2014年04月18日

デモでも演奏は超キレキレ 「Rage Against the Machine-XX (20th Anniversary Edition)」(2CD+1DVD)('12)

ratm 3.JPGアマゾンを彷徨っていたら、こんなAnniversary Editionがあるのを知って即オーダー。
私の買った「2CD+1DVD」の上位セットとして「1LP Record+2CD+2DVD」の5枚組BOXがあったのだけれど、アナログ盤が聴けない環境なので、3枚組セットの方にした。
以前、3rdまでがセットになったものを買った時にも書いたが、私はやっぱ1stアルバムが一番良い曲(=カッコいい曲)が集中している気がする。
そして、Disc.2のデモ集がお宝。
「デモテイク」とは言えかなりの完成形で、違いはあまり感じられない。
音質は正規ヴァージョンと比しても遜色なく、なによりもデモでも(ダジャレじゃない)超キレキレの演奏。
また、アルバム未収曲もメチャクチャ良い。
以前は持っていた「Live And Rare」に入っていた「Darkness of Greed」と「Clear The Lane 」は勿論の事、初めて聴いたとは思えない程「Rage節」炸裂の「Windset's A Threat」「Auto Logic」「The Narrows」も最高で、このEditionを買って本当に良かった。
Disc.3の映像は、昔買ったVHSに収録のものもあったりして、レア度はそんなに高くないが、超ハイテンションのパフォーマンスはいつ観ても超転がる。
☆彼らはAudioslaveの活動停止後、2007年に再結成したが新作の制作は行わずに、ギタリストのTom Morelloは、現在Bruce Springsteenと共に行動する事が増えている。
ちなみに、Tom Morelloは両親ともに「活動家」であり、彼もハーバード大学で政治学を学び、主席で卒業し、政治家の秘書になったと言う経歴を持ち、政治的主張がSpringsteenと一致した為(?)一緒に行動しているのかも知れない。
しかも、元々Rage Against The MachneはSpringsteenの「Ghost Of Tom 」を超ハイテンションなヴァージョンでカバーする程のファンだった。

↓ジミヘン+ステーヴ・ヴァイ的な変態ギターだが、学歴を知ると何となく知的に聴こえる。

Disc.1
1. Bombtrack
2. Killing In The Name
3. Take The Power Back
4. Settle For Nothing
5. Bullet In The Head
6. Know Your Enemy
7. Wake Up
8. Fistful Of Steel
9. Township Rebellion
10. Freedom
以下ボートラ
11. Bombtrack (Live)
12. Bullet In The Head (Live)
13. Take The Power Back (Live)
Disc.2
(Original Demos)
1. Bombtrack
2. Take The Power Back
3. Bullet In The Head
4. Darkness of Greed
5. Clear The Lane
6. Township Rebellion
7. Know Your Enemy
8. Mindset's A Threat
9. Killing In The Name
10. Autologic
11. The Narrows
12. Freedom
Disc.3(DVD)
1. Killing In The Name(Music Video)
2. Bombtrack (Music Video)
3. Freedom (Music Video)
4. Take The Power Back (Live)
5. Bombtrack(Live)
6. Wake Up(Live)
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2010年10月03日

「Guitar Heaven: Greatest Guitar Classics of All Time / SANTANA」('10)

santana.JPGサンタナの新譜が届いた。
過去の名曲をゲストシンガーを招いてカヴァーした最近お得意?の企画物。
ちょっと長くロックを聴いていた人なら、殆どの曲を知っている事と思う。
ゲストシンガーの方は、1.のChris Cornell(元Soundgarden,Audioslave)2.のScott Weiland(元Stone Temple Pilots等)、11.のJoe Cocker、以外はイマイチ馴染みがないけど、皆それなりウマイ。
濃〜いサンタナのギターがたっぷり充満しているのかと思いきや、意外にもオリジナルに近いあっさりしたアレンジの物が多い。
「Phtograph(リンゴ・スターじゃないよ)」やVHの「Dance The Night Away」なんて、軽〜いラテンフレーヴァーはあるものの殆ど完コピに近い。
とは言え、DoorsやZep等の古い曲ではかなり饒舌に惹きまくっていたりして、聴き応えは十分。
でも、私的には上記の「Photograph」と「Dance The Night Away」が良いと思った。
注目の?輸入盤ボートラ「Under The Bridge」はまあまあという事でお茶を濁す。
尚、わたしが買ったのは輸入盤のDVD付きのヴァージョン。
DVDのメイキングは、ちらっとゲストヴォーカルが映るくらいで、取り立てて必要ではないと思う。
クライヴ・デイヴィスが全体の3分の2以上出てくるし。
そのヴァージョンのジャケは視る角度によって絵柄が変わるヤツ(正式になんて呼ばれているのかは知らない)で、デジカメでとったら変になった。

1. Whole Lotta Love (featuring Chris Cornell)
2. Can't You Hear Me Knocking (featuring Scott Weiland)
3. Sunshine Of Your Love (featuring Rob Thomas)
4. While My Guitar Gently Weeps (featuring India.Arie & Yo-Yo Ma)
5. Photograph (featuring Chris Daughtry)
6. Back In Black (featuring Nas)
7. Riders On The Storm (featuring Chester Bennington & Ray Manzarek)
8. Smoke On The Water (featuring Jacoby Shaddix)
9. Dance The Night Away (featuring Pat Monahan)
10. Bang A Gong (featuring Gavin Rossdale)
11. Little Wing (featuring Joe Cocker)
12. I Ain't Superstitious (featuring Jonny Lang)
以下輸入盤ボートラ
13. Fortunate Son (featuring Scott Stapp)
14. Under The Bridge (Featuring Andy Vargas)
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2009年10月24日

1stより私好みではあるが「Cosmic Egg / WOLFMOTHER」('09)

wolfmother.gif日本先行で約3年振りに出たWOLFMOTHERの2nd「Cosmic Egg」が素晴らしい。
センセーショナルなデビューを飾って1stが世界的にヒットしたバンドの2ndがコケる、というのはここ数年に多くみられる傾向で、このWOLFMOTHERの2ndもそんな感じになる可能性は高いだろう。
しかし、その内容は1stを大きく上回ると断言できる。
好みによる部分も大きいかも知れないが、1stで顕著だったダンサブルでファンキーなリズムが後退し、ロック然とした腰の据わったリスムバターンの曲が増えたのが大きな原因だと思う。
勿論、ZEP的なホワイトファンクとも言えるリズムは健在だが。
SABBATHっぽいリフやメロに乗せて、プラントっぽいハイトーンヴォーカルが突き刺さってくる曲には無条件で転がる。
このバンドは、過去のバンド引用の仕方が、他の凡百のバンド達に比べて先天的にうまいのが勝因なのだと思う。
トリオバンドだったのが、中心人物のアンドリュー・ストックデイルを残しリズム隊が脱退。
2ndでは新メンバー3人を補充したが、実質的に完全なワンマンバンド。
今後、実力に見合った大きな成功を獲得出来るかどうかは微妙だが、多く出てきている70年代ルーツっぽい音楽性で売ってるバンドのなかではダントツに好きだから頑張って作品を発表し続けて欲しい。


↓1stシングル。アルバムの中ではむしろ残念な曲かなあ。これ以上の曲は沢山あるから。



ZEPのカバー。こういう声質だったらやってみたくなる気持ちは分かる。
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屈指のロックアンセム「Metal On Metal」

やっぱ、Anvilの「Metal On Metal」は屈指のロックアンセムだ!
You Tubeでも数多くアップされていた。

最新のトコでは先月地元トロントのCD屋さん(オーナーが旧友の様だ)で行われた、インストアライブ。
日本でもこんなちっちゃいお店でのインストアは珍しいぞ。
超至近距離で「Metal On Metal」が聴けるなんてホントに羨ましい。
海外では「映画ブレイク」後のはずだが、それ程生活に変化はないのかも。
西武球場だろうが、メチャちっちゃいCD屋だろうが変わらぬ全力投球のプレイが彼らの真骨頂。
マジでいい演奏だと思う。



これは98年頃のライブ。
この曲が発表されたのが1982年。
翌83年にインディーズから1stをリリースするメタリカが大きく影響を受けているのが判ると思われるが、どうか。
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2009年10月22日

Anvil,奇跡の大ブレイク「夢を諦めきれない男たち」

anvil 1.jpgしかし、世の中何が起こるか本当にわからない。
ここにきて、ドキュメント映画をきっかけにあのアンヴィルが世界中で大ブレイクしているらしい。
ていうか、映画だけが大ヒット?
「ここ数年のドキュメンタリーで最高傑作 / マイケル・ムーア」
「この映画を観るまでヘヴィメタが大嫌いだった。しかしこれは今まで観た中で最も心が揺さぶられた映画だ / ダスティン・ホフマン」
などと、各方面で大絶賛されている。
監督は昔アンヴィルのローディーをやっていた人だそう。

それにしても、アンヴィル好きだったなあ。
81,82年と、私が一番HM/HRにハマり込んでいた頃にカナダから出てきて、1st,2ndはよく聴いた。
バンドとしてのグレードは確かに高くないけど、いかにもB級然としたたたずまいと、身も心もメタルに捧げきったそのアテチュードが実に私好みだった。
♪めたろ〜ん・め〜た〜っ♪(Metal On Metal)と、いっつも口づさんでいたっけ。
なんか映画の予告編では「鳴かず、飛ばずの3流バンド」みたいに紹介されてたが、一時はかなりのポジションにいたと思うぞ(私の中では、84年の西武球場に来たメンツでは一番大好き)。
親しみやすいパワーメタルの始祖と言ってもいいかも。
CDでは一枚も持ってなかったから、速攻で1stと2ndをオーダーした。
でも、来るのに結構時間がかかる様。
もっと待てば、ブームに乗って日本盤がボートラ付とかで出そうな気もするが、とりあえずキープ。
なんか映画がとっても観たくなったが、東京で2館、埼玉ではゼロと上映館が非常に少ない。
当たれば、拡大ロードショウってのになるか?
もっとも、日本公開されただけでも奇跡的。
それだけ、海外での評価が高いと言う事だろう。
国内盤のDVDが出るまで待ちきれない。
観たら泣きそうだけど。

予告編



予告編(国内版)
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2008年03月03日

JEFF HEALEYの訃報

jeff.jpgジェフ・ヒーリーが癌の為、亡くなったそう。
そんなに沢山アルバムを持っている訳ではないが、所謂「ブルーズギターリスト」の中では、ロック・スピリットやポップ感があって聴き易くて好きだった。
きっとリスナーとしても色んな音楽に親しんでいたに違いない。
以前紹介した映画「ロードハウス・ブルース」にも出演していて、ギタープレイだけではなく演技も披露していた。
彼は目が不自由な為、ギターを膝の上に置いた特殊な奏法で弾くのだが、音だけ聴いているとその事は全然分からない。
私は、2ndの「HELL TO PAY」が大好きだが、他のアルバムも揃えたくなってしまった。
特に、カヴァー・アルバムの選曲が良い。
Yer BluesやCommunication Breakdownも収録されている
また、あのイアン・ギランのバックで、ちょっとピンク・フロイドなアレンジの「When A Blind Man Cries」(う〜ん、そのまんまというか洒落にならんと言うか)を弾いている画像も見つけた(泣く)。
日本では、盲目であると言う事以外は、かなりの過小評価だが、間口の広いブルーズをやっていて(最近はジャズっぽいのも)、あんまりディープなブルーズは苦手な私なんかでも聴けてしまう。
これを機に(悲しい『機』だが)もっと多くの人が聴く様になったら有難い。
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2007年12月02日

SHAM69の歴史的映像

sham 69.jpg英国の代表的オリジナルパンクバンドSHAM69の映像をYouTubeで見つけたので紹介。
彼らに於いて語り草になっている事の一つに、1978年のレディングフェスがある。
彼らには元々過激なファンが多く、その中でもスキンヘッズやパンクスなど細かい派閥(?)で抗争があり、コンサートでは常に暴動が起こっていた為、会場も中々借りられない有様だったという。
このレディングでも、ファン同士の小競り合いがやまず、ヴォーカリストのジミー・パーシーが「争いを止めてくれ!とステージから訴えてIf The kids Are Unitedを泣きながら歌った」という伝説が残っている。
この画像を見ると、演奏前(画面ではパブみたいなトコで酒を飲んでる)のシーンに、ジミーのMC(たぶん前述の様な事を言ってるのではないか)が被さって、画面がステージに切り替わる。
演奏中は流石に泣いていないが、演奏後に泣き崩れているのが映っている。
確かに騒然とした会場の雰囲気が伺える。
多少、大袈裟に伝えられている部分はあるかもしれないが「伝説のステージ」を観る事が出来て感動。
映画か何かの画像の様なので、ひょっとして市販されてるのかも?

そして、恐らく近い時期に撮られたであろうTV番組出演時の映像も非常に面白い。
TVスタジオに親子連れを多く仕込んであり、子供と「If The Kids Are United」を合唱する微笑ましい?シーンが見られる。
ジミー・パーシーがまるでNHKの歌のお兄さんの様なのが笑う。
こんなベタな演出ってアリか?
パンクシーン随一の過激な親衛隊を持ったバンドとは思えない。
でも、SHAM69の真摯な一面を垣間見る事が出来るこの映像も大好きだ。
posted by judas at 21:52| Comment(2) | TrackBack(0) | ガッツィーなロック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年09月18日

Revelations / AUDIOSLAVE

〓[〓〓〓〓〓〓〓.jpg以前から書いている様にウチではAUDIOSLAVEの評価が高いが、まさかこれだけ安定して長く活動をしてくれるとは思わなかった。
新作の3rdアルバム「Revelations」が9/23付ビルボードで初登場2位!
因みに1位はビヨンセで、3位は先週の1位から落ちたボブ・ディラン(!)のニューアルバム。
ボブ・ディランの新譜は世界的にめさくさ売れてるらしい。
更に驚愕するのは初登場9位でアイアン・メイデンの新譜が初登場している事。
セーソクの番組で「欧米では今でも1コンサートで十万人以上の動員力がある」と言われていたメイデンだが、遂に全米のアルバムセールスにも反映されて来た。
今や第二の黄金期と言ってもよいかもしれない。
ファンの方は、この秋の武道館公演は是非足を運ばれた方が良いかも。

で、話を元に戻すとAUDIOSLAVEの新譜は本当にカッコいい。
1st,2ndとも微妙に違うアプローチで、ストレートなパワーは今作が一番伝わり易いかもしれない。
ZEPやバドカンを彷彿とさせる、ガツンガツンとリズムを叩きつけてくるタイプの曲が以前に比して増えて来たが、それに加えてメロディ面の充実も素晴らしい。
レイジ+サウンドガーデンだけではない、AUDIOSLAVE独自の音を完全に見つけた様な気がする。
トム・モレロのギターも、曲から浮き上がらない程度のトリッキーさで心地良い。
早速You Tubeでも、新しいPVがアップされていた。
ジャケの地球?の陸地に当たる部分が、彼等の1stにも登場したシンボルマークの形をしているのも洒落ている。
またまた2006年のアルバム・オブ・ジ・イヤーの強力候補出現。
posted by judas at 22:18| Comment(0) | TrackBack(1) | ガッツィーなロック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年05月15日

フラゼッタ魔神

frazettaコヒカンを聴き込んでいる最中なのだけど、一聴しただけではサラっと通り過ぎてく感じで、深く理解するにはかなり時間を要しそう。
比較するには違いすぎるが、それとは対象的にWOLFMOTHERは一発目からガンガン聴き手に入り込んでくる。
2曲目の「White Unicorn」は予想通りアルバム中ピカイチの出来で、それどころか1970年代以外に作られた曲の中でも最高の部類に属するロック・アンセムと言い切ることが出来る。
また多少の出来不出来はあるものの他の曲も実に良い。
今日は、11曲目の「TALES」と13曲目の「VAGABOND」がキタ。
「TALES」のリリカルで静かな立ち上がりから、徐々に熱くなってくる流れが素晴らしい。
「VAGABOND」はラストを占め括るにふさわしいダイナミズムに満ちている。
中期ZEPっぽいアコギとドラムの絡みから、曲がどんどん大きく広がってくる。
ここでも、ヴォカールが実に美しい。

曲を語るのはこの辺にしておいて今日はアートワークについて少し。
このジャケはアメリカン・ファンタジー・アートの巨匠「フランク・フラゼッタ」の作品。
70年代ロックに詳しい方なら一度は聞いた事のある名前だと思う。
詳しくは分からないけど、フラゼッタがジャケットに引用されるのは久しぶりではないか。
第一印象では、このWOLFMOTHERのジャケはフラゼッタっぽくないがよくよく見ると紛れもなく彼の筆致。
剣を持った戦士だけではなく、女神(?)もカッコいー。
で、下の方でフラゼッタの絵をジャケに使った代表的アルバムを紹介。
なんと言ってもMOLLY HATCHETは御用達バンド。
後期ではフラゼッタそのものの絵を使えなくなった(?)為か、フラゼッタ風のバッタもんを使っているが、非常にインチキ臭くなってそれもまた悪くない。

Expect No Mercy
ナザレスの「無情の剣」は彼らで一番好きなアルバムかもしれない。

Flirtin' with Disaster

このMOLLY HATCHETの2ndも大好きなアルバムで、当時邦題(サブタイトル?)が「フラゼッタ魔神」って付いていた様な気もする。
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2006年05月13日

クラウディオ君に一目惚れ

待ってたCDが届いたばかりなのに、今日また買って来てしまった。
最近のHMVの「○枚買ったら△%OFF」みたいな作戦にまんまとノッてしまって複数枚で増えるんで、なかなか聴き込めない。

foreignerで、今日買って来たのは「Good Apollo I'm Burning Star IV,Vol.1 / Coheed And Cambria」ForeignerのBEST盤。Coheed And Cambria(以下コヒカン)は、黄色づくしさん(またまた引用させて頂きました)がご紹介されていたもので「21世紀のRUSH」というキーワードに惹かれてしまった。
しかし、もう一つ決め手になったのはヴォーカリストのクラウディオ君のルックス。
御婦人方が、おヒキになるのは当然なのだが、黄色づくしさんが仰った「飲んだくれのオヤジがビール瓶をガッチャ〜ンと半分割って凶器にして、やんのかゴラァ〜〜」というのが余りにハマるカッコ良さ。
また、わたし的には『アメリカの田舎町のマイナープロレス団体の悪役で、観客の憎悪を買っておいて、最後にはブロンドのカッコいいマッチョな人気レスラーに必ずやられる役回りのレスラー。しかし陰ではそのファイトマネーを不幸な子供達のいる施設に寄付している心優しい人』っぽいイメージ。

コヒカンとにかく、そのルックスに即転がってしまった(画像右から2番目)。
ムチャクチャカッコいー。
まだ、少ししか聴いてないのだけれど、最近のヘビー&プログレッシブ&テクニカル系と違って、極限までテクや音圧で押しまくるのではなく、とても抑制の効いたバランス良いサウンドが却って新鮮だった。
これなら「RUSH」を引き合いに出されても納得できる。
クラウディオ君の繊細なハイトーンのヴォーカルも、ルックスとの落差が凄くて面白い。
やっぱいいわ、コヒカン。

で、2枚買うと1枚あたりの単価が下がるんで抱き合わせたのが、フォリナー。
私が彼らの音源を買うのは、アナログ、CDを通じて初めて。
別に、嫌っていた訳じゃないんだけどあまり通過してこない道だった。
「ガール・ライク・ユー」がいつ全米TOP40を聴いても2位で、だんだん可哀想になって好きになったくらいか。
結局、同曲は9週間だか連続して2位で、当時の記録を作ったんじゃなかったっけ(うろ覚え)。
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2006年05月12日

WOLFMOTHERがキタ!

色々届いた以前オーダーしておいたものと、最近オーダーしたものがまとまって届いた(画像は、光不足でブレてしまった)。

STATUS QUOのDVD「The Party Ain't Over Yet」の国内盤!!!は、日本発売自体が快挙!
まだ全然観れてないんだけれど、2枚組約200分のボリュームも凄い。

QUOリマス第三弾の超名盤「Back To Back」と、今更ながらの第一弾からは「LIVE」


某掲示板で話題になった英国の「The O Band」(A Band Called "O"としても知られる)の77年の作品「The Knife」と、私が大騒ぎしているWOLFMOTHERが遂に届いた。

今現在聴いているのは何故か「The O Band」なんだけど、これがまたイイ!

各々の詳細は明日以降。
posted by judas at 23:14| Comment(6) | TrackBack(0) | ガッツィーなロック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年01月24日

Mixed Emotions

議員さん達に都合の悪い問題が起こると(例えば、手抜き建築を強要した某社長から金を貰っていたりすると)、知名度が高く一般世間の関心の高そうな人物を血祭りに上げて世間の目を逸らそうとする、という説は的を得ていると思う。


今日の1枚は「RARITIES 1971-2003 / ROLLING STONES」
ストーンズこの前アキバのレ○ファンで流れていて、意外に良いのでウチの奥さんが買った物。
私は、彼等の有名なアルバムは一応抑えているけど、それ程熱心なストーンズファンではない(ウチの奥さんの方がストーンズ好き度は高い)。
余りに熱狂的で排他的なファンがいるバンドは、私的には昔から何となく好きになれなかった。
「ビートルズみたいな優等生はつまんねえ」とか、どうしてもビートルズを標的にするストーンズファンもヤだったし。
でも、高校生の頃初めてバンドで合わせた曲が「Jumping Jack Flash」っだり、彼等の曲を結構やってた事もあり、常に近くに感じるバンドではあった。
確かに「ロックの王者」である事は間違いなのだが、類別するなら正統派というよりショーマン派で、有り余る実力を持ちながら時折あざとい反則技を混ぜてくるニック・ボックウインクルやリック・フレアのような「ダーティ・チャンプ的」佇まいは決して嫌いではなかった。
クリーンなイメージで売っていながら高いチケット代をむしりとるバンドより、「貧乏人は観に来なくて結構」的スタンスでぼったくってあざ笑うストーンズ(ホントに笑ってる訳じゃないと思うけど、イメージね)の方がなんとなく許せる気もする(その人の価値観にもよるだろうけど、マジで高過ぎではある)。


で、コアなファンにとってはそれ程レアではないのだろうが、お店で流れていたこのCDは本当に良かった。
私レベルだと、どの辺がどの程度レアなのかは分からないが、やはり曲と演奏の良さは流石。
特に「Dance pt.2」は久々に聴いたが、本当にカッコ良い曲。
「Live With Me」「Beast Of Burden」「I Just Wanna Make Love To You(勿論Foghatで有名なあの曲だ)」の各ライブ・ヴァージョンも素晴らしかった。
また、発売当時にあのアクセル・ローズの事を歌ったのでは?と言われた「Mixed Emotions」の12"ヴァージョンも今聴くと「こんなに良い曲だったっけか」とちょっと驚いた位。
5曲目の「Anyway You Look At It」と「Wish i'd Never Met」なんて全く初めて聴いた曲だったが、これまた心に染み入る名曲。
『選曲が全然レアじゃないので、全く期待しないで聴いたら予想外に良かった』と書いているネットのレビュアーも多かったが、私も意外に良くて転がった。

一番好きなアルバムが「Sucking In The 70'S」と「サタニック・マジェスティーズ」で、最後に買った新作が「ブリッジス・トゥ・バビロン」と言うダメリスナーではあるが、この「RARITIES」で、ストーンズをロックバンドとして再認識してしまった。
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2006年01月16日

「MOJO 」

a9e56957.JPG勿論名前はよーく知っていたしどこでも見かけるけど、この「MOJO」という雑誌を買うのは初めて。
ネット上でこの号を買われた方が多い事を知り、私も買ってみた。
「The Rebirth of The Who」と題されたThe Who特集号で、The Whoのカヴァー曲を15曲集めたCDも付いている。
既発のものばかりだが、私は一つも持ってなかった。
The Jam ,The Flaming Lips,The Bards,Fastball,Richard Thompsonなどは辛うじて知っていたが、Lord Sitar,Sandy Nelson,Peter haden,Tommy Keene,The Litter等は全然知らなかった。
でも、元の曲が良いしThe whoをカヴァーしようというヤツらはみんなそれなりに気骨がある為か、とても良かった。
The Waco Brothersの「Baba O'Riley」,Richard Thompsonの「Ligal Matter」(最高!)Fast Ballの「The Real Me」Lord Sitarの「I Can See For Miles」(シタールのインストでモンド感?とオバカ感満載)等が特に印象に残った。

それと、Phil Lynottの没後20年の特集も読み応え充分(とは言え当然英語なので解読?が大変)で、この内容とオマケCDで861円(タワレコ)とは超お得。

なんでも次号はKINKSの特集という事で、やっぱ15曲入りのカヴァー集CDが付いているらしい。
これも「買い」だろう!
posted by judas at 23:32| Comment(2) | TrackBack(1) | ガッツィーなロック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年01月03日

Dog Of Two Head

dog of two headsイヌジャケット、多数コメントありがとうございました。

それにしても、Status Quoの「Dog Of Two Head」を忘れていたとは情けない。
QAJ除名ものの失態。
ちょっと言い訳臭いけど、現在手元に無いのが原因か(CD棚見てチェックしてたから)。
昔このジャケを初めて観た時(中学生位?)、双頭のブルドッグが凄くカッコいいと思ったのに。
内容も「Piledriver」に負けない位好き。
早急に買い直そう。

rods頭が2つある犬がいれば、3つある犬もいる。
The Rodsの「Wild Dogs」だ。
彼等はNYの3人組で、80年代初頭に「西のY&T、東のRODS」と言われる程のバンドだった。
疾走感溢れるサウンドで、英国で言うとMoterheadの流れを汲む「TANK」に近い(もっとNY的冷たさあり)感じかも。
後のアンスラックス等のNYスラッシュに多大な影響を与えたと思う。
ちなみにRodsのドラマー(カール・ケネディ)はアンスラックスのプロデユースもした筈。

そう言えば、イノリカさんも名前を挙げて下さった前述の英国のTANKはMotorheadのエディ”ファスト”クラークが1stをプロデュースしたが、そのジャケは頭が3つの狼だった。
どっちもスリーピースバンドでパワーと疾走感を持っているという共通点があるのも、面白い。
頭が3つと言うのはスリーピースバンドの象徴のようだ。

しっかし、この辺のバンドの事になると活き活きと語る自分が恥ずかしい(笑)。
posted by judas at 21:08| Comment(4) | TrackBack(0) | ガッツィーなロック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年11月20日

You Can't Always Get What You Want

b3da27aa.jpg新聞の一面広告にも載ってたけど、ワーナーのスーパー・ハリウッド・プライスとかいうシリ−ズでストーンズの「ブリッジズ・トゥ・バビロン・ツアー」のDVDが980円になった。
初来日こそ観に行ったが別にさして熱心なスト−ンズ・ファンでない私も、この値段なら買ってもいいか、と思ってお店に行った。
すると、一緒に980円になったZEPの「狂熱のライブ」や、「ウッドストック」「ラストサムライ」「ネヴァーエンディング・ストーリー」などはガンガンディスプレーされていたが、このストーンズのものだけない。
かなり探したがやはりない。
別にさして熱心なスト−ンズ・ファンでない私も、店頭にないと俄然欲しくなって、俄かに熱心なストーンズ・ファンになってしまう。
市内のCD屋を廻ったがないので、焦って隣の市のタワレコまで車をぶっとばして行ってしまった。
店頭に1枚だけあったので、掴み取るようにしてレジへ。
ほっ、やっと確保。
でも、全部通して観るかどうかは怪しいところだ。
posted by judas at 22:13| Comment(0) | TrackBack(0) | ガッツィーなロック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年07月20日

「暴動」

994afd9a.jpgまた、ライブドアにログインしにくくなってる。
またユーザーが増えたから?

最近、素晴らしいレビューを読んだので、それについて少し。

モット・ザ・フープルの「すべての若き野郎ども」という曲について書かれた文章なのだけれども、語り部であるべきイアン・ハンターの歌がメチャクチャヘタだ、とその人は言う。
聴くに耐えない(演奏も含めて)メロメロなブートもいくつも聴いたという事。
モットのライブ=暴動、というがその殆どは、あまりに下手くそな演奏に怒った観客の「金返せ暴動」だったんではないかと推測している。

これは面白かった。
イアン・ハンターと言えばロック史上に燦然と輝く煽動者として位置付けられているが、その暴動が「金返せ暴動」だったという説(?)には目からウロコが落ちる思いだった。
それを書いた人は、ブートを何種類も持っている程の、アイランド時代からのモット・ザ・フープルの大ファンらしいのだが、冷静にちょっと違う視点から評したところがとても好感が持てた。
勿論本当にそう思っている訳ではないと思うが、逆説的な書き方がかえってバンドに対する深い愛情を読みとれて感動的。

そして、地球に落ちてきた王子様ではなく、そのヘロヘロの汗かきべそかきロックン・ロールバンドが歌ったからこそこの曲は生きた、と結んでいる。

また少し、モット・ザ・フープルが好きになった。
ブートも探してみようと思った。
posted by judas at 23:19| Comment(2) | TrackBack(0) | ガッツィーなロック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年04月11日

Melancholy Soldiers

eb44af6e.jpg昨日のQuoイベントの興奮も覚めやらぬまま、ポータブルCDプレイヤーでQuoをずっと聴いていた。
その場にいる多くの人を楽しい気持ちにさせるQuoの音楽の偉大さに改めて気づく。



以前、QuoなどのCDが入ったダンボール箱が持ち去られた件で、多くの方から励ましやお気遣いのコメント、メール等を沢山頂き本当に有難う御座いました。
あんな事を書いて、もし皆様の気持ちを沈ませてしまっていたら本当に申し分けない事だったと少し反省しております。
ただ、こんな事も起こりえない事はないという事を、心の隅にでも止めておいて頂ければ有り難いと思います。
私達夫婦も、結構立ち直って懲りずにガンガンCDを買っております(笑)。
皆様には、ご心配をお掛けしてスミマセンでした。


で、早速昨日西新宿でゲットしたもの内の一枚(笑)。
SKIDSの「BBC LIVE」79年の1stアルバム発表後の録音。
最近、見かけなくなったと思っていたが、流石は西新宿。
Big Country結成前にStuart Adamsonが在籍していた事で有名だけど、異才として知られる、ヴォーカリストのRichrd Jobsonのバンドと言っても良いと思う。
コレは若々しいエネルギーが溢れるライブ・アルバムで、Into The Valley,Of One Skin等はやはり名曲。
Big Country的なフレーズも時折出てくるが、もっと稚拙(誉め言葉)で荒削りなとこに魅力を感じる。
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2005年01月12日

Not So Lonsome Dave

bb68b4b6.jpg今日のお買い物。
「FoghatのライブDVD」
「通常10〜13日以内に発送」となってるけど、テッド・ニュージェントみたいにスグこないかなあ。
97年のモノとは言え、この値段で動くロンサム・デイブや、ロッド・プライスが観られるのだから買わない手は無い。
しかし、なんといっても決め手になったのは「カスタマー」さんたちの熱いレビュー。
特に上から2人目の千葉県の方(笑)、参考になりました!
有難うございました!
後に、米軍基地内のみで『来日公演』が行われていたのを、知った時はぶっ飛びましたねー。
そういえば、FOGHATもFENでかかりまくっていた、軍人さん好み(?)のバンドでした。


私は「全米TOP40」で「Slow Ride」を聴いて速攻で転がった。
それ以前から、大好きだったSTATUS QUOについて書かれた文章を読むと、必ずと言って良い程『3大ブギーバンド』として、ZZ TOPとこのFOGHATの名前があったので興味はあった。
中には、QUO、FOGHAT、ダウンタウンブギウギバンドを3大ブギーバンドとして紹介している評論家もいたが(本当)。

かなりハードでヘヴィなのに、全米では結構なセールスを誇っていた。
80年代に入ると、いわゆる産業ロックに近い音に接近していったが、それも悪くはなかったと思う。

↑の画像は1980年のライブのブート。
音質は「まあまあ」程度だが、演奏はメチャかっこいい。
ブートなのに堂々と正規のロゴを使っているが、ジャケ写も良いしタイトルも泣かせる。
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2005年01月02日

The Goo Goo Dolls

goo goo.JPG昨日書いた様に今年の初お買い物は、フループの「太陽の王子」だったのだけど、年末年始の休み中はパソに向かう時間も長い為、ついお買い物も順調に進んでしまう。
今日は、私は「スーパー・トランプのライブ」、ウチの奥さんは「スーパー・トランプのベスト」をオーダーした。
新年早々、我が家にはスーパー・トランプ・ブームが巻き起こっている。

というのも、去年知り合いのBlogで絶賛されていたGoo Goo Dollsの「Live In Buffalo July 4th 2004」をウチの奥さんが買って、その素晴らしさにハマってしまったから。
で、そのGoo Goo Dollsが「Give A Little Bit」という、スーパー・トランプの曲のカヴァーをやっているのが、ブームの切っ掛け。
でも、よく考えるとホントにブームなのは「Goo Goo Dolls」ですから、という気もするが。
Goo Goo Dollsの1st(多分)はウチにあったが、殆ど聴いていない。
とにかく、この「Goo Goo Dolls」という名前で、アイドルっぽいとか、メロコアっぽいとか、グランジ以降のポップパンクバンドっぽいのでは、という先入観を持ってしまっていた。
キチンと聴いてみたら、非常にオーセンティックなアメリカン・ロックで「エネルギッシュなHootie & The Blowfish」や、「パワフルなCounting Crows」と形容してもおかしくない程の超本格派だった。
「judasの選ぶ、名前で損してるバンド・ベスト10」の上位に位置する(あとの9バンドはこれから考える)事間違いなし。
トム・ペティのカヴァーもやった事があり、彼等の影響も感じられるらしい。
グランジよりずっと前の「アメリカンロック」の正統的後継者と言えよう。

で、このライブ盤にはCDのライブ部分と同内容のライブDVDが付いていながら、値段的には殆どCD1枚分。
しかもこのライブステージの観客の盛り上がりが凄い。
後半、カメラもびしょびしょになる程のムチャクチャな雨が降ってくるのだが、それを物ともせずバンドが演奏を続ける(人力キャプチャーの画像でそれが伝わるか心配だが)。
キミ達はグランド・ファンクか。
ライブ・レコーディングの日が7月4日というのも、アメリカンバンドの代表という自負からかも知れない。
現在どれだけセールス的に成功しているのか知らないが、ホントにカッコイイ「アメリカンロック」を演るバンドである。

スーパー・トランプの話はいずこへ。


【追補】
ウチにあった、子供ジャケの「A Boy Named Goo」というアルバムは5thという事が判明。
そして、このバッファローライブは最高位が161位、シングルの「Give A Little Bit」は66
位という、非常に不本意な結果に終わった様(AMGによる)。
posted by judas at 23:56| Comment(4) | TrackBack(1) | ガッツィーなロック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2004年11月19日

(I Belive ) Our Time Is Gonna Come

14dd865d.jpg早速REO.SPEEDWAGON聴きまくり(笑)。
と言ってもCDだとライブやベストしか持ってない。
とは言え、この「A Decade Of Rock And Roll 1970-1980」(画像下)はメチャ良いベスト盤。
デビューから大ブレイク直前までの変遷が良くわかる。
未発表ライブが2曲も入っていてそれがまた素晴らしい。

もともと、私がREOに入っていった切っ掛けは、あの「アメリカのイエス」と言われたスターキャッスルのヴォーカル、Terry Luttrellがオリジナルメンバーだったから。
スターキャッスル経由でREOを聴きに行ったヤツはそんなにはおるまいて。
1stの曲を聴くと、Terryは全然ジョン・アンダーソンっぽくない。
軽快でアーシーなロックンロールに見事にマッチしている。
これがスターキャッスルではあんなになるなんて。
郷に入りては郷ひろみってヤツだな(さぶいか)。

で、ライブ盤の「You Get What You Play For」('77)(画像上)も極上のライブ。
「私を育てた」が40選なら絶対入る名盤。
CDでは2曲カットされている。
こういうのの完全盤って、まず出ないよなあ。

ガチガチの叩き上げのライブバンドのカッコ良さ満載で、ホント愛聴した。
それまでライブバンドとしては名高かった彼等も、このライブ盤で初めての商業的成功(後の大ブレイクに比べると小規模ではあるが)を得るまでの下積みは長かった。
こんな事を言ってはファンに怒られるかも知れないが、わたし的には『長い下積みの末、ケタ外れの大成功を得る』というストーリーが、彼等の音楽以上に好き。
やはり、バンドは継続する事が大事。
ずっと頑張っていれば、何が起こるか分からない。
中心人物である(と思われている)ケビン・クローニンは2ndからの参加で、しかも途中アルバム3枚分程脱退している時期があるのを御存知だろうか。
アメリカでは下積みの頃「永久にヘッドライナーにはなれないバンド」や「アメリカで最も売れないまま長続きしているバンド」と言われていたらしい。
クローニンの才能がバンドの大ブレイクを引き起こした事は否定できないが、ギタリストのゲイリー・リチラスや他のメンバーの頑張りも忘れてはならない。
勿論、ずっとずっと頑張っていても何も起こらないバンドの方が何倍も何倍も多いのだが。

もしデロリアン型のタイムマシンがあったら、このライブ会場に行って「スタジオアルバムをあと2枚作って、うち一枚はマグロが音叉を咥えたジャケットしにしなさい。そしてその次に作るアルバムで君達は未曾有の大成功を収める。間違いない!君達の未来は輝いている」と声を掛けたくなる程熱気溢れる好ライブ盤。
posted by judas at 23:28| Comment(6) | TrackBack(0) | ガッツィーなロック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2004年11月04日

Play It Loud!

edfb010e.jpg今日の1枚は「Live! Go For What You Know / Pat Travers Band」('79)

1.Hooked On Music 2.Gettin' Betta 3.Go All Night 4.Boom Boom (Out Go The Lights) 5.Stevie 6.Makin' Magic 7.Heat In The Street 8.Makes No Difference

このパット・トラヴァース・バンドのライブ盤を買ったのは、多分今年になってからだった。
買った切っ掛けは、なんだったかよく覚えていないが、ネット上を彷徨っているウチにどこかでレビューに遭遇したからだったと思う。
そして、ドラマーがトミー・アルドルッジだった事が決め手になった筈。
それまでは、キチンと聴いた事がなかった。
ずっと昔、ラジオでチラっと流れてきたのを聴いた記憶があるが、予想外にファンキーだったので敬遠していたのだと思う。
なんか、花柄の服ばかり着ていたのもロックンローラーっぽくなかったし(笑)。

ウチに届いて聴いてみたら、以前ほどファンキーだと思わなかった。
一発で転がりまくる程ではなかったが、格好良いハード・ロック・サウンド(ダサい表現)で「最近こう言うロックってないよなあ」としみじみ思うものだった。
この人はもともと、カナダ出身なのだそうが、英国を本拠としてブレイクしアメリカでも人気があった様。
サウンドも、ファンキーっぽいがブリティッシュ的で、グレン・ヒューズがパープルに持ち込んだものがOK(私の回りはダメと言う人が多かった)な人ならカッコいいと思ってくれるだろう。

バンドのメンバーには、トミー・アルドリッジ、パット・スロールなどがいる。
パット・スロールは後に超有名になり、元パット・トラヴァース・バンドの人と言うより、むしろトラヴァースの方が「スロールと一緒に演っていた事のある人」みたいな存在になってしまったと言ったら言い過ぎか。


アルバムの方に話を戻すと、アルドリッジの派手なドラミングは期待通り。
オジーの「Over The Mountain」のドラムイントロ(って彼だよね、リー・カースレイクだったら驚きだけど)に転がった私世代のメタルファンは多い筈。
そう言えば、アルドリッジのドラミング聴きたさに、わざわざ(?)ブラック・オーク・アーカンソーのライブまで買ったっけ(ドラムは確かに凄いが、ブラック・オークの音楽の方は?だった)。

勿論、ギターはタップリ入っているが、私はどっちがパット・トラヴァースで、どっちがパット・スロールなのかイマイチよくわからない(笑)。
2人共エフェクターのセレクトのセンスが良く、バッキングのフレーズの多彩さも流石。
4.ではシン・リジーを思わせる観客とのコール・アンド・レスポンスがカッコイイ。
そう言えば、ギターの音色がちょびっとリジーっぽいか。
5.はGFRの「ハート・ブレイカー」に似ているヘビーな泣きの入った曲。
6.7.8はギター・カッティングのカッコイイ、突っ走るガッツィなロック・チューンで、ギターが堪能出来る。

きっと、79年当時リアル・タイムで聴いていたらこのカッコ良さは、分らなかったと思う。
ある程度、耳を鍛えないと分らないロックもあるかも。

調べたらこのアルバムは79年に全米29位まで上がったそうで、ビックリした。
パット・トラヴァースがそんなに売れていたとは知らなかった。
確かに絶賛されているアルバムではあるようだし、安く買える様なのでオススメではある。
そして、これを聴く時は可能な限り大きな音で聴いて欲しい。
カッコよさがよりストレートに伝わると思うので。
posted by judas at 22:20| Comment(4) | TrackBack(1) | ガッツィーなロック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする