのクライマックスに演奏される事が多い「Take Me Home」など、全ての曲が素晴らしい。
このDeluxe Editionでは「We Said Hello Goodbye」というボートラがDisc.1に追加されてる。
phil collins.jpgリアルタイムで驚異的な完成度に衝撃を受けたアルバムだけに「Take Me Home」の後に曲が続くのは如何なものか(その曲の出来は決して悪くないが)。
そして、目玉のDisc.2は13曲収録の内、10曲がライブ。
「いつどこで」というデータは記されていないが、恐らくはこのアルバム発売時のツアーのものだと思われる(すなわち、私が観に行ったソロとしての初来日ライブの頃)。
当然、油の乗り切った絶頂時の雰囲気が堪能できる。
特にハイライトの「Take Me Home」は10分近い熱演。
また3曲の「Demo」は、かなり完成系とは距離があるラフスケッチの様な状態。
最近、Deluxe Edition的なものが増えて「Demo」も多く放出される様になったが、完成形と区別が付きにくいものが多い中、非常に「Demo」然としていて好感が持てる。
そしてこのシリーズの最大の特徴は「ジャケット」
このDEには現在のフィル・コリンズの顔が使われている。
これだけを見たらそれ程違和感がないかもしれないが、オリジナルジャケト比較すると、無茶苦茶老けた感が殊更強調される。
このジャケにした勇気は本当にスゴイと思う。

Disc.1
1.Sussudio
2.Only You Know And I Know
3.Long Long Way To Go
4.I Don't Wanna Know
5.One More Night
6.Don't Lose My Number
7.Who Said I Would
8.Doesn't Anybody Stay Together Anymore
9.Inside Out
10.Take Me Home
11.We Said Hello Goodbye
Disc 2
1.Sussudio (Live)
2.Don't Lose My Number (Live)
3.Who Said I Would (Live)
4.Long Long Way To Go (Live)
5.Only You Know And I Know (Live)
6.Easy Lover (Live)
7.Inside Out (Live)
8.Doesn't Anybody Stay Together Anymore (Live)
9.One More Night (Live)
10.Take Me Home (Live)
11.Only You Know And I Know (Demo)
12.One More Night (Demo)
13.Take Me Home (Demo)
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2016年05月23日

内容的にも興行的にも大成功?  「プログレッシブ・ロックフェス2016」に行ってきた。 

IMG_1437.JPG
行ってきました、2012年以来約4年ぶりの日比谷野音の「プログレッシヴ・ロックフェスティバル」
様々な事情があり中断していたが、今年突如復活。
詳しい内容は、後日まとめるとして、ホントにホントに良かった。
キャメルは、20日に観た六本木のワンマンよりもメンバー達の熱意がガンガン伝わってきて(特にアンディ・ラティマー)非常に感動的だった。
骨髄移植が必要な重篤な病を患った人とは思えない元気さ。
これは、またそう遠くない内に再来日と言う事もあるかもしれない。

そして、フェスがあると毎度の事ながら、やたらTシャツが増える(みんな心当りがある「フェスあるある」(笑)。
今回も三種買ってしまった。
黒字にオレンジが鮮やかなキャメルTシャツは、当初買う予定ではなかったが、一昨日書いた様に「アンディ・ラティマー」がステージで着用していたのを見て欲しくなった。
そういう人はかなり多かった様で、サイズによっては単独公演でも品切れ。
今日の終演後、物販を覗いたら見本でぶら下げてあった最後の一枚も買われて、完全ソールド・アウト!
立ち見も出る程の大盛況、かつ当日の先行販売(開場前の1:30〜2:30)を行った事もあり物販でも利益大!
これは、次回もありだろう。
勿論、それはラインナップ次第。
キャメル程、日本人好みな大物が他に残っているのかは疑問だけれど、まだまだ動員力のある、隠れアーティスト(?)はいるので、なんとか頑張って第5回も行って欲しい。
posted by judas at 00:19| 東京 ☀| Comment(2) | TrackBack(0) | プログレっぽいロック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年05月22日

Steve Hackett クラブチッタ川崎公演に行ってきた

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昨日のCamelに続いて、今日は川崎にSteve Hackettを観に行った。
新作「Wolflight」のプロモツアーも兼ねつつ、ソロとGenesisの2部構成(休憩20分あり)で、正味2時間半近いヴォリュームたっぷりのライブ。
メンバーの力量も非常に高くて、Hackettを見事にサポートしていた。
とにかく素晴らしいの一言。
ニック・ベッグスはやはりカッコ良かった。
posted by judas at 00:39| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | プログレっぽいロック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年05月21日

Camelの単独公演東京初日、六本木EXシアターへ行ってきた。スーザン・フーヴァーさんにも会えた!

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以前、2016年プログレッシヴ・ロック・フェスにCamelが待望の来日を果たすと書いたけれど、その後単独公演も決定し、その東京初日(5/20)のライブに行ってきた。
会場は、初めて行く六本木のメッチャオサレな「EXシアター」
傾斜の付け方が映画館っぽくって、どの席でもステージが非常に良く見渡せる。
テレ朝が何年か前に建てた多目的?シアターで綺麗かつ音響的にも素晴らしいホール。
アンディ・ラティマーが難病に罹り、骨髄移植を経て奇跡的に復活したと言う事もあり、ソールドアウトだった様だ。
ライブは言うまでもなく素晴らしく感動的であり、アンデイも大病を患った人とは思えない程元気で、ギターのテクニックも全く衰えが無い様に思えた。
で、今回はライブ内容よりも、幸運にもサイン会に出席できたのでちょっとそれについて。
物販で「3,500円以上買うと抽選で40名様が終演後サイン会に参加できる」という企画があり(チッタ系は特に多い)、何と幸運にもそれに当選。
EXシアターのキャパは着席時で約920人位らしくって、約半分くらいの人がTシャツやパンフ等を3,500円以上買うとしても10倍くらいの倍率(おそらく半分以上、7〜8割位の人は何かしら買うかも)。
終演後に大学入試の合格発表の様に張り出された紙をみたら、私の前後の番号は20人近く離れていた。
あのキャメルと間近に合えてしかもサインが貰えるのだからスゴイ。
実は出かける前に、ウチの奥さんが「もしサイン会に当たった時様にCDを持っていけば?」と言っていたので一応「MOONMADNESS」のDeluxe Editionを「絶対当たるハズがないけど」とバッグに入れておいた。
それがまさかこんなに役に立つとは思わなかった。
【サイン会について】
終演後、当選者は会場前に集められ、メンバー達が軽くシャワーを浴びる位の時間待たされた。
当選を知った後結構動転していたので短く感じたが、結構待ったのかも知れない。
並んでいる間、外人スタッフの中に長い白髪の綺麗な外国人女性がいた。
大阪公演を観に行かれたFBのお友達の情報で、キャメルの作詞面を担当していてアンデイ・ラティマー夫人でもある「スーザン・フーヴァー」が一緒に来日している様だと聞いていたので、待っている間に勇気を振り絞って「スーザン・フーヴァーさんですか」(一応英語)と訊ねたら「ハイッ!」って日本語で答えてくれて、握手もしてくれた。
勿論、それなりの年齢だけど、スタイルも良く綺麗で知的な女性であった。
そして、次なるサプライズは、ステージで素晴らしいプレイを聴かせてくれたキーボード奏者の「Pete Johns」
ライブ中は全く気が付かなかったのだけれど、彼は目が不自由の様で、あの様子からするとほぼ全盲の様だ。
サインを書くときに上を向いて両手でペンを持ちゆっくりと書いてくれた。
そして、70年代からキャメルに在籍しているベースの「Collin Bass」は、過去に「3 Mustapha 3」というバンドにいた事がある(実は、ウチの奥さんは「3 Mustaphas 3」が昔から大好きだった)。
自分の前方に並んでいる人が英語が出来る人だとメンバーと長話しをしたがる為に、意外とメンバーひとりひとりの前にいる時間が長かったりする。
「Collin Bass」の前にかなり長くいる事になったので、間が持たず「ウチの奥さんは3 Mustaphas 3の大ファンだった」とつい言ってしまったら、Collinは「ファンタスティック!!」「そのバンドでも日本に来たことがあるんだよ」とか、凄く喜んでいた。
ホントに「MOON MADNESS」と一緒に「3 Mustaphas 3」のCDを持っていけば良かった。

最後にアンデイ・ラティマーの前に行ったときは、流石に緊張して「I Love Camel!!」「I Love Luna Sea!!」とか訳の分からない事を言ってしまったら「Really?」と笑っていた。
その日私は、まさかメンバーと至近距離で対面する事になるとは思わなかったので、SlayerのTシャツを着ていた。
アンディに怒られるかも、と思ったがそこは流石に大人。
特段突っ込まれる事も無く無事に終了。
ひょっとして、メンバー達は誰も「Slayer」を知らなかった?
posted by judas at 01:10| 東京 ☁| Comment(6) | TrackBack(0) | プログレっぽいロック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年05月10日

切っ掛けはタモリ倶楽部 「The Essential Jaco Pastorius」

img302.jpg何故、突然私がジャコ・パストリアスのCDを買ったかと言うと、「タモリ倶楽部」の企画で「楽器店における試し弾き」の曲ランキングのベース部門の1位が、ジャコの「The Chicken」だったから。
それ以前の、ジャこと私の接点と言えば、イアン・ハンターの2ndソロアルバム「All American Alien Boy」のタイトルナンバーでのプレー。
昨年一月のハンターの来日公演でも演奏され、当然ベーシストのソロがフィーチャーされた。
あとは、ジョニ・ミッチェル(当時、恋愛関係にあったそう)の数枚のアルバムに参加した事くらい。
今回、このコンピを聴いて印象に残ったのはソロの曲よりも、彼が在籍したウエザー・リポートの曲。
特に「ヘヴィー・ウエザー」収録の曲が、'77年作品にしては圧倒的に新しくってプログレッシヴ。
当時は「フュージョン」という分類だったと思われるが、かなり攻撃的ではないか。
あまり多くないジャコのソロ曲についてだが、やはり超絶ベーシストのソロ作は少々自己満足気味で、そんなに面白いとは思えなかった。


Disc.1
1. Donna Lee
2. Come On, Come Over
3. Continuum
4. Kuru/Speak Like a Child
5. Portrait Of Tracy
6. Opus Pocus
7. (Used To Be A) Cha-Cha
8. Bright Size Life (Pat Metheny)
9. Barbary Coast
10. Hejira (Joni Mitchell)
11. Talk To Me (Joni Mitchell)
12. Birdland
13. A Remark You Made
14. Teen Town
15. Havona
Disc.2
1. River People
2. Punk Jazz
3. The Dry Cleaner From Des Moines (Joni Mitchell)
4. Dreamland
5. 4 A.M.
6. Teen Town (Live)
7. Slang
8. Port Of Entry
9. Soul Intro/The Chicken
10. Three Views Of a Secret
11. Liberty City
12. John And Mary
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2016年05月01日

お得な2 in 1を購入 「L'uomo / Milano Calibro 9」

Osanna.jpgこれまた、アマゾンを彷徨っていて見つけたもので「へえ、こんな2 in 1が出てたんだ、安いなー」という事で購入。
御多分に漏れず、オザンナは70年代にキングレコードの「ユーロ・ロックコレクション」シリーズでハマったアーティスト。
オザンナで一番最初に買ったアルバムが幸か不幸か(笑)「パレポリ」だった為に、摩訶不思議な呪術的なイメージが強くって、後に「ミラノ・カリブロ・9」を聴いた時は、多少のシンフォニックさときちんと整理された構成に驚いた。
やはりインパクト的には「パレポリ」が遥かに上なのだけれど、今回久しぶりに「ミラノ〜」を聴いたら、「プログレ」という言葉からは若干外れるのかも知れないが、昔よりもずっと良く聴こえた。
明らかに「ジミヘン」に強い影響を受けたギターがかなりノイジーにヘヴィなリフや個性的なソロを奏でるところにはかなり転がった。
ライブでは「ジミヘン」の曲のフレーズをインプロ的に挿入してきたりもする様。
話は変わるが、つい最近「タモリ倶楽部」で『アフリカ大陸のデスメタル』という企画をやっていた。
ゲストに、マーティ・フリードマンと高嶋(兄)を迎えて、アフリカのデスメタルバンドを紹介したのだけれど、その多くのバンドがオザンナの様な(見方によってはキング・ダイヤモンド?)メイクを施していて、高嶋(兄)が「オザンナの影響を強く感じますよね」というウケ狙いのコメントをしていたが、私も全く同感で見た目ばかりか、サウンド的にもノイジーなザラついたリフを反復するトコも近いものを感じた。
ちなみに、紹介されたアフリカのバンド達は「デスメタル」と呼べるものは少なかったが、個性的で意外に良かった。
5〜10年後くらいには、「ブラジリアンスラッシュ」の様に「アフリカンインヴェイジョン」ムーブメントが起らないとも限らないと思った。
ああ、全然オザンナの事を書いていないが、久しぶりに聴いた「ミラノ〜」と初めて聴いた1stの「L'uomo」は、呪術的という寄りは抒情的な部分もかなり全面に出ている正統的?イタリアンプログレっぽかった、というシメで。

Disc.1 (L'uomo)
1.Introduzione
2.L'uomo
3.Mirror Train
4.Non sei vissuto mai
5.Vado verso una meta
6.In Un Vecchio Cieco
7.L'amore vincerà di nuovo
8.Everybody's Gonna See You Die
9.Lady Power
Disc.2 (Milano Calibro 9)
10.Preludio
11,Tema
12.Variazione I
13.Variazione U
13.Variazione V
13.Variazione C
13.Variazione D
13.Variazione E
13.Variazione F
19.Canzona
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2016年04月28日

プログレフェスでもここから演奏される筈 「Wolflight / STEVE HACKETT」

IMG_1362.JPG今回の、Steve HAckettの来日公演はこの昨年発売された新作のプローモーション・ツアー。
フルサイズのライブでは、1.2.3.4.6.7.の6曲が演奏されている。
おそらくは「オオカミ」をテーマにした?コンセプトアルバムで、彼の最近作はそれ程多く聴いてないが近年の最高傑作と言われる位に良く出来ている。
オオカミの遠吠えから始まる1〜2の流れは見事なまでに美しくてダイナミック。
所謂「プログレ」度も高く、ギターも堪能できる。
続く3.4もドラマティックかつテク二カルで、分かり易い「プログレ」である。
持ち時間が一時間ないであろう、日比谷野音の「プログレフェス」では恐らく1.〜2の流れは演奏されるであろうけれど、3.4辺りは割愛されそう。
しかし、前日のチッタワンマンでは欧米でのセットリスト通り上記の6曲は演奏されそうなので楽しみ。
タイトルの「Wolflight」は、私は勝手に「狐火」のオオカミ版だと思っていたが、調べたけど意味が分からなかった。
Disc.2のブルーレイ・オーディオには、映像パートでインタビューが収録されており、この「オオカミ」のアートワークを描いたイラストレーターについて触れている。
なかなか、インパクトがあって「プログレ」っぽいジャケで、私は気に入っているし、ジャケ買いする人も多そうではある。

Disc.1
1. Out of the Body
2. Wolflight
3. Love Song to a Vampire
4. The Wheel's Turning
5. Corycian Fire
6. Earthshine
7. Loving Sea
8. Black Thunder
9. Dust and Dreams
10. Heart Song
Bonus Tracks
11. Pneuma
12. Midnight Sun

Disc.2(BLU-RAY)
1. Out of the Body
2. Wolflight
3. Love Song to a Vampire
4. The Wheel's Turning
5. Corycian Fire
6. Earthshine
7. Loving Sea
8. Black Thunder
9. Dust and Dreams
10. Heart Song
Bonus Tracks
11. Pneuma
12. Midnight Sun
Interviews
13. Steve Hackett discusses recording Wolflight
14. Steve Hackett discusses the Wolflight artwork
15. Wolflight track by track
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2016年04月24日

今回のツアーの予習用には向かないが、ニック・ベッグス参加の素晴らしいライブアルバム 「Rails / STEVE HACKETT」(2CD)

IMG_1359.JPGコレは、2010年に発売された「Out Of The Tunnel's Mouth」のツアーの様子を中心に構成されたライブアルバム。
プログレフェスを含む5月の来日公演の予習用と考えたのだが「Out Of The Tunnel's Mouth」の曲は現在全く演ってないし、このツアーでやっていたGenesisの曲の「Blood On The Rooftop」や「Fly On A Windshield」等も演っていない。
このライブアルバムの中では超定番は「Every Day」「Spectral Mornings」「Ace Of Wands」「Clocks」「Firth Of Fifth」あたりで、昨年のツアーでもこの辺りはほぼ演奏されていて、アレンジ、演奏共に非常に素晴らしい。
因みに、この時のツアーのベーシストはあのNick Beggs(元Kajagoogoo)で、インナースリーブの写真にもスティック・ベースを操る彼の姿が写っている。
そして、このアルバムに収録されてる半分近い「Out Of The Tunnel's Mouth」の曲が皆素晴らしいのだ。
Hackettはかなり振り幅の大きい作品を数多く発表してきたが、このアルバムはジェネシスの「静寂の嵐」であったり、1stソロアルバムの「Voyage Of The Acolyte」を思わせる、ヘヴィーなギターと繊細で抒情的なフレーズが混在した構成になっている。
各レビューでも評判が良いのは良く分かる。
今ツアーの予習には向かないかもしれないが。Hackettのライブアルバムとしてはかなり良い出来だと思う。
予習するならば、最新作の「Wolflight」の曲を最新ツアーで6曲程演っている(勿論、ワンマンのフルサイズライブで)ので、そちらの方をオススメする。
この最新アルバムについては近いうち取り上げるが、こちらの出来も本当に最高である。

Disc.1
1. Intro (2:18)
2. Every Day (6:51)
3. Fire On The Moon (6:17)
4. Emerald And Ash (9:00)
5. Ghost In The Glass (3:23)
6. Ace Of Wands (6:48)
7. Pollution C (2:21)
8. The Steppes (6:01)
9. Slogans (4:22)
10. Serpentine (6:43)
11. Tubehead (6:06)
Disc.2
1. Spectral Mornings (5:58)
2. Firth Of Fifth (10:39)
3. Blood On The Rooftops (6:31)
4. Fly On A Windshield (2:07)
5. Broadway Melody of 1974 (1:47)
6. Sleepers (7:32)
7. Still Waters (5:31)
8. Los Endos (7:44)
9. Clocks (8:05)
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2016年04月23日

「キット・ワトキンス在籍」で有名なバンドだが、勿論それだけではない素晴らしさ 「Live / HAPPY THE MAN」

happy the man.jpgアメリカ出身のいわゆる「プログレバンド」Happy The Manのライブアルバム。
Happy The Manと言えば、あのCamelのアルバム『リモート・ロマンス(I Can See Your House From Here)』の一枚にだけ参加したキーボーディストの「キット・ワトキンス」が在籍した事で有名(というか、日本の場合、Happy The Manを知った切っ掛けは95%近くはCamelから遡ってだと思う)。
私もCamel人脈から遡ってであった為に、昔聴いた第一印象は「やっぱCamelを期待すると全然違う」というものだった。
なので余り聴いてこなかったバンドなのだけれど、この前の「NHK-FM」による「今日は一日プログレ三昧」で、久々に聴き再認識し、今回以前持っていなかったライブアルバムを購入。
このライブ盤は2nd発表後の78年の録音のもの(発売されたのは'94年になってかららしい)。
このバンドの特徴は時折見せる「超絶技巧的変拍子」と、抒情的ともとれる滑らかなメロディを使ったフージョン的な肌触りの曲調。
私の希望としては、「超絶技巧」の部分を多くして貰いたいのだが、「フュージョン的」部分もよく聴き込めば、テクニックの凄さがだんだん分かってくる。
また「超絶技巧」とは言っても、所謂「ジャズロック」とは違いアメリカのバンドらしい「明るさ」「キャッチー」さも兼ね備えており、他に余り例を見ない個性的な音楽性を持つ貴重なバンドだったと言えると思う。


1.Service With a Smile
2.Starborne
3.Open Book
4.Hidden Moods
5.Morning Sun
6.I Forgot to Push It
7.Ibby It Is
8.Nossuri (The Moon, I Sing)
9.I Carve the Chariot on the Carousel
10.Steaming Pipes
11.Knee Bitten Nymphs in Limbo
12.Mr. Mirror's Reflection on Dreams
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2016年01月10日

「Camel」がやってくる!! Progressive Rock Fes(プログレッシヴロックフェス)2016 4年ぶり開催決定!

2016プログレフェス.jpgやったー!!
驚きの復活!!

2012年の第3回よりストップしていた、夏の風物詩だった日比谷野音での「プログレッシヴ・ロックフェス」が4年振りに復活した。
しかも、ヘッドライナーは、病気から復活して、日本人全てが待っていたと言っても良いと思う程熱望されていたAndy Latimer率いる「Camel」なのだ!
これを狂喜乱舞せずにいられようか。
当時あまりコンサートへは行かなくなっていた我が家も、KANSASがヘッドライナーだった第2回GOBLINがヘッドライナーだった第3回へ行き、2回とも大感動していた。
そして4回目もメチャクチャ期待して待っていたのだが、会場の「日比谷野音の改装工事」という訳の分からない理由で中止になりそのまま現在に至っていた。
ところが、今回突如第4回の開催が4年ぶりに発表された!。
しかも、私が観たくてしようがなかった「CAMEL」がやってくるのだ!
そして、Steve Hackettも参加が発表された。
実は、すでにフェスの前日の5月21日(土)にチッタ川崎でSteve Hackettの単独公演が発表されており、私はもうチケットを購入してしまっていた。
もし、翌日にフェスでHackettが観られるのであれば、単独公演に行ったかどうかは微妙だったし、同じ単独なら「CAMEL」を選んでいたと思うが、Hackettの単独も、ソロコーナー、ジェネシスコーナーとたっぷり楽しんでこようと思う。
勿論、復活した「プログレッシヴ・ロックフェス」も絶対参加する!
posted by judas at 22:07| 東京 ☀| Comment(4) | TrackBack(0) | プログレっぽいロック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年11月03日

やっぱ「ブラよんのさん」が最高だよね。(クラシック通の人のマネ)  「Brahms The Symphonies」  Herbert Von Karajan & Berliner Philharamoniker

IMG_1186.JPGブラームスの交響曲第1番から第4番と「悲劇的序曲」及び「ハイドンの主題による変奏曲」を収録した「ブラームス」3枚ボックスセット。
ベルリンフィルの演奏で指揮はカラヤン、録音時期は1977年10月から1978年2月頃(分かり易く言うと、クイーンのアルバム「世界に捧ぐ」の日本盤発売日が1977年11月25日なのでその前後、ああ分かり易い)。
そして私がブラームスの交響曲全集を買った最大の動機は、昨年の秋頃に観た「イエスのこわれもの・危機完全再現ツアー」で「Cans And Brahms」が演奏された記念(?)に。
「Cans And Brarms」はリック・ウエイクマンが、ブラームスの交響曲第4番第3楽章をアレンジしたもの。
最もロックファンになじみ深いブラームスの曲と言って過言ではないと思う。
6分あるオリジナル(?)は当然もっとシンフォニックで強弱の差が大きくて、大勢の人間が人力で演奏している感が強く、超絶カッコいい(それが交響曲?)。
その他にも第1番第4楽章(ブラームスの場合、クラシック通は「ブラいちのよん」とか言ったりするらしい)と、「ブラよんのいち」当然「ブラよんのさん」、そして「ブラよんのよん」が、特に印象的だった(通ぶってしまった)。
小学生でも知っている事だが、クラシックの世界では「3大B」と言って、バッハ、ベートーベン、ブラームスは特別の存在と言う事。
熱烈なビートルズファンはそれに、ビートルズを加えて「4大B」と言い張っている。
それなら、私は「5大B」として、ブラック・サバスを加えたい。

って、こんなシメでよかったのか?ブラームスさん。
posted by judas at 21:16| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | プログレっぽいロック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年11月01日

「ジャケ買いされる率」が高いマイナープログレバンド  「Lady Lake / Gnidrolog」(ニドロログ) ('72)

gnidrolog7.jpg「judasが選ぶ、ジャケ買いされるマイナーバンドのアルバム」の1、2を争う「Gnidrolog」(ニドロログ)の2ndアルバム「Lady Lake」について。
この作品は以前CDでも持っていたが、最近ボートラリマス盤を見つけた(発売されたのは2012年)ので購入。
まるでB級ホラー映画のポスターの様なジャケは、イマジネーションを刺激するのか、私の知人でもジャケ買いした人は多い。
英国のバンドで、メンバーには管楽器が2人クレジットされており、広義のプログレという事で良いと思う。
内容は一言で言うと「ヴォーカルが甲高く、ヘヴィー過ぎず適度に聴き易い、ヴァンダー・グラ・ジェネレイター」といったところ。
甲高い声で歌われるヘンテコなウタメロが非常に脳裏にこびり付き易い。
繰り返し聴いてるうちに中毒的に惹きこまれていく。
2ndアルバムのあと、ライブアルバムを一枚出し解散、2004年になって再結成盤を一枚出している様。
この「Lady Lake」と同じ位評価の高い1stアルバムが存在するのだけれど、不幸な事に茶色っぽい地味なバックに読みにくい文字でバンド名が書いてあるだけのジャケットなので、かなり損をしているものと思われる。
posted by judas at 15:35| 東京 ☀| Comment(4) | TrackBack(0) | プログレっぽいロック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年09月19日

FM-NHK「今日は一日“プログレ”三昧 The4th」9月21日(祝)放送

db4cb0e6f366699eda4a8c48578df83076c861c6.jpg
9月21日(祝)に、待ちに待った「FM-NHK」の「プログレ三昧」の第四回目が放送される。
放送時間は、おおよそいつも通りで午後0時15分〜10時45分。
途中、ニュースやゲストによるライブ演奏が入るものの約10時間リクエスト中心で、通常ラジオでオン・エアされる事が有り得ないようなコアなプレグレ曲が掛かりまくる。
前回の放送では私がリクエストした「鳥人王国 / トレース」が採用されオンエアされた事を書いたが、今回も既に何曲かリクエストしておいた。
(1)「Night On The Bald Mountain(はげ山の一夜) / FIREBALLET」
(2)「Did You See Him Cry / Pavlov's Dog」
(3)「I'll Be There / John Wetton」

以上3曲の共通点は、弊ブログを読んで頂いている方にはスグお分かりになるとおもう。
そしてそれらとは共通点がないのだけれど、私がいつも「イタリアン・ロック史上最高の名曲」と言いまくっている「Goblin / GOBLIN」もリクエストした。
当日放送を聴いていていてこれらの曲がかかったら私の仕業だと思ってニヤリとして欲しい。
posted by judas at 01:21| 東京 ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | プログレっぽいロック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年07月12日

昔は「Firefall(ファイアーフォール)と間違えてた  「Night On The Bald Mountain / FIREBALLET」('75)

IMG_1071.JPG1975年に発売されたFireballet(ファイアーバレー)の1stアルバム。
実はこのバンドについて、当時ちょっとした勘違いをしていた。
当時、いわゆるアメリカンプログレバンドのライナーノーツにKansas、Styx、Starcastle等と並んでこのFireballetの名前がある事が多かった。
そして、そのちょっと後に全米チャートで「You're The Woman」という最高位9位の大ヒットを記録した「Firefall」(ファイアーフォール)というバンドが出現した。
それが上述のライナーノーツに記載されていたバンドとゴッチャになってしまった。
しかも、ML誌に載った広告のジャケットがまたちょっとプログレっぽい感じだった。
firefall.jpgヒット曲の「You're The Woman」も今聴けば明らかな「ウエストコーストサウンド」なのだけれど、当時はYESの様に緻密なコーラスを持ったシングル向けのポップな曲だと思っていた。
アメリカンプログレバンドの方は「Fireballet」という事がしっかり分かったのは、結構後になっての事だった(しかも、「ファイアーバレー」って語感から「火の谷」だと思っていたが、踊る方のバレーだった)。
話を戻すと、この「Fireballet」の1stが発売された75年あたりと言えば、Kansas、Styx、等のいわゆる「アメリカンプログレ」勢が水面下で実力をつけ始め、大ブレイク前夜といった時期。
まだ商売になると確信を得られなかった時期に、元King CrimsonのIAN McDONALDがプロデューサーを買って出て(?)アルバム製作をしているので、志は高い様な気がするのが、聴いてビックリ。
まず、冒頭から思いっきりEL&Pしてて1,ではジョージ・マーティン作で、V.D.G.G.やCozy Powellのカバーで有名なBBCのRadio1のテーマ曲のフレーズが出てくる。
私の買った2014年のリイシューヴァージョンには、作者クレジットがなかったが明らかにこれは「テーマ1」のフレーズ。
終盤ではピーター・ガブリエル風のヴォーカルとハケット風のギターが出てくる。
その次はYES風になり、再びGenesis風に。
そして「一応聴きどころ」の旧B面全てを使ったムソルグスキーの「はげ山の一夜」も、ムソルグスキーと挿入されたドビュッシーの「沈める寺」の部分はEL&P風、オリジナルの部分はCrimson風.
こんな「ビッグネーム風」ばっかりで、彼らならではの個性はあまり感じられないが、演奏力は十分だし、IAN McDONALDの素晴らしい客演もあり、決して悪くはない。
セールス的に成功出来ずに2ndアルバムを出して消滅してまったのも無理はないが、私は結構好き。
そして、ボーナストラックの「Pictures Of The City」(ご存じKing Crimsonのカバー)は、McDONALDを含んだライブで、後半は「21st Century Schizoid Man」のユニゾンバトルの部分に突入する。
それと、ジャケットデザイン自体もヘンテコで格好良いが、リイシュー版はデジパックでエンボス加工されていて更に素晴らしい。
1.Les Cathedrales 10:20
2.Centurion (Tales of Fireball Kids) 4:49
3.The Fireballet 5:17
4.Atmospheres 3:41
5.Night on Bald Mountain Suite:
a.Night on Bald Mountain 2:20
b.Night-Tale 6:27
c.The Engulfed Cathedrale 4:39
d.Night-Tale (Reprise) 2:34
e.Night on Bald Mountain (Finale) 2:46
(Bonus Track)
6.Robot Salesman 4:40
7.Pictures of a City [Live 1974] 11:19
posted by judas at 21:58| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | プログレっぽいロック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年06月29日

Does It Really Happen? クリス・スクワイア(Chris Squire)死去

chris 2.jpgかねてより「急性骨髄性白血病」の闘病中であった、クリス・スクワイアが死去したとの事。
今年の夏に行われる予定の「こわれもの・ドラマ完全再現ツアー」は、90年代イエスにおけるトレバー・ラビン的な活躍をしたビリー・シャーウッドを代役に立てて行う予定だった。
私の予想では、来年には病いを克服したクリス・スクワイアがこのツアーに復帰して来日公演が行われるハズだった。
何しろ「ドラマ」レコーディングメンバーの「5分の4」のメンバーが在籍しているのだから、この企画は必ずワールドツアーに発展すると思っていた。
それも不可能になったが、昨年の「こわれもの・危機」完全再現ツアーを観ておいて本当に良かった。
私の座席は前から3列目のクリス・スクワイア・サイドだった。
若い時とは、体型が驚く程変わっていたが、ステージでやはり「コンマス(コンサートマスター)」的ポジションでライブを引っ張っていた。
chris.jpg現在まで「イエス」の名義で発売されたアルバムのすべてに参加した唯一のメンバーで、「イエス」の名前で行われたツアーには全部参加したのはクリス・スクワイアのみ。
この夏予定の「ドラマ・こわれもの」完全再現ツアーが初めてのツアー離脱になる。
ジョン・アンダーソン脱退後のバンドの精神的支柱で、彼の死によって「バンドの求心力」を失ってしまう可能性は高い。
それでも、ビリー・シャーウッドが何とかバンドを牽引して、「こわれもの・ドラマ」再現ツアーで来日公演を行って欲しい。
posted by judas at 23:54| 東京 ☁| Comment(4) | TrackBack(0) | プログレっぽいロック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年05月28日

ジャケットデザインで得してる 「NEU! / NEU!」 ファッションで、Velvet UndergroundやLou Reed的なポジショ ンに

IMG_1025.JPG【ネタバレあり】
弊ブログに「まだ聴いていないこの一枚」というカテゴリーがあるが、そちらの方に書くべきか迷った「NEU!」の1stアルバム。
「NEU!」は、初期クラフトワークに参加した、クラウス・ディンガーとミヒャエル・ローターが結成したバンド。
本来なら、クラフトワークを神と崇める私は、アナログ時代から購入して弊ブログで大騒ぎしなければならないところだが、ずっとスルーしてきた。
「プログレ100選」の様な企画では間違いなくランクインされている「世間中が認めた名盤」ではあるが、クラフトワークを1stで去ったメンバーが作るアルバムが、そんなに良いとは思えなかった。
1stアルバムのクラフトワークは、アウトバーン以降とはかなり違い、既存のギターやヴァイオリン等の楽器に、その時点ではまだ楽器と呼べないような電子音(ジ〜〜とかピ〜〜ヒャラヒャラ〜)が絡んでくるようなものが主で、その派生バンド(?)である「NEU!」がそんなに面白い訳はないと。
他の70年代前半のジャーマン・プログレ系のアルバムを買って「う〜〜ん」と唸ってしまった事も多かった。
beyond saturn.jpgところがごく最近、ウチの奥さんが買った英国の音楽誌「MOJO」に「Beyond Saturn」というポール・ウェラー(!)がセレクトした、スペース・ミュージック的な(Cosmic Tracksと書いてある)音楽のコンピに、最近のグループに混ざって「NEU!」の1stアルバムから「Negativland」が収録されていたのだ。
クラフトワークの3rd「Ralf & Florian」が発表される1972年でこのエレクトロニックなビートを「発明?」していたのはやはり凄いかもしれないと感動し、アマゾンに奇跡的に残っていた紙ジャケを購入。
ジョン・ピール・ショーのオープニングに使われていた1曲目の「Hallogallo」は【自動車でハイウエイを突っ走っているようなサウンド】と形容され、それはまさに「アウトバーンの原型」と言える。
勿論、そこまで計算されたものではなく、もっと原始的で幼稚なものではるけれど、私には確かにそう聴こえた。

その時々の「尖鋭的」と言われるミュージシャン達がこぞって「実はボクNEU!のファンだったんですよ」という、ヴェルヴェット・アンダーグラウンドやルー・リード的なポジションが嫌いだったが、聴いてみるとやっぱメッチャいい。
1.や4,のビート感があるもの以外は、リズムのない電子音やギーターの垂れ流し的な曲もあるが、それらも聴き込むととても良い。
ホントに、若いミュージシャンたちってNEU!の良さがわかってるんだろうか?
それと彼らが「NEU!のファンなんですよー」と他の人に誇示したがる理由の一つに、ポップアート風なジャケットデザインがあると思う。
このアルバムも、その先進性よりも、ジャケットデザインで評価されてる部分も残念ながら大きい。
1.Hallogallo
2.Sonderangerbot
3.Weissensee
4.Im Glück
5.Negativland
6.Lieber Honig
posted by judas at 00:37| 東京 ☀| Comment(3) | TrackBack(0) | プログレっぽいロック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年03月31日

「東京ディズニーランド・エレクトリカルパレード・ドリームライツ」

img001.jpg先日、Perrey & Kingsleyの「Baroque Hoedown」を紹介したが、それならはやり「エレクトリカル・パレード」の方の音源も持っていたいという事で、画像の「エレクトリカル・パレード・ドリームライツ」(以下EPDL)のCDを購入した。
このディズニーランド使用ヴァージョンの一番好きなトコはオープニングのナレーションで、クラフトワークの様な古〜いタイプのヴォコーダーを通した「Ladies and gentlemen, boys and girls、Tokyo Disneyland proudly presents our most spectacular pageant of night time dreams and fantasy in millions of sparkling lights and brilliant musical sounds Tokyo Disneyland's electrical parade Dreamlights」というメッセージが非常にカッコいい!
現在「EPDL」は、新しいキャラクターと従来キャラクターの一部を入れ替えた2011年最新ヴァージョンを使用しているが、何故2001年のオリジナルヴァージョンを購入したかというと、レビューアーの間で一番評判が良い事と、1985〜1995年の10年間使われた初代の「エレクトリカル・パレード」がカップリングで収録されているから。
最新の「Dream Lights」ヴァージョンはオーケストラの音を加えたりしてゴージャスでシンフォニックなものになっているが、初代はやはり「ペリキン」そのままのシンセザイザーをメインに使っており、故にチープ感は否めないがそれがまた良い。
時間の方も、1985〜1995年の初代ヴァージョンは11分3秒だったのが、2001年の「DREAM LIGHTS」では25分11秒にまで延びている。
勿論、山車やキャラの数が倍増し、使われている電飾の数も500万個から1,000万個に増加しているそう。
【収録曲】
1. 東京ディズニーランド・エレクトリカル・パレード・ドリームライツ(2001)
2. 東京ディズニーランド・エレクトリカル・パレード (1985〜1995)

☆1996〜2001年までの間「エレクトリカル・パレード」は一時期休止し、「ファンテ・イリュージョン」という、山車(だし)もあるけど人間やキャラの着ぐるみが歩いてきて踊ったりするパフォーマンス中心のパレードをやっていた。
posted by judas at 00:08| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | プログレっぽいロック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年03月29日

【エレクトリカル・パレードの元ネタ】だけではない  「The Essential / Perrey & Kingsley」

img004.jpg昔から、いつかはオリジナルの「Baroque Hoedown」を買おうと思っていたのだが、たまたまアマゾンを彷徨っていてお得そうなベストを見つけたのでゲット。
「Baroque Hoedown」と言うタイトルではピンとこない人が多いと思うが、聴いてみれば殆どの日本人は知っている曲。
東京ディズニーランドの「エレクトリカル・パレード(現:エレクトリカル・パレード・ドリームライツ)」の元ネタで、「テクノ」というよりはむしろキース・エマーソン的なプログレフレイバーを感じて大好きだった。
この曲の作者の一人であるGarshon Kingsleyは、Robert Moog博士とMoogシンセの改良の為の共同開発作者としても知られているらしい。
またKingsleyは「Hot Butter」のカバーで全米大ヒットした、テクノポップのルーツの一つとしても知られる「Popcorn」の作者であるとの事(昔から好きな曲だったけど、今回初めて知った)。
「Baroque Hoedown」は、1967年という電子音楽の黎明期ともいえる時代に前述のMoogシンセサイザーの特性を活かして作られた曲で、私は「キース・エマーソン的フレイバー」と書いたが、当然エマーソンの方が、「Perrey & Kingsley(通称:ペリキン)」の影響を「曲調」「奏法」の両面からドップリ受けている。
EL&Pがカバーした「アーロン・コープランド(庶民のファンファーレの作者でもある)」の「Hoedown」は、「ペリキン」の「Baroque Hoedown」へのオマージュ風なアレンジがされている。
このコンピに話を戻すと「エレクトリカル・パレード」の元ネタだけではなく、彼らの色んな曲がTV等で使われているのが良く分かる(勿論、スタンダードのカバーもある)。
「テクノ」「プログレ」そして、「初期Moogシンセ・モジュール」の音色のファンは、基礎知識として聴いておいてもよいと思う。
☆ちなみに、異常に権利関係に厳しい事で知られる「ディズニー」が、この「Baroque Hoedown」を暫くの間、無許可で「エレクトリカル・パレード」に使用していたという話はメッチャ面白かった。
人に厳しく、自分に優しい(笑)。
でも、流石「ディズニー」、センスは良い!
昔、私は「エレクトリカル〜」の為に作られた曲だと思っていた程で、もうこの曲以外には考えられなくなってしまっている。


↓実はこの曲、イントロのトコが一番カッコいいと思う。1967年当時にはホントに斬新だったであろう。

↓参考(?)までにEL&Pの「Hoedown」(アーロン・コープランド作曲)

↓蛇足(?)ながら、EL&Pのオリジナルの「Hoedown」

1. The Unidentified Flying Object
2. The Little Man From Mars
3. Cosmic Ballad
4. Swan's Splashdown
5. Countdown At 6
6. Barnyard In Orbit
7. Spooks In Space
8. Girl From Venus
9. Electronic Can-Can
10. Jungle Blues From Jupiter
11. Computer In Love
12. Visa To The Stars
13. The Savers
14. Umbrellas Of Cherbourg
15. Strangers In The Night
16. One Note Samba-Spanish Flea
17. Lover's Concerto
18. Third Man Theme
19. Fallout
20. Barouque Hoedown
21. Winchester Cathedral
22. Carousel Of The Planets
23. Toy Balloons
24. Moon River
25. Mas Que Nada
26. Flight Of The Bumblebee
posted by judas at 23:30| 東京 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | プログレっぽいロック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年03月10日

YOUは何しに日本へ  「O-Westでの初のワンマンライブの為に」 「Live In Mexico / MOON SAFARI」

img491.jpg【Moon Safari 関連記事】
「A Doorway To Summer」/ 「blomljud」 「Lover's End」/ 「The Gettysburg Address」/ 「The Lover's End Trilogy」/ 「HIMLABACKEN」
2014年4月7日にメキシコで行われた「BAJA PROG FESTIVAL」での演奏を収めたライヴアルバム。
フェスなので80分弱位しか演奏していないのが非常に物足りないが、演奏そのものは本当に素晴らしい。
ちなみに、私は輸入盤を買ったが日本盤には「Red White Blues」がボートラとして収録されている。
「Lover's End」の次に発表されたライブアルバム「The Gettysburg Adress」とは、「A Kid Called Panic」と「Heartland」がカブるが、最新作「Himlabacken」から3曲、EP「Lover's End Pt.III」を完全演奏している。
特に新作からの「Mega Moon」が最高。
この「21世紀のボヘミアン・ラプソディ」(judas命名)とでも言うべき目まぐるしい展開の曲を完璧に再現しているだけではなく、ライブならでは高揚感を生んでいる。
演奏力は当然だが、4〜5部くらいに分かれたコーラスパートの再現性が凄い。
流石に、欧米で「Genesis Meets Beach Boys」と表現されるだけはある。
それは、TV番組の「Youは何に日本へ」(2月23日放送分)に出演した時に(たまたま空港に着いたところを取材されたという体裁で)、披露した2ndアルバム収録の「Constant Bloom」のコーラスワークでも良く分かる。
とにかく、若手(?)の「プログレバンド」では最も実力があり、またその演奏力のみを誇示することなく、非常に人懐っこくキャッチーな曲も多いMoon Safariは本当に良いバンドだと思う。
私は「Himlabacken Pt.1」で、それこそQueen級の世界的第成功を収めると思ったが、現在のところはまだそのような動きはない。
「Himlabacken Pt.2」(本当に出るのか?)に大きく期待する。

↓↓この「YOUは何しに日本へ」で放送されたものは、昨年10月のO-Westのワンマンライブの為に来日時だと思われる。
これは、画面をスマホで録った動画の為、音が凄く小さい。
つい昨日までは番組そのものをアップした動画が結構あったのだが、最近の殆どのTV番組には「番組をインターネット等で許可なく配信する事を禁じます」ってテロップが流れる様に、以前よりもチェックが厳しくなり即削除された。
と、書いていたらこの動画も削除されてしまった。ホントにチェックが早い。  
        ↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓



Disc.1
1.Too Young To Say Goodbye
2.Heartland
3.Barfly
4.Mega Moon
5.A Kid Called Panic
Disc.2
1.Crossed The Rubicon
2.Lover's End Pt.III Skelleftea Serenade
(日本盤にはRed White Bluesのボートラあり)
posted by judas at 23:22| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | プログレっぽいロック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年03月08日

2ndに引き続きハイテクニカルスピード変態チューンが聴ける  「 Klossa Knapitatet / Samla Mammas Manna」(邦題は「資本主義をぶっ壊せ〜踊る鳥人間」)

IMG_0865.JPG暫く前にSamla Mammas Manna時代の2ndと、Zamla Mamma Mannaに改名してからの2ndを買って、転がった事を書いたが、今回はSamla時代の3rd「Klossa Knapitatet」(邦題は「資本主義をぶっ壊せ!〜踊る鳥人間」を最近購入したので取り上げてみる。
基本的には2ndアルバムの「超絶技巧オバカジャズロック」路線を踏襲したもので、私の印象から言えば2ndよりは若干ゆるめで緊張感は負けてるかもしれないが、Samlaの唯一無二の個性は十分過ぎる位堪能できる。
私はまだ通しで20回程しか聴いていないが、50回を超えた頃からこのアルバムの凄みが理解出来てくるのだと思う。
1.と2は、前作と同様のハイテクニカルでスピーディで独特の解釈のユーモア(万人がユーモアと感じられるかどうかは疑問)が炸裂するキラーチューン。
4.は奇声と自転車のベルの音、鳥の鳴き声が飛び交うSamla節全開の変態テクニカルスピードチューン。
これぞ「Samla!」と言いたい。
この曲は「Samla」と「Zamla」を通した中でも相当好きな曲。
6.は彼らにしては「シンフォニカル」な部類に入るかもしれないが、例によって脈絡のない効果音、奇声、唐突な変拍子、あの「パフパフ」って音が出るラッパみたいな音も飛び交う超テクニカル変態チューン。
やっぱメチャクチャいい!
取り敢えず「代表作」といわれる3枚は入手出来たが、現在かなり高値で入手の難しい他のアルバムも折をみてゲットしたい。

↓6曲目の「Musmjolkningsmaskinen」

1.Ingenting/Nothing
2.Liten Dialektik/Small Dialectics
3.Sucken/The Sigh
4.Lang ner i ett Kaninhal/Way Down a Rabbithole
5.Kom lite narmare/Come a Little Closer
6.Musmjolkningsmaskinen/The Mousemilkingmachine
7.Influenser/Influences
8.Klossa Knapitatet
9.Ramlosa Kvallar/Frameless Nights
posted by judas at 22:28| 東京 ☁| Comment(4) | TrackBack(0) | プログレっぽいロック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年12月17日

『Worlds Apart』完全再現ライブ+珠玉の名曲集 「Worlds Apart Revisited / SAGA」(2DVD+2CD)

IMG_0733.JPGちょっと前の「SAGA」のマイブームの時オーダーしてあったものを、ようやく観たり聴いたりできた。
これは'81年に発表されて、全米に於いてSAGA最大のヒットアルバムになった「Worlds Apart」を完全再現した2005年12月8日のスイスでライブを収録したもの。
それ以外の曲は、主に1st〜3rdからチョイスされているが、他に、2001年のアルバム House Of Cards収録の 「The Runnaway」、2004年のNetwork収録の「Keep It Real」、1987年のWildest Dreamの 「We've Been Here Before」、1983年のHeads Or Talen収録の「The Pitchman」等、珠玉の名曲が並ぶ。
選曲も素晴らしいが、2005年という時期にも関わらず演奏、ヴォーカルが全く80年から衰えていない。
ヴォーカリストのMichael Sadlerは非常に節制をしていると思われる。
また、前述の様に楽曲も発表年代に関係なく、本当に練り込まれたよく出来ている曲ばかりで、SAGAお得意の非常にプログレ的な各楽器の高速ユニゾンと、ポップでキャッチーな曲調とが高次で絡みあっている。
このライブを聴いて、増々「SAGA」が自分の嗜好に激しくマッチしたバンドだと再認識した。
尚、私の買ったものは、2CD+2DVDのヴァージョンで(注:PAL)、前述のライブが1枚のDVDに収められ、同内容のCD(2枚組)と、メンバーのインタビューや'81年〜83年のライブが収録されたボーナスDVDが付いている。
☆最近発売される、私たち世代をターゲットにしたバンドのライブDVDは、同内容のライブCDとセットになっているものが多く、judas家も御多分に漏れず、CD付きばかりを買っている。

↓YouTubeでこのライブが丸ごと観られるが、やはり映像も音源も持っていたい。

Disc1(CD)
1.The Pitchman 6:53
2.Give 'em The Money 5:06
3.You're Not Alone 6:21
4.See Them Smile 4:30
5.The Runaway 5:39
6.Ice Nice 6:27
7.On The Loose 4:39
8.Wind Him Up 5:59
9.Amnesia 3:43
10.Framed 5:35

Disc 2(CD)
1.Time's Up 4:52
2.The Interview 3:47
3.No Regrets 4:37
4.Conversations 4:42
5.No Stranger 5:51
6.Scratching The Surface 3:57
7.Keep It Reel 4:24
8.We've Been Here Before 5:25
9.Humble Stance 5:48
10.Don't Be Late 7:51
11.How Long 3:47
12.Careful Where You Step 5:21
posted by judas at 23:35| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | プログレっぽいロック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年11月23日

確かに完全再現。やっぱ、凄い。YES『こわれもの』『危機』完全再現ライブに行ってきた。

IMG_0723.JPG
先日書いた『こわれもの』『危機』完全再現ライブより、先ほど帰還。
70年代に全盛期を迎えていたバンドが、老いさらばえた現在も当時のファンを相手に「集金ツアー」をしているパターンは多いが、YESは非常に現役感が強かった。
「ジョジョの奇妙な冒険」のアニメのエンディングテーマで「Roundabout」が使われた事も関係あるのかもしれないが、高校生か大学生の男の子が親(母親が多かった)と来てる姿を結構見かけた。
年齢を重ねたバンドは熟練し、音が「丸く」なったり「ゆるく」なったりしがちだが、YESはギンギンにトンがった音を出し、70年代に劣らぬ楽器間のバトルを繰り広げていた。
やはり、スティーヴ・ハウ、クリス・スクワイア、アラン・ホワイトらの音楽に対する姿勢がメチャクチャ真摯なのだろう。
70年代にもあまりステージで演奏されなかったと思われる「無益の5%」が特に素晴らしかった。
また、注目(?)の『こわれもの』と『危機』以外からの演奏曲目は、8月までの全米ツアーとほぼ同じ。
ライブで聴くとまた一段と良かった「Believe Again」と「The Game」の新曲2曲と、「I've Seen All Good People」と、意外と白熱した「Owner Of A Lonely Heart」を演り、「Starship Trooper」は無し。
東京ドームシティホールの最終日(11月25日)は、3,500円の料金で当日の演奏を後日ダウンロード出来る「権利」(Re-Live)が発売されている為、25日はおそらく「Starship Trooper」も演奏されるのではないか。
演奏に自信のあるバンドならではの「商品」である。
そして上の画像は、judas夫妻が購入してきたYESのグッズ
「危機」のスポーツタオルの色味が美しくて使うのがためらわれる。
分かり辛いが、パンフの上には「こわれもの」のキーホルダーが置いてある。
当初は、2年連続で中止になった「プログレフェス」の寂寥感を埋める為(?)に行ったと言っても過言ではなかったのだけれど、次第にどんどんYESに対する期待が高まり、実際に体験したら本当に良いライブだった。
「サードアルバム&究極」のDVDが発売になったが、来年にでも「究極」と「ドラマ(現在のラインナップには「ドラマ」のレコーディングメンバーが4人もいるので、あながちありえない事でない)」完全再現ライブで来て欲しいと、ウチの奥さんと話している。
posted by judas at 22:56| 東京 ☀| Comment(4) | TrackBack(0) | プログレっぽいロック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年11月04日

Sound ChaserのSingle Editなんて初めて聴いた 「Relayer / YES」(Expanded & 2009 Remastered)

img443.jpg今回のイエス来日とは、関係なく「リレイヤー」の2009年リマス+ボートラ盤を購入。
切っ掛けは、ごく最近発売になった「ステーブ・ウィルソンRemaster (CD+Blu-Ray)」の発売予告の告知をひと月位前にアマゾンで見て。
ブルー・レイの方は映像ではなく、5.1サラウンド等の音源がたっぷり入った、いわゆる「DVDオーディオ」のブルー・レイ・ヴァージョン。
そっちの方は、あまり興味がないが「リレイヤー」のリマス+ボートラ盤を今まで持っていなかったので『そろそろ買っておくか』という事で、2009年リマスのエクスパンデッド盤を購入。
私が、リアルタイムでイエスを聴き始めた70年代後半に於いては「リレイヤー」は他のイエス作品とは一線を画した扱いをされる事が多く、無条件で「リレイヤー最高!」という人はあまりいなくて「意外と好きですよ」とか「これも悪くはないですよね」等、否定はされないものの、なんとなく手放しで誉めてはいけない空気があった気がする。
私なんか「サウンド・チェイサー」一発で転がったけどなあ。
「錯乱の扉」も起伏の激しい展開で非常に格好良いし、同じ様な構成のアルバム「危機」と比べても遜色ないどころか、「トゥ・ビー・オーバー」に至っては、同ポジションの「同志」よりメロディも美しく(judas私感)、センスの良いパトリック・モラーツのシンセが非常に心地よい。
「イエスの作品中での傑作」だけではなく、プログレ史に於いても「ジャズ・ロックよりのプログレ大名盤」だと思う。
周知の事だが、リック・ウエイクマンがアルバム制作前にバンドを離れ、その後任探しが難航していた。
その間にもレコーディング作業は進み、キーボード以外のパートはほぼ完成しつつあったのだが、ニュー・キーボーディストが中々決まらないのをいい事に、「じゃあ、もっと弾いちゃおうかなあ」「あ、ズルイ、オレも!」みたいな感じで、従来キーボードが担っていたような部分まで他楽器が浸食してきたそう。
その上、加入したモラーツもかなり自由に弾く権利を与えられたので、イエス史上に残る「楽器間の密度が高い」アルバムになったとの事。
☆ジャケットについて
この「Relayer」のジャケットの色味は、再発のタイミングごとや国ごとに結構違う。
私の買ったもの(画像上)は、CDでよく見る色味よりもやや黄色がかっていて、アナログ盤時代に見たものに近い気がする。
好みで言えば白っぽいグレーの色味のヤツ。
☆ボートラについて
「Soon」のSingle Editは今までもベスト盤やライブ盤等に収録されていたので知っているが、そのシングル盤のB面に収める為に「Sound Chaser」もSingle Editが作られていた。
元々ハイテンションな9分27秒の曲のハイライトシーンを3分14秒に圧縮(?)しただけあって、ほぼインストに近い状態になり、歌詞(?)は「Cha!Cha!Cha! ChaChaCha!」のトコだけ。
これはこれで凄くいい!
6.の「錯乱の扉」は「スタジオ・ランスルー」という、Yesのボートラに多い「一曲通しのリハ」だが、「ホントに、いっせーので通しでやってるの?」という位、演奏に破綻がない。
1. The Gates of Delirium
2. Sound Chaser
3. To Be Over
Bonus Tracks
4. Soon (Single Edit)
5. Sound Chaser (Single Edit)
6. The Gates of Delirium (Studio Run Through)
posted by judas at 23:26| 東京 ☀| Comment(4) | TrackBack(0) | プログレっぽいロック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年11月03日

「イエス『こわれもの』『危機』完全再現ライブ」及び、ニューアルバム「Heaven & Earth」

yes live.jpgかなり前にチケットはゲットしていたが、ようやく「YESの『こわれもの』『危機』の完全再現コンサート」が今月後半に迫ってきた。
あまりコンサートに行かないjudas家が、今回「イエス」を観に行くのは、今年も行われなかった「プログレフェス」の寂寥感を埋める為(?)という事もあるが、やはり何と言ってもハウやスクワイアやホワイトのいる「イエス」の生演奏が非常に楽しみだからだ。
ちなみに、この「イエス」は、クリス・スクワイア、スティーブ・ハウ、アラン・ホワイト、ジェフリー・ダウンズ、ボーカルはジョン・アンダーソンの「そっくりさん?」の、ジョン・ディヴィソン、というメンバーで、今回の来日公演のウリは『こわれもの』と『危機』の完全再現だが、新曲や他の代表曲も演奏されるらしい。
『こわれもの』の完全再現という事は、70年代でも殆ど演奏されてないと思われる「Cans And Brahms」や「We Have Heaven」や「Five Per Cent For Nothing」なんかもやるんだろうか?
また、会場の「東京ドームシティホール」は、未体験。
かなりの前列ではあるが割と端の方なので、ステージ全てが見えるかどうか心配。
このラインナップでは非常に活発にライブ活動を行っており、今年前半の全米ツアー等のセットリストを見ると、『こわれもの』『危機』の完全再現だけではなく、今度映像が発売になる『サードアルバム』『究極』の完全再現ライブも行われている(『究極』が大好きなウチの奥さんなどは、来日公演は『究極』『ドラマ』の完全再現の方が良かったと言っている)。
確かにダウンズがいるので『ドラマ』完全再現でもメッチャうれしい。
で、今回のライブで完全再現する2枚のアルバム以外に「新曲と過去のヒット曲も演奏」とアナウンスされている。
写真 1 (1).JPGセットリストを調べると、過去のヒット曲とは「 I've Seen All Good People」と「Starship Trooper」(「Owner Of A Lonely Heart」と入れ替わる事も多い)で、新曲は「Believe Again」と「The Game」(まれに「Light Of The Ages」)であるらしい。
「コノ曲よりアノ曲の方がいい」と言ったらキリがないが「 I've Seen All Good People」の人気が異様に高いのは不思議。
但し、日本公演は全米ツアーなどとセットリストを変える事も有り得るので、『こわれもの』『危機』以外の曲で、「Starship〜」や「I've Seen〜」の代わりに「究極」や「パラレルは宝」や「光陰矢の如し」をやってくれる可能性も皆無ではないと思いたい。
そして、おそらく2曲は演奏されるであろう新譜の「Heave & Earth」も予習の為、購入した。
YouTubeで大体聴いていたので、おおよその内容はわかっていたが、家で繰り返し聴くと美メロとそれを活かす緩やかな構成にハマる。
『各楽器の激しいバトル』などという展開は殆どないが、紛れもない「イエスメロ」が結構出てきたり、ハウが意外と弾きまくっていたりして、私はかなり好きだ。
1. Believe Again (Davison / Howe)
2. The Game (Squire / Davison / Gerard Johnson)
3. Step Beyond (Howe / Davison)
4. To Ascend (Davison / White)
5. In a World Of Our Own (Davison / Squire)
6. Light Of the Ages (Davison)
7. It Was All We Knew (Howe)
8. Subway Walls (Davison / Downes)
posted by judas at 21:15| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | プログレっぽいロック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年09月07日

発売時期、選曲、ジャケット、タイトル共に最高レベルのベスト盤だと思う 「Kings Road 1972-1980 / JOHN WETTON」

img405.jpgこれも「Chasing The Dragon」同様、昔持っていたCDが無くなってしまったので、最近再び購入した。
今となっては、ワザワザ買い直さなくてもここに収録されている曲はCDでも全て持っているし、しかもリマスなどでこの盤より音の良い物ばかりなのだが、どうしてもこのベスト盤を持っていたくて、廃盤でそこそこ高価になっていたけれど入手してしまった。
と言うのも、このCDが初めて発売されたのが1987年という、CDが普及を始めてから比較的早い時期だった事もあり、その時点では「UK」や、WettonのソロアルバムはまだCD化されていなくて(おそらKing Crimsonも「コンパクト・キング・クリムゾン」というベスト盤が初CDマテリアルだった記憶しているが、定かではない)、これらの曲がCDで聴けるという事で、飛びついて買って愛聴していた。
UKの曲が5曲、ソロアルバム「Caught In The Crossfire」から5曲、Richard Palmer-Jamesとの共作アルバム「Jack-Knife」から1曲、Crimsonの曲が2曲というバランスも絶妙で、特に「Caught In The Crossfire」から収録された5曲がこのベスト盤のクオリティを高めていると思う。
ジャケットやタイトルのセンスも素晴らしく、過去に発売されたあらゆるアーティストのベスト盤の中でも、トップレベルのものだと私は勝手に主張したい。

1. Nothing To Lose
2. In The Dead Of Night
3. Baby Come Back
4. Caught In The Crossfire
5. Night After Night
6. Eyesight To The Blind
7. Turn On The Radio
8. Rendezvous 6:02
9. Book Of Saturday
10. Paper Talk
11. As Long As You Want Me Here
12. Cold Is The Night
13. Starless
posted by judas at 22:09| 東京 ☀| Comment(2) | TrackBack(0) | プログレっぽいロック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年09月06日

ベストヒットライブだが、やはり2枚組にして欲しかった 「Chasing The Dragon / JOHN WETTON」

img407.jpgこのCDは、発売された時にすぐ買ったが、その後無くなってしまった為、今回の何十回目かのJohn Wettonマイブームで買い直した。
'94年の東京と大阪の来日公演からセレクトして収録されているが、KING CRIMSON、UK、ASIA、ソロの各曲及び、お約束の「キミタチサイコダヨ」もブチ込み、まさにWettonのベストヒット的選曲と言える。
しかし、メドレー処理されている曲もあり、CD2枚組でもっとたっぷり聞きたかった。
個人的には「Caught In The Crossfire」からの選曲が少なく、代わりにAisaの曲がちょっと多すぎる(5曲)気がするが、やはり日本の観客の目当てはAsiaの曲だったと思われるのでしょうがないかも。
ただ、最もヒットした「Heat Of The Moment」は、サビの「♪Heat Of The Moment〜♪」になって初めて、観客の歓声が聴こてくる程、かなりアレンジと歌メロを変えたアコースティックヴァージョンで演奏したのは「オレはAsiaの過去の栄光にしがみついているのではない」という意地を感じる。
キーボードは元It BitesのJohn Beckで、ドラムも同じく元It BitesのBob Dalton、ギターは、Andy Skelton(私はこの人の詳細は知らなかった)というバックメンバーで、John Beakは流石に上手い。
当時の最新作「Battle Line」(邦題は何故か『ヴォイス・メール』だった)の曲も、スタジオテイクではイマイチと思っていたが、ライブヴァージョンで聴いた方が断然良い。
この頃のWettonのヴォーカルも脂が乗り切っていて、バラード系の歌唱はかなり胸に響く。
また、今回買い直した盤には「Sole Survivor」と「30 Years」(何故か数字表記だが、Thirty Years」と同曲)の2曲のボーナストラック(Taken From 「Live in Argentina」との表記あり)が収められている。
1. Heat Of The Moment
2. Don't Cry
3. Rendez-vous 6:02
4. Crime Of Passion
5. Caught In The Crossfire
6. Easy Moment
7. In The Dead Of Night
8. Thirty Years
9. Only Time Will Tell
10. Hold Me Now
11. Starless
12. Book Of Saturday
13. Battle Lines
14. Open Your Eyes
15. The Smile Has Left Your Eyes
(以下ボートラ)
16.Sole Survivor
17.30 Years
(表記裏ジャケ原文のママだが、6.は明らかにEasy Moneyの間違い)
posted by judas at 00:19| 東京 ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | プログレっぽいロック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年09月04日

Disc.2の「Monkey Business」は、過去の断片的音源の寄せ集めながらWettonの魅力が良く分かる 「Jack-Knife+Monkey Business / John Wetton,Richard Palmer-James」

img406.jpgちょっと前に紹介した、John Wettonの事実上の1stソロアルバムを切っ掛けに、初期のJohn Wettomのソロアルバムを、手に入る内にゲットしておこうと購入したもの。
リアルタイムでは、Disc.1が「I Wish You Would」として、上述の「Cought In The Cross Fire」よりも先に発売された。
9曲中5曲がカバーで最初はそれ程好きではなかったが、聴き込んで行くと、やはりWettonの魅惑の声や重厚な一人コーラスなどにより、カバーとオリジナルの区別なく好きになった。
Wettonと一緒にクレジットされている「Richard Palmer James」は、後期クリムゾンに於ける、Pete Sinfield的ポジションの人であるが、本作で聴かれるギターはすべて彼のものという事で、プレイヤーとしても非常に達者なので驚いた。
また「Confession」「Mustang Momma」は、Palmer-Jamesの単独クレジットで、作曲もこなす(特に「Confessin」はかなりイイ曲)。
Disc.2の方は、古くは72年からのデモやアウトテイクやライブ音源が、断片的に収められている。
3,の「Confession」(上述のDisc.1収録の曲と同じ曲)や12.の「The Goodship Enterprise」では、Bill Brufordのプレーが聴ける(共に'76年の録音)。
また断片とは言ったが、非常に良い曲が多く「The Laughing Lake」などは、何パターンも収められていて曲の制作過程が良くわかる。
「Book Of Saturday」と「Starless」は、70年代のWettonの弾き語りや作曲過程のラフスケッチの様なものと、90年代後半のWettonのソロでのライブヴァージョンの両方が収められている。
23.の「Doctor Diamond」は、「RED期」に、Flipp,Bruford,David Cross,Wetton,Palmer-Jamesによって作られた曲で、King Crimosnではスタジオヴァージョンは存在しないが、ずっと後に発売された発掘音源集ライブ(Great Deciever)に収録されていた。
ここで聴けるのは、WettonとPalmer-Jamesの2人のみで録音されたヴァージョンで、Wettonはヴォーカルのみで、バックはすべてPalmer-Jamesのプログラミングと生ギター。
このヴァージョンは本当に素晴らしい。
「過去の廃棄音源の寄せ集め」と言う人もいるが、私はこの[「Monkey Bisness」が大好きで、本当に今回この2枚組を入手出来て良かった。

↓197年のCrimsonヴァージョンの「Doctor Diamond」
「RED」に収めるには、ややポップで軽すぎたのかも知れないが、闇に葬るには余りに勿体ない曲。

Disc.Jack-Knife)
1.I Wish You Would
2.Too Muck Monkey Business
3.You Can't Judge A Book By The Cover
4.Confessions
5.Eyesight To The Blind
6.Walk On Heaven's Ground
7.Dimples
8.Mustang Momma
9.Adoration

Disc.2 (Monkey Business)
1.(Flourish)
2.Too Much Monkey Business
3.Confessions
4.Easy Money
5.The Night Watch [Live]
6.Woman
7.(False Start)
8.Untitled
9.Rich Man Lie
10.Cologne 1977
11.The Laughing Lake 1
12.The Good Ship Enterprise
13.Book of Saturday (Demo)
14.Book of Saturday (Live)
15.The Glory of Winning
16.Starless 1
17.The Laughing Lake 2
18.The Laughing Lake 3
19.The Laughing Lake 1977
20.Magazines
21.Starless 2
22.Cologne 1997
23.Doctor Diamond 1997
24.Starless 1997
posted by judas at 22:41| 東京 ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | プログレっぽいロック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年07月19日

私の「オールタイムベスト10アルバム」に位置する大名盤 「Caught In The Crossfire / JOHN WETTON」(リマス+ボートラ+紙ジャケ)

写真 (4).JPG79年12月にUKが活動停止をして、その約1年後の80年12月に発表されたJohn Wettonの実質1stソロアルバム。
以前、ボートラを加えて違うジャケットでリイシューされた時も購入したが、2010年に紙ジャケで再発されていたものを最近見つけてまた買った。
79年に出た「Jack-Knife」という、Richard Palmer-Jamesとの共同名義による作品もあるが、カバー曲中心の為「Caught In The Crossfire」が真の1stソロアルバムという見解が一般的。
内容については当時も今も、ポップ過ぎて「プログレ」のかけらも感じられないという見方が強く、常に「賛否両論」が激しい(と言っても、それ程多くの人に聴かれている訳ではないケド)。
私は、3人になってからの「UK」がメチャクチャ好きだったので、John Wettonの動向から目が離せず、このソロアルバムも発表後、すぐに聴いていた。
ギターにMartin Barre、ドラムがSimon Kirkというメンツに期待した人は肩透かしを食らう程の、ポップでキャッチーな曲満載だが、私は即転がった。
「Turn On The Radio」「Baby Come Back」「I'll Be There」等の恐ろしくキャッチーな曲、「Cold Is The Night」「Woman」等の切なく美麗なバラード、Wettonの声と歌唱法に異常にマッチしている「ムード歌謡」的「Caught In The Crossfire」等々、すべての曲が私の琴線に激しく触れる。
よく「捨て曲無し」という言葉を聞くが、これこそが究極の「捨て曲無し」アルバムだと言えよう。
【King Crimsonで「レッド」や「戦慄」に参加したり、「UK」を率いていたJohn Wettonがこんなアルバムを出してはいけない】という、非常に凝り固まった「耳」しか持たない人々には、全く受け付けないと思うが、私にとっては、「生涯ベスト10アルバム」に確実に入る程、大好きで大好きでしょうがない作品。
そして82年には、「80年代産業スーパーバンドブーム」のハシリになる「ASIA」を結成し、1stアルバムは世界的に大ヒットする。
「プログレ」なメンバーな割にポップでキャッチーな内容で大好きだったが、私はやはりWettonが「Caught In The Crossfire」で試行した事が結実していると勝手に思っている。
greg lake.jpgそして、「歴史に残るプログレバンドに在籍したベーシストのソロアルバム」で、もう一枚確実に「生涯ベスト10アルバム」に入るものがある。
これも「プログレ」を期待した人々を落胆させたが、クオリティの高さはこの「Caught In The Crossfire」と甲乙付けがたい程充実しまくっている。
そちらの方が、日本でも人気が高いギタリストが全面参加していた事もあり、知名度、人気、セールス面に於いて上回ってはいるが、この2作をリアルタイムで体験出来た私にとっては、「対」とも言うべき関係にある歴史的名作として、もっと多くの人々に聴いてほしいアルバム達である。

↓「RED」や「戦慄」を愛するコアなクリムゾンファンが聴いたら失神しそうな超絶ポップチューン。
1980年にして、既にこの吹っ切れ方は凄いとしか言いようがない。
でも、一見(一聴?)安易そうに見えて、きめ細かく作られている名曲だと思う。

↓Wettonの「英国ムード歌謡路線」の大名曲。
ちなみに、よく比較されるサザンの「そんなヒロシに騙されて」は83年の発表だそう。

1. Turn On the Radio
2. Baby Come Back
3. When Will You Realise
4. Cold Is the Night
5. Paper Talk
6. Get Away
7. Caught In the Crossfire
8. Get What You Want
9. I'll Be There
10. Woman
(以下ボートラ)
11. Every Inch of the Way
12. Out of The Blue
posted by judas at 00:59| 東京 ☁| Comment(5) | TrackBack(0) | プログレっぽいロック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年03月18日

わたし的にはKraftwerkの最高傑作 「Trans Europe Express / KRAFTWERK」(2009 Remastered)

005 (5).JPGjudas家のKraftwerkマイブームで、リマス盤を結構集めたが今回は、Trans Europe Express(ユーロッパ特急)について。
これもリマス盤は、ジャケットとは違うヘンなデザイン(TEEのオフィシャルなマークらしいが)のペーパースリーブに入っている。
CD本体に入っているブックレットのジャケットも、使われている写真は同じだがレイアウトがオリジナルとは微妙に違う。
尤も、この写真が大好きなので全面にバンと大きく(とは言ってもCDサイズだが)出ているのはとても嬉しい。
Kraftwerkとの出会いは、勿論アメリカでも大ヒットした「Autobahn」ではあるが、本当に転がってKraftwerk信者(?)となったのはこの「ヨーロッパ特急」からと言っても良いと思う。
全米5位まで上り詰めた「Autobahn」以降は「Radio-Acivity(放射能)」が140位、「ヨーロッパ特急」が119位と全米では、大きなヒットが続かず、日本でもごく一部のマニアックな好事家(含むjudas)の間でしか、音楽性が評価されなかった。
「ヨーロッパ横断特急(TEE)」に乗った、フローリアンとラルフが、いつまでたっても全然変わらない風景に飽き飽きし、お得意の単調な反復メロでその変わらない風景を表現したと言う事。
今では信じがたいが、あの「渋谷陽一」は結構Kraftwerkがお気に入りで、自身の某FMラジオ番組でよくかけてくれていた。
私がこのアルバムを買う切っ掛けになったのも氏の番組で聴いたからに他ならない。
最初の内は、「Trans Europe Express〜Metal On Metal〜Abzug」の流れに心奪われ、アナログ盤の旧B面ばかりを聴いていたが、時間が経つにつれて旧A面の「Europe Endless」や最初はつまらなくって飛ばして聴いていた「The Hall Of Mirrors」、ずっと後の「人間解体」発売後に、パリコレなどのメジャーなファッションショーで良く使われた為、シングルカットされヒットした「Showroom Dummies」等にもメチャ転がってしまった。
当時は「単調・退屈」と言われたがアルバム全体が、鉄壁なトータルイメージを持ち、私は「Autobahn」同様(いやそれ以上に)『反復によって得られる高揚感』の素晴らしさを教えて貰ったアルバムである。
アルバム全体の完成度では「Autobahn」を大きく上回り、彼らを永く聴いてきた私でもこの「ヨーロッパ特急」こそ、ジャーマンプログレからテクノポップへの大きな一歩を踏み出した、Kraftwerkの最高傑作だと確信する。

↓アルバム発表から約5年後の'82年にシングルカットされ大ヒットした。
日本でもCMに使われていなかったっけ。

1.Europe Endless
2.The Hall Of Mirrors
3.Showroom Dummies
4.Trans Europe Express
5.Metal On Metal
6.Abzug
7.Franz Schubert
8.Endless Endless
posted by judas at 00:11| 東京 ☀| Comment(2) | TrackBack(0) | プログレっぽいロック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年03月02日

【初期型「SAGA」サウンド】の完成形 「Images At Twilight / SAGA」

img308.jpgカナダ出身ながらドイツの国民的バンド「SAGA」の1980年発売の3rdアルバム。
2ndまでの70年代プログレ風味と、大ブレイクしたモダンな4th「Worlds Apart」の橋渡しとなるような両方の長所が混在した名盤。
「過渡期」というと中途半端なイメージもあるが、このアルバムは完成度が非常に高く、4thまでの中では私は一番好きだ。
2.の「See Them Smile」では、ヴォコーダーを使ったりして、ASIAの様でもあるが、こちらの方が早い。
続く「Slow Motion」から「You're Not Alone」そして高揚感がある「Take It Or Leave It」までの
流れは本当に私好み
以前紹介したベスト盤には、2nd「Silent Knight」と同じく8曲中6曲が収録されており、わざわざ3rdアルバムを買っても6.と7.しか目新しい曲はなにのだが、やはりアルバムの順番に曲が流れてくると、より素晴らしい。
これも2nd紹介時に書いたが80年代の「SAGA」のライフワーク(?)とも言える「チャプターシリーズ」からは、「It's Time」(Chapter three)と「Images」(Chapter One)が収録されており、特に6.の(Chapter One)は、シンフォニックな泣きの名曲。
また「On The Loose」でトレードマクークとなった感がある、キーボードとギターの早いパッセージのユニゾンも既に随所で顔を出しており、4thでRupert Hineにいじられてしまう前の「SAGA」の初期完成形がここにあると思う。

↓タイトルのイメージとヴォコーダーの使い方からか、何となくASIAを連想してしまうが、このアルバムはASIAの1stよりも早い、1980年発表。
かなり進んでたかも。

1.It's Time(Chapter Three)
2.See Them Smile
3.Slow Motion
4.You're Not Alone
5.Take It Or Leave It
6.Images(Chapter One)
7.Hot To Cold
8.Mouse In A Maze
posted by judas at 01:20| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | プログレっぽいロック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年02月23日

「R.I.P」! 来日公演直前のバンコのヴォーカリスト、フランチェスコ・ディ・ジャコモが交通事故死!

img310.jpgまだ、チッタやAmassの超速報でしか分からないのだけれど、イタリアン・プログレの超大物バンドバンコ(Banco)のフランチェスコ・ディ・ジャコモ(Francesco Di Giacomo)が日本時間の2/21(金)に交通事故で死去したらしい。
ジャコモは、まさに「Voice Of Italy」とも言うべき存在で、イタリアのたおやかさや情熱を極限まで表現できる、稀有なヴォーカリスト。
創設者のジャンニとヴィットリオのノチェンツイ兄弟がバラバラになろうとも、ジャコモの声さえあればバンコだった。
イタリアン・ロック・シーンの大きな損失。
まさか、ジャコモに「R.I.P」(1stアルバム収録のバンコの代表曲の一つで邦題は「安息の鎮魂歌」)と言う言葉を捧げるとは思わなかった。
尚、4/12.4/13の来日公演については、まだチッタから正式な発表はない。
☆画像のジャケットで気持ちよさそうに昼寝?しているのがジャコモ。
このライブはディスコブームの真っ只中に発売された為、かなりダンサブルなアレンジになっていてコアなファンには評判が悪いが、私は大好きなライブ盤。

↓「自由への扉」収録の、ジャコモの美声が堪能できる名曲【私を裏切るな】

posted by judas at 21:29| 東京 ☁| Comment(10) | TrackBack(0) | プログレっぽいロック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年02月19日

全く古さを感じさせない大傑作 「Tour De France / KRAFTWERK」(2009 Remastered)

002 (10).JPG2003年発表。
1986年の「エレクリック・カフェ」(後に「テクノ・ポップ」)以来17年振りという事で当時は結構話題になった。
誰も覚えていないかもしれないが、実は「Tour De France」という曲のシングル盤は1983年に発売されていて、英国でもそこそこ売れている。
当時、英国の7インチのシングはなかなか手に入らなかったので、持っていなかったが突如、1999年にシングルCDとして再発されたので、それは即入手した。
3つのヴァージョンと、CD EXTRA(懐かしい!)としてクリップが収録されていた。
そして、忘れたかけていた2003年に「サウンドトラック・オブ・ツール・ド・フランス」としてフルアルバムが発売された。
前述のシングル盤とはかなり違う、ややアンビエントな肌触りで、第一印象はあまり良くなかった。
しかし、ブレイクビーツ気味のリズムや若干のヒップホップ風味を交えた当時の流行から全く外れていない、現役感バリバリの作品である事が聴き込む内に分かり、やはりKraftwerkこそエレクトロミュージックの最高峰であるとの感を強くした。
今では、Kraftwerkの最高傑作といっても良い位の完成度と、他の追随を許さない独創性に完全に転がっている。
ちなみに、ラルフ・ヒュッターは命に係わる程の怪我をしても乗り続ける程の自転車マニアだという事。
☆尚、このアルバムはスリーブケースとCD本体のジャケとがほぼ同一のデザイン。

↓2003年のアルバムヴァージョン。
最初はややアンビエントな印象でKraftwerkならではの硬質なイメージが希薄だったが、聴き込む度にKraftwerkワールドに惹き込まれる。

1. Prologue
2. Tour De France tape 1
3. Tour De France tape 2
4. Tour De France tape 3
5. Chrono
6. Vitamin
7. Aro Dynamik
8. Titanium
9. Elektro Kardiogramm
10. La Forme
11. Rgneration
12. Tour De France
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2014年02月16日

ロックが新しいステージに登った瞬間  「Autobahn / KRAFTWERK」(2009 Remastered)

003 (7).JPGアナログ盤を始め数回このアルバムを買ったが、他の作品のリマス具合があまりに素晴らしかった為、この「アウトバーン」も購入。
アドルフ・ヒトラーが作った速度制限の無い高速道路(とは言え、推奨速度は130kmで、一部では制限がある)をドライブする感覚をシンセサイザーを使い再現した、1974年に発表された歴史的名盤。
アメリカでもアルバムチャート5位、シングルチャート25位の突然変異的第ヒットを記録し、私もF.E.Nでよく聴いていた。
割と早めに、日本フォノグラムの廉価盤シリーズ(1,500円)より発売されたので私も即買って繰り返し、繰り返し聴いて次第にハマっていった。
そして「放射能」('75)と「ヨーロッパ特急」('77)で本格的に、私はKraftwerkの大ファンになってしまった。
「アウトバーン」以前のシンセサイザーミュージックは、アルバム旧B面の「深夜そして姿なき足跡」や「朝の散歩」の、足音や鳥の鳴き声の様な現実音を再現してコラージュした様なアヴァンギャルドな物が主だったが「アウトバーン」では、一定のビートの上で反復するメロディを持ち、後の「テクノポップ」の第一歩となる様な【音楽】だった。
発表当時は、日本では本当に酷評されていて、これは『電子音』であり、音楽である事すら否定される様な有様で、彼らを好きだと言うをあまり公言できない雰囲気があった。
ただ、あのAerosmithのSteven Tylerがインタヴューで「ツアーの移動中にはKraftwerkを聴いている」と答えていたのをラジオで知って意外に思いながらも嬉しかった思い出がある。
世間では音楽と認めて貰えなかった単調な反復音も、ずっ〜と繰り返し演奏される事によって、ある種の酩酊感や浮遊感が生まれ、結果としてLed ZeppelinやDeep Purpleにも負けない高揚感を得る事が出来た。
非常にエラそうになってしまうが、私はこの頃からKraftwerkを好きでいる事が出来たお蔭で、ロックが新しいステージに登った瞬間の目撃者になれたと自負している。
☆ペーパースリーブは高速道路を記号化したデザインのもの(これはこれでセンスがいい)になっているが、CD本体のジャケは従来のもの。
私がもっていたアナログ盤(日本盤)はジャケットの下方にメンバー4人が映ったミラーと計器盤が描かれていた。

↓Kraftwerk流のロックンロールとも言える名曲。
軽快で流れる様なメロディは、むしろ「人間解体」よりも、Y.M.Oに影響を与えた様に思える。

1.Autobahn (アウトバーン)
2.Kometenmelodie 1(大彗星(鼓動))
3.Kometenmelodie 2(大彗星(軌道))
4.Mitternacht(深夜そして姿なき足跡)
5.Morgensaziergang(朝の散歩)
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2014年02月15日

リマス効果絶大! 「Computer World / KRAFTWERK」(2009 Rematered)

003 (6).JPG世界中の音楽を変えてしまった「人間解体(Man-Machine)」から3年のインターバルを経て発表された作品。
前作の凄まじいインパクトに比べると、やや地味で派手さに欠けた為、世間的な評判もあまり良くなく、私も当時はかなりガッカリしたものだった、
「The Mix」のところで書いた様に、このアルバムに収められたオリジナルよりも、「The Mix」で再構築されたヴァージョンの方が活き活きして躍動感もあり好きだった。
特に「Poket Calqulator」は、テンポもアップし軽快なイントロが聴こえた瞬間に高揚感がリスナーを惹き付ける。
今まで、車、電車、ラジオの電波等をモチーフにそれらを電子楽器とKraftwerk独自のセンスと解釈で表現してきたが、本作は最初から「コンピューター」を対象にしたのも、ヒネリがなくて(?)評価の低さの原因だったのかも。
とは言え「Computer World」収録のヴァージョンもリズムトラックが非常に凝っていて、聴けば聴くほど脳内にこびり付いてくる。
前述の「Pocket Calculator」「Computer World」「It's More Fun To Compute」を始めメロディも良く出来ている。
今聴くと「人間解体」はやや古さを感じさせなくもないが、「Computer World」は現在流行っているテクノ系の音楽と比べても、全く遜色なく感じる。
しかもリマス効果が絶大で、ビート、メロディのアタックのキレが良く聴こえ、旧CDの地味さは払拭されたと言っていい。
また、このリマスシリーズは以前も書いた様に「ペーパースリーブがオリジナルジャケとは違う絵柄で、CDの方のジャケットがオリジナル通り」と言う事になっているが、このアルバムはその逆で、ペーパースリーブ自体がオリジナルジャケット仕様になっている。

↓「Numbers」と「Computer World」は現在でも重要なレパートリーになっている。

1. Computer World
2. Pocket Calculator
3. Numbers
4. Computer World..2
5. Computer Love
6. Home Computer
7. It's More Fun To Compute
posted by judas at 01:11| 東京 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | プログレっぽいロック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年02月13日

これを最高傑作と言う人がいても私は怒らない  「The Mix / KRAFTWERK」(2009 Rematered)

002 (9).JPG2009年に発売された「クラフトワーク」のリマスター盤の日本盤が、今年の1月末に「Forever Yong」シリーズで再発され、グラミー賞の「特別功労賞生涯業績賞」(長い!)を、ザ・ビートルズ(!)等と受賞した事も相まってか、好セールスを記録しているらしい(今夏には、2年連続の来日公演も決まっている)。

たまたまそれよりも少し前から、judas家では「クラフトーワーク」のウチの子発のマイブームが起こっており、これを機にリマス盤を収集する事にした。
先ずは、「The Mix」から。
1986年に「エレクトリック・カフェ」(後に「テクノポップ」に改題)を発表後沈黙を守っていたクラフトワークが、突如1991年に発売した過去の名曲のリミックス集。
このシリーズはオリジナルジャケットとは異なるデザインの紙のスリーブケースに入っているが、ジャケはオリジナルのものを使用している(しかし、この「The Mix」のオリジナルジャケは鮮やかな青地のカラー写真だったが、リマス盤では何故か白黒写真になっている)。

「ユーロッパ特急」発表時からクラフトワークにハマりまくっていた私には、91年当時この「The Mix」は違和感が大きかった。
一般的な「リミックス」の概念を大きく超えて、ほぼ新録音とも言える大幅な曲の解体、再解釈、再構築が行われていた。
クラフトワークは私にとってダンス音楽ではなく、じっくり聴き込む「ジャーマンプログレ」だったから、当時のトレンドに流され、改変&改悪された様に感じられ凄く残念だった。
ここで「クラフトワークと私」という様な文章を書くと非常に長くなってしまうので、敢えて彼らの魅力や偉大さには触れないが、本当に大好きなバンドの一つだ。
で、その違和感の大きかった「The Mix」だけれど、割とすぐにどの「ミックス」もオリジナルを超える出来だと思うようになってしまった。
最高のライブアルバム「ミニマム・マキシマム」でもThe Robotsを始め、多くの曲がこの「The Mix」に近いヴァージョンで演奏されている。
世間では「無機的」と評される事が多かった彼らの音楽だが、「ミニマム・マキシマム」の映像版を観るとどこの国でも観客が熱狂しているのが良く分かる。
この「The Mix」はクールなオリジナルヴァージョンをより「ライブ向け」にアレンジする目的もあったと思う。
特に3.とその日本語版の4.は、オリジナルヴァージョンの数十倍の生命力を持って、オーディエンスを踊らせる。
4.を代表例に2.10等、特に「コンピューターワールド」収録の曲が、この「リミックス」によって新たな命を吹き込まれたと言える。
6.の「リミックス効果」も非常に大きい。
オリジナルヴァージョンを聴き尽くしたファンも、初心者もどちらも楽しめる(使い尽くされた表現だが、全くその通りなので)、稀有な【ベスト・アルバム】だと思う。

↓「ミニマム・マキシマム」より渋谷AXでのライブ。
「DENTAKU」で沸き起こる大合唱が感動的

1. The Robots
2. Computerlove
3. Pocket Calculator
4. Dentaku
5. Autobahn
6. Radioactivity
7. Trans Europe Express
8. Abzug
9. Metal On Metal
10. Homecomputer
11. Music Non Stop
posted by judas at 22:31| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | プログレっぽいロック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年02月10日

2ndアルバム「Silent Knight」もかなり良い 「Silent Knight + In Transit / SAGA」('89)

img303.jpgSAGAの良さを理解しようとして、ヴォリュームたっぷりの枚組ベストを繰り返し聴いていたら、結構ハマってきてしまった。
やはり、3rdアルバムまでの曲が私の琴線に触れる事が多かったので、取り敢えず2nd「Silent Knight」と4thの後にでたライブアルバム「In Transit」のお得な(?)カップリング盤を買った。
以前も書いた様に2ndアルバム8曲中6曲がベスト盤に収録されているので、今回初めて聴いた曲は「(You've got)Too Much Lose (Chapeter 7)」と「Someone Should」の2曲だけだが、どの曲もポップでプログレッシヴ。
この2ndには(Chapter 2)と(Chater 7)という2つの「Chapter」シリーズの曲が収録されているが、各アルバムに1〜2曲の「Chapter」シリーズが順不同に入っている。
この辺も同じカナダのRushの「Fearシリーズ」を思い出してしまう。
尚、Chapterシリーズは16.まであって、シリーズを順番に演奏した「Chapters Live」というアルバムもある。
それ以外にも、2ndアルバムには「Compromise」「Help Me Out」「Careful Where You Step」等、キャッチーでいながらきめ細かい造りのプログレの香り(?)が漂う良曲が密集している。
もう一枚の「In Transit」は、Worlds Apartで大ブレイクした直後のライブ盤で、同アルバムから3曲、2ndから2曲、1stから2曲、3rdから1曲という選曲で、一枚物というのが残念な程の充実度。
Rupert Hineによる小奇麗過ぎるプロデュースで「お洒落サウンド」っぽくなってしまった「Worlds part」の曲達もライブならではのエネルギッシュな演奏で良くなっている。

↓2ndアルバム中でも非常に「プログレハード」っぽいスリリングな曲「Careful Where You Step」


51I37OTo7YL__SL500_AA300_.jpg【Silent Knigh】
1.Don't Be Late(Chapter 2)
2.What's t Gonna Be?
3.Time To Go
4.Compromise
5.(You've Got)Too Much To Lose(Chapter 7)
6.Help Me Out
7.Someone Should
8.Careful Where You Step
5164hEZvWmL__SL500_AA300_.jpg【In Transit】
1.Careful Where You Step
2.Don't Be Late
3.Humble Stance
4.Wind Him Up
5.How Long
6.No Regrets
7.A Brief Case
8.You Are Not Alone
9.On The Loose
posted by judas at 00:19| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | プログレっぽいロック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年02月08日

文字通りレトロな世界を再構築した好盤  「Retropolis / TheFlower Kings」('96)

img302.jpg以前、バンド名義としては1stに当たる「Back In The World Of Adventures」を紹介した事があるが、今回は2ndにあたる「Retropolice」について。
相変わらずギターは、Steve HacketteとAllan Holdsworthを足したような印象で、曲調は、Genesis等のシンフォニック系を思わせるものが多い。
1st紹介時にも書いた様に、70年代や80年代前半のバンドから美味しいところをたっぷり持って来ており「元ネタ」探しを楽しむ事が出来る。
この2ndでも、GenesisとUKを強引にミックスした様な6.や、部分的にFrank Zappaの「Peaches En Regalia」を思わせる音色やフレーズを持って来ている5.など、長く色々聴いてきている私らの様な人間は様々なところに反応したくなる。
とは言っても、The Flower Kings(以下TFK)ならではのモダンな「様式美」もあり、これはこれで転がってしまう。
特に2.の「Retroplis」や、4.「There Is More To This World」の様に、シンフォニックで長尺な曲
は、偉大なる先駆者達から影響を如実に表わし、文字通り「レトロ」で巨大な「Retropolis」を構築している様に思える。
昔は「焼き直しプログレ系」にはあまり好印象を持たなかった私ではあるが、このFlower Kingsは十分許せる範囲内にいる事が分かったので、これからもゆっくりと集めていきたいと思った。

↓前述のFrank Zappaの「Peaches En Regalia」を思わせるメロディと音色が一瞬出てくる(私だけが思っているのかも知れないが)ナンバー。
最初は退屈であったが聴き込んだらメッチャ好きになった。
これも「元ネタ探し」向き(?)の曲。

1. Rhythm Of Life
2. Retropolis
3. Rhythm Of The Sea
4. There Is More To This World
5. Romancing The City
6. The Melting Pot
7. Silent Sorrow
8. The Judas Kiss
9. Retropolis By Night
10. Flora Majora
11. The Road Back Home
posted by judas at 23:54| 東京 🌁| Comment(2) | TrackBack(0) | プログレっぽいロック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする