2016年04月28日

プログレフェスでもここから演奏される筈 「Wolflight / STEVE HACKETT」

IMG_1362.JPG今回の、Steve HAckettの来日公演はこの昨年発売された新作のプローモーション・ツアー。
フルサイズのライブでは、1.2.3.4.6.7.の6曲が演奏されている。
おそらくは「オオカミ」をテーマにした?コンセプトアルバムで、彼の最近作はそれ程多く聴いてないが近年の最高傑作と言われる位に良く出来ている。
オオカミの遠吠えから始まる1〜2の流れは見事なまでに美しくてダイナミック。
所謂「プログレ」度も高く、ギターも堪能できる。
続く3.4もドラマティックかつテク二カルで、分かり易い「プログレ」である。
持ち時間が一時間ないであろう、日比谷野音の「プログレフェス」では恐らく1.〜2の流れは演奏されるであろうけれど、3.4辺りは割愛されそう。
しかし、前日のチッタワンマンでは欧米でのセットリスト通り上記の6曲は演奏されそうなので楽しみ。
タイトルの「Wolflight」は、私は勝手に「狐火」のオオカミ版だと思っていたが、調べたけど意味が分からなかった。
Disc.2のブルーレイ・オーディオには、映像パートでインタビューが収録されており、この「オオカミ」のアートワークを描いたイラストレーターについて触れている。
なかなか、インパクトがあって「プログレ」っぽいジャケで、私は気に入っているし、ジャケ買いする人も多そうではある。

Disc.1
1. Out of the Body
2. Wolflight
3. Love Song to a Vampire
4. The Wheel's Turning
5. Corycian Fire
6. Earthshine
7. Loving Sea
8. Black Thunder
9. Dust and Dreams
10. Heart Song
Bonus Tracks
11. Pneuma
12. Midnight Sun

Disc.2(BLU-RAY)
1. Out of the Body
2. Wolflight
3. Love Song to a Vampire
4. The Wheel's Turning
5. Corycian Fire
6. Earthshine
7. Loving Sea
8. Black Thunder
9. Dust and Dreams
10. Heart Song
Bonus Tracks
11. Pneuma
12. Midnight Sun
Interviews
13. Steve Hackett discusses recording Wolflight
14. Steve Hackett discusses the Wolflight artwork
15. Wolflight track by track
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2016年04月24日

今回のツアーの予習用には向かないが、ニック・ベッグス参加の素晴らしいライブアルバム 「Rails / STEVE HACKETT」(2CD)

IMG_1359.JPGコレは、2010年に発売された「Out Of The Tunnel's Mouth」のツアーの様子を中心に構成されたライブアルバム。
プログレフェスを含む5月の来日公演の予習用と考えたのだが「Out Of The Tunnel's Mouth」の曲は現在全く演ってないし、このツアーでやっていたGenesisの曲の「Blood On The Rooftop」や「Fly On A Windshield」等も演っていない。
このライブアルバムの中では超定番は「Every Day」「Spectral Mornings」「Ace Of Wands」「Clocks」「Firth Of Fifth」あたりで、昨年のツアーでもこの辺りはほぼ演奏されていて、アレンジ、演奏共に非常に素晴らしい。
因みに、この時のツアーのベーシストはあのNick Beggs(元Kajagoogoo)で、インナースリーブの写真にもスティック・ベースを操る彼の姿が写っている。
そして、このアルバムに収録されてる半分近い「Out Of The Tunnel's Mouth」の曲が皆素晴らしいのだ。
Hackettはかなり振り幅の大きい作品を数多く発表してきたが、このアルバムはジェネシスの「静寂の嵐」であったり、1stソロアルバムの「Voyage Of The Acolyte」を思わせる、ヘヴィーなギターと繊細で抒情的なフレーズが混在した構成になっている。
各レビューでも評判が良いのは良く分かる。
今ツアーの予習には向かないかもしれないが。Hackettのライブアルバムとしてはかなり良い出来だと思う。
予習するならば、最新作の「Wolflight」の曲を最新ツアーで6曲程演っている(勿論、ワンマンのフルサイズライブで)ので、そちらの方をオススメする。
この最新アルバムについては近いうち取り上げるが、こちらの出来も本当に最高である。

Disc.1
1. Intro (2:18)
2. Every Day (6:51)
3. Fire On The Moon (6:17)
4. Emerald And Ash (9:00)
5. Ghost In The Glass (3:23)
6. Ace Of Wands (6:48)
7. Pollution C (2:21)
8. The Steppes (6:01)
9. Slogans (4:22)
10. Serpentine (6:43)
11. Tubehead (6:06)
Disc.2
1. Spectral Mornings (5:58)
2. Firth Of Fifth (10:39)
3. Blood On The Rooftops (6:31)
4. Fly On A Windshield (2:07)
5. Broadway Melody of 1974 (1:47)
6. Sleepers (7:32)
7. Still Waters (5:31)
8. Los Endos (7:44)
9. Clocks (8:05)
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2016年04月23日

「キット・ワトキンス在籍」で有名なバンドだが、勿論それだけではない素晴らしさ 「Live / HAPPY THE MAN」

happy the man.jpgアメリカ出身のいわゆる「プログレバンド」Happy The Manのライブアルバム。
Happy The Manと言えば、あのCamelのアルバム『リモート・ロマンス(I Can See Your House From Here)』の一枚にだけ参加したキーボーディストの「キット・ワトキンス」が在籍した事で有名(というか、日本の場合、Happy The Manを知った切っ掛けは95%近くはCamelから遡ってだと思う)。
私もCamel人脈から遡ってであった為に、昔聴いた第一印象は「やっぱCamelを期待すると全然違う」というものだった。
なので余り聴いてこなかったバンドなのだけれど、この前の「NHK-FM」による「今日は一日プログレ三昧」で、久々に聴き再認識し、今回以前持っていなかったライブアルバムを購入。
このライブ盤は2nd発表後の78年の録音のもの(発売されたのは'94年になってかららしい)。
このバンドの特徴は時折見せる「超絶技巧的変拍子」と、抒情的ともとれる滑らかなメロディを使ったフージョン的な肌触りの曲調。
私の希望としては、「超絶技巧」の部分を多くして貰いたいのだが、「フュージョン的」部分もよく聴き込めば、テクニックの凄さがだんだん分かってくる。
また「超絶技巧」とは言っても、所謂「ジャズロック」とは違いアメリカのバンドらしい「明るさ」「キャッチー」さも兼ね備えており、他に余り例を見ない個性的な音楽性を持つ貴重なバンドだったと言えると思う。


1.Service With a Smile
2.Starborne
3.Open Book
4.Hidden Moods
5.Morning Sun
6.I Forgot to Push It
7.Ibby It Is
8.Nossuri (The Moon, I Sing)
9.I Carve the Chariot on the Carousel
10.Steaming Pipes
11.Knee Bitten Nymphs in Limbo
12.Mr. Mirror's Reflection on Dreams
posted by judas at 22:17| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | プログレっぽいロック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年04月21日

絵柄の好みは分かれるところだが、ゲームネタはいつも面白い 「パステル家族 / セイ」最新第2巻

IMG_1355.JPG
私がwebマンガの「comico」の事を語る時よくその名前を出していた「パステル家族」の最新第2巻が発売された。
恐らく「Comico」で一番人気が高く単行本が売れているのは「ReLIFE / 夜宵草」だと思うが、内容的にはもう連載終了してしまった「咲くは江戸にもその素質」か、絵柄は未熟?だがキャラが異常に立っている「カカオ79%」か、この「パステル家族」がTOP3ではないかと思う(連載中に限定して言えば「となりの席の小林さん / 茅原ミノル」か「ぼくらの時間 / にしださとこ」が入る)。
この「パステル家族」は、ほのぼのした絵柄に好感は持てるものの決して画力が高いとは言えない。
その絵柄を見ただけで拒否反応を起こす人もいるかも知れない。
しかし、それを全く気にさせない程、登場人物全てのキャラが立っているし、「それでも町は廻っている」をほんの少しだけ思わせるような凝ったストーリーに惹かれる。
そして、主役(?)マヨの兄の「タクオ」は無類のゲーム好きで非常に得意であるという設定。
1巻の「福引きの回」では、難易度が高すぎて全く売れなかったゲームを「タクオ」の弟の「ほのめ」が福引で当て、マヨやほのめ、タクオそしてお母さんも一緒になってゲームをクリアする。
全く売れなかったゲームではあるが作者のゲームに対する愛情が詰まっており「タクオ」は非常に高く評価する。
おそらく3巻か4巻でも「タクオ」の家庭教師先の子供と一緒に「アーケードゲーム」の大会を勝ち抜くという話がある。
作者の「セイ」は非常にゲームが好きのようで、ゲームに対する思い入れをマンガにぶつけている様だ。
あの「ハイスコアガール」が休載(終了?)の今、ゲームマニアの渇きを癒すのは案外この「パステル家族」なのかもしれない。
posted by judas at 23:14| 東京 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 書籍関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年04月18日

旧A面の充実度は凄まじい ケヴィン・チャルファントも在籍した隠れ名バンド 「Steel Breeze / STEEL BREEZE」('82)

img296.jpg82年当時、FENでメチャクチャかかりまくっていた「You Don't Want Me Anymore」(全米最高位16位)のヒットを持つ「Steel Breeze」の1stアルバム。
16位という中ヒット(?)の割には(勿論、あの無茶苦茶広い全米で16位まで上がるのは尋常ではない代ヒットであるが)FENで異常にこれでもかとオンエアされていたので、ついついアルバムを買ってしまったのだった(勿論、アナログ盤)。
そして、割と最近このバンドを事を思い出す切っ掛けがあり、CDを探したら「Renaissance」という再発専門レーベル(昔結構お世話になったが現在も生き残っているかは不明)からちゃんとCD化されていた。
しかも、数年前に日本盤の紙ジャケも発売されていた(邦題は:カリフォルニア・ブリーズ)。
やはり、TOP40に2曲も送り込んでいる(2ndシングル「Dreamin' Is Easy」は最高位30位)と、私だけではなく、色んな人の記憶に残ってるらしい。
アルバムを聴くと、その2曲シングルよりもさらにクオリティの高い曲が多く、特にアナログ時の旧A面(1〜5まで)が黄金過ぎる。
リック・スプリングフィールドの大出世作して大名作の「Working Class Dog」のA面(侮るなかれ、これまた黄金)と甲乙付けがたい充実度。
そんな充実した1stアルバムと堂々たるチャート上の実績を残したに関わらず、2ndアルバム以降の存在を知らない人も多いし、私も2nd以降は発売すらされていないと思っていた。
しかし、今回調べてみたらなんと途中ブランクはあるもののトータルで5枚の作品を残していた。
しかも、2ndアルバムではあの元「707」のケヴィン・チャルファントがヴォーカリストとして加入している。
その後、彼は「The Storm」、一瞬「Journey」そして「Two Fires」等で活躍する、日本でも人気の高いヴォ^カリストとなる。
そして「707」と言えば「MEGAFORCE」の全米ヒットを持つバンドで、元エンジェルのフェリックス・ロビンソンも在籍した名バンド。
ケヴィン・チャルファントを通じて、AngelとJourneyとSteel Breezeが繋がった訳だ。
だからどうしたって話だけど。


1. You Don't Want Me Anymore7
2. Lost In The 80's
3. I Think About You
4. All I Ever Wanted To Do
5. Dreamin' Is Easy
6. Every Night
7. I Can't Wait
8. Who's Gonna Love You Tonight
9. Can't Stop This Feeling
10. Street Talkin'
posted by judas at 23:40| 東京 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | アメリカンなロック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年04月14日

2ndソロも1stソロに負けない出来なのだが  「Greg Lake・Manoeuvres / GREG LAKE」(Remastered 2CD)

img292.jpgかねてから、私の「オールタイムベスト10」に入るアルバムだと絶賛しているGreg Lakeの1stソロアルバムのリマスボートラ盤が発売されたので即購入。
しかも、幻(?)の名盤(CDは暫く手に入り難かった)の2ndアルバム「Manoeuvres」との2枚組CDで。
1stが如何に名盤かと言う事は、あちらこちらに事ある毎に引用しているので、ここでは2nd「Manoeuvres」について書く。
世間的には(特に日本)、2ndの評価は1stよりも驚く程低い。
基本的な構成は1stと2ndは同じであるが、1stの1曲目の「Nuclear Attack」と、2ndの1曲目の「Manoeuvres」のキャッチャーさの差がアルバム全体にの評価をも決定付けているのかも知れない。
どちらもゲイリー・ムーアのギターをフィチャーしたヘヴィ・チューンだけれど、スピード感があり分かり易い「Nuclear Attack」の再来、あるいはそれを超える曲を期待するとやや肩透かしを喰らうからかも知れない。
但し「Manouevres」の方も非常に良くできた名曲であると私は思うが。
また、それに続く「Too You To Love」「Paralysed」辺りもゲイリーのギターをフィーチャーしたハードなナンバーであり、ギター度はこの2ndアルバムも決して負けてはいない。
そして、メロディックでレイクの深みのある声を堪能できる曲の出来も1stと同レベルの出来だと思う。
特に「A Woman Like You」「Famous Last Words」「Haunted」は素晴らしい。
私の勝手な基準で表すと、1stソロアルバムの評価を最高級の「10+」(10段階で)とするならば、2ndは「10−」(10マイナス、9+よりもずっと良い)くらいの出来である。
「オールタイムベスト10」には漏れても、「オールタイムベスト30」には入れておきたい大好きな作品である。

Disc.1
1. Nuclear Attack
2. Love You Too Much
3. It Hurts
4. Black and Blue
5. Retribution Drive
6. Long Goodbye
7. The Lie
8. Someone
9. Let Me Love You Once
10. For Those Who Dare
11. You Really Got a Hold on me (BONUS TRACKS)
12. You’re Good with Your Love (BONUS TRACKS)
13. Cold Side of a Woman (BONUS TRACKS)
Disc.2
1. Manoeuvres
2. Too Young to Love
3. Paralysed
4. A Woman Like You
5. Don’t Wanna Lose Your Love Tonight
6. Famous Last Words
7. Someone
8. Haunted
9. I Don’t Know Why I Still Love You
10. It’s You, You Gotta Believe
11. Hold Me (BONUS TRACK)
posted by judas at 23:30| 東京 ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | ブリティッシュなロック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年04月11日

これだけ大ヒットした連載を20巻で終わらす勇気の素晴らしさ  「暗殺教室 / 松井優征」最新第19巻発売

img291.jpg【ネタバレあり】
前巻の18巻から、なんと1ヶ月というインターバルで最新第19巻が発売された。
これは、映画公開、アニメ放送開始などのメディアミックスを展開している際によくある発売調整で、この「暗殺教室」は、実写映画の第2弾「卒業編」が公開中、そしてアニメの第2シーズンも丁度放送中というタイミングに合わせたもの。
「少年ジャンプ」本誌ではとっくに連載が終わっていたので、この19巻で完結かと思っていたが、結局は第20巻で完結となる様。
E組の生徒達が最後に一目「殺せんせー」に会い、あわよくば救い出すために、元グリーンベレーのフリーランスの殺し屋で「烏間」の3倍も強いとされる「クレイグホウジョウ」率いる傭兵チームを打ち破り、最後には「ホウジョウ」も撃破してしまう。
まさにクライマックスが近いと思わせる展開。
超名作「魔人探偵脳噛ネウロ」がそうであった様に、どんなに人気が出ても、松井優征という人は、ムリムリ物語を引き延ばしたりせずに、美しく纏めるマンガ家さんだ。
「ネウロ」から「暗殺教室」の間もかなりの時間を要し、決して楽な連載獲得ではなかったと思われるのに、完成度を失わない内に潔く完結させる勇気は素晴らしいと思う。
次の素晴らしい新作を気長に待ちたいと思う。
posted by judas at 23:52| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 書籍関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年04月07日

発表時は賛否両論だったかもしれないが、私世代では人気が高い  「Houses Of The Holy / LED ZEPPELIN」(Remastered 2CD)

IMG_1325.JPG前回、編集盤やライブではないオリジナルアルバムとして最後の作品にあたる「In Through The Out Door」を紹介したのだけれど、実は買った順番が遅かったこの「Houses Of Holy(聖なる館)」をまだ紹介していなかったので。
歴史的名盤で、以前にも書いた様にコアなZEPファンからも文句の付けようが無い程支持されている「4枚目」(正式なタイトルが無い為に、ファンによって色んな呼称がある事は前に延べた通り)の後に出ただけに、発売当時は激しい賛否両論があったであろう事は想像に難くない。
ただ、私がZEPをリアルタイムで聴き始めた頃には、既にこの「聖なる館」の評価や人気は高かった。
と言うのも、大ヒットした映画「永遠の詩」は、この「聖なる館」のツアーのドキュメントであり「レインソング」「丘のむこうに」「ノークオーター」「オーシャン」「永遠の詩」などが映画版では演奏されていた。
特にライブヴァージョンの「ノークオーター」は映画の中でもハイライトの一つと言っても良い程の名演で、また「永遠の詩」もライブヴァージョンも非常に格好良かった。
なので、私世代ではこの「聖なる館」をZEPの1番目か2番目に好きな人が多い。

今回のリマス版について。
アナログ盤の輸入盤に横方向に掛かっていた白いオビが今回も再現されている。
これは、ジャケットの女の子のお尻を隠す為らしい。
日本では全く問題にならなかったが、流石に外国では「チャイルドポルノ」的な事には敏感な様。
コンパニオンディスクは、ボーカルの入っていないヴァージョンやピアの抜きのヴァージョンがあって、完成版とはかなり違い、コアなファンなら必携。
これ以降のアルバムのコンパニオンディスクは、割と完全版と違いが分かり難い「Rough Mix」(間違い探し的な感じ?)中心になってしまい、あまり貴重さが感じられなくなる(CODAの2枚に渡るコンパニオンデスクは別格に素晴らしいが)。
Disc.1
1.The Song Remains The Same
2.The Rain Song
3.Over The Hills And Far Away
4.The Crunge
5.Dancing Days
6.D'yer Mak'er
7.No Quarter
8.The Ocean

Disc.2
1.The Song Remains The Same (Guitar Overdub Reference Mix)
2.The Rain Song (Mix Minus Piano)
3.Over The Hills And Far Away (Guitar Mix Backing Track)
4.The Crunge (Rough Mix - Keys Up)
5.Dancing Days (Rough Mix with Vocal)
6.No Quarter (Rough Mix With JPJ Keyboard Overdubs - No Vocal)
7.The Ocean (Working Mix)
posted by judas at 00:35| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | ブリティッシュなロック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年04月03日

某評論家が「LED ZEPPELIN、世界の旅」と評した民族音楽的バラエティに富んだ作品 「In Through The Out Door / LED ZEPPELIN」(Remastered 2CD)

IMG_1323.JPG先に「CODA」を紹介したので、発表順としては前後してしまうけど、ZEPのスタジオアルバムとしては「PRESENCE」に続く、8作目にしてオリジナルアルバムとしては最後の作品。
前作の「PRESENCE」が日本では「最高傑作」ともてはやされていながら、意外にも全米では大ヒットという訳にはいかなかった(直後に発売されたライブ「永遠の詩」に喰われてしまったが、それでも350万枚のセールス)のに対し、「In Through The Out Door」は日本では「問題作」と言われながらも、全米では「PRESENCE」の倍近い600万枚を売り上げた。
というのも、「PRESENCE」のツアー開始直後、ロバート・プラントの息子「カラックくん」(この名前は当時ML誌でこれでもかという位出てきた)が、急逝してしまい、プラントの緊急帰国によりツアーはキャンセル。
バンドは長く活動休止になり、新作の「in Through The Out Door」が出るまでに、なんと3年半かかってしまった、という事もあり世間の注目度が非常に高かったことと、1stシングルだった「Fool In The Rain」のサンバ風のアレンジが新鮮でヒットした(ビルボード最高位21位)事も一因か。
私としても「大安定ハードロック路線」の「PRESENCE」よりは、ジョン・ポールのキーボードを核にしたそれまでにない斬新なサウンドには衝撃を受けた。
とくに「Hot Dog」は、カントリーというジャンルに於いても歴史な名曲と言えるのではないだろうか。
また、ペイジのギターが後退する事によってプラントのヴォーカルが際立った「All My Love」「I'm Gonna Crawl」は本当にジーンと胸に来る名曲。
またアナログ時のB面の1曲目である「Carouselambra」は、A面の民族音楽的な流れを変えて、アルバム全体の柱になる様な重要な曲(以前、私が選んだB-1グランプリ(B面の1曲目大賞)の第3位にランクイン)だと思う。
また、コンパニオンディスクについてだが、この頃の時期になるとあまり未発表曲や大幅にアレンジや骨格が違うヴァージョンが無い為か、最終版とあまり違いの分からない「Rough Mix」が多くなっているのが残念というかツマラない。
Disc.1
1.In The Evening
2.South Bound Saurez
3.Fool In The Rain
4.Hot Dog
5.Carouselambra
6.All My Love
7.I'm Gonna Crawl

Disc 2
1.In The Evening (Rough Mix)
2.Southbound Piano (South Bound Saurez) [Rough Mix]
3.Fool In The Rain (Rough Mix)
4.Hot Dog (Rough Mix)
5.The Epic (Carouselambra) (Rough Mix)
6.The Hook (All My Love) (Rough Mix)
7.Blot (I'm Gonna Crawl) (Rough Mix)
posted by judas at 23:34| 東京 ☀| Comment(2) | TrackBack(0) | ブリティッシュなロック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ついに名作シリーズが完結してしまった 「サムライカアサン・プラス / 板羽皆」最新&完結第4巻発売!

img290.jpg【ネタバレあり】
ついに「板羽皆」の名作「サムライカアサン」シリーズが完結してしまった。
「YOU(集英社刊)」に連載されていて、初めて読んだ「板羽皆」作品の「トラさん」が予想外にとても面白かったので、彼女の代表作と評判の高い「サムライカアサン」(全8巻)を前巻買い揃えて読んだ。
以前も書いた様に、過去に読んだ幾多の名作たちと比べても遜色の無い作品で「面白いマンガを教えて欲しい」と言われたら、どんどんプッシュしていこうと思った位だ。
「サムライカアサン」本編では、「よい子」の息子の「たけし」が恋人の「こずえ」にプロポーズし、本気でお笑い芸人を目指すところで終了。
恐らくは、読者からの要望が強くてその続編である「サムライカアサン・プラス」がスタート。
「よい子」に孫の「宝」が生まれ、厳密には「サムライバアサン」になっているのだけれど、本編の方に全く劣る事なく面白い(特に3〜4巻)。
前半は、東京進出を本気で考えている「たけし」と離れる事の「よい子」の葛藤を描き、最終話はそれから13年後の話。
「たけし」のお笑いトリオ「ミックスライト」も順調で、「宝」は16才になり、4才下の弟「大士」も生まれている。
「よい子」は相変わらずで、現在はやや反抗期の「宝」を我が子の様に可愛がり、息子の「たけし」と同様に深い愛情を持って接する。
過不足のない、綺麗なフィナーレである。
「板羽皆」は、本当にウマイ作家さんだと思う。
もしこれをまだ知らないマンガ好きの人がいたら全力で薦めたい。
posted by judas at 23:17| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 書籍関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年03月31日

ドラマ放送が非常に楽しみ 「重版出来 / 松田奈緒子」 最新第7巻発売! マンガの方はやはり「天才中田伯」中心

img289.jpg【ネタバレあり】
前巻の6巻が出た時(2015年10月)に「なにはともあれ、今巻も非常に面白く、このままいくと「実写映画化」「連続ドラマ化」は確実なのではないだろうか」と、私が予見した通り(自慢か!)、4月からTBS(火10)でTVドラマが始まる。
「黒沢心」役の「黒木華」はともかくも、「五百旗頭(いおきべ)」役の「オダギリジョー」、「成田メロンヌ先生」役の「要潤」、安井役の「安田顕」等は、マンガに非常にイメージが近い。
マンガではあまり「黒沢」とからみのない思いっきりワキ役の新人「小泉」に、今はやりの「塩顔イケメン」の「坂口健太郎」を持ってきて、この2人の間になんとなく「恋愛感情」的雰囲気を作ろうとしているのかも知れないが、「小熊」の黒沢はやっぱ仕事一直線で、しいて言えば先輩編集で、いつもウマイ物を一緒に食べまくる荒川良々演じる「壬生」の方がお似合いな気がする(壬生って独身だっけか?)。
そして今巻は、黒沢の柔道時代を知る、現在格闘家を目指すバイク便の宇佐美や、女流マンガ家に異常に人気があるフリー編集者の話や、実力派の「高畑一寸」ですら「マンガ賞」に固執するという話などを取り上げつつ、縦糸として「天才中田伯」の幼少時のトラウマや、有名になった事でかつて虐待を受けていた父親が名乗り出てきたりすると言う「あるある」を描いている。
TVドラマ化を意識してか「三蔵山先生」や「高畑一寸」「成田メロンヌ」など、最近あまり出てこなかったキャラも再登場している。
マンガ出版に関係する人々のネタならまだまだ枯れる事はないと思うので、これから増々楽しみ。
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2016年03月30日

「BLフレイバー」が強いが、野球マンガとしてもメッチャも白い  「群青にサイレン / 桃栗みかん」最新第2巻発売!

img288.jpg【ネタバレあり】
前巻の1巻が去年の11月末に発売になったので、5ヶ月ぶりの第2巻。
掲載誌の「YOU(集英社刊)」を毎月購読しているのでストーリーは知って入るが、単行本が出たらやはり「高台家の人々」や「ダメな私に恋して下さい」や「まんまるポタジェ」の様に、ほぼ発売日に買ってしまう。
最新第2巻では、「空」に小学生時代にエースの座を奪われ、卑劣な手段でマウンドに立とうとした「修二」が、「空」とバッテリーを組む事になり、苦悩する姿を描く。
監督の「`島(はいじま)」や、強豪校「丈陽学園」の主将「守屋」(修二のチームメイト「アキ」と何やら因縁がありそう)達の、後押しもあり、しかたなくキャチャーをする事を決意する。
前巻のトコでも書いたが「桃栗みかん」名義ではBL作品が中心だったので、「BLフレイバー」が強く感じられる。
若い女の子は「修二」の同学年の妹(双子ではない)の亜子だけで、あとは男子ばかり。
当初は「空」の中性っぽさを強調した完全「BL」路線で行きそうな雰囲気であったが、ことの他「野球」に関する部分がしっかりしていて面白い。
「左投げキャッチャー」の不利さと、その対策の解説などはとても興味深い。
何度も書くけど、これは一発当たるとデカイのでは?
「アニメ化」「実写映画化」も夢でないと言う気がしてきた。
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2016年03月28日

「ぼっち」じゃなくなってからの方がずっと面白くなってきた  「私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い! / 谷川ニコ」最新第9巻発売!

img287.jpg【ネタバレあり】
前巻の8巻と、スピンオフの「私の友達がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!」が同時発売になったのが、去年の8月だったので、約半年のインターバルで順調に最新第9巻が発売された。
今巻では「修学旅行編」の後半と「体育祭編」が収録されている。
私は、1〜4,5巻頃の「完全ぼっち」の頃よりも、強制的にイベントに参加させられ「ヤンキー」やら「友達とケンカ」した子やら「他のグループと行動を共にする子(うっちー)」達と、無理やりグループにさせられながらも、なんとんく「友情」の様なものが生まれていく最近の巻の方が、圧倒的に面白い。
世間には「ぼっちでなくなって日和った」という意見の人も多いと思うけれど、こっちの方が逆にスリリングであったり、ちょっとだけ感動させられたり、作者のストーリー作りの上手さが際立って面白い。
特に「ヤンキー」の造形が素晴らしい。
また「友達とケンカしてしまった子」は黒木に対しても優しいし、「うっちー」の勘違いも凄くウマイ。
今は、2年の秋からクリスマスなので、まだまだこれからの話は作れると思う。
最初の「負のインパクト」こそ薄れてきたが、私はこれからが非常に楽しみだ。
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2016年03月27日

「ストレンヂフルーツ / 原作・脚本:アサダアツシ 作画:石川樹」単行本第1巻 「僕だけがいない街」の次はこれを売りたいKADOKAWA

img286.jpg【ネタバレあり】
原作マンガ、アニメ、実写映画共に大ヒットした「僕だけがいない街 / 三部けい」(以下、僕街)の後継作品として、KADKAWAがプッシュしているのがこの「ストレンヂフルーツ」という事だ。
10年振りに故郷である「十文字町」に帰ってきた女子高校生「鈴木椿」は、10年前に起こった「少女失踪事件」の記憶に悩まされる。
町は発展を遂げたが、一人の独裁者?に支配される町になり、10年前に親友であった「美佳」と「萌子」も表面上は以前と同じだが、何か秘密を抱えている様である。
1巻の半分くらいまでは「僕街と比べるとはおこがましい」と思っていたが、話が進むに連れてそこそこ惹きこまれる様になった。
確かに「僕街」も当初は惹きこまれたが、3〜5巻辺りで中だるみを感じないでもなかった(6巻以降は一気に面白くなったが)ので、この先はまだまだどう転ぶかは、分からない。
ただ、絵柄はミステリアで闇のあるストーリーには合わない気がする。
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2016年03月26日

「さらば、佳き日 / 茜田 千(アカネダ ユキ)」最新第2巻発売! むしろ「牧嶋」のキャラがメッチャ立っている。

img285.jpg【ネタバレあり】
単行本第1巻から約2ヶ月というスピードで最新第2巻が発売された。
この作品は「Comic it」というWebマンガサイトに不定期(?)掲載(なんと紙媒体の雑誌も発売されている)されている。
このサイトは「comico」などとは違って、かなり画力が高い作家さんが集まっているので、他の作品も読む価値はあると思う。
「さらば、佳き日」は、「僕の妻は妹でした」というセンセーショナルなアオリ文のせいか、私が取り上げた1巻の記事にもアクセスが殺到(と言う程でもないが、かなり多かった)した。
現在、Webサイトでは第1話と6話しか読めないので、今から興味を持った人は結局、「買いなさい」と言う事なのだろう。
1巻は前に書いた通りスキャンダラスな「アオリ文」の割には、淡々と話が進む。
大名作「11分の1」(じゅういちぶんのいち)の様に、各話ごとに視点を持つ登場人物や時間軸が変わり、立体的な構成となっている。
2巻では、1巻での「カミングアウト」以降、一気に主役キャラと言ってもよいポジションに登り詰めた「牧嶋」視点での話から始まる。
もともと、あまり関心のなかった「桂ちゃん」に気持ちが動いていくエピソードがとても良い。
また、「桂ちゃん」と「晶」が自分の気持ちをどんどん自覚していく様子が「5話」と「6話」を使って描かれる。
相変わらず「心」だけのプラトニックな「近親相姦(?)」で、「僕の妻は妹でした」というアオリは「釣り」の様にも感じられる。
第2巻のハラマキのアオリは「妹に恋をしたのはいつからだろう」という、かなり穏やかなものの変わってきているのも、その反省からであろう。
とは言え「全然面白くないか」と言うとそんな事もなく、「桂ちゃん」と「晶」以外のキャラの造形がむしろ素晴らしく「牧嶋」や「珠季」の出番が少ない回は、少し物足りない。
「牧嶋」がメインに躍り出ると、「兄と妹の禁断の恋」から、「BL」ものへと変わって行ってしまうかもしれないけど。
ちゃんとチェックしていれば、毎話「Comic it」で読めるのだkれど、やはり紙媒体の単行本で「単行本特典」となる、描き下ろし作も含めて一緒に読みたい。
posted by judas at 22:25| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 書籍関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年03月21日

「よだか」よりも更に面白い「箱庭のソレイユ」絶好調  「別冊マーガレット2016年4月号」 新路線の「町田くんの世界」は好みだけど、打ち切りが心配 

【ネタバレあり】
img284.jpg【箱庭のソレイユ】
「宇宙を駆けるよだか」の「川端志季」の最新作第2話。
一見本格サスペンス&ミステリー風にストーリーは進む。
私としては「よだか」よりも更に面白いと思う。
思わせぶりな「天使」の過去の姿が「瀬名あさひ」によって、「天使」に殺害されたとされる「戸張有希」の弟の「戸張伊月」に語られていく。
天才的な絵の才能がありながら家庭の事情があり、有希の美術教室に通う事が出来なった「天使」だが、有希が「天使」の絵を月謝相当で買い取る事で教室に入る事になる。
そして「伊月」は、「あさひ」を、美術教室にあった場所に誘うとこでヒキ。
メッチャ悪そうな「伊月」ではあるが、「よだか」の「しろちゃん」の様な奥行の深いキャラが描ける人なので、非常に楽しみ。



img282.jpg【素敵な彼氏&俺物語】
もう何度も書いているが、「河原和音」の作品で一番面白くなりそう。
とにかく「彼氏」になる「桐山直也」の造形が素晴らしい。
一見16才に見えない風貌、つかみどころがない性格、でもヒロインの「小桜ののか」に対する優しさは隠さない。
また「小桜ののか」と「桐山直也」も、前作のイケメンや可愛い女の子が極めて出てこない「青空エール」に比べると、格段にルックスが向上していて、読者が作品に入り込み易い。
私感ではあるが、河原和音が原作のみながら、河原史上最も成功を収めた「俺物語!!」の作画のアルコの絵柄に寄せて行っている様な気もする。
決して下手ではないが、河原のクセのあり過ぎる絵柄は、物語自体がどんなに面白くても、読者が感情移入しにくい気がするので、アルコの様に明るい顔のキャラを増やしたのはそういう部分が顧慮されているのもしれない。
そして、肝心の「俺物語!!」の方は、「素敵な彼氏」が好調のせいか、何となく収束の方向に向かっている。
「アニメ化」と「実写映画化」も大成功を収め、もう思い残す事は無いのかも知れないが、残された(?)アルコが気の毒。
とは言え、アルコ原作の新作も是非読みたいし、「俺物語!!」は、そろそろやめ時ではある。

【町田くんの世界】
連載再開後の第2シーズン(?)以降、町田くん自身を中心に話を進めるというよりは、他の登場人物をメインに置き、その周辺に現れる「町田くん」の影響でその人物に変化が訪れるという手法になっている。
これはこれで面白いと思うが、女子中高生達はもっと分かり易い恋バナを求めている筈。
人気が落ちて「打ち切り」という事態だけは避けて欲しい。
posted by judas at 22:57| 東京 ☀| Comment(2) | TrackBack(0) | 書籍関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年03月14日

過去の全作品が回収、絶版という状況から不死鳥の様に蘇り、今や日本を代表するマンガ家へ 「ちはやふる / 末次由紀」最新第31巻

img281.jpg【ネタバレあり】
もう「ちはやふる」の新刊が出るのか?と思ったら前巻の30巻から、なんと2ヶ月弱でもう最新31巻が発売。
これは明らかに、3月19日に公開される劇場版「ちはやふる」(上の句)に合わせた為。
後編にあたる「下の句」も約一月後の4月29日に控えている。
TVCMや、ヴァラエティ番組にも、出演者の広瀬すず(海街Diaryの「すず」と、ちやはふるの「千早」を同じ女優さんがやれるのはスゴイ)や、太一役の野村周平が出まくっている。
ちなみに、若宮詩暢役の松岡茉優(まゆ)はイメージ通り!
単行本最新第31巻では、太一抜きでからくも全国大会ベスト4に進出した「瑞澤高校」の熱闘を描く。
準決勝では、人間的にも体力的に成長した理音(りおん)率いる富士崎に負け、連覇の夢は断たれる。
三位決定戦は、新(あらた)率いる福井代表藤岡東と対決。
ついに「新」と「千早」の公式戦初対決が実現!
そして、こっそり観戦に来た太一の母親のファインプレーで、太一も近江神宮へ急ぐ。
太一の目の前で、覚醒した「千早」は時期名人の呼び声が高い「新」に勝ち、瑞沢は全国第3位を勝ち取る。
いや〜、今巻もメッチャ面白い。
各校のサブキャラ達のバックグラウンドを掘り下げたり、前述の様に「かるた」にハマる息子を理解できなかった「太一」の母親の息子を思う心、そしてその母を疎ましく思う太一に「親の有難み」を諭す「周防名人」等、意外な人が意外な言動をするとホントに物語に惹きこまれる。
本当に「末次由紀」は超一流のストーリーテラー。
昔、国民的マンガ(スラムダンク)の「構図」「レイアウト」を無断トレースした、無知ゆえの不祥事がありそれまでに発売されたすべての作品が回収、絶版にされたという過去から、不死鳥の様に蘇りいまや日本を代表する国民的マンガ家になったと言っても過言ではない。
posted by judas at 01:07| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 書籍関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年03月11日

次巻で完結! 引き際が非常に美しい 早くも次回作に大きな期待が! 「暗殺教室 / 松井優征」最新第18巻発売!

img280.jpg【ネタバレあり】
16巻くらいから始まった「殺せんせー」の過去編を受け、「殺せんせー」を助ける為にE組の生徒達が宇宙空間で実験をしているISSの様な宇宙船に潜入する。
その結果「殺せんせー」の死亡確率は意外に低い事が分かる。
そして学園ものでは定番だったイベントを2月の間にぶっこんだり、受験の応援をしたり、バレンタインでくっつきそうな男女の様子を覗きに行ったり、一気にラブコメ度が増す。
バレンタイン編のクライマックスは、カラスマとビッチ先生。
ついに「カラスマ」が、ビッチ先生に一緒に住もうと言う事をメッチャ遠回しで伝える。
「カラスマ」のツンデレにキュン死にしそうな女子読者も多いだろう。
今まで、伏線を張っていた「カップル達」(?)をみんなまとめて行くところは、終焉に向けてのお決まりの儀式。
ジャンプ本誌ではこれを書いている時点ではあと一話か二話で完結。
前作でアニメ化までいった名作「魔人探偵脳噛ネウロ」は23巻まで行ったが、それ以上に実写映画化、アニメ化等のメディアミックスで大成功した「暗殺教室」の方が19巻位で完結してしまうのがやや不思議ではあったが、物語自体の完成度は非常に高い。
流石は「松井優征」、引き際が美しい。
早くも次作に大きな期待がかかる。
posted by judas at 00:36| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 書籍関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年03月10日

35年近く前の作品がTVで取り上げられて大ブレイク 「翔んで埼玉 / 魔夜峰央」

img278.jpg【ネタバレあり】
ハラマキにある通り、現在マツコの番組やヴァラエティ番組で取り上げられる事が多いと言う、魔夜峰央の「翔んで埼玉」を購入した。
昔は当然「パタリロ」を買い集めたし、美内すずえファミリーでもある「魔夜峰央」は大好きだったが、現在また再々?ブレイクしているとは思わなかった。
とは言え、この「翔んで埼玉」は今から35年近く前の1982年から1983年頃に「花とゆめ」に3話のみ連載された作品。
何故、今更単行本化されたかは分からないが2015年の12月31日に突如発売され2月3日にはすでに3刷になっている。
TVで話題になった為に単行本化されたのか、単行本化されたので話題になったのかは分からないが、魔夜峰央がまた注目されるのは嬉しい。
これは「くらげパンチ」の「お前はまだグンマを知らない」の様なご当地あるあるではなく、それにプラスして作者の妄想、空想とも言えるフォクションが大幅に加えられてる。
「35年前だったからセーフ」という様な差別的表現も多く、魔夜峰央お得意のブラックなギャグが炸裂している。
他の短編「時の流れに」と「やおい君の日常的でない生活」はSF風味の1984年の作品。
魔夜峰央ファンなら気に入る筈。
「翔んで埼玉」に過剰な期待をかけすぎてやや肩透かしをくらった人にはこれらの作品の方がオススメかも。
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2016年03月09日

売り上げ絶好調! 今回は「SFと農業の融合ネタ」も  「百姓貴族 / 荒川弘」最新第4巻発売!

img275.jpg【ネタバレあり】
前巻の3巻が発売された2014年3月に、掲載誌「Wings」の発刊ペースから計算すると第4巻は約2年後になるだろう、と書いたがほぼ予想通り順調(?)に第4巻が発売された。
自身も農業高校を出て、実家が「株式会社化」している農園で7年間農業に従事したという作者ならではの「農業あるある」が満載で、しかも荒川弘のセンスにより非常に面白い作品になっている。
3巻発売時のハラマキでは「累計売上100万部」になっていたが、4巻で一気に「累計180万部突破」となっている。
作画のみ担当の「アルスラーン戦記」も大好評で「ハガ錬」終了後もその「錬金術」は全く陰りが無い。
ただこの「百姓貴族」も第4巻になったので「農業あるある」もややネタギレ気味なのか、今巻ではなんと「火星に開拓民として移住したら」という変化球も交えている。
また、食品を生産するだけに法の規制が厳しくて、非合法スレスレ(っていうか既に合法ではない・笑)のネタはあまりおおっぴらに書けない様で「裏百姓貴族」なら楽々単行本が一冊書けるとも言っている。
私は農家の「結婚ネタ」が面白く、当人同士の愛情というより「二人の農業に対する愛情の強さが二人を結びつける」みたいな夫婦のあり方が「良いな」と思った。
posted by judas at 00:05| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 書籍関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする